何でもかんでもクロスオーバー   作:作猫

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カズマの活躍によりクロス街は完全に壊れたのである。


サトウカズマ

 

「…ここは?死後の世界?」

 

「〖死後の世界を模した場面〗だよ。カズマ」

 

椅子に座ったカズマの後ろから出現するモノガタリ

 

「俺、あの後どうなったんだ?」

 

「世界を壊した」

 

 

「え?」

 

「だーかーらー、クロス街をぶっ壊したんだよ!ゲームのデータ全削除?みたいな?」

 

 

「やっべ」と表情をしたカズマ

大きくため息をつきカズマの髪をわしゃわしゃするモノガタリ

 

「私が許可したのが悪いけどもう少し考えて使えなかった?おかげで君とベル以外全員落下状態なんだよ?」

 

「落下状態?」

 

「そう、void…奈落にずっと落ち続けてるんだよ。」

 

「どうすればいいんだ?」

 

「それが出てきたらとっくにやってるよ!」

 

沈黙ー。

 

 

「はぁ…どーしよ」

 

「そ、そうだイルはどうなったんだ?」

 

「君のおかげで無事に生還。現在絶賛引きこもり中」

 

 

・・・

 

「あった」

 

「本当か!」

 

「けど、なぁ」

 

「どういうことだ?」

 

モノガタリはメモを取り出しては何かを書く。

 

「みんなの魂を回収しに行く。」

 

途端にカズマの後ろにゲートが出現しモノガタリに押されては落ちていく

 

「頑張ってーってえ?あ」

 

さすがカズマさん。モノガタリも道連れにしていくではございませんか。

 

ーーー

 

「ここは?」

 

雲一つない青空、一色単の床。

影がない。太陽もない。

 

「ブレースとでも名付けよう」

 

「ここで何をすればいいんだ?」

 

「ここからVoidに落ちた人たちを助けに行くんだよん」

 

「どうやって?」

 

「こう」

 

突如、サトウカズマの視界は真っ暗になった。

 

ーーー

 

電車の音で意識が戻る。

場所は…日本?

 

「あれ、戻って…きたのか?」

 

カズマにとって都会は馴染みがない。

探索してみることに。

人はいる。社会人や学生や。

 

「そういや、俺の服装って、戻ってるな」

 

しばらく探索してみた。一時間、二時間。

お腹が減ったら店による。お金はポケットの中にクレジットカードがあったからそれで支払えた。

 

「懐かしい」

 

そうこうしているうちに時刻は17時。

人々はいなくなっていた。

「何が起きたんだ?」とあたりを見回すカズマ。

誰一人都会に人はいなかった。

ただ一つの巨大スクリーンからの音だけが聞こえる。

 

 

ソードアートオンライン

 

 

確かにそう聞こえた。

 

「キリトたちがいた世界ってことか?」

 

「厳密に言えばここはVoidの中。何も見えなさすぎて誰かの記憶の景色を反映させている。サトウカズマ、君がまず救うべきはキリトだ。」

 

「あ、モノガタリ、どうして?」

 

「おうちに帰ろうとしたらバナナで滑って落ちてきたーアハハハハ!」

 

「…」

 

そんな目で見ないでカズマさん。貴方もショック死で異世界転生してるんですからね。

 

「と、とにかく!このどこかにある魂を探すんだよ!あー、マカちゃんかリムルが一番最初なら後楽だったのになぁ」

 

「フリーズ」

 

「きゃ!冷たい」

 

ごちゃごちゃうるさいモノガタリの首にフリーズをかけるクズマ…ゴホン、カズマさん。

 

「っていうかVoidって落ち続けるって言ってたよな?なんで俺達はこうやって動いていられるんだ?」

 

「不思議な力」

 

「え?」

 

「コミックでよくある不思議な力!現象!そこは深掘りしないで!」

 

「あ、はい」

 

二人は電車に乗りキリトの家に向かおうとする。

もちろん電車にも人がいない。なのに動いている。

 

「電車って実質貸し切りだと走りたくなるよねぇ」

 

電車に乗った二人。モノガタリは貸し切りの電車の中でジャンプしてはバランス崩して転ぶ。

 

「アッハハハハ…っていた。」

 

「え?誰が?」

 

隣の車両、座っているキリト。

 

「おーい!キリトー!」

 

「あっちから私達は認識されてないよ」

 

「じゃぁどうすればいいんだよ」

 

二人はキリトの目の前まできてはじっと眺める。

 

「どーしよ」

 

「……」

 

「そうだ!カズマスティール使ってみてよ」

 

「わかった!スティール!!!」

 

と、案の定取れるわけではなく…

 

「なぜ私のパンツを盗むんだい」

 

「白パンツか」

 

「やめんかい」

 

モノガタリのパンツが盗まれてしまった。

こういうところだよカズマ君。

モノガタリはパンツ取り返して隣の車両へ行っては履いて戻って来た。

 

「私がスティール使うか」

 

「いやな予感しかしないんだけど」

 

幻想拾い(ファンタズムハーヴェスト):スティール!」

 

すると今度はカズマのズボンが下がった。

 

「カズマのズボンのゴームー」

 

数分後。

 

「さて、どうしましょう」

 

「モノガタリ、魂ってどんな形なんだ?」

 

「あー、多分マカちゃんたちの世界からイメージを借りているだろうからぁ」

 

モノガタリはキリトから魂を取り出す。青の球体燃え上がる炎のような物。健全なる魂。

 

「おい、ちょっとまて」

 

「ん?あ。」

 

しれっとキリトから魂を取り出しているモノガタリ。

 

「まぁこれでいいとして、帰りはどうするんだ?」

 

「転移魔法」

 

指パッチンでブレースに到着。あら便利、みんなも覚えよう転移魔法。

 

「ハイハイサクっとね。」

 

 

ポンッとしょーもない音がなり出現するキリト君。

事情説明魔法をキリトに照らしてはVoidへもう一度落とす。しゃべらせる暇などない。

 

「何やってるんだよ、せっかく助けたのにまた」

 

「他のアスナとかを助けに向かわせた。彼もいつでもブレースに転移することができるから安心安心」

 

「じゃぁ俺たちは次に行くのか?」

 

「うん。じゃ、お決まりの」

 

 

またカズマの視界は真っ暗になった。

 




次回「引きこもりとの相性は最悪な世界…ドンマイカズマ。」

わからなかった人向け
ー世界だけが壊れた。キャラクター達は虚無空間をさまよっている。僕たちも落ちて実質精神世界行って魂回収しようという…やっべ余計とわからなくなった。
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