模造品の2P青ケルシー概念 作:匿名のカタリナ飛行艇
ケルシーに対する深刻な解釈違いがあるかもですので、一応閲覧注意?です。
「なぜ私のベッドに?」
――旅立つ日の夜。
だぶちとの最後の晩餐を終えた私は、酒に潰れて眠ってしまった彼女へ別れを告げるため、静まり返ったテントへ戻ってきた。
ランプの淡い灯りに照らされた寝床を見ると、そこには案の定、私の布団を陣取って眠るだぶちの姿。
「……まったく」
苦笑を漏らしながら、起こさないようそっと抱き上げる。軽い。酔い潰れた身体は驚くほど力が抜けていて、お姫様抱っこをしても身じろぎひとつしない。
自分の寝床へ寝かせ直し、乱れた毛布を肩まで掛けてやる。
寝ぼけてベッドを間違えるなんて、これから一人でちゃんとやっていけるのだろうか。
……いや。
置いていくのは私の方だった。
そんな心配を口にする資格など、もう私にはない。
だぶちの方を見れば、酔っているのか少し顔を赤くして寝ているのが見えた。
規則正しい寝息が静かなテントにこだます。
「だぶち、黙って出ていく私を許せとは言わないが....それでも、君と共に傭兵稼業に身を投じたた数年は私にとっても楽しいものだったと言えるだろう」
一度言葉を切る。
「私は君に――」
喉まで込み上げた言葉は、そのまま胸の奥へ沈んでいった。
……違う。
今さら口にしていい言葉ではない。
私は苦笑してそっと布団を掛け直し、彼女の額に別れのキスをした。
「さよなら、私の戦友」
私は踵を返しテントを後に____
「.......手?」
___後にしようとして、自分の手が握られている事に気が付く。
布団の中に入れていた手がだぶちに掴まれている?
あ、あれっ?
だってだぶちは寝てるんじゃ...
「.........逃がすと思った?」
「???!!!」
すっごく聞き馴れた声にビクッと背筋が凍る。
首が錆びついた歯車みたいに、ぎぎぎ……と音を立てそうな勢いで振り返る。
「”さよなら”って...なに?」
「なぜ起きて」
そこには布団から顔を出し、トパーズの様な綺麗だった筈の目をドス黒く濁らせ瞳孔をカッ開いているだぶちの姿があった。
俗にいう、ハイライトオフというやつである。
これが曇らせかぁ、チャート壊れるなぁ
てかコイツ、狸寝入りをキメてやがった...っ!!
罠だ、これは罠だ!!粉☆バ☆ナ☆ナ!!!
「私のふぁーすときすを貰っておいて、まさか私を置いて逃げるなんてしないわよね?」
「.................ら、ラミエル、対処を__」
「」
身に危険を感じた私は無意識にラミエルを召喚したが、それは大きな過ちだった。
召喚されたラミエルは間髪置かず、だぶちによってテントの外へ勢いよく蹴り飛ばされる。
視界の外で、硝子が硬い地面の上に叩きつけら粉々に割れた破壊音が響いた。
「 か る し 」
「わァ...ぁ...」
私は火に油を注いだようだ。
足を振り上げたままワナワナと眉間に血管を浮き上がらせるだぶち。
酔いと怒りとをない交ぜにしただぶちの顔は、酷く熱を放っている。
抵抗しようと伸ばした手はあっさりと掴まれた。
「い、いまから入れる保険などは」
「入れるなら籍かしら」
私のミスでした。
私の選択、そしてそれによって招かれたこの全ての状況。
結局、この結果にたどり着いて初めて、だぶちの気持ちを悟るだなんて……。
「私よりもずぅっと頭のいいカルシさんは、こういう時どうやって責任をとればいいのかもちろん分かってるのよね?」
責任を負う者について話したことがありましたね(過去形)
「ナンテコッタパンナコッタ...」
言い終えるより早く、身体ごと布団の中へ引きずり込まれる。
揺れたランプの灯が机の上で大きく踊り、倒れ込むフェリーンと、その上に覆いかぶさるサルカズの影をテントの布へ映し出した。
やがて灯火は小さく揺れ、静かに消える。
その夜、私に弁明の機会は最後まで訪れなかった。
「........(イネス、これは赤飯を炊くべきか?)」
「こっちに振らないで」
△
数年後―――
1096年4月
天候:曇り
ロドス・アイランド ロドス本艦
「ケルシー先生、今週分の予算なのですが」
「...?ああ、受け取っておこう」
ロドスの事務員の一人に、書類の束を渡される。
どうやらオペレーターたちがぶち壊したロドスの備品を直す為の予算申請のようだ。
私はそれを
と、その道の途中でバッタリとアーミヤに出くわした。
「あっ、ケルシー先生___」
「.......アーミヤ?」
「っ!すみません、カルシさんだったんですね」
ジト目で聞き返す私に、アーミヤは直ぐに気づき謝罪する。
それ、私はいいがケルシーに逆の間違えするなよ...絶対悲しむだろうから。
あっそんな顔して落ち込まないでくださいCEO。CEOは何も悪くないですって…
え、じゃあ誰が一番悪いかって?そうだね私が悪いね。私の姿が色違いケルシー過ぎたのが良くなかったね。せめて優しく殺してクレメンス。
「...いや、問題ない。そもそも私の人相が酷似しすぎているのが問題なのであって、君の不注意の所為とするべきではないだろう。それに、このロドスに在籍するオペレータの数は___」
「やっぱりカルシさんって、話し方も含めてケルシー先生と瓜二つですね」
「....この癖もまた容姿と同じく生来のものだ」
「すみません、喋り方を変えろという意味ではなく...」
「二人とも、何をしている?」
アーミヤと立ち話をしていると、件のケルシーが現れた。
なにせここはケルシーの執務室の前の廊下なのだから。
「丁度この資料を君のオフィスへ届けようとしていたところ、アーミヤとばったり会って少し話をしていたところだ」
「....」
ケルシーは怪訝そうな目で私の顔を見つめ、次にアーミヤ、そして私の手に抱えられた書類の束に行き着いた。
「....そうか、届けてくれて感謝する」
ケルシーはそう言うと、書類の束を受け取り執務室に入ってしまった。
うーん、不愛想というかなんというか...なんか避けられて気がするんだよね。
まぁそりゃそうか、自分とそっくりさんが目の前に居て、不快に思うってのも理解できなくもない。
できなくはないが、ずっとこの調子で流石の天才美少女のカルシちゃんにも、こう心に来るものがある...
「カ、カルシさん、そう落ち込まないでください。ケルシー先生も悪気があってああいった態度をとっている訳では無い....はずです」
私を心配してケルシー先生をフォローするアーミヤに、私は彼女の頭に手を置いて優しく撫でた。
うりゃうりゃ、この可愛い子ちゃんめ!私を尊死させる気か!
「わ...カ、カルシさん」
「心配は不要だアーミヤ。だがその心使い感謝する」
△
「という事があった。何か妙案はあるだろうか」
その後も廊下をすれ違う度に、誰かから1/2の確率でケルシーと間違われながら、自分の部屋まで辿り着いた。
部屋のベッドには、当然の如くだぶちが我が物顔で寝転がって本を読んでいた。なんだこいつ。
「殺っちゃえば?」
うーん、怖。やっちゃえ●産のノリで殺人を教唆しないでね。
私はこれでも分別のある傭兵として名を馳せていたりしなかったりするんだからね。
「相棒がナチュラルサイコパスなのを知ってなんて顔すればいいのか分からない」
「笑えばいいと思うわよ」
サムズアップで答えるだぶち。
屈託のない笑顔だ、私もコイツのように笑って生きていけたらいいなって思います(小並感)。
まぁ私の表情筋が死んでて常時不機嫌フェイスなのだが。
「だいたいねぇ、二人もいるから紛らわしいのよ。どっちか消えるべきじゃない?」
「ふむ......わしにしね と いうんだな !」
「なんでそうなるのよ」
そりゃぁお客さん、どっちが本家かっていったら完全に向こう側だからでしょう。
こちとらドッペルゲンガーにも劣る2Pカラーやぞ。
ツラとオツムだけはいい他人の褌で相撲をとる女、それが私ことカルシちゃんです。
ただし中身が伴っていないので本来のスペックを発揮できないものとする。悲しいね。
「そういうだぶちは、一度も私と彼女を見間違えた事が無いな」
「当然でしょ。逆に間違える奴らの気が知れないわ」
「なにか見分けるコツがあるのだろうか」
あのアーミヤでも見分ける事は至難の技だというのに、コイツはいとも簡単に私とケルシーを見分けてくる。あれかな?全自動ガトー判別機のウラキ大尉てきな?
あるいはだぶちが真名看破[B]とか持ってる系の聖女の可能性も微レ存...いや無いわ。
だぶちはそうねぇ、と少し考えるフリをする。
そしてニヤリと悪魔らしい笑みを浮かべた。
「女の勘.......ってやつかしら?」
「心配せずとも君に女の勘とやらが備わっている事は無いから、安心して呼吸器内科か循環系を受診してくれ」
「〆るわよ」
どうやら教えてくれる気はないようだ、がっカルシだよ。
あわよくばケルシーと見間違われないようになるヒントが得られるかもと思ったが、だぶちなので最初から期待していなかった。もう!お前に!期待!しないから!(n敗)
というかさっきもケルシーと間違われて書類どっさり押し付けられたけど、これいつか絶対何かの拍子にロドスの機密とか覗いちゃって口封じされるやつじゃん。「カルシさん...その書類を覗いてしまったんですね?残念です...」と苦難の梨を片手に異端審問官と化したCEOミヤに追いかけられる未来が見える見える。
待ってくdさいアーミヤさん、俺は誓って天文はやってません()
「もう髪でも伸ばすしかないのか」
△
『……私のミスだった。
私の選択、そしてそれによって招かれたこの全ての状況
結局、この結果にたどり着いて初めて、彼の方が正しかったこをと悟るとは皮肉な話だ……。
ケルシー
君には何を言っているか皆目見当もつかないだろうが、少しばかり私の独白に耳を傾けて欲しい。
たれらばの話をするつもりは毛頭無いが、仮に何も思い出せなくても、おそらく彼は同じ状況で、同じ選択をするだろう。
私が思うに……大事なのは経験ではなく、選択。
君たちにしかできない選択の数々。
責任を負うものについて、今更ここで議論する必要はないだろう。
過去の私には考えの及ばなかった事であったが__今なら理解できる。
責任と義務。そして、その延長線上にある君たちの選択。
それが意味する心延えも。
ケルシー、そしてドクター。
私が信じられる君たちであれば或いは...
この捻じれて歪んだ先の終着点とは、また別の結果を残す事が可能だと私は確信している。
そこへ繋がる選択肢が、きっと見つかるはずだ。』
私の前に急に現れた、自らと瓜二つの女。
自らをカルシと名乗ったそれは、明らかに自分と同じルーツを持っていることは分かった。
私も...それからドクターですら、カルシの存在を知らなかった。
それは即ちプリースティスの手の者だということはすぐに思いついた。
なぜこのタイミングで現れたのか、なんの目的があって___
そんな中で、あの事件が起きた。
斬首作戦 テレジアの暗殺
手引きしたのは、私が最も信頼していた人物だった。
カズデル軍事委員会との戦争で日に日に劣勢を強いられていたバベルに、ドクターは日々その精神を擦り減らし続けていたのは確かだ。
プリースティスはそこに憑け入った。
私が事態を把握したとき、すでに事態は手遅れになっていた____筈だった。
だが部屋の中では、確かに血の海ではあるが呼吸のあるテレジアと意識のないドクター、そしてその二人を懸命に介抱する件のカルシとその相棒のサルカズ傭兵だった。
二人は純白の白衣を血で濡らし、手慣れた手つきで患部の応急処置をしていた。
私はその光景に言葉がでなかった。その凄惨さに驚いたのではない、ただ単に理解が追い付かなかったのだ。
暫くしてサルカズ傭兵がこちらに気づくと、その場に立ち尽くしていた私の胸倉に掴みかかり早く医者を呼べと怒鳴り散らした。
私は自分が医者だという事も忘れて、ただそれに頷くしかできなかった。
何故彼女はテレジアを救ったのか?
プリースティスの差し向けた刺客ではなかったのか?
様々な疑念が頭の中を巡っては私の頭痛と吐き気を酷くさせる。
正直に言えば私は気が参っていた。
だからだろうか、あれから一度も話していなかった彼女を廊下で見つけた時、私は不用心に話があるなどと彼女を部屋に引き入れた。
彼女は死刑台に向かう面持ちで、私に着いて来た。
そして、先の言葉が返ってきた。
それはきっと後悔であった。
何についての後悔かは分からなかったが、彼女の想いは本物だった。
そして彼女の考えは私にも分かる気がした。
己の使命よりも、隣人を愛する事を選ぶ。過去よりも今を尊ぶ。
その決断には自分にも覚えがあった。
きっと彼女はプリースティスの差し向けた存在だったのだろう。
だが彼女は結果として我々と...私と同じ結論に至った。
しかも私が悠久の時を経てようやく辿り着いた選択に、遥かに短い時間で至った。
『カルシ...君は...』
彼女が部屋を出ていった後、私は顔を覆った。
元よりこの選択をした時点で、誰に否定されようと突き進むと決めた身だ。
だがそれでも、自分とよく似た誰かが同じ選択をしたことを知り、ここ百数年の苦労も間違っていなかったと肯定された気分になった。
友と師を立て続けに失ったかと思えば、いきなり後輩ができた気分だ。
『なんだか二人並んでいると姉妹のようね』
ベッドに縛られたテレジアは、そう微笑ましそうに言い残して極秘の療養先へ搬送されていった。
療養場所は、私と極限られた一部しか知らない。
いずれ来るその時までテレジアには身を隠してもらう。
「はぁ___」
さて...いつまでも思いふけている場合ではないな。
この一杯を飲みほしたら、カルシから渡された書類に手を付けるとしよう。
ドクターをチェルノボーグから回収する作戦はいよいよ迫ってきている。
アーミヤにも後輩にも情けない姿は見せられない。
私も気合を入れなければ。
「(それはそうと、今後の為にも彼女とは差別化を図るべきだな.....髪でも伸ばしてみるか?)」
△
1097年1月
天候:曇り→螟ゥ轣ス
ウルサス帝国 チェルノボーグ市
<<HQよりバッド・ガイへ、救出隊との通信が切れた。直ちに行動を開始せよ>>
<<
ロドスの部隊が、チェルノヴォーグ市街を走る。
ドクター救出作戦とレユニオン・ムーブメントの作戦時期が被った所為で、ロドスの救出部隊はレユニオンから身を隠しながらロドス本艦まで逃げていた。
「いたぞ!」
すぐ先の路地から、レユニオンの兵士が叫ぶ。
それに呼応して周辺のレユニオンがロドスを包囲するように集まってきた。
「ドクター、私から離れないでください!」
アーミヤはいまだ半調子のドクターを庇いレユニオンに対峙する。
その様子を見ていたレユニオンの中から、炎のアーツを纏った一人のドラコが前に出た。
「ロドスとか言ったか...感染者差別の根絶を標榜していながら、我らの同胞に手を掛けたお前達を見過ごす訳にはいかない」
「不味いぞ、後ろも塞がれた」
レユニオンによってロドス救出隊は完全に包囲されてしまった。
「アーミヤ,皆を連れて路地へ逃げ込め。俺が時間を稼ぐ」
「待ってください、それではAceさんが___」
考えうる限り最悪の状況。
この状況を打開する為に悲壮的な決心が成されようとしていたその時、彼女たち頭上を大量のミサイルが翳めた。
「っ....」
ミサイルは散らばっているレユニオンのいる方へ飛んでいき、そのまま大爆発起こす。
リーダー格のドラコは当たる直前で自らのアーツを使い防いだようだが、それ以外のレユニオンは混乱状態になった。
そして、アーミヤ達の無線が回復する。
<<ドクター救出部隊へ、こちらバッド・ガイ。現地の対空戦力を一時的に無力化した、これより増援を降下させる>>
遠くの空から低高度で侵入してきたロドスの飛行ユニットが、何かを投下してそのまま反対方向へ抜けていく。
一拍おいてから、空から白色の何かが地面に着地した。
「真打登場...と言ったところか」
「っ、ケル_カルシさん!!」
炎のアーツを纏っている剣が振られ、渦を巻いていた粉塵が一斉に押し退けられの左右へ割れていく。
レユニオンのドラコが、空から降ってきたそれを睨みつけた。
「コード23、現着」
「ふーん、あの年増フェリーンの予想してた通りって訳ね」
二人のオペレーターが、瓦礫の上に純白の白衣をなびかせて立つ。
一人はMk18とグレネードランチャーを両手持ちし、赤いツノのサルカズ。
そしてもう一人は、オブレツ改造がされたカルカノ持ち、後ろに半透明の正八面体を控えさせる白髪のフェリーン。
「軽度感染者のタルラだな。要救護対象である重度感染者のボジョカスティ氏とエレーナ氏の姿が見当たらないようだが...想定された誤差の範囲内だ。むしろトリアージを気にする必要が無い、個別に処置できるこちらの方が都合がいいと言える」
「終末医療の間違えでしょ、それか介s_」
「 だ ぶ ち 」
「...。」
「アーミヤ、この場は我々救護騎士に任せて欲しい。まずは足腰が弱っている要救護対象者であるドクターの保護を最優先に」
「ですがお二人だけではっ」
「足手まといを連れてるアンタらはさっさと逃げなさいって言ってるのよ」
「Wさん...」
「は?私は名もなき通りすがりの一般救護騎士だから、傭兵Wは医療とか救護とかしないから」
「は、はい?分かりました...でも、救護騎士団って3人だけじゃ...」
戸惑っているアーミヤ達へ向けて炎のアーツが放たれる。
だが、その刃は二人に届くまでに正八面体の放った攻撃で露散した。
「救護騎士団...あの悪名高いロドスの救護騎士団か。戦場で怪我人を見つけては、敵味方と問わず力で気絶させて拉致監禁するという例の」
「患者の身柄を拘束すれば治療がし易くなる、治療がし易くなれば生存率も上昇する。患者を拘束するのは至極当然の処置に他ならない」
「世迷言を!」
「
「そう言う事だから、大人しく救護されるのが賢い生き方ってヤツよ」
二人の救護騎士が、銃口をレユニオンのリーダーへ向けた。
「それから、君に最も必要な処置は鉱石病の処置ではなく寄生虫の駆除だったようだ」
「__ほう?」
タルラの目の色が変わる。
それは敵に対する殺意や侮辱ではなく、興味深そうに見る目だ。
「見えている...訳では無さそうだな」
「目に見えるところに病理があるのは稀だ。寧ろ見えないところにこそ、最も醜怪な病理が隠れている。そして、それを見つ出すことは優れた医者の得意とするものの一つだ」
「お前達は救護騎士であろう?」
「ああ、そうだな。診断は後で診察医に任せるとしよう...我々は我々の職務を全うするだけだ」
「そういう訳だから、精々上手く逃げなさいよアーミヤ」
「っ、分かりました。救護騎士のお二人も、必ず戻ってきてくださいね」
アーミヤ達はドクターを連れて大通りの脇の小道へと逃げていく。
逃亡を妨害しようとレユニオンの狙撃兵が弓を構えようとしたが、グレネードランチャーを撃ちこんだサルカズ救護騎士によって防がれる。
アーミヤ達が逃げるのを見届けてから、タルラは再び剣を救護騎士へ構えた。
「
救護騎士の構える銃が白い光を放つ。
その手元には、十字架といくつもの円を組み合わせた複雑なヘイローが現れる。
「
アーツ銃の音声術式。
本来であればフェリーンの救護騎士が扱えるものでは無かったが、ロドス技術部とラテラーノ技師による小銃の短銃身化とアーツ感度の調整によって、特定の詠唱*1を行うことで銃士程度の威力を発揮できるようになった。
タルラが地面を蹴り、アーツを纏わせた剣を構えて一気に救護騎士との間合いを詰める。
「「救護が必要な場に救護を」」
カルシとだぶち、二人の声が重なる――
同時に引かれた引き金は、寸分の狂い無く源石雷管を撃鉄で叩く。
まだ寒さも続く1月のチェルノボーク市に、天災を割る白い閃光が眩く覆った。
△
ショボいおまけ
This is a true story.
It is based on official reports from Rhodes Island and eyewitness accounts.
※これは実話*2であり、公式記録、専門家の分析、関係者の証言を基に構成しています。
『飛行装置はロドスにとって貴重な乗り物だ。傷一つ付けずに持ち帰って欲しい、ドクター』
「そういう事だから、頼むよ」
[ WARNING ]
[ MISSILE ALERT ]
[ MISSILE ALERT ]
[ MISSILE ALERT ]
*衝撃音*
[ ENG 4 FIRE ]
[ GPWS MODE 4 ]
UNSAFE TERRAIN CLEARANCE WHEN NOT IN LANDING CONFIGURATION
[ WHOOP WHOOP ]
[ PULL UP ]
[ PULL UP ]
[ PULL UP ]
........
.....
...
..
.
あらすじ、トトミが発射したロケランがバッドガイ号第4エンジンに命中して墜落した。
「ケルシーに殺される!!」
「私を呼んだか?」
「ぎゃぁあああ____って、なんだカルシか」
「は?なんで一目で分かるのよ、もう少し迷いなさいよ」
「君も見分けられるのだからドクターが見分けられても別に可笑しくないのでは?」
「こっちは積み重ねてきた歴史が違うのよ歴史が!」
その後、しばらくは不機嫌なだぶちであった。
というかなんで付いて来ている...
<登場人物紹介>
・ケルシー
そうか、そうだったのか。
彼女もまた私と同じだったんだ...
それはそうとドクター、バッドガイ号の件についてだが__
・カルシ
かるし は にげだした! しかし だぶちに まわりこまれてしまった!
▶責任をとる
ラミエルを召喚する
逃げ出す
ケルシーに呼び出された?取り敢えず平謝りや!!
「(※原作が崩壊したのは)私のミスでした。」
<<自 ら に 反 省 を 促 す 連 邦 生 徒 会 長 ♪₍₍(ง^ω^)ว⁾⁾♪>>
・通りすがりのフェリーンの救護騎士
自分たちは正しいという思い込みや正義が暴走してこそ被害は生じます(本人談)
いったい誰しなんだ...
・通りすがりのサルカズの救護騎士
謎の美少女サルカズ爆弾魔(本人談)
いったい誰ちなんだ...
・通りすがりのライン生命から来たライオットシールドの救護騎士
週末のストレス発散にはなった(本人談)
いったい誰アなんだ...
・バッドガイ号のパイロット1,2
ここで根本的な疑問が生じます
なぜこの2人はバッドガイ号のパイロットになれたのでしょうか
・Ace
死なんで良かったね
・トトミ
もうおまえロケラン使え
・アーミヤ
おやおやアーミヤは可愛いですね
何を以て貴様の不義理に報いようか?
まだ『曇らせ』タグってついてなかったと思うんですけど、皆さんどうなんですかね?好きですか曇らせ。カルシを曇らせる予定はありませんが、曇らせたいキャラはいるんですよね。
-
曇らせるべきではない。
-
だぶちだけが曇るべきである。
-
最終的に晴れるならどうなっても良い。
-
積極的に曇らせるべきである。
-
ごすずんの命令は絶対。
-
コーラルをお池にリリース。