黒閃が死ぬほど撃てる天与呪縛の女の子   作:リアオットー

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縛り内容
・加茂渡愛を好きになること
・加茂渡愛と結婚すること
・他人から感謝されること
・浮気をしないこと
・他人を虐めないこと

躯倶留隊
・渡愛と試合して負けたら呪力を使わず筋肉痛になるまで訓練

禪院蘭太
・渡愛と試合をして負けたら3日間呪式無しで訓練参加


高専入学

「渡愛、お前には高専に行ってもらう。」

 

囲碁で敗北した私に向かって唐突にパパがそういった。

 

「んえ?」

 

「2度も言わせるなよ、私の勝ちだ。」

 

「違うそっちじゃない。」

 

私ももう16歳になりそうな時期、高専に通う事は可能だが直哉との結婚はどうするのだろうか。

 

「法律では男の年齢が20にならなければ結婚は出来ん、それまでは少しばかりの見学とせよ。」

 

「えー・・・」

 

「直哉は高専には行かん、どうせなら縛って高専卒業まで関わりをもたずにいろ、そちらの方があった時のインパクトは大きかろう」

 

「私の意見ガン無視じゃん」

 

パパ酷い、私グレちゃおうかなぁ!

 

「あと貴様らはあの双子にかかりきりになり過ぎだ、罰も含まれていると思え」

 

私が助けた双子は扇との接触は無いが扇と信条を同じくするカスに定期的に虐められている、その度に私が止めたり逆に直哉に抑えられたりして大惨事になるのが通例だった。

 

そのせいで普段から関わりのない女中達からの印象が悪く、やはり凶兆なのだという相手の思想を強める結果になってしまっている。

 

甚壱が率いる躯倶留隊は定期的に渡愛にしばかれまくっているため、呪力操作をせずとも筋肉モリモリの傷だらけの男集団と化している、線が細い人間もいるにはいるがそんな人間も筋肉痛が発生するまで訓練していく結果筋肉は目に見えて分かる程になっていく。

 

なんなら体力が尽きた頃に女中達から飲み物やらを配られるせいで何人かが恋愛関係に発展している、自由恋愛等パパの生きた時代では考えられないような出来事だった。

 

尚そのせいで何人かは刺殺されたりしているが禪院家では誰も問題としていない。

 

「まあパパが言うなら?どっちに行くの?」

 

「東京校だ、五条悟と喧嘩をしてこい。」

 

「嘘でしょ・・・」

 

五条悟、六眼と無下限の合の子。

 

黒閃は空間を歪めると言われているし攻撃は当たるのだろうか、そもそも距離を詰めなきゃいけない分大分不利では?

 

「直哉とのタッグなら考えなくていいのになぁ」

 

「それでは意味が無い、五条悟に通じる手札は出来うる限り隠さなくては」

 

凄い楽しそうにこっち見てくるじゃん・・・。

 

「頑張ってみるけど、どうなるかなぁ」

 

ということで。

 

「一人暮らしですぅ・・・家事出来たら良いなぁって私は思います」

 

東京、高専内にある家のうちの一つが丸々渡愛の家となった。

 

「呪具・・・真依ちゃん居ないから作れない・・・掃除道具ないぃ・・・」

 

渡愛は取り敢えずコンビニに向かった。

 

バツカラスは肩を落として歩く渡愛の頭の上で空を見上げていた。

 

ダメだなコイツ・・・とでも言いたげな様子だった。

 

トボトボと歩いていると高専内にある廊下から前髪の長い男に話しかけられた。

 

「そこの君ー!迷子かーい?」

 

「ん?」

 

「しょげながら歩いてると人にぶつかるよ?」

 

「いきなりナンパですか?都会は進んでるんですね?」

 

「善意で声をかけたのに失礼だな君は」

 

前髪の長い男は長い長い溜息をついてこちらを見ていた。

 

「冗談です、来月から高専に入ることになった・・・え~と、そう、加茂渡愛です。」

 

「コレはコレはご丁寧に・・・僕は夏油、夏油傑、高専の2年生だよ。」

 

夏油傑の名前を聞いた時記憶に引っかかるものを感じていた渡愛は一旦それを引っ込めて手を差し出した。

 

「あー、小さいね?君は」

 

「貴方が大き過ぎるんですよ。」

 

私はこの前152センチを超えた、目の前の巨人のような大きさの夏油のような高身長ではない。

 

「あー、そう言えば夏油さん、一人暮らしの家事ってどうしてます?」

 

「呪霊にやらせてるけど?」

 

「えっ」

 

夏油の肩に蝿頭が出現する。

 

「うわああああ!?」

 

思わず拳で叩き潰すと黒閃が夏油さんの肩に直撃していた。

 

「ああああ!!!!ごめんなさいごめんなさい!!!」

 

「い、今のは、黒閃?」

 

偶然にしてもタイミングというものがあるだろう・・・と夏油さんはボソリと言った。

 

私からは何も言うまい・・・っていうか黒閃受けて肩痛めてる位のリアクションなの結構傷付くんですけど、嘘でしょ・・・。

 

「あ、そうだ、やが先生って何処にいるか知らないですか?新入生を迎えに行くから職員室まで来いって言われてるんですけど。」

 

「そうなのかい?なら一緒に行こうか。」

 

「あ、ありがとうございます!」

 

夏油さんの後ろについていくが歩幅が!歩幅が大きい!くそぅ高身長め・・・。

 

職員室に行くと私以外全員男の人しか居なかった、しかも何で全員顔の偏差値も身長も高いんだ、許せないよねぇ・・・!

 

直哉が甚壱さんにやらせてた乙女ゲームじゃないんだぞ・・・!




職員室にいたのは七海、灰原、夜蛾先、五条、夏油の5人です、全員渡愛より身長は高いと思われる。

消してロリ体型ではないがイケメン高身長メンツが多すぎて嫉妬の炎を隠せなくなっています、あと家事が壊滅的。いつも女中の人がやってたからね、仕方ないね。

あと直哉は高専には入学しません、そんな暇がないとも言う。
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