謎の少女との出会い
アビドスの一件が終わり、私たちは、溜まりにたまった書類を処理していた
?「失礼するわ。」
「?」
書類仕事をしているとエルフのような耳で青髪の生徒がやってきた。
ア「先生に呼ばれた来たのだけど......リスタさんだけ?」
「あぁ、聖哉は.......仕事もしないで、部屋にこもってるわ」
ア「はぁ、さすがにすべての仕事をリスタさんだけに押し付けないでほしいわね」
二人で聖哉の話をしていると、ちょうど部屋から聖哉が出てきた
「アオイか....話したいことがある」
ア「カイザーの件ね.....わかったわ」
彼女の名前は扇喜アオイ、連邦生徒会の財務室長らしい
「で、アオイ。カイザー理事が、アビドスの住人を殺害した件はどうなった?」
ア「今回の一件は、すべてカイザー理事の単独による犯行とみなされたわ」
「え!?」
「なるほど、あいつも捨て駒だったわけだな。」
確かに、カイザー理事が殺害したのかもしれないけど、それにしても、何か裏があるとしか思えなかった
「それと、気になることがある。これを見てくれ」
ア「これは.....」
聖哉が何かの破片のようなものを、机に置いた
「これは、カイザー理事が生み出したディアボルクの装甲の一部だ。リスタ、鑑定スキルで見てみろ。」
「鑑定スキル?わかったわ」
私は鑑定スキルを使って、その破片を見ると
「これは!?」
そこには、アダマンタイトと書かれていた
「な、なんで!?この世界には存在しないはずなのに....」
そう、この物質はゲアブランデにしか存在しない。
「アオイ、アダマンタイトという物質を聞いたことはあるか?」
ア「アダマンタイト?そんな物質、あったかしら?」
「やっぱり、おかしいわ!!なんで、ほかの異世界の物質が出てくるのよ」
聖哉は少し考え
「邪神の力もそうだが、この世界に変化が起きているのかもしれない。より一層、慎重にならなければな。」
「そうね。」
話し合いが終わると、アオイちゃんは仕事があるからと、帰っていった。
「リスタ、このアダマンタイトは奴から何個か採取してある。そこで、プラチナソードと合成することで、ゲアブランデの時に作った、
「現状では、最強の武器ね。これからどうするの?」
「もう少し、この破片について分析したい、いつこの世界に来たとかをな」
「つまり?」
「次の行き先は、ミレニアム・サイエンススクールだ。」
――ミレニアム!!最新技術が集まった三大学園の一つ。行ってみたかったのよね
「ちょうど、ゲーム開発部から依頼が来ていた。」
「ゲーム開発部?」
ミレニアムのゲーム開発部から生徒会からの廃部命令により、破滅が迫っているという内容だった。
「てかっ、廃部寸前って、何があったのよ。」
「とにかく、出発するぞ。ゲーム開発部とユウカには、連絡してある。」
「いきなり行くのね。」
いつもなら、準備してから行くのに、聖哉らしくないと思った
「まずは、ミレニアムの偵察。危険が潜んでないかを見るぞ。」
「あ、そういうことね」
私たちは、飛翔のスキルを使って、空からミレニアムに行った。
「ここが、ミレニアム.......」
そこには、まるでSF映画を彷彿とさせるような、近未来な都市が広がっていた
「うむ、さすがの技術力だ。これなら、期待できそうだ。」
「最初、どこ行くの?」
「この学園には、全知と呼ばれる称号をもつ生徒がいるそうだ。そいつに会って、この物質を分析したいが、滅多に顔を出さないらしい........」
聖哉は、少し考えて
「先にゲーム開発部に行こう。そこで、依頼内容の確認。ミレニアムの情報を取得したい。」
私たちは、先にゲーム開発部の部室に行くことにした
「ここがゲーム開発部の部室?」
「ふむ、罠などはないようだな。」
「いや、あるわけないでしょ。みんなを困らしたらだめだよ。」
一応、依頼できてるんだし、この勇者が、失礼をしないようにしないと
?「どなたですか?」
「!?」
後ろを振り返ると、緑と白のジャケットと頭に猫耳を付けた可愛らしい生徒さんがいた
?「ま、まさか、先生ですか!?ちょ、ちょっと待ってください、今開けます。」
その子が、扉を開けると、部室はゲームが散乱し、参考書などがたくさんあった。
――いかにも、ゲーム開発部って感じね
私が周囲を見回すと、ソファの上に、猫耳の子とそっくりな子が寝ていた
?「お姉ちゃん、起きて!!先生が来たよ」
?「せ、先生?............zzzzz.....」
「起きないわね.....」
?「もう、相変わらずなんだから....」
この部活の部長なのだろうか、その子を起こすのに苦労してると、聖哉が前に出てきた
「せ、聖哉!何するつもり?」
「無論、話が進まないから、起こす。お前ら、耳をふさいでろ」
?「耳を?」
聖哉がそういうと、指パッチンして、爆音を鳴らした
?「な、何!?.......ミドリ、帰ってたの?」
?「帰ってたよ。それより、先生が来てくれたよ。」
?「先生.......先生!!先生だ、2人いるって本当だったんだ。」
――そういえば、この二人、そっくりね。双子かしら
モ「ふっふっふ、自己紹介が遅れたな、勇者よ。私は、才羽モモイ。」
ミ「初手から、変な自己紹介しないで!!私は、才羽ミドリ。ここにいるお姉ちゃんとは、双子です。」
「よろしくね、ミドリちゃん、モモイちゃん。私はリスタルテ。ここにいる聖哉....先生の補佐を務めてるわ。気軽にリスタと呼んで。ほら、あんたも自己紹介して!」
「はぁ、竜宮院聖哉だ。それと、お前らのほかに、部員はいるのか?ロッカーから、生体反応がするが......」
モ「よくわかったね、先生。今は出れないみたいだけど、私たち、ゲーム開発部の部長、花岡ユズがいて、三人なの」
――ロッカーに隠れているって、どういうこと?
ミ「.........お姉ちゃん。先生が勇者で、リスタさんが女神って本当だったんだね。」
「もう私たちの正体って、広まってるの!?」
モ「広まってるよ。ヒマリ先輩が言ってたし、今でもニュースの看板記事になってるよ!生物兵器勇者と銀行強盗女神だって.....」
「ちょっと待ったー!!聖哉はまだしも、私が銀行強盗ってどういうことよ!!そんなことした覚え......」
その時、リスタは思い出した。
――そういえば、アビドスの子たちと銀行を襲った時、聖哉がなんかかぶってたわね........
そう、聖哉が私そっくりのお面をかぶってたことを
「あんたのせいじゃない!!」
「知るか。そんなことより、なぜ俺たちを呼び出した?」
モ「あぁ、はなしがそれたね。それは「私から説明しましょう」
モ「!?」
突然、部屋に入ってきたのは、以前、聖哉が最初に会った生徒の一人、早瀬ユウカだった
モ「出たな、生徒会四天王の一人!「冷酷な算術使い」の異名を持つ生徒会の会計、ユウカ!」
ユ「勝手に変な異名を付けて、人をモンスターか何かみたいに呼ばないでくれる?失礼ね。」
ユウカちゃんは、聖哉のほうに近づいてきた。
ユ「先生、まさかこんな形で再開するなんて......そちらの女性が、先生の補佐の人ですね」
「こんにちは、私はリスタルテ。リスタって呼んで」
ユ「わかりました。よろしくお願いします。」
「それより、俺を呼んだ理由とは?」
ユ「そうでした。この学園では、部活は生徒の自主性に重きを置いてますが、かといって何も成果が出ないのに活動はできません。このゲーム開発部は、規定の部員数にも達していない、部として大した成果が出ていないのが何か月も経っています。つまり廃部寸前ということです。」
――なるほど、廃部寸前なのはそう言うことね。
モ「異議あり。私たちは真面目に活動してる!!」
ユ「真面目に活動してるね....なら、聞いてもいい?何でゲーム開発部がギャンブル大会を開いたり、古代史研究会を襲撃するのかしら」
モ「そ、それは....」
――え!?つまり、ゲーム開発部としての活動はしてないってこと!
「なるほどな。廃部になって当たり前だ。」
モ「まだ廃部になってないよ先生!!それに先生はこっち側なんだから。」
ユ「先生を巻き込まないで!!あなたたちの活動といえば、『テイルズ・サガ・クロニクル』だけでしょ!!」
「テイルズ・サガ・クロニクル?」
ユ「はい、この部活の唯一の実績でして、悪いほうの....」
「悪いほうの!?」
ユ「とにかく!!廃部になりたくないなら、それ相応の実績を出しなさい!!」
モ「言われなくても、出すよ。私たちは、次のミレニアムプライスで、『テイルズ・サガ・クロニクル』を出すんだから!!」
ミユ「!?」
「ミレニアムプライス?」
モ「ミレニアム中の部活が各々の成果物を競い合う、ミレニアムでも最大級のコンテスト!ここで受賞したら、いくらなんでも文句は言えないでしょ!」
ユ「.....そうね。わかった、じゃあそれまではこの件は、保留にしましょう。」
ユウカちゃんはそう言うと、聖哉のほうに行き
ユ「先生、すいません。こんな可愛くないところをお見せしてしまって.....」
「問題ない。お前がこいつらに意地悪してないのはわかる。それが生徒会というものだからな。」
ユ「!!........ありがとうございます。また、落ち着いたときにゆっくりお話ししましょう。リスタさんも」
「えぇ。」
ユウカちゃんはそう言うと、部屋から出て行った。
「ねぇ、モモイちゃん。実績じゃなくて、まずは部員を探したほうがいいんじゃない?」
モ「それは......この一か月、散々やってみたけど、結局、誰も入ってくれなかったし。」
「.........そう」
2人が落ち込んでいると、聖哉が口を開いた。
「モモイ、さっきの自信は、何か策があるのか?」
モ「そうだ。それはね、『G.Bible』.......って知ってる?」
「G.Bible?」
モ「それが、私たちゲーム開発部の希望の要!!読めば、最高のゲームが作れるって噂なの」
「!?大丈夫?怪しくないそれ......」
「ほう、つまり依頼の内容は、それを見つけるのを手伝ってほしいってことだな」
モ「そういう事。私の予想では、ミレニアム近郊の謎の領域『廃墟』にあると思うの」
「廃墟?」
モ「連邦生徒会が出入りを制限してたって場所なの」
「なるほど、単に危険だからではなく、何かあるから出入りを制限していたという予想か。」
「連邦生徒会が制限してたって、相当やばいところなんじゃ.....」
モ「そう、だから先生を呼んだの。先生って、めっちゃ強いって聞いたから。だから、協力して、先生。」
「断る。」
モモミド「!?」
「せ、聖哉。協力してあげようよ。」
「.....と言いたいところだが、条件がある。」
モ「条件?」
「まず、そこに行くためには、準備が必要だ。連邦生徒会が出入りを制限してるということは、危険が潜んでるかもしれない。」
ミ「準備ってどれくらいですか?」
「.........1時間くらいだ。」
――いつもの聖哉にしては少ないわね.......まぁ、神界で準備するんだと思うけど
「そして、もう一つ。これが最重要な条件だ。これが吞めなければ、俺は協力しない。」
モ「それは......」
「明星ヒマリに会わせることだ。」
「明星ヒマリ?それって聖哉が言ってた、全知の称号を持つ生徒?」
「そうだ。ミレニアムに来たのも、そいつに会う予定があったからだ。」
モ「ヒマリ先輩?いいけど.....」
「よし、交渉成立だ。1時間後にまた来る。」
私たちは、そう言って、部屋を出た
「リスタ、門を出せ」
「それはわかってるけど......どんな神と修行するの?」
「今回は、神界の神とは修行しない。説明はする。とりあえず行くぞ。」
聖哉がそう言ってるので、私は何も言わず、門を出した
「で、何をするの?」
「まぁ、見ておけ、
聖哉が職業を転換すると、まるで機械技師のような見た目になった
「聖哉、これは?」
「おそらくあの世界の固有の職業だ。ミレニアムに入った瞬間に転換できるようになった」
――これがキヴォトスの職業!!確かにミレニアムは技術力が高いからね
「どんな職業なの?」
「それをこれから試す。もしかしたら、ゴーレムの代わりになるものができるかもしれない。」
聖哉はそう言うと、さっそく修行に取り掛かった。
二日後
「リスタ、これを見ろ。」
「終わったの?」
「あぁ、この職業の全貌が分かった。すこし、あの世界の機械で試したい。早速行くぞ。」
聖哉の修行が終わり、私たちは、ゲーム開発部の部室に向かった
モ「あ、先生、来たんだ。じゃあ、早速、出発!!」
「あぁ、
ミ「リスタさん、あれは?」
「あれは、あの勇者にとっての決め台詞みたいなものよ」
モ「あの言葉、ゲームにも使えないかな。」
私たちは、その『廃墟』とやらに向かった。
モ「ここが廃墟、やっぱり、荒れてるね。」
「なんだか、薄気味悪いわね。」
ミ「お姉ちゃん、本当にこんなところにあるの?」
モ「た、たぶん」
「お前ら、隠れろ。」
私たちが話していると急に聖哉が引っ張って物陰に隠れた
モ「せ、先生。どうしたの?」
「あれを見ろ。」
聖哉が指をさしたところには、ロボット兵がいた。
「な、何でこんなところにロボット兵が.....」
ミ「ここが廃墟なの?」
「やはり、モモイの言う通り、何かある。探索するぞ。」
モ「先生。いくら何でも、あの量の兵は私たちでも......」
「いや、お前らは戦う必要はない。少し待て、もうすぐできる。」
「もうすぐできる?」
聖哉の言ってる意味が分からなかったが、少し待った
「データスキャン完了。
全「!?」
聖哉がそういうと、周りにさっきのロボット兵と同じ見た目のロボットが出てきた。
「せ、聖哉。これって......」
「あぁ、これが新職業『機皇操士』の能力だ。あらゆるロボットをコピーして生成できる。」
モ「す、すごい!!」
ミ「魔法が使えるって聞いたけど、まさかこんな......」
「複数生成することができる。メリットは、ゴーレムより生成時間が大幅に少ない。デメリットとしては、敵のロボットをスキャンするために時間がいることだ。」
――す、すごい!!こんな簡単に相手のロボットをコピーできるなんて.......でもちょっと待って.......
「聖哉、相手をコピーしたところで、強さは変わらないんだから、勝つか、わかんなくない」
「それも対策してある。
聖哉の前に、近未来的なディスプレイが現れた。
モ「先生。それは?」
「相手のスキャンしたロボットを自分でカスタマイズすることができる。つまり、元の状態より強くできるということだ。」
「めちゃくちゃ便利ね。」
そうしてる間に、聖哉の機兵が、ロボット兵を蹂躙していた。
「それより、あの工場に何かありそうだ。」
ミ「な、何でわかるんですか?先生。」
「占い師のスキルだ」
「あんた、それ、覚えてたんかい!!」
「あぁ、こういう時役に立つと思ってな。」
そう話しているうちに工場の中に入った
「........探知スキルでは、なにも引っかからないな。」
「結構、歩いたけど、本当に道、あってるの?」
「知らん。占いスキルできてるだけだ。」
「いや、当てずっぽうかい!!」
ミ「先生って、慎重なのに意外と適当なところあるんですね。」
「あぁ、それはね....へぶっ」
モモミド「!?」
急に聖哉が頭をたたいてきた
「な、何すんのよ!!」
「それは、今言う必要はない。」
聖哉の圧に負け、黙っているようにした。
?「接近を確認。」
「!?」
急に、部屋全体に音が響いた。
モ「な、何!?」
?「対象の身元を確認します。才羽モモイ、資格がありません。」
モ「なんで、私たちのことを知ってるの!?」
「.........。」
?「対象の身元を確認します。才羽ミドリ、資格がありません。」
ミ「私のことも.......一体どういう.....?」
謎の音は、モモイちゃんたちを知ってるかのように、答えた
?「対象の身元を確認します。勇者『竜宮院聖哉』、女神『リスタルテ』。」
「私たちのことまで?しかも、勇者と女神であることも......」
「リスタ、警戒しろ。さっきから探知スキルが使えない。」
「な、なんで?」
「おそらくだが、妨害を受けている。」
聖哉は剣を抜き、臨戦態勢に入った。
?「.......資格を確認しました、入室権限を付与します。」
全「!?」
モ「な、なんで!!先生たちはいつこの建物と仲良しになったの!?」
「で、でも、入れるみたいよ。」
「.......お前ら、三歩下がれ」
「な、なんで?」
?「下部の扉を開放します」
「え?.......ぎゃあ――――」
突然、床が開いて、聖哉以外落っこちた
「だから、行っただろう。」
―――――――――――――――――――――――――――
ミ「うーん。あれっ、お姉ちゃん?リスタさん!?」
モ「いやー、さすがに死ぬかと思った。」
ミ「お姉ちゃん大丈夫?あれ、リスタさんはどこに?先生は落ちてないから、あれだけど......」
「こ、ここよ。」
そう、2人の下敷きになっていたのだ
ミ「ど、どうして私たちの下にいるんですか!!?」
「子供を守るのが、大人としての務めよ。それよりここは......」
「ふむ、お前らが無事ということは、罠ではないようだな。」
モモミド「先生!!」
聖哉が落ちた穴から、来たのだ
「いや、死にそうだったんですけど......」
「
女神は死なない。だから、先にお前を落として、安全確認をするつもりだったんだが.....」
「いや、私は、爆弾処理班か!!」
相変わらず、慈悲のない男に呆れていると、聖哉が
「それより、あれを見ろ」
全「あれ?」
そこには、一糸纏わぬ姿の少女が眠っていた?
私は、その少女が日差しに充てられ、とても神秘的なオーラを発しているように感じた
モ「お、女の子?」
「モモイ。不用意に近づくな!リスタ、行ってこい。」
「私が!?」
「お前しかいないだろう。もしもの時は助けてやる。だから、行ってこい。」
「わ、分かったわよ。」
私は聖哉に言われ、その子に近づいた。
「どうだ、リスタ。」
「この子.....人間ていうよりは、ロボットに近いかも.....それも高度な。」
モ「すごい、肌もしっとりしてるし柔らかい.]
「ふむ、連邦生徒会がここの出入りを制限してたのは、これがあるからなのか。」
マネキンのような少女に椅子に何か文字が書かれている。
モ「AL-IS......アリス?」
ミ「ちょ、ちょっと待って、これよく見ると全部ローマ字なわけじゃなくて......ALー1S、じゃない?」
――AL-1S......機械の型式番号かしら
「いったいこの子は....それにこの場所、いったい何なんだろう?」
「ミドリ、とりあえず、服を着せてやれ。下着くらいなら持ってるのだろう。」
ミ「先生!!な、何でそれを知ってるんですか!?」
「新しく手に入れた透視スキルだ。これで相手の隠している武器などが分かる。」
「いや、何その、悪用されそうなスキルは....」
なんだか、やばいスキルをいつの間にか手に入れてた聖哉はバックを開き
「リスタ、これを着させろ」
「これはミレニアムの制服!?なんで聖哉が.....」
「もしかしたら、一日中帰れない可能性を備えておき、二人の分を持ってきておいた」
ミ「すごい、用意周到さですね。先生は.......」
私たちは、その子に服を着させた。すると、少女が目を覚ました
?「状態の変化、および接触許可対象を感知。休眠状態を解除します。」
「!?」
ミ「目を覚ました.....?」
?「状況把握、難航。会話を試みます....説明をお願いできますか。」
ミ「せ、説明が欲しいのはこっちの方!あなたは何者?ここは一体何なの!?」
?「本記の自我、記憶、目的は消失状態であることを確認。データがありません。」
「なんか、喋り方的にも、ロボットみたいね。」
ミ「うーん......先生、どうしましょう?」
「.......こいつが何者なのかがわからない以上、ここに置いておくわけにもいかないか.....」
聖哉が少し考え
「モモイ、ミドリ。いい考えがある」
モ「あ、先生。もしかして同じこと考えてる?」
「ま、まさか........!?」
「こいつをゲーム開発部の部員として採用するのはどうだ!!」
今後は、この職業が活躍すると思います。良かったら、評価、感想をいただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。