透き通る世界でも慎重な勇者   作:かげもじ

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アビドス編、最終話です。少ないですが、よろしくお願いいたします。


この勇者が砂漠の学園でも強すぎる

私たちは、カイザーの基地と少し離れた場所に出た

 

「聖哉、早くいかないと、あの子たちが....」

「わかってる。お前ら、俺より前に行くな」

ア全「はい!!」

 

理「ようやく来たか、勇者よ。」

ヒナ「せ、先生......」

アル「遅いわよ....もう」

 

そこには、ボロボロになった便利屋、風紀委員会、トリニティの子たちがいた

 

セ「あんたたち....」

ア「だ、大丈夫よ。」

「リスタ、こいつらの治療をしろ」

「わかったわ」

 

私がみんなの治療をしていると、ヒナちゃんが

 

ヒナ「先生、あれは人間が勝てるものじゃない.....逃げて」

「ヒナ、リスタに治療してもらえ」

 

聖哉はそう言い、理事の前に行った。

 

理「遅かったな、それでも勇者か?」

「あんた、みんなに何をしたの!!」

理「私は、あのお方の力と生贄を用意した。」

「生贄?」

 

そこには、体がバラバラになったアビドスの住人がいた

 

「ま、まさか!!」

ア「う、うそ......」

セ「そ、そんな......」

「そうだ、アビドスの住人を生贄にし、あのお方の力を使い、機械兵を完全なる魔物にした。これが究極モンスター『ディアボルク』だ。そして、私自身を生贄にすることで更なる力を得る.....ぐふっ」

「!?」

 

ディアボルクがカイザー理事の腹を貫き取り込んだ。

 

「能力透視を......うそ!?」

 

ディアボルク

HP:547834 MP:35789

攻撃力:498723 防御力:389765

素早さ:425678 魔力:65435

耐性 火・水・風・雷・氷・・・・・・

 

「ステータスが、難度S世界の強敵を超えている。しかも、魔力が聖哉より高いなんて.......」

 

ディ「クハハハハハ、驚いたか勇者!!」

「しゃ、喋った!?」

ディ「私はカイザー理事だ。生贄になるといったがうまく自我を乗っ取ることができたようだ。」

「お前ら、下がってろ」

シ「せ、先生......」

「言ったはずだ....レディ・パーフェクトリー(準備は完全に整った)と」

 

ディ「終わりだ勇者!!ミサイル・レイン(殲滅弾幕)

 

ディアボルクが空に無数のミサイルが出現した

 

「う、嘘!?」

ジョブ・チェンジ(職業転換)風の魔法使いへ」

 

――ジョブチェンジ!?いつの間に商談の神様と修行したの!!

 

テンペスト・フィールド(暴風領域)

 

聖哉が起こした、暴風でミサイルが誘爆した

 

ディ「ほう、うまく流したようだな。なら、ボルト・ストリーク(雷鳴撃)

 

ジョブ・チェンジ(職業転換)雷の魔法使いへ」

 

ディアボルクの雷撃を雷魔法で相殺した

 

ヒ「す、すごい」

ア「あの化け物とまともに相対している!」

 

ディ「これでもダメか........なら我が最強の技を食らわせてやろう。」

「な、なに!?」

 

ディ「喰らえ、ブラック・アストラルカノン(暗黒星砲)この辺一帯は更地になる」

「そ、そんな!?」

 

魔人の言うとおり、その魔法にはここら辺を破壊するほどの力を秘めていた

 

ジョブ・チェンジ(職業転換)土属性魔法剣士へ」

 

ステイト・バーサーク(狂戦士化)

 

ミラー・シールド(鏡面反射)

全「先生!!」

 

ディ「な、何!ぐはっ!?」

 

ディアボルクの強力な光線を防いだだけでなく、それを反射して、攻撃をした。

 

「か、勝った!?」

「いや、まだだ。」

 

あの強力な一撃を食らってもなお、ディアボルクは立っていた

 

ディ「クソオオオオオオォォォォ。こうなったら、なぶり殺してやる。」

 

ディアボルクがとんでもない速さで向かってきた

 

「ほう、素手か...いいだろう」

 

聖哉とディアボルクは目にもとまらぬ速さで戦っていた

 

ヒ「なんて、速さ!!私でも視認できない」

 

ディアボルクは確かに強い.....だが、狂戦士化した聖哉には、手も足も出なかった

 

ディ「ぐはっ!?き、貴様は何なのだ!!カイザーの地位を捨ててまで、この力を得たのに........」

「何かを犠牲にしたからって、強くなるわけではない。失いたくないから強くなるのだ。」

「せ、聖哉」

 

ディ「ば、馬鹿なこの私が....究極の生物になった私が負けるなど......」

 

これで終わりかと思われたが、ディアボルクが急に生徒たちのほうを向き

 

ディ「せめて、お前の大切な生徒を殺してやる」

「う、嘘!?」

 

ディアボルクが生徒に襲い掛かろうとしたとき

 

ディ「ぐはっ.....く、苦し....ぐあああああああああああ」

 

「な、何が起こったの」

 

「もちろん、俺だ。お前は、魔物になったことで病気付与の魔法は使えない。だが、それを想定して、ペストリアともう一つの技を修行していた。」

「そ、それって.....]

 

ペスト・フィスト(疫病の拳)先ほどの殴り合いで発動し、感染させていた。」

「なんて、準備の良さ」

セ「やっぱり」

ア「先生は......」

 

全「慎重すぎる!!」

 

ディ「なぜこんなことに......お前のせいだ!!お前のせいで、俺の計画が台無しだ」

「往生際が悪いわね、カイザー理事!!」

 

ディ「覚えておけ、勇者!!近いうちにあの方がお前を絶望に落とす。お前は知ることになるだろう....圧倒的な邪神の力を――――」

 

もはや、哀れとしか言いようがない、その姿にみんなが驚愕していると

 

「終わりだ。ジョブ・チェンジ(職業転換)炎属性魔法剣士へ」

 

ディ「く、くそっ!!」

 

聖哉は剣を抜き

 

フェニックス・スラスト(鳳凰貫通撃)

 

炎属性の貫通攻撃と狂戦士化の攻撃力が組み合わさり、ディアボルクは消滅した。

 

ヒ「ま、まさか、あの化け物相手に圧勝するなんて....」

シ「ん。先生は最高の勇者。」

 

聖哉は、何かの準備をしていた

 

「よし、これでいいだろう。」

ア「せ、先生?」

 

エンドレス・フォール(無限落下)

「!?」

 

ディアボルクだったものは下に沈んでいた

 

「倒したからと言って、また復活するかもしれない.....お前らも死体処理には、十分注意しておけ......」

セ「さ、さすが、先生ね......」

 

 

「よし、これでいいだろう。いくぞ、お前ら!!」

 

全「はい!!」

 

私たちは、カイザーの基地につくと、そこには囚われているホシノちゃんがいた

 

ア全「ホシノ先輩!!」

ホ「!?」

「助けに来たぞ、ホシノ」

ホ「み、みんな.....なんで.....」

 

ホシノちゃんが困惑していると、聖哉が

 

「ホシノ。お前は俺の.....俺たちの仲間だ。途中で抜けることは許さない。だが、生徒が困っているとき、助けるのが先生だ。」

ホ「あ、あはは.....みんなが.....先生が.....大人が、ね......はは。」

 

「聖哉、この鎖、切ることできる?」

「あぁ。」

 

聖哉は、ホシノちゃんにつけられていた鎖を切り、外に出した。

 

シ「ん。先輩、みんなに言うことがあるでしょ」

ホ「そ、そうだね。みんなごめ「違う。」

ホ「!?」

 

ホシノちゃんは何かに気づいたように微笑み

 

ホ「みんな、ただいま」

 

それにつられて、みんな笑顔で

 

ア全「おかえり!!」

「おかえり、ホシノ。」

「おかえり、ホシノちゃん。」

 

こうして、アビドスの一件は、解決したが.......失われた命は、もう戻ってこない......

 

アビドス編 完

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




アビドス編はこれにて終わりです。次回からパヴァーヌ編が始まりますので、これからも読んでいただけると幸いです。
今回の戦いは魔法中心でしたが、次回からは現代兵器モリモリで行きます。
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