黒閃が死ぬほど撃てる天与呪縛の女の子   作:リアオットー

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縛り内容
・加茂渡愛を好きになること
・加茂渡愛と結婚すること
・他人から感謝されること
・浮気をしないこと
・他人を虐めないこと

躯倶留隊
・渡愛と試合して負けたら呪力を使わず筋肉痛になるまで訓練

禪院蘭太
・渡愛と試合をして負けたら3日間呪式無しで訓練参加

禪院扇
・双子との接触を禁止、禁止には話す事、手の長さと同じ範囲の空間に入れること、また同じ部屋に居ることを含む


やらかした

「この中に自分で帳を下ろすからと言って補助監督を連れて行かなかった者がいる、誰だ。」

 

「せんせー!犯人探しはやめませんかー!?」

 

私と夜蛾先の前に今回の大騒ぎの元凶三人がいる。

 

歌姫さん普通にめちゃくちゃ強いんだから大人しく待っとけばよかったのに。

 

「五条ですね」

 

「そうだな」

 

五条の頭に拳骨が入る、五条は大人しくそれを受け入れている、私の拳は受け入れないくせに、腹立つぅ・・・。

 

「硝子さん、煙草没収」

 

「えー、コレ高いんだけど?」

 

「問答無用、せめて大人になってからにしなさい」

 

「加茂ママは教育熱心ですねー」

 

「普通に肺がんになりそうな代物をずっと吸ってる不良先輩には注意しなきゃでしょ」

 

硝子さんは渋々ながら私に煙草の箱を渡してくる、握り潰した後ゴミ箱にシュートすると硝子さんは地面に倒れ込んでいった。

 

「五条」

 

「俺だけ名前呼びなの何だよ」

 

「反転術式使えるようになった?」

 

「なんで反転術式?あんなもんそんな簡単に使えるようなもんじゃねえって」

 

まぁ私は硝子さんのやり方をビデオで見て覚えたしねぇ・・・。

 

「使えてない五条は2日間術式解除ね」

 

「は?」

 

【縛りが締結されました、五条悟は反転術式が使えないため2日間術式の使用が不可になります】

 

バツカラスの宣誓により五条が普段から使っている無下限の術式は使えなくなった。

 

「はぁ!?」

 

「バツカラスをマスコット扱いした罰だよ、無慈悲に受けなー?」

 

「なんてことを・・・」

 

「・・・加茂、今日は悟に任務の連絡があったのだが。」

 

「え?呪力強化だけでも1級までなら余裕じゃない?」

 

五条の六眼なら呪力強化もほぼ最高レベルだし余裕じゃない?

 

「・・・星漿体の護衛だ。」

 

「・・・スゥ~」

 

「星漿体って何?」

 

「夏油さん、あとで教えてあげて、私はちょっと自分のやらかしに全力で対処するから。」

 

完っ全にやらかしたぁ!!!?

 

「なおやー!!!!!」

 

ーーーーーー

「でなんで俺が呼ばれんねん東京でなんとかせえやカスゥ!!!」

 

なおやー!!!!

 

投射呪法で駆けつけた直哉に出会い頭に飛び蹴りを叩き込まれた私は直哉に縋り付く

 

「五条の術式2日間封印されてるの!!!」

 

既に事情を聴いている直哉はブチ切れながら私に対して説教をしてくる。

 

「タイミングくらい探せやドアホ!」

 

「今日がそのタイミングだと思わなかったんだよぉ!!!」

 

「1週間も前に言われとんねん!連絡くらいちゃんと見ろやボケェ!!!」

 

直哉はそう言って携帯のアプリ画面にある星漿体護衛内訳の連絡とそれに伴う任務と呪詛師の出現予測地が記された地図画像が表示されていた。

 

「携帯の使い方わかんない!!!」

 

「びっくりするほど充電しとらんだけやないか!!!コンセントは!?」

 

「コレ!!!」

 

「それは電源ケーブルや!俺が言うてんのは充電器!」

 

「多分コレ!いつもコレでゲームやってる!」

 

「それはMii!!!ゲーム機やろそれはァ!?」

 

直哉、私が一般常識を持っているといつから判断していた!?

 

「コントでもやってんのかあの2人は」

 

「見てて面白いのは面白いけどね」

 

「あの域は老人の域じゃねえか?」

 

「まぁ・・・そうだねぇ」

 

直哉のツッコミで選別されていき、最後に残ったのはコンセントに直接出していたケーブルだった。

 

「なおやー!!!多分コレだよね!!!」

 

「それや・・・アカン、高専に送って3か月も立たん内に大惨事やコレ」

 

直哉が天を仰いでいる、悩みは吐き出すのがいいよ。

 

「あー、それで充電しときぃや、それで・・・君が五条悟くんやんな」

 

「あー、まぁそうだけど、お前、俺の元服の時に居たよな?」

 

「へぇ・・・覚えてたんや」

 

直哉は胡散臭い笑みを浮かべて五条を見ていた。

 

「まぁな、参加してた彼奴等の中でお前が一番明確に強いと感じた、術式も分からねぇ、何処の家かも知らねぇ中で、お前だけ呪力の流れが異常に整っている印象を受けた」

 

「ハッ・・・ええやん君、見込みあるで」

 

直哉の上から目線の物言いに五条は珍しく苛ついた様子だった、すぐにも言い返していく。

 

「年下のくせに上から目線で言ってんじゃねえよ、この女がお前を呼んだってことは禪院のやつだろ?女イジメて手に入れた力でイキってんじゃねえよ」

 

「ド阿呆、毎日毎日黒閃アホほど打たれまくっとんねん、いじめられるわけ無いやろゴリラやぞ」

 

黒閃が直哉にぶち込まれる、直哉は呪力強化によって私の黒閃を完全に防いでいた。

 

「ええか五条くん、来るってわかってる黒閃なら防御ぐらいは出来るんやで?」

 

「いやその割にめちゃくちゃ冷や汗かいてんじゃねえか」

 

「フッ・・・流石に鳩尾はキツ・・・ちょ、待ってくれん?もう一発はアカンと思うねん、なぁ待て、待てって言ってるやろ!!!」

 

2度目の黒閃、直哉が悪い。

 

「というわけで私の婚約者の直哉です。」

 

「よろしゅうな・・・渡愛の婚約者の禪院直哉です・・・出来れば頼ってくれると嬉しいで・・・」

 

直哉がグロッキーになっているところで諸々の連絡を受けた夜蛾先が帰ってきた。

 

「さて、五条、夏油の二人だけの予定だったが予定変更だ」

 

夜蛾先はため息混じりに私を見る、いや~ほんとにごめんなさいね夜蛾先・・・。

 

「五条の術式封印は加茂渡愛本人の供述により2日間のみ、つまり明後日の昼頃には解除される事が確定した、それまでの間の護衛を増やすに当たって禪院直哉特別一級術師に急遽お越しいただいた。」

 

夜蛾先は地面に突っ伏している直哉を無視して言葉を続ける。

 

「五条はその間護衛対象から離れるな、呪力強化は出来るから戦闘能力自体は問題無いだろう」

 

「当然、術式使うようなやつが来るとも思えないけどね。」

 

夜蛾先はその言葉を聞いて満足そうに頷き、話を続ける。

 

「主に狙って来るだろう相手もある程度は分かっている、天元様の暴走による呪術界の転覆を目論む呪詛師集団、Q」

 

「経歴は調べたで、良く言えばまとも、悪く言えば覚悟がない虚仮威しの偽善集団やな」

 

Qについての情報に直哉は補足する、さっきまでグロッキーだったとは思えない反応に近寄ろうとしていた硝子パイセンがギョッとしている。

 

「そいつらの中でまともに夏油くんの相手になるのは最高戦力のバイエルってやつやな、術式は分からんけど結界術使えてるっぽいから最悪初手領域展開してくるで、夏油君は特級持ってるんやったら領域展開させーや」

 

「その他は?」

 

「良くて2級、術式もぱっとせえへん」

 

「よし、どうせならバイエルは夏油、その他は俺でやるか、術式だけじゃないって証明してやるよ、後輩」

 

五条は自信満々にそう言うが、早速術式を使おうとしてつんのめっていた。

 

「あ、硝子パイセン、反転術式って使えます?ビデオだけだと精度低くて」

 

「え?どういう事?」

 

硝子パイセンが目をこちらに向けてそう言ってきた。

 

「こういう事です!」

 

ナイフで手首を切ろうとしたら直哉に手を抑えられた。はっや。

 

「またんかい、お前出来ると分かった瞬間にブレーキ無くす癖直せ言うたやろが。」

 

「えっと・・・苦労してるね?」

 

「あんまりコイツに呪力操作の応用教えんといてください、コイツ出来るならノーコストって判断で普通にとんでもないことやらかすんで。」

 

直哉は硝子パイセンに頭を下げる、あーコレ多分なんかやらかしたなぁ。

 

「いいね、呪術師に向いてる」

 

「コイツは人間やでセンパイ、呪霊でも呪詛師でもないんや」

 

「・・・悪いね」

 

私に分からない会話をしないで欲しい、私が分からないから。

 

「ええんです、コイツはそういうやつで、俺の許嫁ですんで」

 

「あ、ヤベ、時間が来てるわ、すぐ向かおう」

 

「なら俺が先に術式使って向かっとくわ、どうせ相手は呪詛師やろ?徒党組んで来られるよりかは先に撹乱しとくわ、夏油君は上から見れるか?」

 

「いける、観測用の呪霊も持ってるから君につけよう」

 

「よし、作戦開始や、行くで」

 

私は、どうすればいいんだろう。

 

「渡愛は天元様の結界内で待機!こういうのは一番厄介なヤツが一番うしろに来る!ゲームの鉄板やろ!」

 

「わ、わかった!」

 

星漿体の護衛が始まった。




理子ちゃん編の前に直哉が何をやってたかの幕間入れます、そこから理子ちゃん編です。

五条悟と夏油の立場逆転とか出来そうなんでせっかくなんでやりました、五条が純粋に強いのがいけない。
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