幼少期にヘルンと出会うのは間違っているだろうか   作:借金滞納ニート

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出会い

これは暗黒期前にヘルンとベル君が知り合っていたら…

キャラ崩壊や独自解釈が含まれますのでご注意を

カップリングはヘルン×ベルです

あまりにこのカップリングのお話がないので作りました

 

「おじいちゃんどこ?お義母さん叔父さんもどこ行ったの?」

幼いベルは1人で家を出ておじいちゃんを探しに行って迷子になってしまった

アルフィアお義母さんやザルド叔父さんの事を思い出して助けを求めた

しかしそれも虚しくただ1人迷子になったという現実が突きつけられたベルは泣いてしまう

 

「君大丈夫?連れの人はいないの?」

ベルは泣きながら声をかけてくれた人を見ると銀髪で自分より少しだけ年上の少女が立っていた

ベルはひどく泣いていたのでその銀髪という特徴だけでアルフィアお義母さんと勘違いをして駆け寄って抱きついた

 

「僕がいけなかったの1人でおじいちゃんを探しに来たから迷子になって…でもこうやってお義母さんが向かえに来てくれたから嬉しい!!」

 

「えーと、ごめんね私は君のお母さんじゃないんだ、だけど私が君のお母さんが迎えにくるまで一緒に居てあげるから泣かないで」

ベルはその言葉を聞いてどんどん涙を目に浮かべた

また凄い泣かれると思った少女は頭を撫で落ち着かせる

(この子頭ふわふわで撫でて気持ち良いかも)

 

「本当?僕のそばにいてくれるの?」

 

「うん、本当だよ」

 

「ありがとう え、えーと うーんと」

 

「そうだよね自己紹介してなかったよね私はヘルンだよ よろしくね」

 

「ぼ、僕はベル・クラネル  

ありがとうヘルンお姉ちゃん」

 

「どういたしましてベル君」

ヘルンはとびきりの笑顔でベルに返事をした

その笑顔を見たベルは恋に落ちた

 

「へ、ヘルンお姉ちゃんはどんな人がす、好きなの?」

ベルの唐突な質問に驚いた

少し意地悪をしたくなったヘルンは口を開いた

「もしかして私のこと好きになっちゃいましたか?」

ベルはヘルンの言葉に反応出来ずに顔だけ赤くして俯きながら上目遣いでチラチラと見ていた

ヘルンはその姿を見てなんて可愛い子なんだろと思い

自分のタイプになってくれたら付き合ってあげても良いかなと心の中で思い本当のタイプを教えた

 

「私の好きなタイプはいつも私の側で何からでも守ってくれる笑顔絶やさない英雄みたいな人かな

例えば英雄アルゴノゥトみたいな人かな」

その言葉を聞いた瞬間にベルは英雄になりたいと思った

もじもじしながらベルはヘルンに聞いた

「も、もし僕が英雄アルゴノゥトみたいになったらヘルンお姉ちゃん ぼ、僕のことす、好きになってくれる?」

ベルの渾身の上目遣いでの質問

ヘルンはこの子より可愛い生物はこの世に居ないかもしれないと思えた

 

「どうでしょう でもそうなったら私も好きになるかもしれませんね」

ベルはその言葉を聞いて嬉しそうに笑った

しかし幼いベルは泣き疲れてひどく眠くなった

その様子に気付いたヘルンは自分の膝にベルの頭を乗せて撫でていた

「へ、へるんおねえちゃん…す…すき………」

そう言いながらベルは寝てしまった

ヘルンは寝てしまったベルに対して言葉をかける

「私今初めて告白されちゃいました ありがとうベル君」

 

ヘルンは寝ているベルを見て思った

この一瞬は誰にも邪魔されたくない

願わくばもう少しだけ迎えが来るのが遅くなって2人きりの時間が欲しい

ヘルンはこの兎の様なベルに対してヘルン本人にも気付かない執着心と恋心が芽生えた

数刻後に慌ててベルを探している黒い鎧を着た大きな男の人が叫んだ

「み、見つけたぞ」

その声でベルが目を覚ました

ヘルンはもう迎えが来てしまったかと思い膝からベルの頭を退かした

 

「ベル君お迎えが来たみたいだよ」

ベルはヘルンに抱きついて

「ま、また会えるよね?」

と口にしてザルド叔父さんを驚かせた

「ベル君が英雄みたいになったら絶対会えるよ」

そう言いながらヘルンはベルの頭を撫でた

「またねヘルンお姉ちゃん」

「すまないなベルが世話になった」

そう言いベルとザルド叔父さんは遠くに行った

 

家に帰る途中ベルはザルド叔父さんに聞いていた

「どうしたら強くなれるの?」

ザルド叔父さんは簡潔に言った

「強くなりたければいっぱい食べろ」

ベルはその言葉を聞いて嬉しそうに笑った

「これからいっぱい叔父さんの美味しい料理食べるね」

その言葉を聞いて何故かザルド叔父さんは背中に強い熱を感じた

 

家に着くとおじいちゃんは吊るされていた

「ベル帰ったか心配したぞ」

アルフィアお義母さんに飛びつくベル

「ただいまお義母さん」

上目遣いをしたベルに抱きつかれたアルフィアお義母さんはベルの匂いを嗅いだ

何故か女の匂いがした

「ベル何故お前から女の匂いがするのだ?」

冷たい目でベルを見るアルフィアお義母さん

「僕が迷子になって泣いてたら助けてくれたのお義母さんみたいな綺麗な銀髪の子が」

 

アルフィアお義母さんは綺麗な銀髪と言われ少し嬉しかったが大事なベルに要らない虫が付いた事にムカついていた

「ゴスペル」

元凶のおじいちゃんは吊るされていた筈が何処かに飛んで行った

 

「ザルド貴様が見つけるのが遅いから変な虫が付いたぞどうしてくれる」

「俺…」

言い切る前に

「ゴスペル」

その言葉を言っていたアルフィアお義母さんに吹き飛ばされていた

「お義母さんお腹すいた」

ベルの言葉によりザルド叔父さんは追撃を免れた

食事を終えたベルは口にしてしまった

 

「お義母さん、叔父さん、僕英雄になりたい」

 

「言ったなベル」

 

「確かに聞いたぞベル」

 

アルフィアお義母さんとザルド叔父さんの纏っていた雰囲気が一気に変わった

 

それからは日々ザルド叔父さんに剣を教えてもらいボコボコにされアルフィアお義母さんにはゴブリンの村やコボルトの村に放り投げられたりして鍛えられた

そのお陰かベルは強くなっていった

 

ある日ベルが家に帰ると咳をするアルフィアお義母さんとおじいちゃんの声が聞こえてきた

「アルフィアよお主もそう長くは保たんだろう悔いのない様にな」

「言われなくてもわかっている」

その言葉を聞いてしまったベルは扉を開けてアルフィアお義母さんに泣きながら抱きついた

「お義母さんいなくならないで僕のそばにいて」

アルフィアお義母さんは急激に背中に熱を感じた

その日からアルフィアお義母さんは咳をしなくなり笑顔が増えた

 

ある日知らない人が家に訪れていた

「英雄の礎になってくれないか2人とも」

「こちらはもう英雄を見つけて鍛えている何よりそれに参加すればあの子が悲しむ、やりたければ好きにしろ私は関わらない」

「あの子のそばでたらふく食わせないとならん俺はパスだ」

「ならば君達の英雄を一目見て良いかな?」

 

「お義母さんどこか行っちゃうの?」

そう言いながら眠い目を擦りながら出てきたベル

ベルを見た男は笑いながら言った

「すまない僕が長話しをしたせいで起こしてしまったかな

でも大丈夫だよ何処にも連れて行ったりしないさ」

その言葉を聞いて安心したベルはアルフィアお義母さんに抱きついた

 

「お前のせいでベルが起きてしまったではないかとっとと帰れ」

「言われなくても僕は満足したから帰るさ」

 

その後オラリオに暗黒期が訪れた

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