黒閃が死ぬほど撃てる天与呪縛の女の子   作:リアオットー

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幕間【伏黒家に関して】

「いきなりでごめんなぁ、津美紀ちゃん」

 

「あの・・・誰ですか?」

 

「津美紀、関わらないほうがいい。」

 

「ちょっと恵?いきなりそんな事言わなくても」

 

家に入るなり出迎えることになった大男数人は子供であるこの娘にとってはかなり怖い対象やろうに健気な子やね。

 

「自己紹介も兼ねて色々話さなあかんこともあるんよ、甚爾君がおらんかった間に何やってたのかとかなぁ」

 

小さい面積の家のなかにギッチギチに男どもが入り込む、子供二人ならば十二分だったその広さも高身長な男4人が入ると座る事すらも一苦労なほどだった。

 

なんとか禪院が座り、机を囲んで話すことになるが甚爾君の筋肉がデカすぎて隣に座った五条と良くぶつかっている。

 

「自己紹介といこか、俺は禪院直哉、甚爾君の生まれた家の次期当主や、まぁ分かりやすく超お金持ちの家の一番上になる人って覚えとき。」

 

津美紀ちゃんは驚いて小さく悲鳴を上げた、その様子を見て夏油君はすごく癒されているような顔をしている、分かるで夏油君、凄い新鮮な可愛い行動してくれてるやんな。

 

「俺は五条悟、五条家っていう直哉と同じくらいの家の当主、一番上だ。」

 

津美紀ちゃんはまた悲鳴をあげる、いきなりお金持ちが2人入ることになった家など釣り合いにならないのではと考えているのがすぐに分かる、悟君はニコニコとイタズラが成功した子供のような顔をしている。

 

「おいおい2人が先に自己紹介したら私のインパクトがなくなっちゃうじゃないか。」

 

「「それはない」」

 

「えぇ・・・そうかい?盤星教、時の器の会の現教祖、夏油傑でーす」

 

「な、なんか凄そう・・・!」

 

「津美紀・・・」

 

恵くんは滅茶苦茶不満そうだ。まぁしゃあないやろなぁ。

 

「まぁこんな感じで色々と立場のある人間3人に何故か無職のダメ男「おい」の甚爾君が居るのかと言うとまぁ俺がちょっとばかし悪戯してな、その時に協力してもらったんよ」

 

「えっと・・・お友達になったってことですか?」

 

「まぁそう言うことや、んで、俺等一人一人の事が気に入らん奴から嫌がらせを受けそうになったから3人で守らなあかん言うことで甚爾君をこっちに越させてん」

 

間違ってはいないが本当の事を言ってもいないという事を察している恵くんは思いっきり睨みまくっている、おーこわ、小学生が出せる気迫ちゃうやろアレ。

 

「一応明日くらいには内々に向けて声明は出すわ、君等の政治的立場は無い、利用も許さん、危害が加えられたと判断された場合俺等3人が敵に回る言うてな」

 

「変な人達がいたりしたら呼べばいい、ってことですか?」

 

「おう、防犯ブザー鳴らしたら怖い兄ちゃんたちがすっ飛んでくんねん」

 

「おい、その怖い兄ちゃんって俺のことじゃねえだろうな」

 

「お、バレてもうた?」

 

おどけて緊張感を解そうと頑張るが津美紀ちゃんはともかく恵くんは全く信じてくれていない。

 

「まぁなんや、君等はまだ子供なんや、大人しく大人に守られとき」

 

「お前もまだ子供だろ・・・」

 

甚爾君それ言うたらあかんねん。

 

「上の立場に子供も大人も関係あるかいな、力のある無しやなくてその立場に居る責任を果たすか果たさんかや」

 

「コレだから真面目ちゃんは嫌いなんだよ、立場がどうのでまるっと意見を変えやがる」

 

「一般人にとっては利点だろう?私たちだって真っ白なわけじゃないさ」

 

大人達の会話に目をキラキラさせている津美紀ちゃんと何処か寂しそうな感情を感じる恵くんを俺等は視界の端で見ていた。

 

「まぁ、不安なら俺が定期的に見に来てやろうか?忙しいのは忙しいが俺もちょっとは動かないとすぐに錆びる。」

 

「悟君が?まぁええけど珍しいな?」

 

「いや~結構面白そうな気がするんだよね、最悪家の連中使えば問題なし。」

 

五条家の権力と金使うんはかなり過剰やないか?いやまぁそれでええんならええんやけど・・・。

 

「なら、恵くんに関しては悟くんに任せよか、まぁ今日は説明だけやし、来るたびになんかしら持ってくるわ、そんじゃ皆帰るでー」

 

「俺も帰るか」

 

「甚爾君はここにおってくれな困るで」

 

「逃げたら殺すって言ったよな?」

 

「・・・」

 

俺達は甚爾君を置いて部屋から出ていった。

 

「あそこには特級呪霊を3体くらい置いておこう。」

 

「既に禪院の奴には見張らせとる、防犯ブザーがなったら最近手に入れてたあのゴキブリ経由で突っ込ませたらええんちゃう?」

 

「女の子にはトラウマじゃないかな、止めておくよ。」

 

「それもそうか、蒼のワープは?」

 

「出来る、けど場所は限られるかな、少なくとも即応はキツい」

 

「ままならんな、まぁ時間はあるわ、ゆっくりやってこうや」

 

俺達3人が頑張れば、ちょっとはマシな世界にはなるやろ、多分なぁ。




伏黒パッパはこのあと理詰めでガン詰めされて泣いてる。家庭内ヒエラルキーの確立は急務ですね。

ぶっちゃけ甚爾が居たらジョーカー性能高くて常に警戒させられる点で余りにも戦闘がやり辛すぎると思います。

奥の手の領域展開を外から普通に破壊してくる鬼札が見えてるとか択として余りにも極悪過ぎる。
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