アビドスの古竜 作:灰の人
現在アビドス高校には、5人の生徒がいる。そして、そんな娘たちが通っているのは別校舎である。人の噂は75日。流れていた噂のほとんどは忘れ去られた。アビドス高校の地下深くにいる一体の竜の存在自体も知らぬものとして、アビドス自治区は今日も平和に日々を過ごしていた。
少女たちが各々が青春を謳歌しようとしている中で、1人の女性は懐かしい本校に向かっていた。楽しみで、視線にも気付かぬままに…
「ひさしぶりだね!あれから一週間ぶりくらいかな?退屈すぎて死にそうじゃない?」
『また来たのか…よくもまぁ、飽きぬものだな。何度も通う必要はないと言っているだろう。別に話そうと思えばどこでも話せる。』
その女性は、友達と会っていた。と言っても、人の形はどこにもないが。
「やっぱり、話すときは対面してないと!それに、こんな場所で何年もいたら飽きちゃうでしょ?」
『飽きんよ。俺はまだまだ若い。日々の成長を試せるここはいい暇つぶし場所だ。それと、ほら。結晶もいるだろう。金策はいくつあってもいい。』
「毎回毎回ありがとうね。あなたのおかげで、アビドスには生徒の数が5人にもなったし借金もだいぶ減ったんだ!本当にありがとう!」
『…お前が頑張った結果だろう。お前の明るさが、アビドスを照らしたんだ。お前が誇れ、梔子ユメ。』
「もー、固いよ!もっと砕けていいからさ!」
『じゃあ早くここから去ってくれるとありがたい。今からやりたいことが山ほどある。ユメがいると危なくて出来ん。』
「ちょっとぐらい見せてもらってもいいじゃん!頭の上に乗せてよ!」
『…振り落とされない自信があるならいいぞ。今回は飛行能力の試しだ。落ちたら…どうなるかはわからんな?』
「ふーん、いいよーだ!ホシノちゃんに慰めてもらうからさ!」
『早くそうしろ。ほら、帰った帰った。』
ユメが拗ねて帰った後、ミディールは周囲を見回す。何か、気持ち悪い視線を感じるようだ。その珍しさから、観察しようとする輩がいるらしい。十中八九ユメをつけてきたのだろう。ユメはいい意味でも悪い意味でも、分かりやすいのだ。この後、観察していたものは地獄を見た。後ほど聞けば「あれほどの存在を確認できたのは良いことなのですが…クックックッ、あの存在に喧嘩を売るのはやめましょう。ほぼ確実に殺されます。」と語ったとか。
今、小鳥遊ホシノはどうするべきか迷っていた。愛する先輩が1人で砂漠の方に向かっている。過去に色々あった分、心配になってしまうのだろう。そんな様子を彼女の後輩に気取られてしまったために、尾行することになってしまった。
ここは普通、先輩を信じて後輩を止めるべきなのだろうが、なにせ、ドジな先輩である。悪い意味での実績も幾つも積み上がっている。それに、彼女が1人で外に出た後、必ず純度の高い結晶を持ち帰ってくるのである。怪しいと考えない方がバカと言うもの。結局小鳥遊ホシノは流されてしまった。
それから歩き続け、アビドス本校に着いた。目的地が分かって安心したホシノとその後輩達は、帰ろうとしたが、ここまで来た分、一緒に帰ろうと先輩が出てくるまで待っていた。
初めに違和感に気づいたのは、誰だったか、いくらなんでも遅すぎると、そんなにすることはないはずと、気づけばついてから2時間は経っていた。急いで中に入るが影も形もない。みんなで手分けして探すこと30分。残すこと生徒会室のみとなり、扉を開けたところ、先輩がいた。その手に、多く抱えた結晶を持って。
ひとまず安心した一同は、先輩が持っている結晶を手分けして持ち、帰路につく。このようなことは、ホシノが一年生の頃から多くあった。だから気にしないことにした。地面に響くとてもとても小さな衝撃に気づかないようにしながら。
みなさん読んでいただきありがとうございました。次回は先生到来!明かすアビドス経済状況!で会えたら良いと思います。それでは
ところで皆さんはブルアカをやっていますか?私はつい最近リオとケイとアリスとホシノとユズの臨戦を手に入れました。全員つよつよやね。皆さんのガチャ結果はどうでしたか?
初代生徒会長さんとミディールの馴れ初め
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いる
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いらん
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必須だろ早よ書け