・加茂渡愛を好きになること
・加茂渡愛と結婚すること
・他人から感謝されること
・浮気をしないこと
・他人を虐めないこと
躯倶留隊
・渡愛と試合して負けたら呪力を使わず筋肉痛になるまで訓練
禪院蘭太
・渡愛と試合をして負けたら3日間呪式無しで訓練参加
禪院扇
・双子との接触を禁止、禁止には話す事、手の長さと同じ範囲の空間に入れること、また同じ部屋に居ることを含む
「夜蛾先〜!」
「うん?」
一人でトボトボ歩いている夜蛾先を見つけたので追いかける、私には夜蛾先に聞かなければならないことがあるのだ。
「夜蛾先に質問があるんですけど!」
「夜蛾先生だ、なんだ?」
「呪骸の作り方って「ダメだ」えー・・・」
夜蛾先が即否定してくるとか呪骸ってそんな作り方めんどくさいの?
「お前が作った時に何が起こるか分からん」
「せっかく自分だけで活動出来そうな呪骸の作り方考えたのに・・・」
夜蛾先が汗を流している、何か隠してるなぁ?
「夜蛾先、もしかしてもう作ってたりする?」
「そんなものは作っていない」
嘘だね、今の反応とサングラスで見えないけど目を逸らしたね、分っかりやす。
「私の呪骸製作論、聞いてくれません?」
「断る、忙しいので失礼する」
「まぁまぁそんなに焦らなくても、呪骸を成立させるには呪骸のコアと呪力の回路を作る必要がある、出力自体はコアに依存するけれどコアにする為に必要なものがなければそもそもただの人形と変わらない。」
夜蛾先が固まっている、どう反応すればいいか迷っている?私の言葉は呪骸についての基礎、まだ何かを言う段階ではないからかもしれないけれど。
「なら、呪骸のコア同士を連結すれば?呪力量は増えても出力が上がりにくい、コアは一つの方が最終的なコスパは高い」
夜蛾先が逃げようとしたが押さえつけてニッコリと笑う、夜蛾先は私から逃げられない!
「なら呪骸として作った物を複数個相互に監視させ、それぞれを他人として認識させた上で呪力を循環させたら?どうなると思う?夜蛾先」
夜蛾先は呪術総監部から特級術師としてのライセンス付与を保留されている。
理由は書かれていなかったが、高専に来て夜蛾先の呪骸を見てなんとなく分かった。
この人は単体で成立する呪骸を作り出したことがある。
そうでなければ特級という法外な立場は得られない。
「・・・」
「見せて、もらえますね?」
「縛りだ」
「了解です♡ありがとうございます!夜蛾先」
夜蛾先は絶望して真っ白になりかけていた。
ーーーーーー
「パンダだ!?」
小さい!かわいい!!
「お前の考えていた理論は大枠では正解だ、だが必要な物は全く違う。」
「誰ですか」
「加茂渡愛です!よろしく!」
「よろしくお願いします」
「話を聞かんか!」
はい、でもパンダかわよ・・・
「必要なのは魂の情報、肉体から魂の情報を核に刻む」
手がさわさわとパンダの毛皮に吸い付いていく、あ、フワッフワだぁ・・・
「そして相性の良い魂を3つ宿した核を一つの呪骸に入れる。」
あーそういう構造になってるのね?あーコレ縛り入れたらもうちょい改造できそうだなぁ・・・
「そして、お互いの魂を常に観測させ続ける、そうすることで魂が安定して自我が目覚める、まだ呪力の自己補完には程遠いが呪力の生成は出来ている、いずれ出来るようになるだろう。」
いやほんとにモッフモフだなぁ、あー癒されるー、チンチラとか作ってくれないかな夜蛾先。
「・・・」
「あ、話は聞いてたので大丈夫ですよ」
拳骨を入れられた。
「当たり前だろ」
生まれたばかりのパンダにすらそう言われるのか私は。
「夜蛾先「ダメだ」」
「まだ何も言ってないですよ」
「私も呪骸を作りたい」
「読心術ですか」
「違う、それをしたらお前の命が狙われる。」
夜蛾先は椅子を持ってきて座る、話を聞けと言う事だろう、私の椅子は無いのか。
多分ないっぽい、床に座る。
「俺はパンダを作った結果、術師相当の呪骸を量産出来るとして特級術師の認定をされかけた、俺は知らぬ存ぜぬでそれを回避したがお前は無理だろう。」
「え、失礼ですね?」
「そんなのは冗談ではすまない、コレは禪院家で守れる範囲を逸脱する、お前はまだその域に出るべきじゃない、今作れば五条と夏油の二人に殺されることになるぞ」
うーん、それは嫌だなぁ。
「はぁ・・・分かりました、作りません」
「それならばいい、さっさと出ていけ、ここが見られるとまずいんだ。」
アレコレ夜蛾先が私を連れ込んだ扱いにされたら夜蛾先の尊厳が消し飛ぶのでは?
「じゃあ縛りでここのことと自立呪骸の製作方法とかの口外禁止で!良いですね!」
「ああ、それでいい」
パンダに別れを告げて部屋から出ていく、夜蛾先もしっかり施錠して校舎に戻るために歩いた。
「ああそうだ、あの雑菌殺し呪具って何処で買ってるんですか?」
「・・・お前には教えん」
いーや教えてもらうね、アレはびっくりするほど汚れが取れるんだ!!!あれが無いとすぐにヌメるんだぁ!!!
「夜蛾先生!ここに居ましたか!」
夜蛾先に縋り付いていると補助監督の人が慌てて近付いてきた。
「何か起きましたか?」
「それが、五条悟一級術師と夏油傑一級術師、そして家入硝子術師の3名が歌姫準一級術師の一級術師試験の救援に行ったのですが・・・」
帳を下ろすのを忘れて思いっきり爆発音を響かせ、現在大騒ぎになっている、とのこと。
「やらかしたね、いつかやると思ってました」
「あのバカどもを呼んでこい!!!」
渡愛は夜蛾先生の呪骸の製作方法を本人の呪骸をチラ見して把握しています(震え)
夜蛾先生の術式による呪骸ですが推測はつきやすいよね。
本編見てて思ったけど人手不足なんだから大人しく術師増やせる夜蛾先重用しないか?ってなる。