海鳴産地の魔導戦鬼(旧題:ややガイオウモンのマジカル戦記)   作:町コアラ

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デジモン要素出るまでが長くなってしまったのでテコ入れ回というか後々こういう感じでやりますというのを1話の前に出します。


夜空を斬り裂く者たち

 ここは地球は海鳴市、その夜の空を2つの黒が轟音響かせ激突していた

 

 

 一方は全身黒に所々金の装飾がなされたの竜を模したような鎧の胸にはピンクのコアが輝き、肩部からはコアと同じ色の結晶が突き出し、頭部は真っ黒な外殻にコアと同色の結晶のような角を生やしたトリケラトプスとでも言うべき意匠。そこに竜の翼を思わせるような黒いマントを羽織り、両腕には黄金のドリルを装備している。*1

 

 一方は全身を黒い和装の鎧に近い物を身に纏い、下半身は竜の足のような具足の上から袴を穿()いている。肩部からは大きな刃、頭部全体を覆うの兜にも左右と正面から刃のような角が突き出し、くの字型のような異形の大太刀の二刀を構えている。*2

 

 2つのおよそ同じ背丈の黒は斬り結びながら睨み合う

 

「ヒャアハハハ!!おいおいどうなってんだ!?出力は俺様が数段上なのによお!!」

「改造やら薬だのでスペックだけは御立派な連中なんぞいくらでも狩って来てるんだよこちとら」

「ん~いいねえ♡さすがはキョウダイ、お色直し直後ででこれとは楽しませてくれる」

『本来この身が若と共に戦っているのを今まで順番待ちで代役が持たせていたに過ぎない、ここからが我らの本領と知れ』

 

 和装側のデバイスが声をあげる

 

「そもそもキョウダイ言うな気色悪い」

「つれないこと言うなよ、俺様なりに感謝してるんだぜ?なんたってキョウダイの体の情報が元になって俺、もとい俺たちの体が作られてるんだからよお!何度でも言うぜ、俺と来いって絶対そっち側より楽しめるぜ」

「行かねえっつってんだろ」

 

 

 ドーモ 俺、宮園武道(みやぞのたけみち)10歳デス。久々の休暇で時空管理局地上本部から地球に里帰り中のハズでした…が、現在俺は何故か俺の肉体情報を元に肉体を取り戻した奴からさらに分離した目の前のドリル野郎にスカウトを受けている

 

 何を言っているのかわからねーと思うが俺も何が起きてんのか分かってない

 

「あのなぁ、こっちは久々の休暇だったんだよ。それが異次元渡航者(キリエ・フローリアン)の襲撃から始まり、俺らのコピー体IN他所もんの人格なんてもんが作られてそいつらの相手したかと思えば、イリスとかいうのが闇の書の残滓からユーリって子を引っ張りだすわ、イリス本人は増殖しだして暴れだすわでその対処に追われてんのに今度は俺のコピー体からまた別の人格持ちが分離しただあ?

ふざけんなよ次から次へと、特に闇の書案件なんて2年前で腹いっぱいなんだよ

「どっちかっつうと俺様が本来の人格って言いたいとこだが」

「しかもお前ら属性盛りすぎなんだよ!なんだ俺の体が元になってるけど人格女とか、一体どうなってんだ!?」

「気になるなら見てみるか?キョウダイがそもそも発育いいからか10のガキの体にしちゃあなかなかのもん__

 

ドギュシューン!!!

 

 言い終わらないうちに桃色の閃光が痴れ者をぶち抜いた

 

「うちのタケくんにいやらしい勧誘するのやめてください!!!」

 

 魔王高町なのはの降臨である。

 

「高町そっちはいいのか?」

「速攻で片付けてきたから大丈夫!それよりアッチのやらしい人ちゃっちゃとこらしめよう!!」

 

 やけに張り切っておられる

 

「人の逢瀬を邪魔すんなガキ!」

「逢瀬言うなや」

 

 高町を交え、再開される戦い。もうすっかり戦うこと自体になれてしまった10歳の俺らだけどその始まりの始まりは5年前にさかのぼる

 

 

*1
だいたいアルクトゥルスモン

*2
だいたいガイオウモン




ここにはでてないけどだいたいシリウスモンなやつがディアーチェ陣営に+されてます
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