黒閃が死ぬほど撃てる天与呪縛の女の子   作:リアオットー

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縛り内容
・加茂渡愛を好きになること
・加茂渡愛と結婚すること
・他人から感謝されること
・浮気をしないこと
・他人を虐めないこと

躯倶留隊
・渡愛と試合して負けたら呪力を使わず筋肉痛になるまで訓練

禪院蘭太
・渡愛と試合をして負けたら3日間呪式無しで訓練参加

禪院扇
・双子との接触を禁止、禁止には話す事、手の長さと同じ範囲の空間に入れること、また同じ部屋に居ることを含む


面接

「あ?なんだそのガキ、傑の子供?」

 

「僕にこんな大きな子供が出来るような事はしたこと無いね。」

 

白髪のイケメンと夏油さんが親しそうに会話している、失礼過ぎて会ったばかりの直哉を思い出す、それでも手が出たり侮蔑の感情が籠ってないだけあの時の直哉よりかはマシ、いや別方向で酷いんだけど。

 

「初対面の人間に酷い人ですねぇ、初手で犯してやるとかいう60過ぎた老人とかはうちにも居ましたからどうでもいいですけど。」

 

「君ホントにどういう生まれ方したの?」

 

「一族総出の見世物で・・・ですかねぇ」

 

五条悟含めた全員がうわぁ・・・見たいな顔で私を見る、御三家ともなればだいたいそんな感じの生まれ方してくる筈だけど。

 

「・・・質問がある、お前は何故高専に来た?」

 

サングラスをつけたおっちゃんが私に向かってそう聞いてきた

 

「うーん、ぶっちゃけ理由と言った理由は無いんだけど・・・」

 

「不合格だ」

 

職員室にいた4人の後ろから人形が飛び出してきた。

 

「うわっ!?え、何!?」

 

ポロポロと出てきた四体の人形を避けながら聞き返すが五条悟と夏油さんは私を見もせずに楽しそうに談笑している、気にしてくれないかな。

 

その代わりサングラスの人の横にいる2人の男子はちょっと心配そう、癒しだねこの2人は。

 

「呪術界は人の悪意に塗れている、人を殺さねばならない事もある、大事な人間を尻目に呪霊を祓わなければならないことも、呪詛師に利用される事もある。」

 

「そうだね!私もそういうヤツをよく知ってる、無駄に諦めが悪くて無駄に生き残るような奴が!」

 

人形をさばく、黒閃は撃っちゃダメだよね、多分私物だし。

 

「お前はそういう時、どう動く、何を考える。」

 

「さぁね!わからない!倫理の問題じゃないし、同じ状況になった時、絶対にこう動くなんて言える立場じゃないだろうし!」

 

人形の数が増える、流石に呪力強化だけだときつくなってくるかなぁコレ!

 

「でも一つだけ言える方はあるよ。」

 

「それは何だ?」

 

「間違いなく相打ちに持っていく」

 

人形の動きは未だ止まらない、まだ発言を要求されてるのかなこれ。

 

「呪具でも、人でも何でもいいけどさ!使えるものは何でも使う、人の心を捨てたのは相手で、持ってないのも相手だから、やり返されてもどうでも良いよ、その上から叩き潰す。」

 

一番硬そうな人形に向かって殴りに行く。

 

「私は、それが出来る」

 

黒い稲妻が、迸る。

 

「へぇ、やるじゃん」

 

私の拳が、掴まれていた。

 

掴んだのは、五条悟。

 

青い目をこちらに向けて獰猛な笑みを浮かべていた。

 

「うん、拳の威力自体は大きくない、むしろ他の奴と比べても低いくらい、でも呪力操作の精度が異常なまでに細かいね、俺と同じくらい、いや、それ以上はあるのかな?君、黒閃自由に打てるでしょ。」

 

嘘でしょ、今の一瞬でそこまで把握するの?六眼ヤバすぎる。

 

「あと君なんでそんなに縛りがかけられてんの?見た感じ能力を底上げするようなのはほとんど無い、強いて言えば、普通の人間であること?」

 

え、怖。

 

全力で離れようとしても手が離れない、全力で蹴りを叩き込もうとするも五条悟に当たらない。

 

「ああ、無駄無駄、俺の無下限はそういうものだし、アキレスと亀、勉強は大事だよ?」

 

「人のプライベートを詮索するな、悟」

 

「はーい」

 

サングラスのおっちゃんが五条悟を止めてくれた、ありがとう、ほんとにありがとう。

 

離れられるようになった瞬間に今まで黙っていたうちの金髪の後ろに隠れる。

 

「ごめんね、夜蛾先生に面接が終わるまで黙ってろって言われてたから、俺は灰原、灰原雄。」

 

「私は七海建人です、よろしくお願いします。」

 

うわ、二人とも声が良い。

 

「・・・加茂渡愛です、よろしくお願いします・・・。」

 

五条悟の無下限、黒閃が当たった様な感覚はあった、でも実際には当たってない?なんでだろう、アキレスと亀ってなんだったっけ。

 

「ところで」

 

七海建人さん、ナナミンでいいや、ナナミンが言いづらそうに言葉を小さくして耳打ちをしてきた。

 

「制服が破れているので着替えたほうがいいですよ。」

 

え?

 

身体を見渡すと黒閃を撃ったからか袖の部分がビリビリに破れており、肌が見えている。

 

「ああ、それなら気にしなくてもいいよ!予備はあるから!」

 

「いや、そっちじゃなくて」

 

灰原も言いづらそうに私を職員室にある鏡の方向に顔を向けさせてきた。

 

鏡に映っている私の背中に、削り取られたように服が破られており、私の下着が見えていた。

 

この中に女性がいればフォローが飛んできたのだろうがそんな女性はここには居ない、というかコレ削れ方的に多分五条悟の蒼だ。

 

「あ?気付いた?ごめんねー!」

 

「死ね!!!!!!」

 

私コイツ嫌い!最低!!

 

「取り敢えずコレ着てすぐに取りに行ったほうがいいよ。」

 

灰原が上着を私に被せてくれた。

 

「ありがとう、五条悟はセクハラのクズ、覚えとくね。」

 

「あはは!酷いなぁ!加茂家からの刺客かと思ったけど、コレなら大丈夫かな!いや~僕って最強だからさー!」

 

「死ね!!!!!!」




五条悟が自分より明確に弱いのに自分でも出来ないことする異性に対するスタンスが硝子パイセン以外に例がなかったせいでクソガキ感を増やしたキャラになってしまった。

渡愛はそういう視線は慣れていますがそれはそれ、五条の好感度が下がった。

今話には全く関係ないけど今までの直哉と直毘人の術式の投写呪法表記が投射呪法だった事に気付きました、普通に間違えてましたね()
原作に合わせて投射呪法に変えますぅ・・・
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