キーンコーンカーンコーン
「起きろカズマ先生来るぞ」
「え?」
目覚めたらそこは学校だった。
しかし、カズマにとって見慣れない学校…知らない学校だった
知らない制服。知らない友達…なんだよ知らない友達って。
ただ一人身に覚えがある人物がいた。
「高校?」
情報整理ができないうちに授業が始まってしまった。
ノートとシャープペンシルを慌てて取り出してはノートを落としてしまった。
「大丈夫か?」
「あぁありが…」
拾ってくれたのは梓川咲太だった。
「なんだ?ゴミでもついてるのか?」
梓川はそういいながらノートを盗み見た。
「・・・」
「そっちこそどうしたんだ?そんな顔をして」
梓川はカズマにノートを投げ渡しては授業に集中していた。
「なんだ?」と思いながらノートを開く。
そこには
ー峰ヶ原高校。優秀だが影が薄いという設定。フツーの世界。あ、帰りについては駅前に来てね。健闘を祈る。あ、あと桜島と梓川のカップル爆発させないでね?そして重要事項、「魔法が使えることを見られちゃいけないからね」
「あの野郎」
モノガタリに恨みを持ちながらあっという間に昼休み。理科準備室に入っていく梓川を見てはこっそりついていくことに。
「潜伏」
外の茂みに潜伏しては息をひそめるサトウクズマ。
ーー
理科準備室。いつも通り梓川が双葉へ相談をしています。
「なぁこの世界に魔法って存在していると思うか?」
「梓川もついに厨二病へ逆戻りか」
隣の席にいた「サトウカズマ」という人物。梓川の記憶にその人物は存在していない。
ただカズマの影が薄すぎて存在を忘れていた。なんてことだったのかもしれない。
けれど今日、彼のノートを見ては…厨二病だと思った。
「ただの厨二病だな」
完結。
「俺、厨二病扱いされてる…」
茂みの中で泣いているカズマさん…ドンマイ
そんなことしているうちに時間はあっという間に過ぎ放課後。
とりあえず生徒の波に流されてたどり着いた七里ヶ浜駅
「あの人コスプレイヤーかな、チョーかわいい」
そんな言葉が耳に入りまさかなと思ったカズマ。
残念ながらそのまさかである。
「すみません!写真いいですか?」
「ん?おっけー」
しれっと女子高生と写真を撮ってるモノガタリ。
人々が群がってる。
「お、カズマ!ようやく来たか」
その一言でカズマに向けて大量の冷たい視線が向けられる。
「まさか彼氏?」
「グッ…」
精神ライフゼロカズマ。
そんな彼に念話でモノガタリが
<なにしてんの姉さんと言え!>
と連呼してくる
「な、何してんの姉さん」
言い切ったカズマ。その冷たい視線は消え去った。
というわけにもいかないけどな!
「お迎えだよ、」
近くに止めてあった多分モノガタリの車に乗ってどこかへ行く。
「どこに行くんだ?」
どこかへ…
「梓川とは出会えたか?」
「お前の落書きのせいで俺のことを厨二病だと認識してるけどな」
「事実じゃないか」
「…スティール!」
「ちょカズマド変態や死ねー!」
ハンドルをキュッと左にきっては崖から見事に Flyする車。
ガッシャーンと音がなっては見事に炎上爆発する車。
それを見つめながら右手に白パンツを握りしめるサトウクズマ。
後にこの事故は「バナナの皮を踏んで制御不能になり落下した」と報道された。
幸いにも負傷者はなし。
何やってるんだおまえーだよ本当。
「うーんどうしようかな…私の元まで彼を連れてこれればいいんだけど」
「あ、それならば…」
「へ?」
ー後日ー
の放課後。授業の話?そんなんカズマが仮病使って休みやがった。
「ん?どうした?咲太そんなに早く帰る準備して」
「麻衣さんとデートする約束があるからな」
もちろんそんなことは嘘である。
サトウカズマ。彼はこの高校の生徒じゃない。
きっと何か裏がある。
そして昨日の事故、あの車に彼とコスプレイヤーが乗っていた。
「何を考えてるんだい?」
「・・・やっぱりいましたか」
七里ヶ浜駅前、モノガタリがいた。
「ほい」
「は?」
「・・・残念だったなーそんなこのお話に深い意味などない!ただ単にあんたの魂回収してとっとと戻るんじゃよゼハハハハ」
・・・完結
無事梓川の魂を回収してはブレースに戻ってハイ終了!
アハハ
「梓川さんだ」
「あれ」
夢から目覚めたような表情をしている梓川。
ブレースにはキリトが連れ戻してきたアスナとシノンがいた。
「あーもうカズマの運がないんだよねほんと。マカちゃん達の世界引き当てれば後々楽なのよ?」
「運要素あるのかよ」
突如ほわほわしだすカズマ。
「え?」と言ってはパタンと倒れる。
「あーそりゃVoid上り下りしてりゃーそうなるか、となったらーベル君かな。そろそろ蘇るだろうね。うーん、状況説明めんどくさいしいいか。彼ならきっと答えに導ける。」
ーーーーー
「君…君!」
意識が戻ると道路の上にいた。
「あれ…ここは」
「大丈夫か」
「はい…ここはどこですか?」
「記憶喪失か!?」
なんかまわりがざわざわしている。
なぜだろう。たしかミツグとの戦いで首をはねられ死んだはず。
ベルは立ち上がると、8と書かれた古びた教会のようなものを目にした。
次回「ファイアボルト / なんだ君」