ヴァージニアとデルトラクエスト2   作:アヤ・ノア

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影の王国編のクライマックスです。


第26話 反撃

「やっぱり僕達を閉じ込めたのか!」

 

 闘技場に閉じ込められると同時に、リーフはジャスミンだけでなく、

 彼ら全員が来る事を予期していた事を悟った。

 敵は彼らがどのように、どこに現れるかを知らなかった。

 しかし、リーフは彼らが来る事を知っていた。

 リーフはそれに備えていたのだ。

 しかし、敵が予想していなかった事が一つあった。

 轟く風に耳をつんざくような感覚に、

 リーフは涙目で目が潤み、ピラの笛を口元に引き寄せ始めた。

 ゆっくりと、ゆっくりと、リーフは手を上に押し上げた。

「3-19! 囚人達が倒れた! その箱を開けろ!」

 ファローの姿をしたオルは、風にも動じず、軽々と金属製の箱へと歩み寄った。

 オルは落とし戸を固定している留め具に手をかけた。

「3-19! 気をつけなさい!」

 ヴァージニアは渾身の力で叫んだ。

 オルは頭を向け、茫然とヴァージニアを見つめた。

「聞くな! 3-19! 命令だ!」

「その箱を開けたらあなたは終わりですわ! 影の大王はオルを見捨てたんですの。

 みんな、あの山で朽ち果てますわよ!」

 3-19は眉をひそめ、躊躇った。

「おい!」

 ティラは激怒して叫んだ。

 しかし、二人は土台の板の上を這いずり回り、彼女と同様に動けなかった。

 リーフは笛を掴み、胸に手を伸ばし、無理矢理口に押し込んだ。

(ヴァージニア、頼んだぞ)

 塔から赤い煙が噴き出し、その中心には凶暴な悪意が宿っていた。

 煙の中で目が燃え上がった。

 影のような手が伸びてきた。

 3-19は苦痛の叫びを上げ、崩れ落ちた。

 箱の端の落とし戸が勢いよく開いた。

 緋色の頭を持つ影の寄生虫が大洪水のように流れ出し、貪欲に檻の中へと広がっていった。

 リーフは、それらが自分の足元、脚の上で沸き立っているのを感じた。

いやぁぁぁぁぁぁっ! ウネウネしてますわぁぁぁぁぁぁ!!

 ヴァージニア、バルダ、ジャスミンのパニックに陥った叫び声がリーフの耳に響いていた。

 クリーは絶望の叫び声を上げていた。

 ワソとピ・バンは甲高い悲鳴を一つ上げた。

 リーフは目を細め、最後の、必死の努力に全力を注いだ。

 そして笛を口元に当て、吹いた。

 純粋で澄んだ一音。

 鋭い音は高くなり、影の王国の闘技場の壁を回り、その向こうの山々まで響き渡った。

 そしてその音と共に、影の寄生虫の流れは止まった。

 影の寄生虫は光に晒された禁断の道のヒルのようにのたうち回り、身をよじり、死んでいった。

 赤い煙は雷鳴となって後退し、地面を揺るがした。

 突風は止み、アクババは空をよろめいた。

 オル達は掴んでいた手を下ろし、よろめきながら立ち上がった。

 座席の列にいた者達は、かがみ込み、呻き声を上げた。

 檻の中のブラール達は吠えた。

 闘技場の奴隷達は合図を待つように言われていたが、これ以上の合図など必要だろうか。

 彼らは飛び上がり、一斉に前進した。

 通路に並んでいた混乱した影の憲兵団は、彼らの体重に押し潰され、躓き倒れた。

 しかし、逃げ道はなかった。

 石の扉で閉ざされた闘技場から出る術はない。

 自由への道に辿り着く術もない。

 逃げる場所も、隠れる場所もない。

 息を切らし、よろめきながら立ち上がり、リーフは息を吸い込んだ。

 赤い煙がリーフの頭上でうねり、渦巻き、その中の影が力を増していた。

 リーフは再び息を吹きかけ、鋭い音が闘技場に響き渡り、雷鳴が轟き、煙は後退した。

「大丈夫か、ピ・バン!」

 リーフはピ・バンが目を大きく見開いて立ち上がるのを見た。

 縮こまった影の寄生虫が彼の耳から肩に落ちてきた。

 ヴァージニア、ワソ、バルダ、ジャスミンが檻の柵にしがみつき這い上がってくるのが見えた。

 檻の外では、影の憲兵団が混乱した様子でうろついていた。

 ティラとヘレナは膝をつき、土台に落ちていった影の寄生虫を、

 呆然とした嫌悪感の目で見つめていた。

 フェイスは一人、幽霊のように青ざめて立っていた。

 

「フェイス! 檻の鍵を持ってきて!」

 少女は振り返り、微笑みもせずにこちらを見た。

 唇が開いたその時、声が聞こえた。

 低く、血も凍るような、恐ろしい囁きだった。

「逃げ場はないわ、ジャスミン」

 ジャスミンは凍りついたように見つめた。

「水晶を覗き込んだ瞬間から、私を心の中に入れた瞬間から、あなたの運命は決まっていた。

 あなたは必ず私のところに来ると分かっていた。ただ待つだけでよかった。

 でも、私があなたのことを気にしていたと思わないで。あなたはただの餌だったのよ。

 どこへ行っても、あいつがついてくるって分かってたわ」

 それから少女は恐ろしい笑い声を上げた。

 そして笑いながら、少女はまるで幽霊のように、揺らめき、薄れ、

 赤い煙の漂う中へと消えていった。

 ジャスミンは衝撃と悲しみと恐怖で檻の柵にしがみつき、何度も叫び声を上げた。

 自分の妹だと思っていたものが幻影だったという衝撃。

 存在しなかった子供への悲しみ。

 どれほど狡猾に、どれほど完全に騙されたかを悟った恐怖。

 リーフの脳裏に、ある記憶がよぎった。

 ケラス島でティラルが話していた時の事。

 

―魚を捕まえる方法はたくさんある。欲しい魚が簡単な餌に食いつくなら、なおさら良い。

 

 ジャスミンはフェイスという、影の大王の餌に食いついていたのだ。

 

「ジャリス族のために!」

 雷鳴の中、その言葉が轟いた。

 その時、グルスが壇上に飛び乗ってきた――グルスは、部族のぼろぼろの軍勢を率いていた。

 ジャリス族の何人かは、咆哮を上げながら、パニックに陥るバックとパーンに飛びかかった。

 他の者達は、檻の柵の二本に大きな手をかけて、力一杯に抵抗した。

 鉄はバターのように曲がった。

 ピ・バンは隙間をすり抜けた。

 ヴァージニアとワソは、拾った武器で必死に立ち向かった。

 バルダはジャスミンを半ば抱えたまま続いた。

 そしてリーフが笛を口に当てたまま現れた。

 リーフは再び息を吸わなければならなかった。

 赤い煙は、再びうねり、突き出た。

 笛の音が再び鳴り響くと、煙は再び引いた。

 しかし、敵は力を増していた。

 笛が敵を撃退するたびに、リーフは少しずつ引かなくなった。

 七羽のアクババがリーフの周囲に漂い、彼らの不気味な叫び声が雷鳴と混ざり合った。

 煙の芯の中で、悪意に満ちた目が輝いていた。

(いつまで、ピラの笛は影の大王を止められるんだろう)

 リーフはそれを聞いた。

 笛の音と雷鳴の轟きを通して、かすかに疲れ切った泣き声が聞こえてきた。

 リーフは振り返った。

 しかし、ジャスミンもその音を聞いていた。

 ヴァージニア、ワソ、バルダ、ジャスミンは檻に戻っていた。

 彼らは檻の横に跪き、土台の下を覗き込み、グルスに叫んでいた。

 その時、ジャリス族、バルダ、ワソが檻を引っ張り、傾け始めた。

 ジャスミンが下へ滑り込み、

 緑のフード付きケープを羽織った小さな人影を引きずりながら出てきた。

「エムリス! 無事でしたのね!」

 リーフは何も言えなかった。

 ただ笛を吹き続ける事しかできなかった。

 しかし、エムリスがよろめきながら立ち上がるのを見聞きしていた。

 エムリスはトンネルの中で檻の下を這いずり回った事、

 檻が台へと転がされる際に底にしがみついていた事などを、ぺちゃくちゃと話していた。

 風の力で檻の車輪が曲がってしまい、閉じ込められた時の事を。

 挟まれ、這い出す事もできず、誰にも声を届ける事もできず、今に至るまで。

 その時、エムリスはリーフの横にいて、リーフの手から笛を受け取った。

 エムリスは笛を吹いていた。

 そして、数え切れない世紀を経て初めて、

 かつてピラであった地はピラの民の真の歌声を耳にした。

 アクババが叫び、赤い煙が沸き立つ空へと消えていき、オル達が呻き声を上げて呻き、

 囚人達が畏敬の念を抱いて耳を傾ける中、エムリスは古の笛吹きのように演奏していた。

 エムリスはピラの笛で、自らの心の音楽を奏でた。

 その優美な音色は影の王国の闘技場を満たし、山々に木霊し、工場の壁に響き渡り、

 乾き切った平原に響き渡った。

 そこには、失われた古の美への哀悼、支配と破壊のみを企む悪への怒り、

 未来への恐怖、そして故郷への深い憧憬が生まれた。

 略奪され、変貌し、永遠に失われたピラではない。

 エムリスが知る唯一の故郷。

 深い水が波立ち、柔らかな砂が静かな岸辺を漂う故郷。

 柔らかく涼しい光が差し込み、優しく打ち寄せる水の音が空気を満たす場所。

 懐かしく、切なく探し求める場所。

 リーフは立ち尽くした。

 音楽が高らかに響き、助けを求め、解放を叫ぶ中、リーフの心は張り裂けそうだった。

 そして……影の王国の闘技場は消え去った。

 冷たく、凍えるような冷気、押し寄せる闇……。

 そして次の瞬間、リーフは黒く凍える水の中でもがき、

 何千もの人々のパニックに陥った叫び声が耳に響いていた。

「一体何が起こったんですの?」

「ジャスミン!」

「ここだ!」

 バルダがジャスミンとピ・バンを支えながら、リーフの傍に浮かび上がった。

 リーフは、ジャスミンをバルダから引き取り、ジャスミンの頭を水面上に持ち上げ、

 クリーの翼が勢いよく動くのを感じた。

 ヴァージニアとワソも合流した。

「僕の音楽!」

 エムリスはウナギのように彼らに向かって泳いだ。

「僕の民が聞いた! 彼らは僕達を家に連れて帰ってくれた!

 影の大王は、僕達がどうなったのか決して知る事はないだろう!」

「溺れてしまうわ、エムリス! ああ、あまりにも多い!

 ケラス族が助けるには多すぎるわ。溺れてしまうわ!」

「ならば、わたくしの奇跡で……!」

 その時、リーフはジャスミンの息を呑む音を聞いた。

 次の瞬間、光が闇を覆い、ピラの笛の魔法の音楽が敵を縮ませて退却させたように、

 闇をどんどん押し戻した。

 そして光と共に、激しく波打つような音が聞こえた。

 リーフは身をよじり、目を覚ました。

 彼は瞬きをし、自分の目が信じられなかった。

 ヴァージニア達に向かってやってくるのは、大量の船団だった。

 プリューム族の貝殻のような船、オーロン族の優雅な新型船、ケラス族の重厚な長船が、

 互いに漕ぎ合い、もがく人々を水からすくい上げ、安全な場所へと運んでいた。

 クレフとアザンは、ねじれたウナギと鈍重なケラス族のヒル採集器に乗った

 オーロン族の護衛に追いつこうと、猛烈な勢いで漕ぎ続けた。

 プリューム族の笛吹きノルズは、ケラス族の笛吹きティラルの隣で漕ぎ続けた。

 ティラルは息子エムリスを捜し、その音楽で皆を呼び寄せた。

 しかし、リーフ達を水から引き上げたのは、オーロンの歴史記録係ペンだった。

 そして、ヴァージニア達はペンと共に、故郷への長い旅に出発した。

 

 人々は洞窟の中を運ばれながら眠りについた。

 ピ・バンだけが目を覚まし、ヴァージニア、ワソ、リーフ、バルダ、

 ジャスミンの手を握りしめ、エメラルドの海の上にある恐怖の山に運んだ。

「どんなに警告しても、あの人が冒険の話を語り始めるのではないかと心配だ」

「グノメ族はお喋りなんでしょう? ペン」

「ピ・バンは話さないでしょう。地上で初めて息を吸った瞬間に忘れてしまうでしょう。

 リーフ、知らないのですか? ドランの詩を読んだ事があるでしょう」

 リーフは思い出しながら頭を下げた。

「時を超えた潮が記憶を飲み込む場所……」

「ええ。地下の海は秘密の海です。

 どうしてこんなに長い間、ここで秘密裏に暮らしてきたと思いますか?」

「でも、影の王国では覚えていた」

「エムリスが一緒だったじゃないですか。それに私達全員の心はあなたに集まっていたのですよ」

「でも、家に帰ったら忘れてしまうの?」

 ジャスミンは真剣な顔で尋ねた。

 ペンは微笑み、ポケットから小さくて滑らかな石を五つ取り出した。

「これを持っていれば忘れないわ」

 ペンは言い、ヴァージニア達にそれぞれ一つずつ石を渡した。

「魂の石です。オーロン族は皆、一つずつ持っています。

 ドランもいつも持ち歩いていると言い伝えられています。そして、これはあなたのものです」

 ヴァージニア、ワソ、リーフ、バルダ、ジャスミンは石を見下ろした。

 石は刻一刻と色を変えているようだった。

 金色に輝き、赤、緑、青、黒、紫、そして虹の全ての色に染まっていた。

「本当の色は分からない」

「色がないからですよ。違いを生むのは観察者の目です。

 つい最近、笛が初めて洞窟で歌った時、人間も同じだと分かったんです」

「それで……?」

「オーロン島で私達は笛を聞きました。

 その音色は、かつて私達の部族が一つだった事を思い出しました。

 ついに自分達の目で、そしてあなた達に何が起こったのかを確かめるために、

 私達は旅に出ました。禁じられた道で同じ理由で北へ旅してきたプリューム族に出会いました。

 彼らは私達が恐れていたほど凶暴ではないようでした。

 そこで私達は共にケラス族に呼びかけ、トンネルを照らし、

 彼らの領土への入植を許可してくれるよう頼みました」

「それでティラルは同意したのか?」

 バルダは信じられないといった様子で尋ねた。

 ペンは微笑んだ。

「しばらくして、どうやら私達と同じように、彼女と彼女の民も、

 困難な時にこそ古き良き関係を維持する賢明さについて考えていたようです。

 彼女の息子があなたと共に影の王国へ行った事を知りました。

 それから、私達は皆、彼とあなた、そして笛が帰還の準備ができた事を告げる音を待ちました。

 そしてついに、私達は共にその音を聞き、共にあなたを連れ戻したのです」

「あなた達がいなかったら、僕達は敗れていました。あなたは僕達の命の恩人です」

「ええ。あなたがいなければ、ピラは永遠に分断されたままだったでしょう。

 私達はあなたにそれ以上の恩義を感じています」

 

 ピラの艦隊は風に吹かれる木の葉のように洞窟を滑るように進んでいった。

 会話や再会の時間はたっぷりあったが、ペンの船の横には多くの船がしばらく並んでいた。

 クレフとアザンがやって来た。

 彼らの船は、眠る鉤爪、ブリアンヌ、そしてグルスの重みで水面に低く沈んでいた。

 チュルナイの民がやって来て、ティラとヘレナはペンの足元で静かにしていた。

 そしてティラルがエムリスと共にやって来た。

 エムリスは安堵のあまりヒル採集者のマントを脱ぎ捨てていた。

「息子は旅立った時よりも大きくなったようです」

「身体だけでなく、心も大きくなった」

「エムリスは素晴らしい心を持っていますわ」

「もう少し大きくなったら――ヒル採集者のマントがぴったり似合うくらいになったら――

 ドランのような探検家になるんだ。洞窟を探検して地図を作るんだ。

 プリュームとオーロンの海、そして未知の海も旅する」

「それは柔らかい紫色の海だよ。星で満ちた黒い海。ダイヤモンドのように輝く洞窟」

「どうして知っているの?」

 エムリスは驚いて尋ねた。

 しかしティラルはマントの中に手を入れ、魔法の光に輝く何かを取り出した。

 ティラルはそれをリーフに渡した。

 リーフはまるでそれが何だったのか忘れてしまったかのように、それを見つめていた。

「デルトラのベルトを返します。ピラの笛は私に返してください」

「ありがとう」

 リーフはもっと言いたかった事はあったが、賢明ではないと判断した。

 ヴァージニア、ワソ、バルダ、ジャスミンの視線を強く意識しながら、

 リーフは光り輝くものを腰に巻き付け、沈黙を守った。

 

 ついに、トパーズの黄金の洞窟で、別れの時が来た。

「上空の生命の兆候が最も強い場所へ、あなた達を連れてきました」

 ペンは、船団がヴァージニア達の周りに集まる中、静かに言った。

「ここから、あなた達の民は皆、故郷へ帰れるでしょう」

「ヴァージニア! ワソ! リーフ! バルダ! ジャスミン!」

 リーフは振り返ると、そう遠くないところでエムリスが手を振っているのが見えた。

 エムリスはまだピラの笛を手にしていた。

 ヴァージニア達も手を振り返した。

「それで、ペン、笛はどうなりましたの? また三つに分けますの?」

「いいえ。今はケラス族が保管します。

 あなた達が戻る前に、もしそれが私達の元に戻ってきたとしても、

 完全な状態で保管すると決めていました。

 各部族が丸一年保管し、ピラ流に朝、昼、晩に笛吹きが演奏するのです。

 そして、それを手放す部族が主催する盛大な祭りの中で、それは受け継がれるのです」

 ペンの目が煌めいた。

「きっと激しい競争になるでしょうね。

 部族は互いに競い合い、祭りはどれも前回よりも壮大で、より刺激的なものになるでしょう。

 でも、少なくとも私は文句は言いません。祭りは戦争よりずっといいものです。

 そして、私ほど宴を楽しむ人はいません。さて、準備はいいですか?」

 リーフは息を呑み、頷いた。

「さようなら、ペン」

「ありがとうございますわ、ペン」

 リーフはバルダとジャスミンの手を握り、目を閉じた。

 ヴァージニアとワソも、お互いに友情の握手をした。

「さようなら」

 ペンの声が聞こえた。

 そして、今や見慣れた暗闇がヴァージニア達を包み込んだ。




次回、影の王国編の最終回です。
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