幼少期にヘルンと出会うのは間違っているだろうか   作:借金滞納ニート

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かなりキャラ崩壊してると思うのでご注意を


再会

ヘルンはフレイヤが見た少年を見て衝撃が走った

その少年とは、かつてヘルンが助けて膝枕をしたベルだったからだ

ヘルンはベルとの短くて幸せな記憶を鮮明に思い出した

ヘルンは酷く困惑したと同時に確信した

フレイヤ様はきっとベルの事を自分のものにしようとしてる

(でも先に告白されたのは私だし、ベルの可愛い寝顔とかをフレイヤ様に奪われるのは嫌

なら変神魔法を使わないでベルに会ってフレイヤ様に近づけなくすればいい

ベルは私の事気付いてくれるかな?)

 

ベルが1人になるタイミングを伺う為に買い出しと称し尾行を決意したその瞬間

声をかけられた

「ヘルンお姉ちゃん!!会いたかったよ」

屈託のない笑顔で近づいて来たベル

どうやらベルが視線に気付いて振り向いたらヘルンがいた様だ

「ベル君お久しぶり!」

ヘルンは挨拶をしながらベルの頭を撫で回しながら

揶揄う様に聞いた

 

「ベル君はアルゴノゥトみたいになれた?」

その質問にベルは顔を真っ赤にして俯きながらチラチラと見上げていた

その様子に昔と変わらず可愛い仕草に胸を打たれたと同時に強い決意をした

ベルをフレイヤ様から遠ざけなければと

 

「ベル君はここに来たばかりでわからない事多いだろうし注意点を伝えておくね

1つ目は美の女神には絶対に近づいちゃダメ

2つ目は闇派閥と呼ばれる人達と関わっちゃ駄目

私からの注意点は以上です」

ベルはヘルンの話を真剣に聞いた後にヘルンの笑顔に胸を打たれて顔がまた赤くなっていた

その様子にヘルンもご満悦だった

 

ベルはふと気付いた様に質問する

「ヘルンお姉ちゃんは何処のお店で働いてるの?」

ヘルンは仕方なく教えた

自身が変神魔法を使わなければ酒場は安全地帯であろうと思ったからである

「私は豊穣の女主人というお店で働いてますよ

良かったら毎日私に会いに来て下さいねベル君」

ベルは顔を真っ赤にしながら答えた

「頑張ってヘルンお姉ちゃんに会いにいくね」

そんな約束をした翌日ヘルンにとって最悪の出来事が起きた

フレイヤ様から魔法の使用をお願いされたのだ

最初は言葉を濁して逃げようとしたが逃げられず

魔法を使ってしまった

そんなことは知らずにベルは昨日ヘルンと会った通りに向かった

 

「ベル君おはようございます」

ベルは一気に警戒を強めて聞いた

「ヘルンお姉ちゃんをどうしたんですか?」

「何言ってるんですか、ベル君私がヘルンですよ」

「ヘルンお姉ちゃんはもっと可愛くてもっと綺麗な人です」

その言葉にフレイヤはムカッとした

ヘルンは美の女神より可愛いとベルは断言したのだ

そんな警戒心MAXのベルの元に最強の保護者が来た

 

「どうだベル街は楽しめたか?」

「ベル変な女や神に付き纏いされたりしなかったか?」

2人は質問したがベルは目の前にいる女店員に一切の隙を見せない様にしていた為質問に答えられなかった

この状況を理解したアルフィアお義母さんは

「貴様私のベルに何しようとした?質問に答えなければ体に聞くのみ」

そんな怒気マシマシなアルフィアは気付いた目の前の店員は人ではなく神であることに

 

「やはり神は碌な奴がいない ゴスペル」

その瞬間に影からフレイヤファミリアの猫人族が現れ

倒れた店員を見て発狂しながらアルフィアに猛攻を仕掛けた

「貴様は絶対に許さない、フレイヤ様を傷つけた罪万死に値する」

「そうかこの碌でなしの神はフレイヤか情報提供助かったぞ」

アルフィアは猫人族が気絶する前に礼を言い

お礼参りに向かった勿論ベルも同行して

 

一方ヘルンは一連の流れを水晶で見ていたフレイヤ様より可愛くて綺麗とベルに言われた事に有頂天になっていたと同時にフレイヤ様の怒りが感覚共有された

だがフレイヤの怒りよりベルに気付いてもらえた嬉しさが勝り気分が良かった

 

フレイヤファミリアのホームにいきなり地鳴りがした

「貴様ら感謝しろこの私が直々にお前らを潰しに来てやったぞ」

「ヘルンお姉ちゃんを何処にやった?」

「まぁ俺は付き添いだ俺は無視して構わん雑魚に興味は無いからな」

雑魚と呼ばれ憤ったフレイヤファミリアの面々は襲撃者3人を襲う

ザルド叔父さんに向かっていく小人族4人

 

「誰に雑魚と言ったか教えてやる」

「あまり俺らを舐めるなよ」

「他の奴らはともかく俺らに雑魚とはいい度胸じゃねーか」

「どちらが上か教えてやる」

まだ彼らは気付いていない

前まではベヒーモスの毒に侵され超弱体化していたのが完全復活しlv8になっている事を

 

「雑魚に雑魚と言って何が悪い」

その言葉を皮切りに打ち合いになると思われていた

現実はそう甘くなかった

1人はザルド叔父さんの攻撃を避けるのではなく受け流そうとした結果見事に剣ごと斬られた

 

それを見た他3人は背後や左右から攻撃を仕掛けるが左からきた小人族の1人の手を乱暴に掴み右から来てる小人族に投げ後ろから来た小人族を剣で弾いた

見事に全員意識を手放した

この戦い(蹂躙)はわずか5秒で終わった

「やはり弱いな俺達のファミリアが居なくなってから大層威張っていたみたいだが、こんな実力で威張るとは底が知れる」

 

アルフィアお義母さんに立ち向かったのはエルフとダークエルフだった

「貴様が病で弱体化しているのは把握済みだ我らで相手になろう」

「ク、クク…今こそ蛮勇を超えた我が忠義を示す時」

「貴様ら雑魚が何人来ようがどうでもいいだがあまり雑音を立てるな」

その言葉の直後エルフとダークエルフは見えない本気の攻撃を避けれず壁に吹き飛んだ

「…き、貴様その様子だとどうやったかわからんが病を克服したな」

「ほうまだ意識を保っていたのか」

追加のゴスペル3連撃で意識を手放した

 

ダークエルフはいきなり壁に叩きつけられて怯えて隠れていた

「…何今の…何も見えなかった…あれで病を患ってるって…

助けてフレイヤ様…他の奴らはどうでもいいけど…僕は助けて」

 

ベルはハーフの小人族と一騎打ちをしていた

「ヘルンお姉ちゃんを何処にやった」

「貴様みたいな雑魚がヘルンに一体何の様だ」

剣撃を仕掛けながら質問をしたベルに返ってきた言葉は黒確定の発言だった

レベル差を何とか技で耐えていたベルだが我慢できなくなった

「ヘルンお姉ちゃんに酷い目を合わせてないですよね」

「そんなのはしらん」

火に油を注ぐハーフの小人族

ベルは今ならザルド叔父さんの技を魔法を使える気がしていた

 

【父神よ、許せ、神々の晩餐をも平らげることを】【貪れ、炎獄の舌。喰らえ、灼熱の牙】

レーア・アムブロシア

 

チャージはそこまで出来ていない状態だったが目の前のハーフの小人族を倒すのには十分な威力だった

その結果は当たり前ではあった

いきなりlv1からlv8のザルド叔父さんの攻撃をして来たのだ威力は本物より落ちているが

不意打ちにしては最強だった

「…貴様いきなり…何故強くなった…」

そう言いながら意識を手放した

 

ベルはザルド叔父さんの攻撃が出来た事に驚きつつもヘルンお姉ちゃんを探すのに専念した

 

騒ぎを聞きつけた猪人が来た

「貴様ら女神の庭で何をやっている」

あたりの風景を見てほんの少しだけ動揺した

フレイヤファミリア幹部のほぼ全員が目の前にいる襲撃者によって倒されていた

 

ベルが口を開く

「ヘルンお姉ちゃんは何処にいますか」

「ヘルンならバベルの塔にいるはずだが、一体何の様だ」

「お義母さん叔父さん僕行って来ます」

そう言いベルはバベルの塔に走る

ザルドはため息をつきながら目の前にいる猪人に聞いた

「バベルの塔の何処にいる?」

「そこまでは知らん」

「そうか」

聞き終わると見えない攻撃とザルド叔父さんの攻撃のサンドイッチにされ意識を手放した

ベルの行動が結果的に最善だった

 

ヘルンは水晶でベルを見ていた

「私の為にここまで強くなってたんだ…何だか嬉しい」

ヘルンは少し意地悪をしようとフレイヤの姿のままベルに会いに行った

 

ヘルンはひと足先にベルが通るであろう場所に移動した

ベルは必死に探していると見つけた

姿は違うけど間違いなくヘルンお姉ちゃんだった

「ヘルンお姉ちゃん!!大丈夫だった?」

一切の迷いなくヘルンお姉ちゃんに抱きついて傷が無いか聞く

 

当のヘルンはベルが本当に自分の事を愛してくれていることがわかり嬉しさのピークに達していた

「ベル君こっちへ来て」

人気のない所にベルを連れて行き魔法を解く

こうして無事なのを確認したベルは大げさに笑いながら無事で良かったと安堵していた

 

ベルに聞こえない様に呟く

「何とか及第点ですね」

ヘルンはベルに告げる

「今のベル君少しだけ好きになっちゃいました」

突然の告白にベルは一瞬頭が理解出来なかった

徐々に理解していき

ベルの顔は真っ赤になりながら照れていた

その姿を見てヘルンはベルの頭を撫で回した

 

少し遅れてやってきたザルド叔父さんとアルフィアお義母さん

「ベル何故女とイチャイチャしている?」

ザルドはヘルンを見た時昔の事を思い出し

アルフィアに告げる

「昔ベルを助けてくれた女の子…」

ザルド叔父さんは言い切る前に見えない攻撃で吹き飛ばされていた

ベルは咄嗟にヘルンを背中に隠した

 

「ベル私は悲しいぞ」

「待ってお義母さん、僕はヘルンお姉ちゃんを助けたかったんだ」

「ベル洗脳されたのか?お前に姉なんていないぞ」

一歩一歩ベルに近づくアルフィアお義母さん

ベルは今までで1番焦っていた

 

「お義母さんは僕の手助けをしてくれたんじゃないの?」

「私はベルに色目を使う女神にお灸を据えただけだ」

「お義母さんがヘルンお姉ちゃんに悪さするならお義母さんの事大嫌いになっちゃう」

まさかの発言にアルフィアは動揺していた

 

「ベ、ベル冗談だよな私を嫌うなど」

「冗談じゃないよ」

「そうか…ヘルンと言ったか貴様に嫁の作法を教えてやろう」

アルフィアお義母さんはベルに嫌われる事を第一に恐れていた唯一の癒しが離れてしまうことが怖かった

なのでヘルンをこちら側に引きずり込む事にシフトチェンジした

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