海鳴産地の魔導戦鬼(旧題:ややガイオウモンのマジカル戦記) 作:町コアラ
また時間かかってしまった…それもこれも全部残業ってやつのせいなんだ!(T T)(責任転嫁)
ハイ、普通に遅筆です。すんませんした
はい、まあ、何というか拍子抜けでしたわ
おそらくはプロジェクトFによって生み出された兵隊たちが行く手を阻んできたものの、どうにも言う事聞かせるためか感情やらが抜け落ちてたもんで(だいたい出会った時のテスタロッサの100倍ぐらい薄かった)火撥で殴りつけるか魔力ダメージ与えたらコロッとおとなしくなった。プレシアのとこの兵隊の方が数倍強かったし、たまに普通の現代人の兵隊も重火器もって来たけど大したことはなかった
俺が先陣で切り開き、露払いをし
うち漏らしをモングレイのおっさんとシスターノワールがカバーし
動力炉を止めるのはシスターブランそして閉所用に小さくなって羽毛に包まれたような姿になったバドがそのサポートの構え
だったのだが、リーダーらしき研究者にプレシアのとこの兵隊の方が強かったことを口にしたら全部の兵隊を俺に回しやがった。どんだけコンプレックス抱えてたやら、4人に動力炉の暴走を止める事を頼んで兵隊はこっちで引き受けた
中には人間だけじゃなく砲台背負った機械の青い狼*1も「古代ベルカの遺産の1つだあっ!」と自慢げに出してきたが…俺の目の前に出してから起動させ始めたもんだから動き出す前に沈めた。バドの同僚かなんかの可能性を考慮して
最後にはまたしても古代ベルカの生物兵器をプロジェクトFで復活させたと言い出してスイッチ押したと思ったら、ガラス張り巨大な部屋を突き破って出てきた、四枚の鳥や竜?のような羽と4本のバラバラな腕にカブトムシの頭?みたいななんかもういろんな生物のキメラみたいな一軒家ほどのデカさの怪物*2に呼びだした本人が丸飲みにされ取り込まれて怪物の胸から顔だけ出した状態に
俺のレアスキルで視たところまだ意識はかろうじて残ってたので仕方がないから呼びかけながら搔っ捌いて引きずりだしてやった。さすがにキメラの方は生かしたままは無理だったやたら再生してきて面倒だった
その間にシスターたちも動力炉の鎮静化に成功。した…はいいものの、救援にきたテスタロッサに泣かれてしまいアースラに帰った俺は詰められることになった
◆◆◆
「まずは任務お疲れ様です。それでタケミチさん?なんでこのような状況になっていると思いますか?」
ここはアースラ内の疑似日本庭園リンディ・ハラオウンは正座をして、宮園武道もその正面に正座している
「いやその…これは大きな誤解がありまして…」
「そうですか誤解ですか…」
彼女はそう言いながらある映像を再生する
『どうしたこんなもんかあ!?』
『ギギギギィイ!?』
ミシミシィ(右腕が引きちぎれる音)
『そもそもさあ!!お前らがさあ!!やらかしてくれたおかげでさあ!!あのババアが大暴走して俺の世界滅びかけてんだよなあ!!』
『ウギギギィ!?』
ブチブチィ(羽が毟られる音)
『つまりさあ!!お前もさあ!!俺の世界に手ぇ出したってことで良いんだよなあ!!?』
『ウギエエェェ!?』
ぞるんっ(左
『おいおいおい、何逃げだそうとしてんだこのダボがぁ!!』
『ヒギィィアア!!』
ジュワアア(右足が焼け焦げる音)
『さっきまで随分楽しそうに研究成果発表してたのはどうしたぁ!!』
『アギィ!?』
ドゴンッ(後頭部を蹴りつけられ倒れる音)
『さて、ここで質問コーナー。なんでマッドな研究しちゃいけないでしょーか?答えられたら楽にしてやる』
『ヒィ…ヒィ…』
『残念。時間切れ、正解は……俺みたいなもぉっと狂った奴に目をつけられちゃうからでした!!!』
『ヒギャアアア!!!!』
『ケヒャハハハハハ!!!!!!』
(解体されていく音声)
実行したのは赤紫の瞳を爛々と輝かせた宮園武道だった
そして最後には菊燐を背面が内側になるよう交差させ刃が外側のハサミのような形にして中の人間が引きずりだされたとき
『ダメェーーー!!お願い!人殺しにならないでぇ!!』
そこに出くわしたのがフェイト・テスタロッサであった
___ブツン
ここで再生ストップ
「これについて説明できますね」
__少年説明中___
「つまりあの言動は
「はい、病院で搬送されて来た患者さんの名前呼びかけるとかそんな感じですね。荒療治なのは認めますけど」
宮園武道の言い分はこうだ
レアスキル使って視たところ痛みや恐怖心で対象の魂(らしきもの)が大きくなってくるのが確認できたため、呼び戻すために行った処置であると
「てっきり暴走したのかと」
「証言なにか取れるかもしれないから手間かけただけです(でなきゃあんなんさっさとトドメさしてるし)。まあ内心鬱憤は溜まってたのでそれを大げさに出しましたけど」
リンディ・ハラオウンはため息をつく。宮園武道が解体した研究者。名をアキヒロ・クラタというのだが、まあ酷い状態だった。手足は癒着していたため仕方なく切断され、かろうじて正気ではあるものの時折、宮園武道を思い出しては恐慌状態に陥っていた
「まあ、いいでしょう。嘘はついていないようですし、そういうことならこれ以上の成果を求めることもできませんし」
「ほっ」
「でも「ちょっと舐められすぎだし、1人ぐらい惨殺しといたほうがいいかな~」ぐらいはおもってませんか?」
「うっ」
そう、必要でないかぎりやらないとはつまり、必要ならやるということで
「あなたの年齢やプレシアに対して結局トドメをささなかったことで管理局内や犯罪者から軽んじられることもあるのは私も把握しています。今回の事は大きく広まるでしょうね、人によっては殺すより酷いと言うものも出るでしょう。正気に戻せずにそのまま殺していれば言わずもがなです」
リンディ・ハラオウンは悲しそうに見つめる
「あなたの境遇からして次元犯罪者の人権云々を説くつもりはありません。実際故郷の世界の危機にさらせれているもの。理由が証拠の確保でしかなくてもどうにもならない時以外は最後の最後まで生かして捕える気でいてくれるのは感謝しているくらいです。でももう少し自分を大事にしてほしいの…戦わせてる側が何を言っているのかって話なのだけれど」
「いやいや、そんなことは無いですって!ここで働かせてくれてる管理局にはむしろこっちが感謝してるくらいですから!俺からすれば戦う選択肢をくれてるだけでもホントに恵まれてるって思うんで!今回は俺が焦ってましたから!」
ジュエルシードという下手をすれば複数の世界を滅ぼしていた事件を経た宮園武道からすれば他所の世界の事件だろうが全く他人事ではない。地球で魔導師の才能が開花したことやリンディやクロノといった管理局の伝手と出会えたこと。どちらもとてつもない幸運である
なぜなら大多数の地球人よりも魔法に対する選択肢が段違いに広がったからだ。剣の腕ではいまだ及ばない高町恭也も魔法には無力。できて避難ぐらいのもの。それに比べれば少年兵紛いの状況だろうと戦う選択肢や殺すという選択肢でさえあるだけありがたいのだ。
「私よりもフェイトさんに謝ってあげてちょうだい?あなたの優しい面は侮られるだけの物じゃないの。無くすことで悲しむ人もいるのよ…優しいのはなのはさんだ。とか言ったら職務とは別でお説教ですからね」
「うっす」
「…という訳でアレは荒療治ではあるけど治療というか蘇生みたいなもんでさ…嫌なもん見せたのはすまんかった」
「…とりあえず納得したけれど…壊れちゃったかと思ってすごく怖かったから出来ればやらないでほしい…二度と」
フェイト・テスタロッサはジト目で答える
「いやホントすまん。なんでもするから許してくれ」
「なんでも?」
「なんでも」
「(別に怒ってる訳じゃなかったけれど…)それじゃあ…」
フェイト・テスタロッサは少し考えて
「母さんと会ってほしいの。一緒に」
クラタが何がしたかったのかというと一回こっきりのゲートで逃げてあとは爆散させて星諸共証拠隠滅の腹積もりだったけど、ゲートの行先が不安定でどこに繋がるかもわからんのでどのみち自殺行為でした。
モングレイとかは今は
事情聴取中次回行き先はきまります