プロローグ
わあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
<ツクヨミ>に歓声が響き渡る・・・
それはたった今月見ヤチヨのライブが終わったからだ。
人々はその後のヤチヨからのヤチヨカップの発表を聞き、さらに熱狂の渦に包まれていった。
それから十数分後、
初めて<ツクヨミ>にログインした我らが"Cosmic Princess''かぐやと''苦学生"兼"かぐやのお世話係"酒寄彩葉は、ライブとヤチヨカップの発表が終わった後のヤチヨとの話を終え、現実世界に戻ってきていた。
「よ〜し!絶対にヤチヨとコラボライブやるぞ〜!!!」
「はいはい、今日はもう遅いから寝るよ」
「え〜、こんなに楽しくなってるのに眠れないよ〜」
今日のライブとこれからの配信活動を想像してクネクネしているかぐやに、彩葉は冷たく言った。
「あっそ、アンタが寝なくても私は寝るから。うるさくしないでよ?」
「」
しょぼ〜んとしながら大人しく布団に入っていくかぐや。
その途中でかぐやはふと気になったことを聞いた。
「そいえばいろは、あの時のライブの前に話しかけてた男の人って誰?」
「ああ、あの人ね、あの人は私とか私の友達が<ツクヨミ>に入ってすぐの頃に色々教えてくれた人なの」
「へー、そうなんだ」
「この人得もないのになんでこんなに良くしてくれるんだろって思って聞いてみたら
『まあ恩返しってヤツだよ』って言ってて不思議だったなー」
「はぇ〜、なんか怪しい感じ〜。
ま、いいや!明日からの配信のために早く寝よ!」
「ちょ、アンタが先にこの話始めたんでしょ!
ハァ...まあいいか、じゃ電気消すよ」
「はーい」
こうして酒寄家の夜は更けていくのであった。
ところ変わって<ツクヨミ>の中、どこかのプライベートスペースでは、月見ヤチヨともう一人、男が話していた。
男が話す。万感を込めて。
「ヤチヨ、遂にかぐやが来たな」
「うん。やっと私たちの運命が巡り始めたよ。
にしてもやっぱりいろははカッコかわいいな〜♡」
「ああ、酒寄は頑張ってる」
「そう!いろははとっっっても!頑張り屋さんなのです!」
と興奮するヤチヨ。そんなヤチヨに男は言った。
「お前も酒寄に会うために八千年も頑張ったんだ。
もう少し触れ合ってもいいんじゃないか?
そうすればお前も報われるというものー」
「ううん、それはダメ。そんなことしたらここまで頑張ってきた意味が無くなっちゃうからね。」
即答。いっそ冷たさを感じるほどの返答であった。
「そうか、ヤチヨがよければそれでいいんだ。」
男がそう返答すると、ヤチヨは笑顔になってこう言った。
「うん!それじゃあそろそろFuShiが眠って欲しそうにしてるしヤッチョは寝るねー♫」
「ああ、またな」
「ほんじゃ"ミヨミヨ"、おやすみ〜ムニャムニャ」
ヤチヨが虚空に消えたことを確認した男はそのままプライベートスペースを出て現実に帰還した。
「ふぅ...」
男はーーーヤチヨから"ミヨミヨ"と呼ばれた男は先程の会話を思い出してポツリと言葉を溢した。
「あれからもう八千年...か。でも酒寄がかぐやと来たということは、
やっとヤチヨの地獄が終わるってことだ。・・・全く、あんな子たちが苦しむ姿を見るしかできないなんて、仮にも"地球の思念体"なのに情けねぇな...」
と"ミヨミヨ"ーーー"葦原ミヨ"は自嘲するのだった。
これは遥かな過去から始まる物語。
生まれたばかりの地球の意思が、筍に宿った魂と出会い、やがてその魂の八千年の地獄に付き添うお話。
えー、どうも、自分のユーザー名すら見方がわからないど素人です。
しかもこれが物を書くのが初めてというね...めっちゃむずかしい...
こんな拙く短いと文章ですが、見てやってくれるとありがたいです。
いやマジで。
多分続きません。