・加茂渡愛を好きになること
・加茂渡愛と結婚すること
・他人から感謝されること
・浮気をしないこと
・他人を虐めないこと
躯倶留隊
・渡愛と試合して負けたら呪力を使わず筋肉痛になるまで訓練
禪院蘭太
・渡愛と試合をして負けたら3日間呪式無しで訓練参加
禪院扇
・双子との接触を禁止、禁止には話す事、手の長さと同じ範囲の空間に入れること、また同じ部屋に居ることを含む
『』
・渡愛と共に禪院直哉の嫁である事。
天内理子
・天内理子の天元との同化を停止し、新しい肉体を与えること、それまでの期限はバツカラスとは別の反転術式のアウトプット専門の式神として生存する事。
「甚爾君はなぁ・・・性格がアカンわ」
「分かる、もらったお金の六割をギャンブルで溶かしてて思わずぶん殴ったもん。」
「アイツ最近俺に集りに来てんだよね、無下限も逆鉾出して脅してくるから恵くんに電話したもん。」
「私のところにも来たねぇ、盤星教の金庫に物理で入られたのはアレが初めてだったよ」
「何をしているのだあの男は!!?」
夜蛾先生、お疲れさまです、胃痛枠が増えてますね。
まだまだ序の口だよ。
「まぁ甚爾君に関しては普通に定職につかせてギャンブル癖の改善と単純に社会的立場の向上がメインやね、ほら、恵くんと津美紀ちゃんの為にもなるやろおもてん」
「そっちではどんな感じや?」
「普通にぶん殴ってくるし黒閃入れても普通に耐えて殴り返してくるゴリラだよ」
「書類関係を女性の事務員にさせた挙句この前事務員側から交際を申し込まれている。」
「「「うっわ」」」
五条悟と夏油傑は直哉に対して無言のアイコンタクトをした。
直哉は見なかったことにして天を仰いだ。
「プロヒモとしての面目立ちまくっとるなぁ・・・」
「立ってんのは下半身じゃねえのか?」
天内の強襲を受けるも無下限バリアによって止められている、南無。
「戦力としては上等以上だ、特級呪霊を祓える程の力量はこちらとしても欲しい。」
「それで言ったら夜蛾先生は特級術師になってませんでした?」
「なっとったな、保留やったのを君等2人の離反に伴って昇格や、まぁどっちかって言うたら夏油君が呪霊でやってることを呪骸でやってくれって感じやけど。」
「お前たちの討伐任務が常に負わされている、何処かで死ぬなよ」
夜蛾正道が特級術師に上がる事になった原因二人はへへ・・・と頭を掻いた、まあこの二人が揃ってる限りは死なんやろ。
「そんで?特級にはなったけど夜蛾先生はどないするん?」
「任務にはいかん、だが俺の呪骸を増やせと言われている、少なくとも呪骸の生産量は増やさねばなるまい。」
「ならうちの躯倶留隊もそっちに渡すわ、定期的に交流ついでに大訓練やっとけばある程度の連携は出来るやろ。」
「GGOSからは性格が比較的穏当なメンバーを高専に送る、呪詛師としての動き方やどう考えて動いているか等の経験は高専に居た私達や禪院家では積めない類の経験だ、間違いなく糧になる。」
この数秒間で唐突に一大イベントが発案され開催が決定していることに天内理子はコレがしごでき達の世界かと遠い場所へ意識を飛ばした。
「日時はどうする?交流会だの何だのあったやろ確か。」
「その日の3日後辺りでどうでしょう、結界術を駆使してエリアを限定すればロケーションやローテーションなども組みやすい筈」
「ならそれに関しては呪具も使おか、そういう系統の道具は呪具師ならある程度ノウハウあるはずや、うちでもちょこちょこ使っとるやつおるしな」
「あー、ならそういう呪具の作成者の情報だけくれないか?金はあるから直接契約を結びたい」
「ええで悟君、後で式神送るわ。」
「なら呪具職人たちのなかで興味がある人間が居れば私の呪霊銃を生産してもらうのはどうかな?」
「ふむ、良いんじゃないか?呪具にする銃は今はどうやって作ってる?」
「品質の高いのだと部品を一つ一つ作ってます、その銃であれば蠅頭弾でも特級呪霊相手に傷が付きました、防御力が高くない特級呪霊なら足止め位なら出来るでしょう」
「量産品はどうなっとんねん」
「2級呪霊までであれば可能、ライフルのような大口径なら1級までは傷つけられる、倒せるわけではないので足止め用、と言ったところですが。」
そもそも術式持ち相手に物量で挑んでも被害が大きくなるだけだろう、問題はない。
「まぁ充分やろ、銃本体はともかく蠅頭弾はド素人でも作れるんか?」
「蠅頭なら、特級呪霊弾は私じゃないと無理だね、銃を呪具化させることは流石に呪具職人じゃないとキツそうだったよ、銃の方私が呪霊を使って無理やり呪具にしたこともあるけど耐久力が足りなくて数発で暴発した、仕方ない面はあるけどね。」
「ほーん、なら禪院家でもその銃使うわ、いくら位を設定してある?」
「作る難易度が高いだけでそこまで数がいる方じゃないからね、拳銃で一つ30万、弾を1発2000円で考えてるよ」
「あーまぁ充分やろ、他のライフルなんかはどうすんの?」
「火力が高ければ一丁100万、弾も1万くらいかなって考えてるけど?買うかい?」
「買う買う、量産品と蠅頭弾の値段は一桁、オーダーメイドやるなら2桁増やしぃや、その値段やとすぐに需要跳ね上がるで、弾も君専門の特級呪霊弾は3桁増やしたほうがええわ」
「流石関西人、金勘定が得意なようで」
「伊達に次期当主やっとらんねん、資金源はちゃんとやっといたほうがええよ、悟くんばっかりに任せて詐欺にあったら気分最悪やで?」
「気を付けるよ」
渡愛と天内理子は二人で部屋の端っこに集まっている、話が難し過ぎてリタイアしたようだ。
「夜蛾先生、呪霊銃の銃弾製作自体はそう難しくありませんが性質上どうしても手作りのみの製作になります、今はとにかく人手がいる、機械化はかなり遠い、ですが欲しいですか?」
「・・・私としては切実に欲しい、だが金はそこまでない、総監部は金を落としてこないからな。」
「窓や補助監督メインで回すにしても確か総数3万人くらいやったやろ?全員に行き渡らせるには中々遠いやろしなぁ」
うちの躯倶留隊も五千人ほどいる、女中達を含めればもっとだ、まぁ出すしかない、出せるものを出さずに死ぬなどそれこそ意味が無い。
「禪院の方はパパに頼んでみるわ、少なくとも任務に出るわけやない女中に回ることはなくても躯倶留隊に回す分はある程度欲しい。」
「生産量は確保できる人員にもよるけど今のところはかなり無理して月に1000丁ってところかな、銃弾の方は日換算で2500発って感じ、増やせたり機械化できたら一気に伸びるかも」
「チッ上手いこといかんな、まあやれるだけマシか。」
直哉は苦い顔を隠さない、弱い補助監督や窓が減ることもそうだが全く新しい資金ルートを作り上げることで黒幕を引っ張り出す算段が整うのはかなり先のことだと分かってしまったからだ。
「あ、ねぇねぇ、理子ちゃんの仕事ってどうする?」
「「「「ん?」」」」
【私か!?】
「うん、だって反転術式のアウトプットでしょ?なら色々出来ることあると思うんだけど、正の呪力だけ込めた空砲で呪力を飛ばして回復とか」
その場にいる全員に雷が落ちたような衝撃が走った。
「出来るか?」
「わからない、やって見ないと、硝子みたいに医学知識があるわけじゃないにしても簡易治療なら?」
「いや、それだと傷を防ぐだけで内出血なんかは防がれへん、禪院で確認しとる。」
「傷を防げるだけで十二分じゃねえか?傷が開くような激しい運動じゃなくても最悪出血だけ止められるなら十二分だ。」
「即死しない限りは助かる可能性を増やせるなら持っておく価値はある。」
全員の目が渡愛の腕の中にいる天内理子、もといヤタガラスに集まる。
【嘘じゃろ、この身体になって過労死するような仕事を押し付けられるのか!?】
「ゴメン理子ちゃん、余りにも有用過ぎる、実験させて?」
【嘘じゃ・・・私を騙そうとしてる】
「えー、でも出来たらお金がめちゃくちゃ稼げるよ?」
【この身体でお金あってもしょうがないでしょ!?】
「大丈夫、レパートリーを増やせば何とかなるよ、多分」
【嘘だああああああ!!!】
天内理子は倒れた、まだ始まってもないのに社畜の道を歩むことになりそうな彼女に社畜の道を歩ませる事を決定した4人は心の中で合掌した。
「これらの計画は5年スパンで見直すで、計画の遅延コミコミで出来る限り伸ばす、金は回し続けるから全員気張れや」
『応!』
ここから数年、全力稼働が続く社畜達の意気込みが部屋に響いた。
多分反転術式アイテムの試作品を1番使い込むのは夜蛾先生、あると思います。
多分この話の中で決まったことだけで数百億円規模の金の契約がポンポン飛ばされている、金持ちばっかの世界だと多分普通。
天内理子ちゃんしか出来ないものなので死ぬほど高価、でも質はいいから(震え)
多分家入さんも同じ物作らされてるから安心して欲しい。