どーも、MOZOと申します。
最近多忙だったこともあり長らく離れていましたが、久しぶりの投稿となります。
今作の『名探偵プリキュア!vs 大怪盗プリキュア!』は、『名探偵プリキュア!』のタイトルが発表されてからすぐに設定の地固めを始め、新しい情報が解禁する度に修正を繰り返し、しっかりと準備をしてきました。
仕事の合間を縫いながらの活動となりますので不定期に投稿する形となりますが、アニメが放送中のモチベーションの持続力と生きている限り無理をしない程度で頑張っていきますので、応援のほどよろしくお願いします。
それでは、お楽しみください。
※誤字・脱字がありましたら、お気軽にご指摘してください。
運命に選ばれし少女
時に、1999年。某美術館にて。
おぼろげな月明かりが窓から差し込む夜更けの館内は静寂を保っていた。
しかし、平穏を打ち破る影が走り抜けて──。
ジリリリリリリリリリリ!
けたたましい警報音が鳴り響くと同時に、館内中の照明がすべて点灯する。
外では警官が大勢張り込んでおり、パトカーのランプが煌々と光り、サーチライトが四方八方に放射された。
「全隊に通達、決して持ち場を離れるな! 蟻の子一匹逃がすんじゃないぞ!」
これだけの数の人員が包囲網を巡らせていた。だというのに、如何なる手段かは不明だが何者かがそれを突破、館内への侵入をあっさりと許してしまった。
隊長の檄により警官隊に緊迫感が漂い、周囲への監視をより厳重にする。
「あれを!」
一人の警官が上空に指を差して叫び、その方向にサーチライトが照らされた。
美術館の屋根の上にマントを風に踊らせる二人の少女の姿が映し出された。それはさながら、スポットライトを浴びるエンターテイナーのようだ。
片や、燦然と輝くルビーの如き真紅と黒に彩られたワンピースドレスを身に纏う、大怪盗キュアトリック。
片や、夜空に波打つオーロラのような青緑と黒のワンピースドレスをめかし込む、大怪盗キュアベール。
「ジャーン! 予告通り、お宝はこの大怪盗プリキュアがいただいていくわ!」
トリックの右手には、変わった形をした淡いピンク色のジュエルが輝いており、それを左手で遮ったと思ったら何処へと消してしまった。
目的を果たした彼女たちは撤退するべく屋根伝いに疾走していく。
「おのれ、逃がしてなるものか!」
隊長の指揮の元、二人の姿を見失わぬようサーチライトが追尾。走り続けるトリックとベールであったが、前方の屋根が途切れてしまっていた。だが、速度を落とすことなくそのまま直進。行き止まりに差し掛かった彼女らは、右足を力強く踏み込むと勢い良く跳躍した。
呆然と見上げる警官たちを眼下に、月夜の空を二人の少女は高々に舞う。見事な空中ショーを披露した後、二人はパトカーの上へ華麗な着地を決めた。
「そこだ! 確保しろッ!」
待ち構えていた警官隊たちが一斉に飛び掛かる。が、二人は余裕のジャンプで躱し、取り押さえようと迫りくる警官たちを前にトリックとベールは二手に分かれて再び走り出した。
トリックは警官たちの掴み捕らえようとする手をすり抜け、頭上を飛び越え、濃紺の制服の人垣をスルスル縫っていく。
間もなく正門に辿り着くが、鉄格子の扉が固く閉ざされ、複数の警官が横並びに行く手を遮っていた。が、トリックは
門まであと一メートルに迫るといったところで、ベールが上空より幅広い
「ごめんあそばせ」
彼らの統率が乱れた隙に、トリックは右腕を上空へ掲げると手首からアンカー付きの細いワイヤーを発射。道路沿いの外灯の柱支に巻き付け引っ掛ける。
直後、伸びたワイヤーを巻き戻す反動でトリックの体が宙に浮き、正門を飛び越えて外灯の天辺に登った。
正門では、格子に阻まれ、これ以上の追撃ができなくなった警官隊が口惜しそうに喚いていた。
「それでは皆さん、アスタ・ラ・ビスタ~♪」
皮肉混じりにトリックは警官たちへ手を振り、向かい側の建物の屋根に飛び移り、ベールもパラシュート代わりのベールで滑空しながら二人は消え去っていくのであった。
「ナイスアシスト。ベールのお陰で楽に脱出できちゃった」
「あのぐらい、お安い御用ですわ」
今夜の首尾も上々。“狙ったお宝は必ずいただく”が謳い文句のトリックとベールは、戦利品を勝ち取った優越感に浸りながら屋根の上を駆けていく。しかし、
「待ちなさい!」
彼女たちの進路を一人の少女が立ちはだかり、その背後をもう一人の少女が塞いで挟み撃ちにする。
「これはこれは、名探偵プリキュアのお二方。こんな夜分遅くにご足労お掛けしますわ」
前方の少女は、神秘的な紫色に色付くシニヨン付きのツインテールとワンピースドレスを纏う、名探偵キュアアンサー。
背後に立つのは、見映えするピンク色に染めた三つ編みのツインテールとワンピースドレスを着飾る、名探偵キュアミスティック。
彼女らこそ、大怪盗プリキュア永遠のライバル、名探偵プリキュアである。
「大怪盗プリキュア、もう逃げられないわよ。今日こそあなたたちを捕まえてやるんだから!」
宿敵の確保に執念を燃やすアンサー。しかし、当の本人たちはまったく動じてなどいなかった。
「・・・ふふ、捕まえられるものなら捕まえてごらんなさい。名探偵さん」
背後にいるアンサーへ振り向いたトリックは余裕綽々といった表情だった。
対峙する怪盗と探偵。相容れぬ二人の視線がぶつかった瞬間、同時に疾駆。双方譲れぬ戦いの火花を散らせる──。
* * *
わたし、
えっ、どうして怪盗になったのか知りたいって?
それじゃあ、わたしがプリキュアになったところからお話しましょう!
2027年。1月24日。マコトミライタウン。
雪が疎らに積もり、寒々しくも晴々とした空模様の平和な街で小さな事件が起きる。
川の近くの植え込みで女の子が一人しゃがみ込んで泣いていた。
「大丈夫? どうかしたの?」
女の子に声を掛けたのは、快活的な赤茶色のボブヘアに「?」マークに似たアホ毛を伸ばす少女・有瀬ゆめ。彼女は女の子の目線に合わせて屈んだ。
「リボン、どこかに行っちゃった・・・」
女の子はツインテールをしており、風に飛ばされたのだろうかリボンが片方無くなっている。
「そっか。かわいそうに・・・」
悲しみの涙で瞳を潤ませる女の子にゆめは優しく声を掛け続ける。
「泣かないで。悲しい時こそニコニコ笑顔になればきっと良い事があるよ」
笑顔じゃない人、悲しんでいる人は放って置けないのがゆめの性分。女の子を笑顔にさせるため精一杯の励ましを送る。
「今からわたしのマジックで、あなたにびっくらイズを見せてあげるね!」
「・・・びっくらイズ?」
「びっくりして、楽しくってハッピーになれたら、悲しい気持ちなんか吹き飛んじゃうんだよ」
ゆめが上着のポケットから取り出したるは一枚の十円玉。それを女の子の目の前にまじまじと見せる。
「さてさて、この何のヘンテツもない十円玉を見事消してご覧に入れましょう!」
ゆめは十円玉を左の掌に乗せ、ぎゅっと握り締める。
「ワン、ツー、スリー!」
右手の人差し指で左の拳を叩きながらカウント。掌を開いて見ればあら不思議、十円玉は消えて──なかった。
「・・・ご、ごめんごめん。今のは練習ね!」
いきなり失敗したゆめは苦し紛れに取り繕い、仕切り直して再挑戦。
「今度こそ・・・。ワン、ツー、スリー!」
再び左の拳を開いて見れば、十円玉は跡形も無く消失していた。
マジックが成功したかに思えた時、左の袖口から十円玉が零れ落ち、植え込みの下を抜け、そのまま向かい側を流れる川へと一直線に転がって──ポチャン。
「あぁー! わたしの十円がぁ!」
大急ぎで川へ走って行くゆめだったが、既に後の祭り。なけなしの小遣いは戻ってくることはなかった。
項垂れるゆめを女の子はただただポカーンと眺めるしかなかった。
「ねぇ、どうしたの?」
そこへ、また別の少女と母親らしき女性が歩み寄ってきた。
ベレー帽を被った明るい茶髪の少女・明智あんなは、女の子が置かれている状況を即座に推察する。
「すぐ見つけてあげる」
何か閃いたあんなは女の子を暖かな言葉で励ました。
「わたし、嘘吐かないから!」
自信ありげに親指を立ててグッドサインをしたあんなは植え込みの中を漁り始める。それからすぐ、
「あったよー!」
あんなの手には赤いリボンが握らしていた。大切なリボンが見つかり、女の子は笑顔を取り戻す。
お手柄のあんなに引き替え、何の役にも立てなかったゆめはガックシ肩を落とす。そんな彼女の元へ女の子が駆け寄り肩に手を置くと一言。
「ドンマイ!」
こう言い残し、女の子は去って行ってしまった。
「わたしの方が慰められた・・・」
いたいけな、だが痛烈な言葉にゆめは愕然とする。マジックで元気付けるつもりだったのに失態を露にし、小遣いも失い、挙げ句こっちが気遣われる始末だ。
そもそも、マジックなんて回りくどいことをぜず、泣いている理由を聞いてやるべきだったのではなかろうか。
「あの、大丈夫ですか?」
打ち
精神的ダメージを負いつつ、ゆめは足に踏ん張りを入れてどうにか起き上がった。
「一流のマジシャンは一度や二度の失敗なんかでヘコたれませんから。ハハハ・・・」
心配するあんなの方を振り向きもせず、ヨロヨロとおぼつかない足取りでその場を後にするゆめであった。
* * *
『Sleeping Butterfly』。大通りを外れた路地に慎ましやかな店構えのアンティークショップが営業していた。
上品な陶器や細やかなデザインの金物。はたまた、タヌキの信楽焼まで品揃えが充実してある。
カランカランとベルを鳴らしてドアを開け、ゆめが店内へ足を踏み入れた。
「ただいまぁ・・・」
気力が抜けた声を出すゆめ。何を隠そう、ここは彼女の実家でもあるのだ。
「おかえり。どうした、元気無いぞ?」
「またマジックが失敗したんでしょ」
気落ちしながら帰宅したゆめを案じる父・
「お母さん、わかってるんなら口に出さないでよ。もう!」
「毎度毎度失敗しては暗くなって帰ってくるんだから、今更じゃないの」
さすがは母親と言うべきか、ゆめの心境は手に取るように分かってしまう。それにしたって娘のナイーブな気持ちへの配慮が足りないんじゃないかと、ゆめはこれ見よがしに頬を膨らませる。
「まあまあ。『失敗は成功の母』とも言うし、ゆめだって頑張っていればいつかは上手くできるようになるはずさ」
「ああ、わたしの味方でいてくれるのはお父さんだけだよ~」
徹也が穏やかな性格なことを良いことにゆめはすっかり甘えきっていた。
「はいはい、おやつにドーナツがあるから部屋に行っててちょうだい」
「やったー! ドーナツドーナツ~♪」
好物のドーナツで調子を良くしたゆめは足取り軽やかに店の奥へと消えていった。
多種多様のマジック道具が溢れる自室でゆめは憩いの時間に洒落込む。
傷心の彼女を癒してくれる存在はドーナツを措いて他には無い。中でも一番は、
皿にはドーナツが二つ。ゆめが一つを取って口元へ運び、パクっと一噛り。
「うんまぁ~」
恍惚な表情を浮かべるゆめは、残りを二口で平らげ、もう一つのドーナツも一瞬で完食してしまった。
満足した面持ちで天井を仰ぐゆめは、ふと自分の現状に思い更ける。
「わたし、本当にマジシャンになれるのかな・・・」
ゆめは視線を机に飾る写真立てに向けた。そこには、笑ってピースサインを取る幼い自分と椅子に座って微笑んでいる祖母の
* * *
今より十年前。
まだあどけない四歳のゆめは、おままごと代わりのマジックに熱中していた。しかし、まだ四歳だ。手元は心許なくほとんどが失敗ばかり。十円玉を使った消失マジックでさえ何度挑戦しては床に落としてしまう。今もそう変わりはないが。
「お婆ちゃ~ん、上手にできないぃ・・・」
「しょうがないねぇ。どーれ、お婆ちゃんが手本を見せてあげる」
ゆめはいつも泣きつきながら真夜に教えを請うていた。
実は真夜、若い頃は超実力派マジシャンとして世界中を席巻し、『ミラクルハンド真夜』の通り名を知らしめた有名人なのだ。
真夜は十円玉を鮮やかな手捌きで消してしまうと、ゆめの服のポケットから取り出して見せた。
「わたしもお婆ちゃんみたいにマジックが上手になりたいな・・・」
「そんな一日二日でできるようなものじゃないさね。何回も何回も練習して、自然と覚えていくものなんだよ」
「お婆ちゃんも練習したの?」
「もちろん。何回失敗したって諦めずに頑張ったからお婆ちゃんもできるようになったんだ」
どんなに高名な偉人でも最初から才能が開花していた訳ではない。努力を積み重ね、己に宿る可能性の種を育て上げて初めて称賛を得ることができる。
「でもねゆめ、一流のマジシャンはただマジックが上手いだけじゃダメだよ」
真夜はマジシャンにとって大事な想いをゆめに伝える。
「マジックはお客さんを笑顔させる魔法なんだ。次はどんなことが起こるんだろうってドキドキワクワクさせて、びっくらイズさせられるかがマジシャンの腕の見せ所さ」
「びっくらイズって?」
「マジックを見たお客さんが、ビックリして楽しくなってハッピーになるってことさね」
今でこそ、年のせいもあって足が弱くなりほとんど椅子に座っていることが多い。それでも、ゆめにとっては色
「わたしも、お婆ちゃんみたいにお客さんをびっくらイズにできるマジシャンになる! それで、大きくなったらお婆ちゃんと一緒にお客さんの前でマジックするの!」
「ふふ、それは楽しみだね。ゆめが大人になったら一緒にステージに立とうね」
ゆめと真夜は互いの小指を絡ませて誓いの指切りをする。いつの日にか叶う未来のために。
それから程なくして──真夜はこの世を去った。
大好きだった祖母との突然の別れに悲しみに暮れるゆめ。ひたすら泣いて、泣いて、泣き晴らし、生前の真夜と交わした約束を思い返す。
「お婆ちゃんのようなお客さんをびっくらイズにできるマジシャンになる」。共にステージに立つという願いは叶わなかったが、約束はまだ生きている。
ゆめは涙を拭うと、真夜の教え通りにマジックの練習に励むのであった。
* * *
今現在、ゆめの腕前は未だ真夜には及ばない。
真夜はゆめと同い年の頃にはマジシャンとして一躍脚光を浴び、多くのステージに引っ張りだこだったらしい。
祖母と同じ場所に立つまでの道のりは遠く険しい。理想と現実の差に幾度挫けそうになったことか。
そんな時は、ジュエリーボックスに仕舞っていた真夜の遺品の一つである不思議な形をしたペンダントを首から下げて両手で握り締める。
「お婆ちゃん。絶対に約束守るからね」
この想いが天国の真夜に届いてくれていると信じてゆめは祈った。
「よし、パワー満タンになったことだし、練習練習!」
いつまでもクヨクヨしていたって時間は過ぎていくだけ。有効活用すべきであるとゆめはマジックの練習を始める。
ゆめが手に取ったのは、真夜がマジックで使っていたシルクハット。行う演目は、極めて古典的でポピュラーなハットを使った出現マジック。いきなりハードル高めではあるが、本人はやる気十分だ。
ステッキを持ち、集中力を高め、いざ。
「ワン、ツー、スリー!」
カウントしながらハットのつばをステッキで三回リズム良く叩く。
しかし、何の変化も起こらない。
「・・・ま、まぁ、一発で成功するとは思ってなかったし~」
やや言い訳気味にはぐらかすゆめ。再チャレンジを試みようと構えた。瞬間、
──モゴ、モゴモゴ、モゴモゴモゴモゴ。
クラウンの内部が胎動するかのように
「ひっ、ひゃあ !?」
気色悪い動きに驚いたゆめは、堪らずハットを放り投げる。その後もハットは揺れ動き、しばらくして、今度は何かが産まれてくるかのような上下運動を始めた。
「・・・あれ? つかえてる」
気のせいか、中から声が聞こえたような。
ゆめは戦々恐々としつつ内部を覗いてみる。直後、何かが勢い良く飛び出してゆめの額に激突。不意の衝撃と痛みにゆめは仰け反りながら尻餅をついた。
「いっだぁ~! 何なの一体 !?」
額と
「ふぅ~。やっと出られたポシェ」
それは、宙に浮いた紺色の塊でウサギのような長い耳、ルビーのように輝く赤い瞳、首元には大きな蝶ネクタイを付け、額にはハート型の宝石があり、しかも流暢に喋っている。
奇々怪々な謎の生命体の出現に茫然としているゆめの目前に、それはフワリと舞い降りた。
「何をジロジロ見てるポシェ?」
「うわああああああああああああああああああ!」
ゆめの絶叫は下の売り場まで響き渡るほどであった。得体の知れない人語を介す未確認生物に出くわせば誰もが悲鳴を上げずにはいられないだろう。
ゆめはバタバタと立ち上がると、壁際まで後退りする。
「何なのよあなた、オバケ ?!」
「オバケとは失礼ポシェ。ポシェタンはポシェタンだポシェ」
「ポ、ポシェ・・・タン?」
「そうポシェ。ポシェタンはものすごーい力を持った偉い妖精なんだポシェ」
「よく分からないけど、いちいち上から目線だな・・・」
自慢気に両手を腰に当てるポシェタンと名乗る妖精(?)の態度にゆめは若干の苛立ちを覚えた。
「って、こんなところでのんびり話をしている場合じゃないポシェ。今、世界に大変なことが起ころうとしているポシェ!」
「大変なことって何? 言ってる意味がさっぱり分からないんですけど?」
「説明している時間は無いポシェ。今すぐポシェタンと一緒に来てほしいポシェ、
「真夜って。違う違う、わたしは──」
刹那、眩い閃光を放つと、秒針が反時計回りに動き始める。そして、光がゆめをみるみる包み込んでいく。
「ちょっと、何これ何これ何これぇ!?」
狼狽えるゆめだが、抵抗する間も無くポシェタンと共に光の中へと吸い込まれてしまうのだった。
「ゆめ! お客さんがいるんだから大声で騒がないで──あら?」
悠月が叱りに部屋を訪れるが、ゆめの姿はすっかり消え失せており、床に転がるシルクハットだけが残されていた。
登場キャラクター①
蝶野 ゆめ
イメージCV:前田佳織里
本作の主人公。2027年のマコトミライタウンに暮らす中学2年生の少女。14歳。
髪は赤茶色のボブヘアで頭頂部に「?」マークに似たアホ毛が生えている。瞳の色はピンク。口癖は「びっくらイズ!」。一人称は「わたし」。好物はドーナツ。
少々おっちょこちょいでおだてられると調子に乗りやすいが、笑顔を失くした人を見て見ぬふりはできない優しい心の持ち主。実家はアンティークショップ『Sleeping Butterfly』を営む。
マジックが得意だと自負するが、腕前はイマイチで大抵は失敗する。世界的なマジシャンだった真夜に憧れており、人々を驚かせて楽しませた祖母のようなマジシャンになることを目標としている。
蝶野 徹也
イメージCV:浜田賢二
ゆめの父。『Sleeping Butterfly』の店主。人当たりが良く朗らかな人物。
蝶野 悠月
イメージCV:藤井ゆきよ
ゆめの母。しっかり者で芯のある女性。
蝶野 真夜
イメージCV:高乃麗
ゆめの祖母。2027年時点では故人。
ゆめと同い年の頃に超凄腕マジシャン『ミラクルハンド真夜』として世界中を飛び回っていた。「マジックはお客さんをドキドキワクワクさせて笑顔する魔法」を心情としており、後にゆめの口癖となる「びっくらイズ!」を教えた。「大人になったら二人で同じステージに立とう」と生前にゆめと約束をしていた。
ポシェタン
イメージCV:芹澤優