side:かぐや
「リスナーのみんな、かぐヤッホー!かぐやだよー!
みんなー元気だったー?かぐやはね~めっっちゃ元気だったよ~!
今日はねーある人とコラボなんだー!」
:かぐヤッホー!
:まってました!
:いったいだれなんだー?
「ふふふー、みんな気になってるみたいだね!
それなら早速呼んじゃおうCome on!」
そう言って私はコラボ相手を呼んだ!
「え~、と。皆さん、か、かぐやっほ~…?
料理系兼、ゲーマー配信者の葦原ミヨでーす…?
あの、かぐやさん?始めるときはあらかじめ声をかけてもらえると嬉しいんですが…?
普通に現実での話をしてたぞついさっきまで」
そう、その人物とはいろはのバイト先の店長兼、
私の料理の師匠でもある葦原ミヨだったのだ~!(デデドン!)
「わたしはわたしがやりたいときにやるのだ!それにミヨなら許してくれるかな~って☆
…も、もしかしてダメだった…?」
少し甘えるような声を出すと、
「いや、ダメじゃないんだけどね…
でも住んでいる場所を特定されたりとかして変な奴に住所ばれて襲われたりしたら大変だろう?
それに君だけじゃなくてもしかしたらいろPにも迷惑がかかるかもしれないよ?」
と急所を突かれたので
「うぐっ…それを言われると痛い~
わかりました~、次からは気を付けま~す」
「よろしい、そういう素直に言葉を受け取れるところが、俺はかぐやの魅力だと思うよ」
ミヨはそう言いながら私の頭を優しくなでた。
なんだかミヨのなで方ってすごくこっちを想ってくれてる気がして好きなんだよね~。
多分ほかの男の人にあるような欲望みたいなのが感じられないからかな?
「えへへ~、ありがとう!
わたしもこんなわたしが大好き!っとと、進行進行ーっと。
さて、気を取り直して今回のコラボ内容は~?
どぅるるるるるる…じゃじゃん!
『ミヨ先生に、対人戦を習ってみようのコーナー!』どんどんぱふぱふ!
なんかよくわかんないけどミヨってめっちゃ強いんでしょ?
だから対人戦のことを教えてもらおうと思って!」
:おお~
:確かにミヨさんあの『黒鬼』と戦って勝率3割あるしな
:でもどこのつながりでミヨさんと知り合ったの?
:ていうか何かぐやちゃんの頭撫でとるんじゃ!?
:いろPー!この人処せー!
:ていうかいろP今日居なく根?
「ミヨとはね~なんと、現実でのわたしの料理の師匠なのです!
そしていろPとも知り合いだよ!
今日は残念ながらいろPは用事があっていないので伝言を預かってきたよ~
え~っと、なになに…『かぐやのこと、お願いします。変なことしてたら叩いていいんで。あと求婚とか言って襲い掛かってくるやつも』だって!
ってたたかないでね!?」
「たたかないよ。あと求婚しようと襲い掛かってこようとしてる人?はすでに画面外で10人くらい斬ってる」
いや、ほんと強いな!?もしかしたらいろは以上に早いんじゃない!?
なんか襲い掛かってこようとワープする前に動いて斬ってるよね!?
「ん~、今日はみんな求婚はやめといたほうがいいと思うよ。来たら俺が斬るだけだし」
:ヒェッ…
:なんでワープしてくる前に落ちてくるところに移動して斬れるんだよ…
:リアルSAMURAIじゃねーか
:無理無理、無理でーす
「よし、なんか来なくなったし始めようか。」
「よろしくおねがいしまーす!!!」
「ただ、俺料理はともかく戦い方は教えたことないんだよなー。うーん…」
としばらく悩んだ後、ぽん、と手をたたいて言った。
その言葉が私を地獄へと誘うとも知らずに…
「よし、じゃあ俺に当てられたら良しってことにするか。
大丈夫、俺に当てられたらほぼプロと変わんないから」
「え?それだけでいいの?よーっしやったるぜーい!」
:え、たしかあの人攻撃を当てるのにそれ用の動画が一本出されてなかったっけ?
:かぐやちゃんそいつ回避能力ダントツだよ!?
:あーあ、終わりましたねこれは…
そして数時間後
「い・い・か・げ・ん当たれーっ!!!」
「おっと」
一切当たらないミヨと
疲れ切っているわたしがいたのでした…
「あ~っ!もうむり~っ!」
「うん、攻撃は鋭くなったし読み自体も悪くはなくなった。
まあ最低限の自衛はできるな」
:嘘つけ、絶対中堅くらいには実力が一気に上がったぞ
:避けるほうも当てようとするほうもやべーよ
:まじでどんだけ集中力あるんだ…
「視聴者こう言ってるんだけど!?」
「ま、まあ少し楽しくなってやりすぎたのは認める」
「おお~い!?」
「…ごめん」
「んもう、ミヨだから特別に許してあげる!
代わりに、今度美味しいご飯作ってね!」
「了解、腕によりをかけて作るよ」
「やったー!
それじゃ、もう疲れたし今回はそろそろ終わるね!
みんな、バイバーイ!」
:おつかれー
:次回も楽しみにしてます
:ばいばーい
「…ふう、今回はありがとねミヨ!」
「いやいや、こちらこそ。ハンマー職とはあまり戦ったことがなかったし楽しかったよ」
そこで、わたしは気になっていたことを聞いた。
「あ、そうだミヨ、ミヨって占いみたいなのができるって聞いたけど、ほんと?
もしできるならやってほしいな☆」
「ん、まあ占いとはまた違うんだが…
わかった、やってみようか
…ん?」
「どしたの?」
「いや、なんか視えにくい、というか視えないなこれ」
「えー、なんでー」
「ん~、わかんないな。もしかしたら俺たちと運命の元が違うのかもな」
「ちぇ~、残念」
「大丈夫、きっとかぐや達なら勝てるさ」
「…!うん!ありがとう、ミヨ!」
「…ああ、どういたしまして」
なんか一瞬つらそうな顔をしてた、なんでだろ?
「ごめん、ごめんなかぐや、酒寄。この運命は覆せないんだ」
ーーーおまけ
side:ヤチヨ
『さーて、今日もみんなの様子を見るとしますか、っとーー
は?』
<ツクヨミ>内を見ていた時、信じられないものを見た。
ミヨがかぐやを撫でていたのだ。
『ふ、ふふ、ふふふふふふふ』
「ただいまー。あれ、ヤチヨ?どうしーーー」
『ずるい』
「え?」
『ずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるいずるい』
「ど、どうした、ヤチヨ?」
『わたしとはどれだけ言ってもコラボしてくれないのにかぐやとはあんな簡単にコラボしちゃうんだ』
「あ~…なるほど。あれ、見てたか」
『もちろん、今回は怒っちゃったよ、やっちょ』
「ん~~~…コラボしようか」
『ほんと?』
「俺が嫌がってたのはヤチヨに迷惑がかかるのを怖がってたからだからな。
もしそれが原因でヤチヨに負担がかかってるんだったらむしろやったほうがいいだろ」
『~~~!やったああ!絶対にかぐやより仲がいいってところ、みんなにたくさん見せようね!!!』
「お、お手柔らかに…」
『なにしようかなあ…今から楽しみだなあ…!』
「(こ、怖すぎる…)」
どうも、かぐやのエミュレートが死ぬほど難しい、ど素人ことあさらこです。
マジ無理難しすぎるってえ!!!と悲鳴を上げながら書きました
へへへ…もう限界だぜ…
そのせいでまた湿度高めなヤチヨ様がご降臨なされてしまいました。
わたしはどれだけヤチヨを加湿器にしたいの…?
次の話題
今話でミヨ君がかぐやの未来を見られなかったのはミヨ君は原因を知っています。
わかっていてごまかしました。
ぶっちゃけると地球と月の運命の流れが別だからです。淡水魚が海水で生きられない感じです。
これをヤチヨにもやっていたので知っていました。最低ですね。
今回は短いですがここまでで終わりにします。まじでかぐやの視点むずすぎる…
それじゃ、また気が向いたときにでも。
どんどんミヨ君がたらしになってきている…?