オリジナルキャラクター
〇葦原ミヨ(第一話から登場)
・本編主人公。月から落ちてきたかぐやの監視役として地球の意思によって作られた。魂は地球の意思のコピー(つまり惑星の魂そのもの)で、それをある人型(葦原見世)を参考にして作成した器に入れて出来た正真正銘の人外。初めは視覚、聴覚しか機能が無かったが、コミュニケーションの必要を感じ言語を習得。さらにかぐやと出会いその魂に一目ぼれし無意識かつ不完全ながら恋愛感情を獲得(現在人並みの30%くらい)。嗅覚などほかの五感は人間社会に溶け込むためかぐやに出会った集落にいた時に獲得した。子を作る機能とかは無い。現状必要ないので。
性格
物腰は柔らかいが怒ると怖い。
自己評価最低で基本人外の思考回路。そして人類は庇護すべき対象(特に彩葉、かぐや、ヤチヨ)なので、行動原理としては「俺が一番強いから俺が犠牲になればみんなに被害は行かない」というRPGのタンク役をリアルでやる必要が無いのにやる人物。周りが自分を大切に思っているとかあまり考えていない。自己評価が低いので。本編後はヤチヨたちに矯正されてちょっとはマシになる…はず。
能力
人ではなく、体に流れているのは星のエネルギーなので、体はまず普通の方法では傷つけることはできないし、身体能力も生身でトンネルを掘れるくらいには強く、ジェット機並みの速度も出せる。
しかし、一番の特異性は『現実改変能力』と『楔を作成する能力』。
現実改変は読んで字のごとく、今ある現実を絵の具で塗りつぶすように自分の望んだ形に変えることができる能力。しかし現実改変単品では制限があり、
1.起きたことが決定している事象は変えられない。例:月人がかぐやを月に連れ去った後に「かぐやが連れ去られなかった世界」に改変することはできない。
2.1に付随して過去・未来に起きた・起きようとしていることは変えられない。
3.世界の決定的な時点(例:産業革命など)をなかったことにする、などをするとパラドックスが起きて世界自体が受け入れられずに消え失せる。
など割と制約が多い。
楔は簡単に言えば「世界を繋ぎとめるもの」。つまり楔を打ち込むとその時点までの世界は何があっても同じ結果、歴史に固定される。その代償として使用者の全存在を消費する。
本来の用途としては外敵が侵略してきたときに世界の秩序が崩れないために、または「葦原見世」が世界を見終わった後、「今の世界は正しい」と判断されたときにそれまでの歴史を保存・固定するために使われる予定だった。
ちなみに「葦原ミヨ」と「葦原見世」の使い方は「現実改変を過去や未来、すでに決定されてしまったことに対して使うための安全装置」であり、確かにパラドックスは起きず、世界が消滅することもないが、本来想定されていた使い方ではない。
長ったらしく書いたが、主人公ができることとして要約すると「現在に対して現実改変はパラドックスが起きない範囲であれば楔なしで使えるが、過去や未来、すでに決定したことやパラドックスが起こり得る改変は楔を打ち込まないとできない=使用者は消滅する」ということ。
あと3つの目の能力。未来視、魂を見る目、他人の視界を盗み見る目がある。
未来視はそのまま、未来を見る能力。
ただ、ミヨの未来視は未来の自分の視界という形で現在の運命から演算して見ているのでミヨ自身が見ていないものは未来視単体では見ることができない。
また、現在の運命を演算して見ている関係上、
視た時から最も可能性が高い未来を映す。
他の人間の未来も後述の「他人の視界を盗み見る目」によって視ることが可能。
ヤチヨたち月の住人の未来が見えないのは星ごとに運命の流れが異なるため。
同様に自分の運命が見えなくなるのはその時点で肉体が死んでいるか、目が見えなくなっている可能性が高いため。
ミヨが蘇ったにも関わらず未来が見えなかったのは一度肉体が消滅したため。新しく作った体は寸分違わない出来だったが別物と判定された。
また、月人のような根本的に地球の生命ではない者の未来も見えない。
魂を見る目は対象の魂を見る(そのまんま)。ウミウシ状態のかぐやの姿を見たのもこの目。本編ではあまり活躍しなかったが、これを使うと幽霊的な実体のない敵も見える。あと魂の揺らぎを見れば嘘もわかる。
他人の視界を盗み見る目もそのまま。
他人の視界をジャックするのではなく、自分に対して共有できる能力。
本来は地球の意思がミヨを通して世界を見るために付けた能力。副次的な効果としてミヨも使える。これと未来視を併用して他人の未来を見ることもできる。
〇葦原見世(そもそも、のお話から登場)
・通称ショタミヨ君。始まりの見世。どんな結末だったかは「そもそも、のお話」を見ていただきたい。役割としては「世界を見て現在の霊長である人類が正しく星を運行しているかを見定めること」。生まれる時代を間違えたショタ。なぜかと言えば力が強すぎる&現行人類がちょっと「消費」に傾きすぎていて、あのまま八千年前に行かなかったら地球の意思から役割を中断されて全人類を滅ぼす悲しきモンスターになっていたから。結果だけじゃなくそれまでの過程も見ないとね…。
今は地球の意思とともにミヨ君たちを見守っている。
性格
優しい二人に育てられて優しい子に育った。…だからこそ、あの結果に納得がいかなかったわけだが。
能力
・本編ミヨ君の大体1.5倍の強さを誇る。すべてのミヨ君の頂点に立つ存在。
おりじなるですから、えっへん。
〇宮前大吾郎(第四話から登場)
・とあるウミウシを祀った神社の宮司。初代からずっと血縁は続いている。あさらこの推し。
少年時代の初恋は絵で描かれたかぐやの魂の姿だったとか。羊羹が好き。
最近はヤチヨとミヨが幸せそうで嬉しい気持ちでいっぱい。あの二人の子供を見るまでは死ねないと思っている。
ミヨのことは兄のように慕っており、同時に若いころにいろいろとやんちゃをしたときに助けてもらったため恩人のように感じている。
奥さんに頭が上がらない。
性格
・優しいおじいちゃん。以上!
〇葦原満月(親と子の話から登場)
・大吾郎さんの祖先。永劫の時を生きる両親のために神社を建立した超人。初代。
元々はとある集落で生まれたが、飢饉になってしまい親から捨てられたところを偶々通りがかったミヨ君とかぐやに拾われた。成長するとかぐやからは料理を、ミヨからは文字や計算を教えられ、元々の天才性も相まって貴族でもないのにすさまじい才人になった。
小さい頃は「おとーさん、おかーさん」別れるころには「父様(とうさま)、母様(かあさま)」と呼んでいた。ファザコン&マザコン。
「いつかまた会いたい」と思っていたが、叶わないまま亡くなった。
・地球の意思がもしヤチヨとミヨの間に子供ができるようであれば、この子の魂を入れようと画策している。この子のためだけに「転生」タグが張られるかもしれない。
〇地球の意思(十七話より登場)
・読んで字の如く、地球という星の意思。世界を見定めようとコピーを作って送り出したら輪廻に巻き込まれたある意味被害者。
輪廻が終わってホッとしている。露悪的に振る舞うこともあるが大体本当に思っている。
実はミヨを導いたヤチヨに駄々甘。本来ならミヨの復活はリソースがあっても行わないつもりだったが、ヤチヨのために作り直した。かぐやといろはには割とフラット。けど彩葉にバッドエンドの記憶がぶち込まれた時は流石に罪悪感を感じて全力で対処した。
ミヨとは違って割と好き勝手した人類に対して好感度は高くない。
現在はヤチヨの監視が終わったミヨに対して人類が滅ぶまで見守る任務を命じている。ミヨの寿命の問題はこれのせい。
〇尼子百=八百比丘尼(古き縁との再会から登場)
伝承に曰く、人魚の肉などを食べて不老長寿の肉体を得たとされる女性。出生の地や何歳まで生きたのか、生きていた年代、何を食べて不老長寿になったのかについては諸説あるが、本作では生まれはとある日本海近くの村、人魚の肉を食べ不老長寿になり、生まれた年代は飛鳥時代、2030年
でも存命しているという設定。
人魚の肉は父親が持ってきたものを普通の魚肉だと思い誤って食べてしまったとのこと。
よく伝承にある800歳まで生きたという話は、本作では八百比丘尼がとある偉い人に「人魚の肉を食べて不老不死になったのならば、八百比丘尼自身の肉を食べれば同じく不老不死になれる」と思われて肉体を狙われたので、ごまかすために様々な場所で噂をばらまいて死を偽装したもの。その後は数年単位で日本各地を放浪しながら旅をしていた様子。その様子を傍から見れば、誰かを探すように見えていたとか。
尼僧であったが、本作では死を偽装した後に還俗し、名を今の尼子百に改名した。
ミヨとのかかわりは人魚の肉を食べて50年が経ったところで、村の人間に年を取らないことで化け物扱いされ迫害されていたところを助けられたところから始まる。この時のミヨはかぐやと離れて旅をしていた。なぜ離れていたのかといえば、この時は離れることにそこまでの拒否感が無かったため、かぐやの未来へ帰る手段を二手に分かれて探していたから。ミヨはかぐやが帰れないことを未来視で知っていたが。ちなみにミヨは他人の視界を盗み見る目と魂を見る目を併用してかぐやの位置を把握している。
そんなミヨに出会い、助けられ、生きるすべを教えてもらいながら何年か一緒に過ごした。ミヨがそろそろかぐやの元に帰るかとなったところで、八百比丘尼に出家していろんなところを旅するといいよ、と勧めたことで伝承における八百比丘尼が生まれた。
ミヨとの日々はすべてが光り輝いていると彼女は言う。
ただ、本人に恋愛感情はなく、どちらかといえば親愛に近いモノ。ミヨの優しさが地球上の生命体に向けられる父性のようなものだと気づき、それを是としたため。
2030年では彩葉と同じ高校、同じクラスになっているがこれは偶然。本人曰く「学生時代を体験してみたかった」とのこと。八百比丘尼もミヨと同じく様々な人脈があり、お金には困っていない。
ちなみにミヨは再会したときは八百比丘尼の顔を覚えていない。というより後述の理由でまだ顔が若干変わっているためわかっていない。見覚えがあると言ったのは魂の形や色である。
彼女が現代で美人と言われるのには理由がある。八百比丘尼が食べた人魚の肉は西洋由来のモノであり、本作の西洋由来の人魚は時代によって美しいとされる女性の姿かたちに変わるという特性を持つ。その肉を食べた八百比丘尼もまた、程度は下がるものの、その時代によって美しいとされる姿かたちに寄る特性を持つに至った。ただ、肌や髪の質感は本人由来のモノ。
また、彼女は段々と人魚の肉の効果が薄れてきている。大体あと30年くらいで効力が消え、普通に老いていくだろう。
好きなもの:ミヨ、ミヨの作った食べ物、人の笑顔
嫌いなもの:傲慢な権力者、迫害、臆病な自分
以下、ネタバレ注意。小話にある「尼子百の独白」を読んだ後に読まれますよう。
「恋愛感情はない」など嘘である。彼女は初めて会った時から恋をしていたのだ。ただ、彼女は葦原ミヨのことを一番考えて、考えて考えて考えてーーー自分の想いに蓋をして、その兄のようだと慕う笑顔の仮面の下で一筋の涙を流した。
千年余りを葦原ミヨにふさわしい女性になるために、と頑張って生きてきたけど、想い人のためならそのすべてを捨てられる、健気な少女だったのだ。
〇アンチA(正義の味方気取りの末路より登場)
・<ツクヨミ>のどこかにいた誰か。誰かの特別になりたいと望み、結局自身の行いでその機会を逃した正義の味方気取り。
かぐや達の意思を代弁し、守ってやっていると思いあがった愚者。
葦原ミヨのことは彼女たちにまとわりつく害虫として心底嫌っている。
自分がここまで嫌っているのだからかぐや達も彼のことは嫌いなはずだ。自分がかぐや達を守らねば、と思考、手段などすべてを間違えた。
…本来の彼はこうではなかった。もともとは<ツクヨミ>で活躍する人を応援する善良な一視聴者でしかなかった。現実でも、何の変哲もない会社員だった。
かぐや達のこともすごく頑張っている子たちと認識して誰もいない時から見ていた。ミヨとのコラボも頼れる大人がいることを安堵していたほどだった。
ではなぜあそこまで歪み果ててしまったのか。そして、なぜ普通の人間だった彼が葦原見世の住所を得られたのか。
それは■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■、■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■。
性格:自己中心的、思い込みが激しい、頑固/穏やか、優しい
好きなもの:正しい自分/頑張っている人、子供
嫌いなもの:正しい自分を否定する人/頑張っている人をあざ笑う人
これからも更新があるかもです。