3級フィクサーパンチ   作:アリマリア

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 いつも通り独自解釈多めでお送りします。





灰とエラ

 

 

 

 アンジェラ。

 それは、Lobotomy Corporationにおける、セフィラたちに並ぶ主要キャラの一人であり……。

 続編たるLibrary Of Ruinaでは、ダブル主人公の片割れを務める女性の名だ。

 

 しかし彼女は、女性とは言っても、純粋なヒト種ではない。

 

 L社の特異点の核たる釣瓶となった、カルメン。

 その脳の複製を元に作られた人格を持つ、人ならざるAIなのである。

 

 

 

 ……なんかこう言うと、さもアンジェラがただの機械みてーに聞こえるが。

 そう考えてしまうのはちょっと頭アインである。

 

 いや、だってさ、それ言ったら俺たちも同じだもんに。

 

 俺たちセフィラがどういう存在かと言えば、コナーとかエリヤとかガブにゃんとかの脳をほじくり出したり複製したりして、それを機械的に加工することで、AI化した感じのヤツだ。

 

 しかもその際の負荷で記憶とか自己認識能力とかまで損なわれてるので、もはや前世の自分との連続性すらも怪しいもんで。

 正確に定義するのなら、セフィラは「人間を元にしたAI」と言った方が正確だろう。

 

 ……いやまあ、俺は何故か普通に記憶も残っとるし自己認識もしっかりしてるので、コナー=ダァトと認識できるんだけど。

 その辺はよくわからんから、一旦置いておくとして。

 

 俺としちゃ、「考える自分」がここにいる以上、俺=コナー=ダァトという存在は連綿と続いてると思う。

 我思う故に我あり、コギトエルゴスムってヤツだね。

 

 

 

 では、そんな俺たちとアンジェラにどういう違いがあるかと言えば……。

 正直、俺にはよくわからん。

 

 だって俺たちとアンジェラ、相違点が少なすぎるんだもん。

 

 俺たちはL旧研にいた人間の脳から造られたAIであり。

 アンジェラもまた、L旧研にいたカルメンの脳から造られたAIだ。

 

 アンジェラは、まあ、カルメンとは乖離した精神性をしてるっぽいけど……。

 俺はともかく多くのセフィラたちは、錯乱とか抑圧の結果、生前の長所を喪ってる奴も多い。

 マルクトは生前のエリヤの地に足の付いた堅実な努力を失い、身の丈に合わないことをしちゃうし。

 ゲブラーはカーリーの心の強さや冷静さを失い、アブノマに執着するあまり守護者としての意識を喪失してしまっている。

 

 一応、アンジェラには1の時間を100に感じる程の超高速演算能力やら、一度記憶したことを決して忘れない記録能力やら、俺たちにはない能力が搭載されているので、強いて言えばそこは違いになるが……。

 別に高等な能力を持つことが、人と機械の区分けってわけでもないだろう。

 凄まじく頭が良かったり、サヴァン症候群だったりすれば、彼女みたいな症例もあり得るわけで。

 

 せめて人としての心がないのならまだしも、カルメンとは形こそ違うが、アンジェラは確かに人の心を持って生まれている。

 嬉しさも悲しさも辛さも幸せも、その全てを正しく認識できてしまうのだ。

 

 

 

 質問来てた!

 アンジェラはただの機械なんですか?

 

 結論! もはや人とされる場合がある!

 

 

 

 少なくとも、俺たちセフィラと扱いに差を付ける意味はないだろう。

 

 ぶっちゃけて言えば、製造者であるアインが彼女を機械扱いする論拠は、ロジックではなくパッションだ。誠にアイツらしくないことにね。

 

 こっちの世界でどういう流れになったかは、判然としないが……。

 少なくとも原作においてはそう。

 

 色々と喪い過ぎてぶっ壊れてしまったアインがカルメンの完コピを作ろうとして。

 しかしその途中で、「あれこれ流石にマズいか?」と正気を取り戻してしまったが故に、外見も内面も全然似ていない存在になってしまった。

 

 それでもワンチャンカルメンになってくれるかな、なんて身勝手な期待を抱いていたアインは、極めて無垢だったアンジェラの反応に失望。

 彼女に「結局はただの機械だ」という呪いの言葉を吐き捨て、以後一切のコミュニケーションをお断りする。

 

 うーん、我が友ながらカス!!!

 

 何が機械じゃボケ! 相手に人の心があるってのは設計者として分かってんだから、せめて生み出した責任くらい取らんかいこの天才陰キャ童貞クソナードがよ!!!

 

 

 

 ……と、友だちの余りのアレさにちょっと話が逸れ過ぎてしまったが、閑話休題。

 

 アンジェラはとにかく、そういう存在である。

 

 アインによって作られた、頭の定めた人工知能倫理改正案に真っ向から歯向かう、人型の機械でもあり。

 複製されたカルメンの脳を元に人格データを構築する、彼女の似姿でもあり。

 俺たちセフィラと殆ど変わらない、並び立つべき隣人であり。

 その底には温かな心を持っていた、一人の女性でもあり。

 

 ……そして同時。

 

 記憶を喪失したアインを導くために用意された、冷酷なナビゲーターとしての役も背負っている。

 

 

 

 Lobotomy本社地下という、繰り返される煉獄を先導する、蒼白の秘書。

 

 L社の本懐たるエネルギー精製のため、冷徹に表情一つ変えず職員の命を使い捨て、アブノーマリティを脱走させて、多くの悲劇を生み出す存在。

 

 そして、それを受けてなお顔色一つ変えることなく、むしろシャンパンを開けてお祝いまでするような、冷酷非道で人の心のないAI……。

 

 

 

 

 

 

 ……というのが。

 

 これから100年くらい経過した後、クッソ辛い環境の中でド陰キャネグレクトを受け続けてブチギレてヤケクソになってるアンジェラである。

 

 

 

 

 

 

「これからあなたと一緒に働いていくAI、アンジェラよ。

 お互い不慣れな業務になるでしょうし、助け合っていきましょう」

 

 今、俺の目の前にいるアンジェラの笑顔は、とても自然なもの。

 貼り付けたような感情のないものではなく、むしろ俺との出会いを本心から喜んでいるのがわかる。

 

 勿論、多少の陰がないわけではないが……それも、アインに無視され続けて悲しいぴえん、程度の軽いものに過ぎない。

 まだ十分に、自分の中で耐えられる程度の感情でしかないわけだ。

 

 繰り返される時間、何度もループする煉獄を前にした摩耗と疲労が、彼女からは感じられない。

 辛いこともあったが、心機一転、任された仕事に全力で取り組もう、と。

 そんな意気込みすら感じる、フレッシュな状態だ。

 

 疑うまでもないだろう。

 これは、まごう事なき最初期アンジェラ。

 それも、不慣れな仕事って言葉に嘘がなかった辺り、最初も最初、1周目の彼女である。

 

 ……いやはや、驚いたね。

 まさか、1周目に当たるとは。

 

 

 

 俺にインプットされている知識によれば、どうやらこのL社にもあるらしい、「TT2プロトコル」。

 このシステムが起動すれば、時間は一気に遡り……ついさっき俺が目覚めた時点にまで遡行する。

 いわゆる光の種シナリオエラー、リブートである。

 

 シナリオリブートが発動すれば、凄まじい演算能力を持ち、ほぼ無尽蔵に情報を処理できるアンジェラ以外の全ての存在から、反復した記憶は消去される。

 光の種シナリオは膨大な時間をかけて実行されるからな。

 人の精神を持つ俺たちには、それを真正面から受け止めることができないのだ。

 

 ならアンジェラは受け止められるかって?

 受け止められないからああなるんだよなぁ……。

 

 勿論、俺も例に漏れない。

 リブートが発動すれば、それまで何をしていようと関係なく、意識や自我の全てが消し飛ばされる。

 そうして気付けば、先程の「あ、今転生したわ!」という認識にまで戻ってきてしまうわけだ。

 俺からすれば、それは殆ど死と変わらない、割と辛いことなんだが……それはさておき。

 

 

 

 そんなわけで、目覚めた「今回の俺」が、本当は「何周目の俺」なのか、知る術はない。

 ぶっちゃけ1周目の可能性もあれば、何万周目の俺である可能性もあったわけだ。

 

 他のセフィラたちもこれは変わらず、何度も「はじめから」を繰り返すので、何万周しようとその人格が変化することはないのだが……。

 ただ一人、この反復を記憶するアンジェラだけは、過ぎ去った時間に応じて性質を歪めていく。

 

 今回の俺が、一体何周目の彼女と向き合うことになるのか、そして彼女からどのような抑圧を受けることになるのか……ぶっちゃけ、ちょっと身構えていたのだが。

 

 何十何百何千何万というループの内、たった一度しかないはずの最初に行き当たるなんてな。

 この俺は、運が良いと思うべきか、あるいは悪いと思うべきか。

 

 

 

 * * *

 

 

 

「ダァト? ……もしかして、起動プロセスに問題があったのかしら?」

 

 あ、やべ。

 考え込んでいる内に数瞬の間が空き、アンジェラに怪訝がられてしまった。

 

 よし、イッツァ、コミュニケーションターイム!

 第一印象はとっても大事だ、いつも通り楽しくいこう!

 

「やあアンジェラ! 僕はコナーだ! 会えて嬉しいよ!」

「…………やっぱり、起動プロセスに問題があったのね? あなたは、コナーではなくダァトよ」

「驚異のマジレス!」

 

 割と平坦に言い切られ、あぴゃーと額に手を当てる。

 

 ふむふむ。やっぱこの時代のアンジェラは、あんまり感情の動きが大きくないんだな。

 

 人の心を持つように造られたものの、彼女が本当に人の人間性、エゴイズムを獲得するのは、100万年という時間が彼女を貫いた時。

 

 ループ初回である今は……そうだな。

 感情を感じる器官はあるものの、まだまだ未熟。

 人の悪意や絶望、渇望も希望も知らない、純真無垢で善良な、子供のような状態なんだろう。

 

 

 

 ……そう、子供なんだよな、アンジェラは。

 

 アインによって生み出された、世界の多くを知らない、子供。

 どれだけ女性らしい体をしていようと、どれだけ高い能力を持っていようと、そこは変わらない。

 

 はぁ~~~……。

 こんな子供に、100万年の煉獄を味わわせる、かぁ。

 

 やっぱアインの奴、一発ぶん殴ってやらんとあかんね。

 そして、できるだけこの子を支えてやらんとなるまい。

 

 ま、そこは元L旧研のカウンセラーという輝かしい経歴を持つこの俺にお任せあれだ!

 

 ……ちげーよ!! カウンセラーじゃなくて用心棒な! 時々自分で忘れそうになるわ本職を。

 

 

 

 そんなわけで、俺は努めて笑顔を浮かべ──この体で笑顔?──、彼女に言葉を投げ返す。

 

「大丈夫、ちゃんと理解できてるよ。

 俺はダァト。パスを担当するセフィラだ。今のはほんの冗談ってヤツ」

「冗談……そうなのね。ごめんなさい、まだそういったニュアンスを汲むのが難しくて」

「いいってことよ☆ 君を造ったアインもベンジャミンも、そういうの全然言わないタイプだもんな、しゃーないしゃーない」

「……!」

 

 彼女の製造者──人間であれば親にあたる2人の名を挙げると、アンジェラは露骨に驚きの表情を浮かべた。

 

 へえ、最初期のアンジェラって腹芸とかできないのか。

 いつも冷静で冷徹な蒼白の秘書と同一人物とは思えない情緒豊かさに、俺は思わず苦笑を漏らす。

 

「ダァト、あなたは……なんで、それを知っているの?」

 

 ……俺はL社の前身となった旧研究所で、真っ先に死んだ雑魚である。

 カルメンの死後に製造されたと思しきアンジェラの所以を、その製造者を、知っているはずがない。

 

 まあ実際、「コナー」は知らないんだよね。

 ただコナーになる前の「俺」が知ってたってだけだ。

 

「なはは、まぁちょっと物知りでね! どや!」

 

 う~~ん、知ったかぶりは気持ちいいゾイ! 楽しいね~知識チートってヤツは!

 やっぱ異世界転生と言えば俺TSUEEEEですからね、キメられるところはキメていきますよ!

 

 

 

 ……と、馬鹿みたいにイキるだけじゃなくて、今はすべき話をしなくちゃな。

 特に、今回が初回ループっていうんなら、これを言うのは必須だ。

 

「なあ、アンジェラ。これから君のこと、あだ名で呼んでいいかな」

「あだ名? ……職務規定上は特段の問題もないけれど、何故かしら」

「あくまで個人的な好き嫌いの話になるけどさ、俺、どうにも天使(angel)って概念好きじゃないのよ。

 君の名前にも一部入ってるじゃん? どうしても君を呼ぶ時、悪感情が伴っちゃうと思うんだよね」

 

 嘘ぴょ~ん^^ 別に天使とか好きでも嫌いでもない。

 強いて言えばGone angelsはどちゃくそ大好きなんだけど、それくらい。

 

 次の理由こそ本命だ。

 

 

 

「それに、同じ職場で働く同僚だろ? お互い気兼ねなく話せるくらいの距離感になりたいからさ。

 名前をそのまま呼び合うより、あだ名で呼び合った方が、親し気だろ? まずは形から入ろうぜ、その内中身も伴ってくるかもしれないじゃん。

 んで、あだ名は……そうだな、君の名前(angela)から天使(angel)を抜いて……ア、ってのは寂しいし、もうちょっと入れて、『エラ』ってところでどう?」

 

 100万年を孤独に生きるアンジェラにとって、その名はいつか、呪いになってしまうだろう。

 

 アインから役目と共に下げ渡されたもの。

 されど、ただの一度さえ、愛を込めて呼ばれることのないもの。

 自分を規定し、枠の中に閉じ込める、忌々しい枷として。

 

 ……それ自体は、きっと俺には歪められないだろう。

 彼女と違い、俺はリブートの度に記憶を喪う。

 彼女の絶望的な孤独の旅に寄り添い、支えることができない。

 

 だから、せめて……。

 忌々しいそれ以外の名で彼女を呼び、親し気にしてくる、気の置けない友だち。

 あるいは、自分の鬱憤をぶつけて良いと思える、近しい他人。

 

 そうなれれば……多少なりとも、彼女の助けになれるかもしれない。

 

 

 

 ……え、何?

 

 アンジェラがストレスをため込まないと、今度こそ指定司書ルートのチャートが破綻する?

 

 うるせ~~~~!!!

 知らね~~~~!!!

 

 今更何言ってんだ、もう指定司書とかどうでもいい……って、流石にことはないけど。

 そんな俺の目的以上に、今目の前で泣きそうになってる子供の方がずっと大事じゃ~~~い!!!

 

 

 

 当然ながら、今の彼女には、そんな暗い未来が来るなんて実感は欠片もないだろう。

 

 アンジェラは不思議そうに小首を傾げた。

 

「あだ名……そういう、ものかしら。私には、よくわからないけれど。

 でも、わかった。あなたがそう呼びたいのなら、構わないわ。

 ……その場合、私も何か、あなたのことをあだ名で呼んだ方がいいのかしら?」

「ん……まあ、業務中はダァト呼びがいいだろうね。何せ君は俺たちを仕切る統括AIだ、周りからの目線は相応になるだろうし。

 でも、個人的な場では呼んでくれても構わないよ。その時は、そうだな、やっぱコナーって呼ばれるのが一番しっくりくるかな」

「……あなたの、人間だった頃の名、よね。

 私は、その頃のあなたに会ったことはないけれど……わかった。そうするわね。

 改めてよろしく、コナー」

「うん、これからよろしく、エラ。……頑張り過ぎず、程々にやっていこうぜ」

 

 

 

 * * *

 

 

 

 そんなこんなでコンゴトモヨロシクした俺とアンジェラ。

 

 で、だ。

 

 正直アンジェラには申し訳ないと思うんだが、今は彼女との話以上に優先すべき行動がある。

 なので、彼女とのコミュは一旦ここまでにして、そっちに取りかからなきゃだ。

 

「さて、それじゃ早速だけど……、…………?」

 

 そんなわけで早速体を動かし、中層へ向かおうと思ったのだが……。

 

 

 

 ……あれ。

 

 今更だけど、俺、なんか……んん??

 

 

 

「?」

 

 ふと、自分の左手を持ち上げてみれば。

 その手は、黒でも灰でも鈍色でもなく、青白い薄らとした肌色だった。

 

 ついでに言うと、軽くにぎにぎしてみると、よく慣れ切った5本の指の感覚が返って来る。

 

「???」

 

 見下ろすと、そこには予想してた灰色の箱ではなく、蒼白の胴体があった。

 見慣れないものかと言えば、そんなこともなく。

 筋肉の付き方とか、体中の傷とか、右腕と左脚がないこととか、すんごい見覚えがある。

 

 

 

 肌が真っ白になってるけど、(コナー)の体じゃん。

 

 

 

「?????????????」

 

 

 

 はい?

 

 何?

 なんで?

 何が?

 

 

 

「どうしたの、コナー?」

「ええと、エラ、あの、その、えーっとね、うーん、何を訊けばええんやこれは」

 

 混乱しきりである。

 

 なんで俺、人の体持ってんの?

 箱詰めされたんちゃうの?

 

 セフィラ化は……いや、セフィラ化はしてるよな。

 さっきも、起動プロセスの中でアインの命令とか情報とかお手紙もらったわけだし。

 この体も本当に体ってわけじゃなく、色的にも機械製なんだろうし。

 

 アイン的な認知フィルターか?

 いや違うわ、だって触っても明らかに感触があるもん。

 軽く胸とか叩いてみても、ちゃんと痛覚も通ってるっぽいし。

 

 え、じゃあなんで人の体なん?

 

 アイン君?

 何してんのお前???

 なんなのこの体?????

 

 

 

「……エラ。俺、箱の体じゃないの?」

「え? ……ああ、そちらの方が良いかしら。

 確かに、その体はそうそう替えが効かないから、普段使いするのはあちらの方が良いかもね」

 

 すぐに用意するわね、と。

 そう言って、アンジェラは部屋から去って行った。

 

 ……あかん、変に「俺物知りですよ?」マウントしたせいで、こっちが色々知ってる感じで事を進められてしまった。

 素直に泣きついて、なんでコナーの体がここにあるのか訊けばよかった……。

 

 

 

 

 

 

 ってか、俺今裸じゃん!

 

 キャーッ!! アンジェラちゃんに裸見られた!

 えっち! 変態っ!! もうお婿さんに行けないっ!!

 

 

 







(Limbusプレイ近況報告)
 先日、5章読了致しました。

 イシュメール。
 どうか新たな旅路を、あなただけの航海術で。

 ……4章で爆上げしたハードルをちゃんと跳び越えていくの、本当にすごいな!?
 ストーリーの面白さは勿論ですが、演出が加速度的に面白くなっていく……!
 「自分の航路は自分で決める」演出として、アレは本当に最高でした。
 せっかくなのでハナフダイシュに囚人の外形投影して挑んだんですが、セレクトボックス消費も後悔しない良さ。

 あと、このお話全く知らないまま、しばらく前にコナー君がモノローグで「船長なら船員たちを煽った責任持って、狂おうが目的地まで突き進め」とか言ってたんですが、すごい噛み合い方をしてしまったな……。そりゃあ読者様にご感想をいただくわけですね。
 ちなみにコナーくんがエイハブを見たら、多分普通に引っ叩きます。
 俺は船員たちの責任を背負えって言ってんの! 誰が船員を私物化しろって言った!?
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