3級フィクサーパンチ   作:アリマリア

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 アンケートにお答えいただき、ありがとうございました!
 騎士ちゃんとカルメン強すぎワロタ。
 ということで騎士ちゃんとのデート回です。





残るはあなたの剣という、誇りに満ちた矜持がひとつ。

 

 

 

-とある反復-

 

 

 

 今回の反復は、休憩に使うこととなった。

 エラの精神状態は、別にそこまで悪いわけではない……というか、最近は精神的に安定してきて極端に悪化することもなくなってきたのだが。

 単純に、周期的な休みの反復が来たのだ。

 

 働きすぎると、パフォーマンスが落ちる。

 そんな元現代日本人としての常識をしばらく前の反復でアンジェラに語って聞かせた結果、原則的に7回の反復の内1回は休憩に使うことになったのだ。

 

 ……これは一見すれば、1週間に1日の比率で休めるように思えるかもしれないが……それは甘すぎる見方と言わざるを得ない。

 

 最近は平均リブート日数が50日弱になっているので、休憩反復に辿り着くまでに働かなきゃいけない日数は、大体300日といったところで。

 対し、シナリオを放棄すれば大体半日くらいでリブートするので、休憩は半日しかない。

 なんと300日働いて半日休めるという、翼基準ですら真っ青&真っ黒なデススケジュールである。

 

 文字通りに殺人的、冗談抜きで人死にが出かねない労働環境だった。

 いやまあ、出かねないっていうか、大体3日に1人くらいは死んでるんだけどね、職員がね。

 労基? あそこから派遣されたロボはおもちゃにされてますよウチでは。

 

 ……まあ、AIとして作られているため長い時間にある程度の耐性があるエラと、300日を7時間強にまで圧縮して感じられる俺たちは、なんとか耐えられてはいるんだけどね?

 ていうかそんな俺たちだから、エラもこのスケジュール組んだんだけどね?

 

 

 

 

 で、そんな休憩反復の、穏やかな昼下がり。

 ……いや、L社地下本部には昼も夜もないが、まあそれくらいの時間帯。

 

 俺が何をしていたかと言えば……。

 昼食を済ませた後、自室のリビングに置かれたソファで、騎士に膝枕されていた。

 

 ちょっとびっくりするくらいに細くて、しかし確かな柔らかさと弾力のある彼女の太ももをを後頭部に感じながら、俺は騎士を見上げて声をかけた。

 

「はぁ~、食べた食べた。騎士、どう、美味しかった?」

「本日も、とても美味しい食事でした。いつもありがとうございます、主よ」

 

 騎士は穏やかで幸せそうな笑顔を以て答えてくれた。

 あー相変わらずの最強美人フェイスで眼福ここに極まれり。視力1.0くらい上がりそう。

 

「ありがとう、嬉しいよ。

 ……でも、騎士はいつも美味しいって言ってくれるから、なかなか好みの味を絞りにくいんだよなぁ」

「ふふっ、女王や王なんかは、とても分かりやすいですからね。

 しかし、私の言葉に嘘はありませんよ。私は主の作ってくださった食事を、美味しくないと感じたことがありませんから」

「空腹じゃなく、忠節こそ最大のスパイス、って?」

「その側面も否定は致しませんが……主の食事が美味しいというのは、確たる事実ですよ」

 

 「本日の昼食も、特にコロッケがとても美味でした」と、騎士は細すぎて心配になる腹を撫でた。

 

 まあ、それなら良いんだけどさ。

 せっかくのデートなんだし、君に美味しいって思ってもらえるものを作りたかったから。

 

 

 

 俺はなにせ5股浮気クソ野郎なので、お休みの反復は毎回、誰かしらとデートしたり、メンタルケアしたりしている。

 彼女たちを幸せにするべく邁進する俺に、休める日などないのである。

 まあ、彼女たちと共に時間を過ごすのは楽しいし心も休まるのでウィンウィンなんだけどね。

 

 で、そんな休憩反復で行われるデートなんだけど……。

 同時に多数を相手するハーレムデートになることもあれば、当然ながら2人きりでデートすることもある。

 

 まあ、俺の意識が夜空剣を通して騎士、カルメン、ひいては元魔法少女組と繋がっている以上、完全に2人きりになるというのは保安上難しいが……。

 それでもやっぱり、2人で過ごす時間というのが、人には少なからず必要なのだ。

 

 

 

 で、今回の休憩反復は、騎士とデートで過ごす番だったんだが……。

 ……騎士との2人きりのデートは、他の子たちと違って、とても落ち着いたものになるんだよな。

 

 割とバトルマニアなところのある王は、アンジェラにお願いしてクリフォト抑止力を緩めてもらい、2人タッグでALEPHアブノマに挑んだりもするし。

 

 従者とは相変わらずテーブルゲームを一緒にやってて、最近では剣契(サムライ)vs黒雲会(ヤクザ)をモチーフにしたオリジナルボドゲを作り、俺がサッガッ先生をチート性能にし過ぎて怒られたりしたし。

 

 道化師とカルメンは、なんか最近2人で新しい試みを試しているようで、例の3級フィクサー活躍場面集総集編とやらを俺本人が見せられる羞恥プレイを強いられたりしたし。

 

 女王は俺の作ったお菓子を一緒に食べ歩きしたり……まあ、彼女のお願いで、辱め(恥ずかしめ)なロールプレイを強いられたりもする。

 

 元魔法少女もカルメンも、事がデートとなればはしゃぎがちで、わいわい騒ぐことが多いのだが……。

 

 その一方で騎士は、いつもこんな感じ。

 隣り合って座ったり、俺を膝枕してくれたりして、ただ穏やかに、一緒に時間を過ごすことだけを望むのだ。

 

 

 

 別に、こういったデートの形を否定するつもりはないが……。

 正直、騎士はつまらないんじゃないかなーとも思ってしまうんだよね。

 

「……騎士、いいのか? 君が望むのなら、俺はもっと……」

「何度目ですか、主よ」

 

 思わず問いかけようとすると、彼女はこちらの疑問を封じるかのように、少しふざけた調子で食い気味に止めてきた。

 

 続けて感じたのは、俺の髪に手櫛が通される感覚。

 安心させるように柔らかく撫で、丁寧に絡まりを解くそれは……朝や夕方に俺が彼女たちにやるのと同じ、愛のあるケアだった。

 

「あなたと共に過ごすという……ただそれだけで、私にとっては黄金のような一時。

 あなたの料理と同じように、それだけで私の心は満たされるのです」

「……ちょっと甲斐甲斐しすぎない? もっとわがまま言ってもいいんだぜ、騎士」

 

 あまりに献身的な騎士に、俺は思わずそう言ってしまった。

 

 

 

 * * *

 

 

 

 そもそもの話。

 騎士にはこれまで、本当に長いこと我慢してもらってきた。

 

 彼女がL社地下本部に来てから、道化師が善堕ちして仲間になってくれるまでの、何千年という期間。

 魔法少女系アブノマの3人同時脱走により発生する虚無イベントを抑制するため、彼女には常に、収容室で待機してもらっていた。

 

 特に王が善堕ちしてからは、それが顕著だった。

 女王と王は処理チームに配属されており、常に疑似的な脱走状態。

 これ以上1人でも魔法少女族アブノマが収容室から出れば、問答無用で虚無イベント開始の状況だ。

 当然、戦いの際に騎士を呼び出すことも大きく減ってしまい、女王や王を頼るばかりだった。

 

 まあ、元魔法少女族アブノマはそれぞれ異なる長所を持ってるので、彼女の力が必要になった時は、王や女王に交代してもらうこともあったし。

 業務時間に狭苦しい思いをさせる分、抑止力が働いててイベントが発生しない朝や夜に、騎士と長く触れ合う機会を持つことにもなったが……。

 

 とにかく、彼女を収容室に押し込める時間が増えたのは、確かだった。

 

 

 

 収容室は、酷く無機質で退屈な空間だ。

 この機械的な立方体の空間の中では、作業時間になって職員が入って来ない限り、なんら変化は訪れない。

 

 こんな場所で、何千年と彼女を待たせてしまった。

 当然ながら、俺はそれをめちゃくちゃ申し訳なく思っていた。

 

 女王や王は、気質──つまりは彼女たちの管理情報だが──から考えて、収容室内で長時間待機させることはおおよそ不可能。

 消去法から言って、収容室で待機してもらうのは彼女以外に在り得なかった。

 

 だが、仕方ないとはいえ、大恩ある彼女をあんな場所に詰め込むのは、どうしたって罪悪感を拭えない。

 

 彼女は俺と最も長く戦ってくれた、忠節の騎士なのだ。

 可能な限り、その膨大な恩に報いていきたい。

 

 

 

 だからこそ、彼女の望みは可能な限り叶えたいんだ。

 

 あの日、血鬼の眷属共に取り囲まれた俺を助けてくれた彼女に。

 共に調律者という最悪の敵に立ち向かってくれた彼女に。

 数多の戦いを共にしてきた戦友たる彼女に。

 

 ……そして今や、愛する人となった彼女に。

 

 俺は、少しでも幸せになってほしかった。

 

 

 

 * * *

 

 

 

「……あっ、ありがとうございます、主よ」

 

 俺の思考を読んだのだろう、騎士はその頬を朱に染めながらも、俺に微笑みかけてきた。

 

「ですが、私はもう、幸せですよ。

 我が最愛の主が、絶対的に信じられる人が、隣にいてくれる。

 この忠義は裏切られることなく、我が剣があなたとその誇りを守ることができる。

 それだけで、私は……本当に、幸福なのです」

 

 かつて黒い闇に覆われていた彼女の顔の半分は、今や殆ど解き放たれ。

 露わになった彼女の美しい顔には、満ち足りた表情が湛えられていた。

 

 ……本当に、君は無欲なんだから。

 

「足るを知るのは結構なことだが、俺の前ではもっと欲張りになっていいぞ。

 何か俺にしてほしい事とかないのか? せっかくのデートだもん、君のために働かせてくれよ」

 

 

 

 俺の言葉に、刹那、騎士の顔に逡巡が浮かんだ。

 

 お、なんだ? 何かあるのか?

 ほら、おじさんに言うてみ言うてみ! 俺にできることなら叶えたるでな!

 

「ああ、いえ……ふふ、そうですね。それなら、言わせていただきましょうか」

 

 おうおう何だい?

 何か料理でも作ろうか? それともどこかおでかけ? あるいは君に何かアクセサリーでも贈ろうか。

 

「いえ」

 

 俺の視線の先、騎士は首を緩く振って……ぽつりと漏らした。

 きっと彼女の本音であり、本懐であるそれを。

 

 

 

 

 

 

「どうか私を、あなたの都合の良い剣にしてくださいませんか」

 

 

 

 

 

 

「んん……?」

 

 意図を汲みかね、思わず眉を寄せてしまった俺に対し。

 彼女は静かに言葉を紡ぎ出した。

 

「主よ。あなたは、強く優しい方です。きっとこの世界の誰よりも。

 ……ふふ。あくまで私から見れば、という話ですので、今は反論は結構ですよ?」

 

 む……意趣返しとは。

 騎士はあんまり俺にツッコミ入れてくれるタイプじゃないので、嬉しくなっちゃうね♡

 

「膨大な時間と主の優しさに甘え、友を託した私が言うのもおかしな話ですが……。

 あなたはその優しさからこそ、これからも多くの苦難を背負うのでしょう。

 きっと誰かを助けるために、数多くの戦場に、自ら足を踏み入れるのでしょう」

「……いや、俺は自己中のカスなんで、誰かのために戦うとか柄じゃないんだけど」

 

 ふっと、騎士が微笑んだ。

 全て分かっていますよ、というようなしたり顔で。

 

 ……俺としちゃ、あくまでできること、すべきことをしてるだけ。

 誰かを助けるためとか、そんな崇高な目的なんて持ってないんだ。

 

 どうにも自分を高く見積もられてる感じがあって、居心地が悪い。

 

 

 

 しかし、騎士はそれに構わず話を進めてしまう。

 

「あの日に矛を交えた、ガリオンという調律者のように。

 この場所で何度も鎮圧してきた、アブノーマリティたちのように。

 あなたはこれからも、多くの強敵と戦うことになる。

 それらの苦難に一人で立ち向かうのは、きっと困難を極めるでしょう」

 

 騎士は、少しだけ辛そうな表情で、そう言った。

 俺が傷つき得る可能性を、その未来を、憂いているのかもしれない。

 

 ……が、しかし。

 あるいは、だからこそ、か。

 

 彼女は丁寧に、優しく……俺を労わるように、髪を手で梳いた。

 

 

 

「だから私は、戦い、傷付き続けるあなたの、負担にはなりたくない。

 あなたにとって、都合の良い剣でありたいのです」

 

 その言葉を聞いて、俺はようやく、彼女の望む実像と願いに手をかけた。

 

 ……ああ。

 そこまで想ってくれてるのか、君は。

 

「私はあなたの剣。我が誇りも、技量も、心身も、過去も未来も、全てあなたの為に捧げています。

 だから私は、あなたが欲した時に必ず手元にあり、それが敵であろうと、障害物であろうと、因縁であろうと、あるいは野菜であろうと、あなたの意志で自在に断ち切ることができる……。

 そして何より、あなたを決して傷つけることのない、便利な剣でありたいのです」

 

 俺という主に仕える騎士として。

 あるいは、俺を愛した一人の女として、かもしれないが。

 

 彼女はその全てを賭して、どこまでも、俺を支えてくれている。

 

 ……これを、愛と呼ばずして、何と呼ぼうか。

 

 

 

「他の皆は……ええ。カルメンも含め、良くも悪くも、明るく眩しい者たちばかりで。

 かつては私に似た性質であった従者でさえ、主の前ではあの通りです。

 それはそれで、とても楽しいひと時ではあるでしょうが……いつでも活動的なばかりでは、いくら主でも疲れてしまうかと思います」

 

 まあ、疲れはしないけど……。

 休む間もない、という意味ではそうかもしれない。

 

 おおよそ300日につき半日の休暇も、毎回誰かしらとのデートとかに費やしているわけで、俺にはおおよそ休みというものがない。

 そんな毎日を愛しているというのも事実ではあるのだが……それ以外に選択肢というものがないというのも、また事実だった。

 

 きっと騎士は、そんな俺を憂慮してくれていた。

 こうして……これまでも、陰ながら俺を癒してくれていたのだろう。

 

「私は、そんなあなたの、一時の癒しでありたい。

 だから、これでいいのです。私が望むのは、あなたの穏やかな時間なのですから。

 どうか私にはお気遣いなく、あなたの思うまま、ゆったりと落ち着いた時間をお過ごしください」

 

 どこまでも俺に都合の良いことを言って、騎士は……嬉しそうに、微笑んだ。

 

 

 

 …………はー。

 

 俺、幸せ者すぎひん?

 

 前世でどんな善行積んだら、こんなに純粋な善意を向けてもらえるんだろう。

 ……いや、少なくとも前世と前々世では、そんなに特別な善行積んだ覚えないんだけど。

 

 ともあれ、彼女がそう望むのなら。

 俺もそれに応えるべきだろう。

 

 互いの欲求を満たし合う……それこそ、幸せを作る道だろうから。

 

 

 

「騎士、手ぇ貸して」

「はい、どうぞ」

 

 差し出された手を握り、指を絡める。

 細く、しなやかで、微かな恥ずかしさを裏側に隠したそれを、自分勝手ににぎにぎ。

 その感触を、彼女の実在を確かめた。

 

 こんな良い子が、俺の隣にいてくれるんだな。

 

「あ、主……その……」

「ん」

 

 騎士は恥ずかしそうに顔を赤らめているが、無視。

 きゅっと指に力を込め、彼女の手を強く握った。

 

 ああ……温かい。

 

 そして、愛おしい。

 

 

 

「……ふぁ」

 

 彼女の熱に触れたせいか、なんだか急に眠くなってきた。

 寝ちゃう? 寝ちゃうか、よし、寝ちゃおう。

 

「騎士、ちょっとこのまま寝させて」

「ええ、わかりました」

「30分したら、起こしてくれていいから」

「あなたが気持ち良く目覚められるまで、お待ちしております」

「……駄目人間製造機め」

「我が主は、どれだけ甘やかしても駄目にならないと、知っておりますから」

 

 騎士の温かな体温が、後頭部と指先、そして撫でられる頭から浸透するのを感じながら……。

 

 俺は、急速に重くなっていたまぶたを下ろした。

 

 

 

 ああ、彼女を置いて眠ってしまうとは、不甲斐ない。

 自覚はなかったけど……案外疲れてたんだな、俺。

 

「おやすみなさい……私たちの、最愛の主」

 

 リブートは多分夜になるし、起きたら、皆の夕飯作んなきゃ。

 

 そうだな。その時は……。

 騎士にも……手伝って、もらおうかな……。

 

 

 

「……一番幸せなのは、あなたに巡り合えた私なのですよ。

 愛しております、我が主……コナー様」

 

 

 







 予測できぬ気まぐれで、おまけはもうちっとだけ続くんじゃ。
 というわけで、次回は明日に投稿されます。






(Limbus近況報告)

 9章クリアしました。

 以下ネタバレあり。



 一度は断ち切られてしまった赤い糸。
 きっといつか、それを結び直すことも叶うでしょう。

 その日まで、あ・想・唯・待。



 ……なんだこの章、ちょっと面白すぎるな?

 ねじれ探偵メンツとようやく会えた!!
 探偵先生は相変わらず色っぽいし、エズラはゴールデンレトリバーだし、ベスパは特色!?!?
 え、特色なっとるコイツ!! もうN社戻らず暮らしていけるでしょ君! 一生モーゼスのところの末っ子として働いてくれ。
 ユリアが独立してるのは喜べばいいのか寂しがればいいのか。いつかその顔を見る日は来るのでしょうか。

 この章に出て来る敵は大体全員ぶっ壊れた強さをしてて、強力な助っ人にそっちを託して囚人はできることをする……っていうスタンスで戦うのが面白かったですね。
 個人的に楽しかったのは中指で、破壊不能と反撃の関係を学ばせていただきました。ブルズアイだな!(???)
 あとやっぱり印象深かったのは、蜚蠊の皇帝ですね。あんまスキル読まずに挑んでストーリーで多分初めて負けました。残り100ちょい……悔しい。

 というか、一般戦争英雄(笑)おじさんかと思ったら、決戦兵器やんけグレゴール!
 やっぱり囚人たちってちょっと格が高い人間が多すぎる。元一般サラリーマンのイシュと元一般テロ組織のロージャが逆に際立ちますね。

 ……と、ここまでが明るい感想でして、以下は暗めの感想です。



 ……い。
 切ない。

 いやぁ……喪失感がすごい……。
 アラヤもそうですが、マートン……ホーエンハイムは一体どれだけのものを失えばいいのか。
 ソードさんも無期限の療養って、もう会えない可能性大だし。
 この章で喪ったものがあまりに多すぎて……もう……。

 それから、リアンの最期が、本当に切なかったです。多分これまでのリンバスストーリーで最大のダメージを受けました。
 辛過ぎてリアル5分くらい横になりました。誰か作者にお湯をかけてくれ。
 ローランにはアンジェラがいて本当に良かった。あの2人が巡り合えたことは本当に奇跡だったんだなって……。

 総じて、都市の意志のクソたるところが如実に出ましたね。
 マジ切たちがマジ切すぎてマジ切そうだよ……。
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