今回は修行回です。
聖哉たちの前に現れたのは、ホシノちゃんだった。
ア「どこ行ってたんですか!ホシノ先輩!!」
ホ「ごめんごめん。ちょっと昼寝しててね〜、少し遅れちゃった。」
ヒ「……。」
「………。」
「おい、リスタ。ホシノを追跡して、何があった!!」
「え、えっと、聖哉。それが………」
ヒ「先生の言ったとおり、一年生の時とはずいぶん変わった、人違いじゃないかと思うくらいに。」
ホ「………ん?私のこと知ってるの?」
ヒ「情報部にいた頃、各自地区の要注意生徒たちをある程度把握してたから。特に小鳥遊ホシノ……貴方のことを忘れるはずがない。あの事件の後、アビドスを去ったと思ってたけど。」
ホ「…………。」
ヒ「………チナツ、イオリ。撤収準備、帰るよ。」
ヒナちゃんはそう言うと、聖哉の方に来た。
ヒ「先生、迷惑をかけてごめんなさい。あとカイザーコーポレーションがアビドス砂漠で何かをしているようなのだけど……」
「それはもう知っている。何かを掘っているようだが……」
ヒ「そ、そう…さすが先生ね。」
聖哉と少し話した後、風紀委員会は帰って行った。
「聖哉、ホシノちゃんについて話したい事があるわ。」
「あぁ…………そろそろ、この件について決着をつけたい。」
ア「今日は解散にして、明日また教室で話し合いましょう。」
聖哉はみんなと解散した後、今後のことについて話し合った。
「それで、ホシノに一体、何があった。」
「順を追って、説明するわ。まず、ホシノちゃんが寝てたってのは嘘よ。」
「やはりな。それで……」
「彼女は一人であるビルに行ったわ。そこで黒服と言われる人と会っていた。」
「黒服………人間じゃないのだろう。」
「えぇ、人の体だけど、顔には亀裂が入った奴よ。」
「亀裂……人……カイザーの幹部とかではないな」
「え!?何でわかるの?」
「カイザーの奴らはロボットで構成されている。つまり、カイザー以外の勢力も関係しているということか……それで?」
「その黒服がホシノちゃんに提案したわ……アビドス高校を退学し、奴らの企業に所属する……その条件を呑んだら、アビドスの借金の半分近くを肩代わりするって……」
「……なんとなく予想はしていたが……確かに破格の提案だ。」
「えぇ、しかも今までは、ホシノちゃん一人だけだから、受諾しなかったらしいけど、今回は違う。」
「あぁ、今は在校生がホシノを除いて4人いる。つまり、ホシノはその条件を呑むしかない。だが、本当にそいつが言ってることは本当なのか?」
「どういうこと?」
「それは………」
私は聖哉の言葉を聞き、驚愕した。
聖哉はアヤネちゃんとセリカちゃんと一緒に柴大将のお見舞いに行った。
ア「こんにちわ、大将。お見舞いに来ました。」
セ「大将、大丈夫?」
柴「二人とも、こんな早い時間からありがとう。ちょっと擦りむいただけだよ。」
「そんなことより、大将、質問がある。」
セ「先生!!そんなことって……」
「柴大将、前から退去通知があったんじゃないか?」
アセ「!?」
柴「………流石先生だな。実は少し前からな」
ア「た、退去通知って、なんの話ですか?アビドス自治区の建物の所有者は、アビドス高校で……」
「これは推測だが、何年か前に、アビドス生徒会の借金を返せなくて、建物と土地の所有権が移ったんじゃないか?」
柴「あ、あぁ、確か、カイザーだったか」
「やはりな」
ア「ちょっと待ってください。どういうことですか?」
「それを後で話す。一度、アビドス高校に戻るぞ。」
セ「わ、分かったわ。」
ア「いえ、私はセリカちゃんと行くところがあります。」
セ「え!?どこに行くのかわからないけど、先生、後でね!」
アヤネちゃんたちはそう言い、病院を出た。
聖哉が校門に着くとノノミちゃんがいた。
ノ「あれ、先生?思ってたより早かったですね。大将の様子は……」
「問題ない。」
シ「ノノミ、先生。」
ノ「あ、シロコちゃんも早かったですね?」
シ「……先生、対象の容体は?」
ノ「大将は、体の方は無事だったそうです。ただそれとは別に、みんなが集まったら、話したい事があるそうです。」
シ「……わかった。じゃあ、先に入ってるね。」
「あいつ、様子が変だな。」
ノ「先生もそう思います?」
「俺たちも行くぞ」
聖哉とノノミちゃんは、シロコちゃんの後を追った。
(ドンッ)
シ「いつまでしらを切るつもり?」
ホ「どうしたのシロコちゃん。」
ノ「!?」
シロコがホシノのことを問い詰めているようだった。」
ホ「うへ〜、なんのことを言ってるのか、おじさんにはよく分からないな〜………?」
シ「………嘘つかないで。」
ホ「嘘じゃないって〜……?」
ノ「ホシノ先輩!シロコちゃん!?どうしたんですか!?」
「………。」
シ「………ホシノ先輩に、用事があるの………悪いけど、二人にして。」
「用事というのは、ホシノが自主退学しようとしている事と関係あるのか?」
シ「!?」
ホ「!?」
ノ「自主退学!?どういう事ですか先輩!!」
——まさか、このタイミングで言うとは……
ホ「うへ〜、そ、それは………」
「その点もこの後の会議で話し合う。今はここで言い争っても意味がない。」
ノ「………後で説明してもらいますよ」
その後、アヤネちゃんとセリカちゃんが帰ってきて、会議を始めた。
ア「アビドス自治区の関係書類を持ってきました!これを……?」
ホ「………。」
セ「……な、何、この雰囲気?」
「そんなことより、俺たちが今持っている情報を参照するぞ」
ア「と、とりあえず、皆さん、まずはこれを見てください!」
アヤネちゃんが机に広げたのは、地図のような者だった。
ア「直近までの取引が記録されてる、アビドス自治区の土地の台帳……「地籍図」と呼ばれる者です。」
「なるほど、土地の所有者を確認できる書類ということか」
ノ「でも地図表なんか見なくても、土地はアビドス高校のものなんじゃ………」
ア「実は大将から聞いた話だと、アビドス自治区のほとんどが学校が所有していることに、なっていませんでした。」
ホ「えっ………!?どういうこと?アビドス自治区がアビドスの所有じゃないって、そんなわけ……」
ア「今の所有はカイザーコンストラクション……そう書かれています。」
ノ「そんな……!?」
「やはりか。」
——やっぱりカイザーだったのね。
ノ「で、ですが、どうしてこんなことに?学校の自治区の土地を取引だなんて、普通できるはずが……。」
ホ「アビドスの生徒会、でしょ。学校の資産の議決権は、生徒会にある。それが可能なのは普通に考えて、その学校の生徒会だけ。」
ア「はい、そのとおりです。取引の主体は、アビドスの前生徒会でした。」
セ「何やっているのよ!カイザーと取引をするなんて......」
「その件もそうだが、カイザー.......カイザーPMCが砂漠で何かを掘っているようだ」
ア全「!?」
セ「なんでそれを早く言わないのよ!!」
「色々と事が立て込んでいたからな......」
シ「ん。なら何を掘っているか確かめなくちゃ」
ホ「シロコちゃんいいこと言うねぇ。じゃあ、明日の朝に砂漠に向けていこう」
「いやその必要はない」
全「!?」
ア「な、何でですか!?」
「何を掘っているかなんて、大体、予想がつく。あれだけの軍事力と資金を持っていながら、あんな砂漠地帯を手に入れてまで探すということは、兵器などであるという可能性が高い。」
セ「なら尚更、見に行かなくちゃならないじゃない!!」
「行っても意味はないだろう。それに奴らを刺激するのはアビドスにとって良くない。」
シ「どういうこと先生?」
「このアビドスがカイザーに借金しているということは、貸した金の利子は奴らが決めれる。下手に刺激したら、借金を倍増させるだろう。」
――たしかにそれじゃあ、行っても意味ないし、さらに不利になるだけね
セ「じゃあ、何?ここで黙っていろってわけ、そんなの、できるわけないじゃん」
ノ「先生の言うことも確かにわかりますが、もしその探してるものがアビドス、いや、この世界の平和を脅かすものだったら大変です。」
「別に俺は、何もするなとは言っていない。カイザーは潰すつもりだが、それには慎重に行動しなければならない。」
ア「それはどういうことですか先生」
「奴らの全貌がわかっていない以上、下手に突っ込んでも、危険なだけだ。そのためにはもう少し修行をする必要がある。」
聖哉ならカイザーをすぐにつぶせると思ったけど.......
シ「ん。じゃあ、先生。私たちは何をしたら.....」
ホ「確かに、そこまで言うなら、何か指示してよ」
みんながそういうと聖哉は、落ち着いた声で
「お前らができることは何もない。」
リ「ちょ、ちょっと聖哉!!」
セ「先生!!どういうこと!?私たちにできることはないって」
「言葉の通りだ。俺が策を考じるまで、今まで通りにしていろ」
ア「それはあんまりじゃないですか?先生。」
シ「先生。いつも私たちにやらしてくれない。何か理由があるの?」
「今のお前らが後先考えずに行っても、返り討ちにあるだけだ。」
「せ、聖哉!!それはいくらなんでも....]
私が聖哉にそういうと、トーンを落とした声でホシノちゃんが
ホ「行くよ」
ノ「ホシノ先輩......」
セ「先輩!!こいつに言ってやんないと」
ホ「行くよ」
ホシノちゃんがそういうとみんなが部屋を出て行った。
ホ「先生、今日の夜話したいことがある。来て」
その言葉を残して
「聖哉!!あれはいくらなんでもひどいんじゃない!!」
「そんなことよりリスタ。カイザーをつぶす準備をするぞ」
「そんなことって.......」
私がそう言うと、アリアが突然部屋にやってきた。
「リスタ!イシスター様がお話があるって」
もしかしたらこの世界に行けることができたのかもしれない
「聖哉、呼ばれたから行くわ」
「あぁ」
私は聖哉にそう言って、イシスター様の部屋に行った
「リスタ。よく来てくれました。異界の門が開けるようになったので、すぐにキヴォトスに行けます。」
「本当ですか。ありがとうございます。」
私は早速、門を開くことにした。
「開け!!異界の門」
私は門をくぐろうとしたその時
「聖哉!ぐほっ!!」
突然聖哉に蹴られ、神界に戻された
「ちょ、ちょっとなにすんのよ!!あんたは」
「お前がばあさんに呼ばれたということは神界の門を開けるということ」
その光景を見ていたイシスター様は聖哉に微笑み
「久しぶりですね。竜宮院聖哉。一時はどうなることかと思いました。」
「あぁ。それよりアリア。頼んでいた神との修業はできるか」
神界に来て早々、相変わらず慎重な彼だったが
「リスタ、俺は修行をする。その間、あいつらを見張っておけ」
「聖哉、何の神と修行するの?」
「アデネラもちろん、今後使える神との修業は一通り行う。あとロボットに対抗する手段を見つける」
「聖哉でもそれって、ゴーレムでなんとかできるんじゃない。機皇部隊の時にそうしたように.....」
「そこら辺の雑魚なら退治できるだろう。だが、オクセリオのようなロボットが出てきたら、今のゴーレムじゃあ、太刀打ちできないだろう。狂戦士化で倒すこともできるだろうが手の内は残しておきたい。」
「で、どんな神なの?」
「まずは雷だな」
「それってオランド様?」
「あぁ、それとネフィテトからある神がいると聞いている」
「ある神?」
「そいつは、 神界墓場の近くにある病院にいるらしい」
――病院!?そんなとこ神界にあったの!!
「本当は隔離されているところなのだけど、今回はイシスター様が許可してくれたわ」
「隔離されているって.....そんなやばいところなの?」
「えぇ、病気の神『ペストリア』は昔、その能力でほかの神たちに悪さをしたことで外れの病棟に閉じ込められたの」
「病気の神!?そんな神がいるの?それでほかの神たちに悪さって、そうとうやばい方なんじゃ」
私は不安になっているのを横目に、聖哉は早速準備をしていた
「そいつがやばかろうが関係ない。感染する能力は、今後も使えるし、ロボットにも有効になるやもしれん」
――聖哉がこう言ってるんだし大丈夫だよね
私と聖哉は、その病棟に向かった
「聖哉、ここが.......」
「あぁ、ここが神界病院だろう」
私たちが見た病院は、病院とは思えないほどに老朽化していた。
「ぶっちゃけ、廃病院じゃん」
「一応、何が出るかわからん。警戒しておいたほうがいいだろう」
聖哉はそう言い、銃のセーフティーを解除して、いつでも撃てる状態にしていた。
「行くぞ」
「う、うん」
私たちは、病院に入り、探索していると手術室が見えた。そこに入ると、黒いローブに身を包み、カラスのようなマスクをした者がいた
――この方が病気の神!?全然、神様に見えないのだけど....
「お前がペストリアか」
聖哉が話しかけると、両手を広げ
「いかにも。我は病気の神『ペストリア』。ネフィテトから聞いておる。勇者に我の技を教えてほしいとな」
「ロボットなどに対抗できる技はあるか?」
「ある。我の能力の一端を見せよう」
ペストリア様はそう言い、金属製のベットのほうに向くと
「
「す、すごい」
金属製のベットはみるみる腐食していった
「うむ、これなら奴らにも対抗できるな」
「でも、ペストリア様。なんで病気なのに物にも効果が出るんですか?」
私がそう問うと、声を高らかにして
「我の能力は菌やウイルスというより、病気そのものなのである」
「病気そのもの?」
「.......なるほど、そういうことか」
聖哉は何かわかったようだったが、わたしには理解できなかった
「リスタルテにも分かるよう言うと、病気という概念そのものなのである。動物には菌やウイルスといった病原菌を感染させることもできるし、ものなどには故障や腐食、腐敗させることもできる」
「そ、そういうことなんですね」
私はやっと理解し安堵すると、急にペストリア様が落ち着いた声で
「だが勇者よ、一つこの能力には欠点がある」
「.....それはなんだ」
「この能力は病気という概念を持たない敵には、使えないということだ。つまり、魔物や神には効かない。」
「なるほど、強力な技だが制約があるということか」
私はその言葉を聞き、疑問に思った。
――なんで、神には効かないのに影響を及ぼせるのだろう
「ペストリア様、なんで、ほかの神たちに悪さをしたのですか?」
「そ、それはだな、リスタルテ。我が触れたものは全部、病気の状態異常が付与されるのだよ。こんな風に」
ペストリア様はそう言い、私の服に触れた
「え?」
私はいつの間にか全裸になっていた
「いやああああああああ!何やってんだ!お前えええええ!!」
「このように我が触れたものはすべて腐食したりするのだ。」
ペストリア様は、すこし涙ぐんだ声で
「我だって、本当はみんなと仲良くしたいのに、みんなが我を避けるのだ。」
急に子供みたいに部屋中をゴロゴロしだし、しまいには手術室のものを腐食させていた
――なんか急に子供みたいに駄々をこねているし、どうなってんのよ
「落ち着いてくださいペストリア様。ちゃんと話し合えば仲良く...へぶっ」
聖哉が急に私を平手打ちで吹っ飛ばした
「な、なにすんのよ聖哉!!」
「どけ、淫乱女神。」
「誰が淫乱女神よ!!」
聖哉は、怒る私を横目に
「おい、駄々をこねてないで早く修行するぞ」
「......はい」
「リスタ、お前はアビドスの様子を見ておけ、終わったらそっちに向かう」
「わ、わかったわ」
私は聖哉にそういわれ、アリアのところに戻った。もちろん、服を着て
「ちょ、ちょっとどうしたのリスタ。そんな服をきて.....ペストリアね。」
「そうなの。」
「まったくあの子は......」
アリアは何かを思い出したように
「そうだ!アビドス動きがあったわ」
「動き?」
私はアリアの言ってることを確かめるため水晶玉を見ると、そこにはアビドス砂漠に向かっている対策委員会の面々がいた
「どうして!?あれだけ聖哉が行くなって言ったのに!!」
「でも、リスタ。考えてみて、彼女たちはあの高校に強い思い入れがある。アビドスに危機が迫っているのにじっと待ってるほど、彼女たちは大人じゃないわ」
「こ、これは聖哉に伝えたほうがよさそうね」
私はそう思い、すぐにあの廃病院に向かった
「聖哉!!大変なの!」
私はそう叫び、中に入ると服が腐食して全裸になった
「ぎゃあああああ!!服が!!」
「うむ、いい感じにできてるな」
「フハハハハハ、やはり貴公は筋がいいな。」
「お、お前ら」
私はこの二人に怒りを覚えたがすぐに話題を変えた
「聖哉、習得できたの」
「あぁ、あとは練度を上げるだけだ」
「いつもより早いわね......それより、聖哉。アビドスの子たちが砂漠に行ってるみたいなの」
聖哉は私の話を聞くと、無表情で
「ふん、あいつらならそうすると予想していたが、まさか行くとはな.......リスタ、奴らが基地につくまであとどれくらいかかる?」
「あの子たちの速さなら、2時間くらいで着くわね。こっちだと5日くらいだわ」
聖哉は少し考え
「よし、なら、その5日で準備を整え、俺らも基地に向かう。ここでの修行は終わりだ。次に必要になる神たちとの修業をするぞ」
「勇者よ、その力。存分に発揮するがよい」
私はペストリア様にお礼を言い、元の神界に戻った
戻るとそこにはアデネラ様とヴァルキュレ様がいた
「よお、リスタルテ。来てやったぞ」
「り、リスタ。聖哉。ひ、久しぶりだな。す、好き」
「聖哉、まさかこの二人と」
「あぁ、連撃剣と破壊術式は習得していたほうがいい。よし、やるぞ」
聖哉はそう言い、さっそく二人と修行をした。
私は聖哉が修行をしている間、あの子たちを見守ることにした
「次々に機械兵たちを倒していってる。やっぱり全体的に強いわね」
それから4日後、聖哉が修行から戻ってきた
「聖哉、もう修行はいいの?」
「あぁ、必要な神との修行はできた。あいつらは今どこだ。」
「もうすぐで基地につきそうよ」
「よし、門を開けろ」
「わかったわ」
私が門を開けると、聖哉は立ち止まり
「
聖哉はそう言うと門をくぐった
「リスタ、門を開いておけ」
「な、なんで」
今出てきたのに門を出す意味が分からなかった
「前にも言ったが、奴らを下手に刺激するとかえって不利になる。奴らをつぶす作戦はもう考えてある。ここであまり踏み込んでも意味がない。それより、あれはカイザーの理事だな」
聖哉が指をさすと、そこにはアビドスの子とスーツを着た大きなロボットが対峙していた
理「侵入者と聞いていたが、アビドスだったとは。まさかここに来るとは思っていなかったが....まあ良い。勝手に人の私有地に入り、暴れたことによるこれらの被害額。君たちの学校に借金に加えてもいいのだが、まあ、たいして額は変わらないな。」
ホ「お前はあの時の」
ノ「あなたは誰ですか?」
理「知らないのか?私はカイザーコーポレーションの理事を務めているものだ。そして、君たちが借金をしている相手でもある」
全「!?」
「あ、あいつが」
シ「要はあなたがアビドス高校を騙して、搾取した張本人ってことで良い?」
「口の利き方には気を付けたほうがいい。ここはカイザーPMCが合法的に事業を営んでいる場所。君たちは今、私有地に対し不法侵入しているのだということを理解すべきだ。」
セ「っ!!」
理「アビドスの土地は合法的な取引をしている。ここに来たのは、私たちがここで何をしているのかだろう」
すべてを見透かしたように理事は言った
理「私たちはアビドスのどこかに埋められているといわれている宝物を探しているのだよ」
「た、宝物!!」
「うむ、予想したとおりだな」
シ「もしそうだとすると、このPMCの兵力について説明がつかない。この兵力は、私たちの自治区を武力で占領するため。違う。」
理「......半分正解で半分不正解だ。たった5人しかいない学校のために、これほどの用意をするとでも?」
セ「じゃあ、半分正解ってどういうことよ!!」
理「.......お前らが頼っているシャーレの先生.....いや、勇者に対抗するためだ」
全「!?」
「な、なんで聖哉が勇者だってこと知ってるの!?」
「ふむ、前々から考えていたが、奴にあって確信した。リスタ、感じないか?奴から出ているオーラを」
「お、オーラ?」
私は聖哉にそういわれ、集中して理事を見ると、そこにはまがまがしいオーラが発せられていた
「こ、これは!?邪神の気!!」
「おそらくな。奴らのバックに邪神がいるなら、俺が勇者だと知っていることにもつじつまが合う」
ア『せ、先生が勇者!?』
理「そうだ。別の次元から女神によって召喚された人間だ。あの方から警戒したほうが良いといわれ、これほどの兵を用意したが.....意味がなかったようだな。ここにあの勇者はいない。」
理事はそう言うと何かを思いついたように
理「いなければ、誘い出せばよいのだ。見ろ、勇者。お前に対抗するために開発した最強の兵器『ディアボルク』を!!」
理事はそう言い、禍々しいオーラを放ったロボットを出現させた
全「!?」
理「まずはお前らを倒して、奴をおびき寄せよう」
ホ「みんな下がって」
迫りくるディアボルクにホシノちゃんが前に出た
理「お前が来たか。だがこの兵器の前で無意味だ。」
「聖哉、早く助けないと」
「問題ない。」
「問題ないって......」
するといつの間にかディアボルクが腐食していた
理「何!?」
ホ「!?」
「
セ「だ、誰?誰がやったの!?」
シ「ん。私たちじゃないみたい」
理「こんなことができるのは奴しかいない.....「お前ら!!」
ア全「!?」
いつの間にか聖哉は彼女たちの前に姿を現した
「まったく、世話が焼ける奴らだ」
ホ「せ、先生」
セ「な、何しに来たの!!先生の助けはもういらないわ」
「せ、聖哉!!いきなり出てくるなんて....」
全「!?」
ア『だ、誰ですか!?』
ノ「きれいな方ですね。先生のお知り合いでしょうか?」
みんなが私の登場に驚いていると理事が
理「ま、まさか、勇者に加えて女神までも出てくるとは」
「リスタ。門を開いて、こいつらを入れろ」
「わ、分かったわ」
ホ「あなたが女神!?」
「説明はあと!!ほら行くよ」
私は全員を神界に連れて行った
理「それが神界に続く扉か....やはり、あの方の力を英知をもっともらうしかないようだ」
「........。」
理「このままで、終わると思うなよ。竜宮院聖哉!!」
理事は去り行く私たちにそう言い残した
シ「ここが神界!」
ノ「すごくきれいなところですね」
「お前ら!!」
全「は、はい」
「はぁ、これから作戦を言う。この作戦はお前らの力が必須だ。」
セ「突然、なによ!こんなところに呼び出しておいて、私たちの力は必要ないんじゃなかったの?」
「いや、この作戦を実行するには、お前らの力が必要だ。リスタ、アヤネもつれてこい」
「そ、そうね。ちょっと待ってて」
私は聖哉に言われ、アヤネちゃんをアビドスから連れてきた
ア「こ、ここが神界!みんなが丸い空間に入ったときはびっくりしました。」
「よし全員集まったな。今から作戦会議をする」
この能力強すぎるかなと思いましたが通しました