ワイ卿、Fate世界の円卓の騎士になる。   作:サーッ・タドコロ

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投稿期間が空いてしまい申し訳ございません。
FGOのバレンタインイベントのポイント集めなどがやっと完了しました。

毎年のことですが、FGOのバレンタインイベントって期間が長い割に必要ポイント数が多くて取得ポイント数が渋いから、マジでメチャクチャキツい。執筆時間の全てを削ってやっとです。


日常生活に支障が出ない範囲でイベントを走りながら、本作のFateブリテンの状況について多分な妄想・捏造込みで情報の整理っぽいことをしましたので、その内容を投稿します。

本作の描写について、現実の史実を元に考えた場合の矛盾点などが気になってしまう方もいるだろうと考えてのものとなります。

…が、そもそも別にそんなに史実に拘る必要も無い(織田信長は女だし、源為朝は平安最強ロボだし、赤兎馬は呂布を自称する馬の世界なのだ)し、本作の内容を元にして「歴史的根拠や事実を証明する」みたいな話をするわけでもないので、ここでの内容は読み飛ばしていただいても大丈夫です。


※注意
・この小説はフィクションです。実在の歴史とは異なる部分がございます。ご了承ください。
・この小説の内容や説明などは、歴史的根拠や事実に基づくものではございません。あくまで私が個人的に調べた限りの情報から執筆しているだけのものとなります。



13.2:Fateの5世紀後期ブリテンについて(捏造含む)

 

▼前提として

 

・現代では、アーサー王伝説はフィクションであるとほぼ断定されている(モデルの人物はいるが、Fate的にはそちらこそ偽物または混同されただけの他人である)が、Fateではその大部分が史実である。ただし、アーサー王が男として書かれているなど、かなり多くの誤解や捏造が含まれる。

 

・Fateのアーサー王伝説の描写の多くは、フランスの創作物だったものがベースになっている(主にはランスロットなど)ので、本作でもフランスの創作物をベースに資料を照らし合わせている。(あくまでベースであり、他の創作物も調べながらではある)

 

・現代では、一説では「そもそもブリテン島にケルト文化なんて存在していない(そもそもケルト人などという人種も存在しない)」とも考察がされているが、Fateではブリテン島にも古いケルト文化が伝来していたことが魔術史的に事実とされている。本作ではこれを前提にして各時代の出来事も考察している。

 

・史実では、外から見たブリテン島の岸壁(チョーク質の地層)を見た海洋貿易商人などが「白く輝くアルビオンだ」と語っただけだが、Fateのブリテン島は『本当に竜種アルビオンがその地に眠っていて、その魔力が土地に影響を及ぼすほどである(ブリテン島発見直後くらいの頃は、外から見ると本当に岸壁が光っていたほどの神秘の島だった)』となっている。この輝きはアーサー王が主役となる時代には殆ど失われている。(ブリテン島の神秘の喪失によるもの)

 

 

 

 

▼Fateの5世紀ブリテンとは(要約)

 

現実の史実ではなく、fate的な意味での「魔術史」が正史となる。

 

 

アーサー王伝説の舞台となる時代…より数百年ほど前までは、古代ローマの侵略時~3世紀頃までのローマから見たブリテンという観測情報、そしてローマ軍が完全撤退する際の流れは、ほぼ史実。

 

それ以降は、Fate作品から読み取れる背景設定や、現実の11世紀以降にフランスで創作されまくったアーサー王伝説のロマンス小説(ランスロットなどが創作された時代)や、16~19世紀頃に再燃したアーサー王伝説ブーム(また、アーサー王伝説を政治利用するための捏造)による創作物が、Fateでは魔術史として正しい歴史に当てられている。

 

 

5世紀ブリテンでは、史実では恐らく存在しないはずの「全身甲冑」や「石材建築(城や砦ではなく、一般家屋のもの)」などが存在するが、それらは後年の創作物が原因と考えられる。(ややこしいが、Fate世界ではそれが創作ではなく、事実とされている)

 

問題の創作物が誕生していた時代には、『それらは既に当たり前になっていた技術で、今の時代の騎士の人気を盛り上げるためにも、5世紀ブリテンに11世紀以降のフランスの常識による鎧や居住様式を合わせることで読みやすくした』という、凄まじいまでのご都合主義的捏造が行われている。

ただ、大衆的な読み物として、一時期は狙い通りもの凄く大人気にはなった。その後は「バカの読むものだ(嘘ばっかりだ)」と糾弾もされてるけど。

 

 

現実・現在では、アーサー王の墓は捏造だと断言されているが、Fateではその墓からあるものが掘り返されて何かに利用された。…というお話が、どこかの公式作品で書かれていたりする。

 

つまり、史実はあくまで参考程度…どころか、どうやって魔術史として正しく歴史を捏造するかの材料にしかならず、Fateの魔術史として正しい歴史を組み上げないとFateの二次創作はあんまり上手くかけない。ムズすぎるだろ。

 

 

 

 

▼ローマ軍の侵略後~3世紀頃まで

 

FGOにて、ローマ人の侵略は歴史的に正史であるとされたので、そこはほぼ史実ベース。

 

 

ただし、Fate世界のブリテン島は『本当にアルビオン(Fateでは竜だが、史実だと白く輝いて見えるだけのチョーク質の地層面)の身体の上にある』という存在だし、ケルト魔術は本物で侵略しに向かったローマ人たちは本物のウィッカーマンを見たことでドン引きしまくって「ブリテン島のやつらは頭のおかしい蛮族共だ…」と戦慄していた。

 

あと、Fateではそれがどう扱われているのかよくわからなかったので本作では今のところ一切触れていないが、異界・霊界と通じる門および儀式場とされた「ストーンヘンジ」を中心とした魔術なども、ローマ側の価値観から考えるとあまりにも異常で悍ましいものだったと思われる。

 

これも本作では詳細を書かないが、古代ブリタニカの女王・ブーディカは、悍ましいまでの凌辱と殺戮を古代ローマ軍の連中から受けている。

 

 

ローマ軍の支配を受けることになったブリテン島だが、ブリテン全土ではなく、島の3分の2程度の範囲に留まった。

 

これは、史実では険しい山々や深い森に行軍が阻まれたなどが考察できるが、魔術史的には『アルビオンの眠る土地の上で育ったというバケモノ染みた野生生物や、マジで理解しがたい野蛮で原始的な蛮族ども(主にケルト文化)に行軍が阻まれた』と考えることにした。

 

ローマ式建築様式により、当時の最大都市・城砦となるロンディニウムが建築されたが、建築技術の殆どはローマが独占していたものと思われる。

 

コレは、海の向こうの異常な蛮族どもに技術を与えるのを恐れたのだろうということと、むしろこの頃の古代ローマは「他の国・土地の技術を吸い上げて、ローマを豊かにすることばかりに熱心になっていた」という時期なので、技術を吸い上げはすれど過度に与えない・共有はしないという形を取ったと考えられる。

 

また、ロンディニウム建築の当時には存在していたはずの「円形劇場」「浴場」「多くの水道設備」などは、その後に何度かあった大規模火災によってほぼ焼失。

さらに、3世紀以降の不景気(ブリテン島のローマ軍の軍縮政策による影響などを原因としたもの)と、後のローマ軍の完全撤退によって、都市の成長も完全に停滞してしまった。

さらにさらに、この頃から貨幣経済は崩壊の兆しを見せ始めている。貨幣よりも物品に価値があり、物々交換による取引や、物納による納税の時代へと巻き戻っていくようになる。

(※ただし、海洋貿易のおかげもあって貨幣の価値が全く無くなったというわけではないようで、ブリテンの貨幣経済は極めて貧弱・信用不足ながらも維持されたようだ。)

 

などなどなど、この頃から既に色々と問題が噴出していたようだが、最終的にFateにおいてロンディニウムは「城砦としての重要機能、及び城主の執政のための機能」を重視する形で再建されるだけとなってしまっている。

 

そこで、本作では『この時点で、ローマ式技術の多くを失っている・失伝してしまっている』とした。

 

 

いや、この時点で500年もローマ式技術のままで栄えていたはずなのに、そこから急速に技術後退するの、本当に意味わからないですよね。

 

しかもこの頃には爪の先ほどの関わりしか無い(海洋貿易してる奴らが、当時メチャクチャ貴重な金属だった「スズ」をブリテン島から輸送して大儲けしていたので、その点で言えばギリギリ交流がゼロではない…というだけ)はずの、11世紀以降のフランスにおいての常識的技術が、Fate魔術史では正史として採用されてるし。どこから生えてきたんだよその技術は。

(※Fateではスズではなく貴重な金属や魔術触媒の可能性もあります。それこそ、アルビオン関連の何かとか。)

 

本当に色々と意味がわからないので、このあたりはなるべく整合性が取れている気がするような感じで、ほとんど捏造で進めると思います。

 

 

 

 

▼3世紀頃~5世紀初頭・ローマ軍完全撤退まで

 

 

ブリテン島のローマ軍支配は5世紀初頭…西暦410年まで続いたようだが、その年に完全撤退している。

(いきなり完全撤退というより、戦線拡大によりブリテン島の支配維持が徐々に困難になっていったという背景があるので、徐々にブリテン島のローマ軍の軍縮・撤退が進んでいて、410年に完全撤退の命令が出たものと思われる。)

 

なお、ローマ軍の完全撤退が行われる十数年ほど前(下手すると3世紀初頭の頃には既に)から、ブリテン島では勝手に王を名乗るやつらが複数現れたり、部族間で勝手に争い合ったりと、それはもう蛮族的な意味でやりたい放題であった。

 

この頃のローマは、割と自国のことで精一杯だった(古代ローマは2世紀頃が最盛期と語られるが、1世紀の時点ですでに戦線の広さが問題視されていたくらいには、広く長い視野で見た場合に軍事的に問題を抱えていた時期だった)というのに、勝手に血生臭い内輪争いを始めやがったので、もう手に負えなかったゆえの撤退だと想像される。

 

まあ、初手でケルト文化を根絶やしにしなかったのが悪い。

Fate的には『現代までケルト系の遺物が凄い保存状態で発掘・保管されているくらい維持され続けている文化』だというのに、そんなケルト文化を根絶やしなんて無理ゲーなだけ/出来なかっただけとも言うが、それでも根絶やしにしなかったからこうなってるのである。

 

これ以降の時代からは、アーサー王伝説を元にした創作物の多くが混ぜ合わさったものが、Fate世界の「ブリテンの正しい歴史」として扱われるようになる。

 

 

なお、ローマ軍の完全撤退によって、地域によって大きな差があるが、嫌ローマ文化的思想による潔癖的行動であったり、ローマ軍が居なくなったことでコソコソとする必要がなくなったケルト文化の復興などが各地で相次ぎ、そういった様々な要因により色々なローマ式技術が失われていった。

 

しかし、そのおかげで古い時代の技術が完全に復活する…というわけでもなく、古代ブリタニカや古代ケルト文化の技術の多くも失われたままとなった。

(※ケルト文化の復興が各地で巻き起こっても、当時の技術の完全な復活は不可能な状態だった)

 

こうして、アーサー王が主役となる時代になる頃には、ブリテンは全体的に(地域ごとに激しく差があるが)技術的には激しく衰退してしまっていることになる。

 

 

 

 

▼5世紀末期…の手前頃(本作執筆時の時代)

 

ブリテン島の神秘のほとんどが喪失してしまう、終焉の時代。…その数歩手前の頃。

 

 

およそ数十年かけて、未だに発生していたブリテン各地の部族争いなどを要因とした地域の分断と、ローマ式技術の維持の失敗の数々により、本作では『ブリテン各地で技術的に激しく衰退している状態である』と描写している。

 

エクトル卿の領地ではトイレが先史文明にまで衰退しているが、ブリテン全土を見渡した場合は、普通にボットン便所くらいのものは存在する。

(※ローマ式だと水流式もあるだろうが、ブリテンでは完全な再現が出来ない+火災による焼失後に下水設備の復元が出来なかったなどの要因で、ボットン式だけが残ったものとした)

 

また、王都の城ではボットン式のトイレが健在なので、王の騎士であるエクトル卿はトイレの存在を知らなかったわけではない。領地内で他の人物たちと比べても圧倒的に拒否感が薄いのはそのため。

ただ、エクトル卿と自身の領地では、その技術の再現・再興ができない(極めて困難)というだけ。

(※なお、エクトル卿は王の騎士であるが、エクトル卿が叙任した騎士は王の騎士という扱いになるわけではないため、これまで従騎士たちなどに同道・入城を許可しておらず、彼ら・彼女らは王城に現存しているタイプのトイレを知らない者ばかりである)

 

 

農耕における肥料の使用なども同様で、ケルト文化の復興が各地で巻き起こった際に「古い農法に還ってしまった」という状態。

 

これも地域差はあるはずなので、人糞肥料を使っている地域はあるかもしれないが、部族間の争いが激しくなった際などに下水などの進入路にしやすい場所はほとんど潰され・多くが焼失しているので、技術的には残らなかった地域が多かったと考えるのが妥当と思い、本作では人糞肥料は(少なくとも、エクトル卿の領地内では)技術衰退によって失伝したものとした。

 

 

一方で、ケルト文化の復興が巻き起こっても、キリスト教の信徒や教会などは多くが残った。

 

ケルト文化の復興と、嫌ローマ的思想による技術衰退はあっても、それはキリスト教の過剰な排斥をするということになるわけではなかったようだ。

(※ただし、一部地域ではキリスト教の弾圧や殲滅が行われていた時期があったっぽくて、教会だったものの残骸なども発見されている。こういうところも、地域差があるらしい。)

 

ブリテン人の殆どが作れなくなってしまったと思われる葡萄酒/ワイン造りは、その殆どを教会が担う形になっていたようだ。(色々と資料を調べたけど、多分そう)

 

 

ワインは、儀式や祝典などで使用されるものがほとんどで、一般家庭においては日常的に飲まれるようなものではなかった様子。

ただし、少なくともアーサー王の統治時代の王宮では普通に毎食出されていたようである。

 

それに伴い、いろいろな地域の支配階級の者であれば、それなりに飲めたのだろうと想像された。

エクトル卿が結構貴重なはずのワインを何本も所有しているのも、王の信頼厚い騎士であるがゆえの報奨の数々という描写としている。

 

また、Fateのアーサー王/アルトリアは「王となった自分は、望むものは全て手に入る(要約)」と語ったことを、とあるコミカライズや設定資料に記載されていることを確認したので、恐らくワインが毎食のように出たのは『王だから特別に手に入れられた・惜しげもなく提供されていた』という描写なのだと思われる。

 

 

▼5世紀末期~6世紀初頭(アーサー王伝説、及びその終焉までの時期)

 

全体的に整理中。

 

ランスロットの不貞騒動と、カムランの丘での決着の話だけは最初から決めてる状態。

 

 

アーサー王をして「理想の騎士」と語られたはずのランスロットは、髪をやや短く綺麗に整えた端正な顔立ちだったはずのその様相は、心身喪失し狂気に落ちていき憂いを帯びたロン毛のイケメンになっていく。そして最後まで王に罰してもらえないまま死ぬ。

 

アーサー王は、ただ良き民たちの笑顔を思い出し「それを守り続けられることこそが理想の王で、理想の国だ」と夢想して頑張った末に、多くの裏切りと内輪もめの果てに円卓が崩壊して、自身も死に体となる。

 

ケイ卿は、「円卓連中/アホどもの内輪揉めにつきあって殺し合いなんてやるわけねえだろバーカ!!あばよ!!(要約)」と言い捨ててアーサー王を残して去っていったが、死に体のアーサー王をアヴァロンへと落ち延びさせるための最後の殿として立ち上がり、ブリテン島から脱出できずに死ぬ。

 

 

 

 

▼円卓の騎士としてのワイとの関わりについて

 

以下はまだ先の話だけど、一部設定だけ。

 

 

アグラヴェインは、モルガンの淫奔ぶりに辟易しており、凄まじい女嫌いである。

ワイのことはモルガンから「アーサー王の破滅のために潜り込め」と命じられた時に少しだけ話を聞いており、そのせいで最初から「ワイってやつはあの女のお気に入り(淫奔の意味で)なのか…キショ…」と嫌悪してしまう。

 

モードレッドは、モルガンから「身分を隠して王に仕え、いずれ王を倒しその身が王となれ(要約)」としか伝えられておらず、ワイのことは知らない状態で接触することになる。

ケイ卿の弟ということで少し面白がったが、ケイ卿とは違う意味で性格や口調にメチャクチャクセがあり、最初は「どうでもいいやつ」または「なんか知らんけど母上の雰囲気を感じてキモい(母上がキモいのではなく、その気配をワイから感じることがキモい)」とマイナス印象。

 

ガウェインは、相手を軽んじることや侮辱することはないものの、しかし円卓の騎士に選ばれたワイの卑屈さを正すためとして、ワイに決闘形式の試合を申し込む。

しかし、ワイの持つある特殊な能力により、1対1での真っ向勝負での…しかも聖者の数字が輝く最中での試合で敗北する(ただし、ガウェインの聖剣は不使用)ことになる。

…が、Fateの史実及び魔術史においては、そのような事実は残されていない。そもそも「ワイと試合をした」という記録自体が残らなかった。

これにより、召喚すれば「理想の騎士」として極めて強力なサーヴァントとして現界してくれる。ワイとの敗北の記録など存在しないので。

 

ガレスは、ケイのイタズラ(からかい)のせいで厨房で働いていた際に、同じくワイが厨房で働いていた際に仲良くなる。

ランスロット卿への憧れや忠心をワイに語るが、ワイはそれをあまり良く思っていないようで、いつのまにやら「ランスロット卿がいかに素晴らしい騎士か」を知ってもらうためにワイにつきまとう厄介オタクムーブをかまし、ワイを困らせたりする。

 

トリスタンは、ワイの柔軟な音楽性を認め、ベディヴィエールなど招いて小さな音楽会を開くなどして楽しみあう。

あと、作る料理が美味いし、酒保の管理がケイ卿より(人情的な意味で)アマイので、よくタカりに行く。そして、その現場を目撃した良識ある大人に怒られる。ワイも一緒に。

 

ベディヴィエールは、円卓の騎士たちの数少ない良識人枠として、ワイとは普通に仲良くなる。

円卓の騎士の中では実力に劣る方だが、誰よりも「円卓の騎士は対等である」を正しく現した騎士として、ワイにとって見本となる存在となってくれた。

 

パーシヴァルは、他の円卓の騎士たちと比べて顔色があまりよろしくなく体格的に劣って見えるワイのことを気にかけ、とにかくいつでも大盛りで食べてほしいと思っている。

清廉潔白で礼節を重んじるパーシヴァルは、ワイの身の上話の中で、ワイが受けた過去の所業に激怒し、その勢いでエクトル卿と一悶着を起こしてしまう。

「清き愚か者」とも言えるほどド直球で真っ直ぐ過ぎるパーシヴァルは、他人の家庭の事情にも臆すること無く口を挟むのだ。

 

ギャラハッドは、ワイに対して特別な関心はない。

せいぜい、あのバカ/ランスロットが「騎士エクターの義理の息子か!私の親類にもエクターという者がいてな、キミにはどこか親近感を覚えてしまうよ」などと親しげに話していたのを見て、なんだか可哀想な生き物だ…と思ったくらいだ。

 

ランスロットは、妖精の加護(と思われるもの)を持つワイに、自身も精霊に育てられた身としてなんだか親近感を持ち、その他にも共通点…というほどでもないが、なんだか色々と似ているような気がして、ワイのことを勝手に気に入る。

…気に入るのだが、何故だか同時に、ワイに対してはある種の恐怖や嫌悪のようなものを感じ取ってしまう。それを、魔女モルガンの呪いか悪影響なのでは?と勘ぐっていた。

円卓最強の騎士たるランスロットをして、1対1での試合で「最後まで攻めきれなかった」として引き分けに持ち込まれた、鉄壁の騎士であるとも認めている。

ガウェインと同様に、Fateの史実および魔術史にその記録は残っていない。

 

 

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