「だから、なんで筋トレをしているんですか?!」
「さっきも言っただろう。そんな危険な世界を救済するためには、レベルを上げないといけないだろう。」
私は訳が分からなかった。本当にこの大人が私たちの危機を救ってくれるのだろうか?
——いけない、ここは冷静にならないと………
「先生、今はあなたをここから30km離れた外郭地区にある部室に案内しなければなりません。」
「なぜだ?」
「それは……」
私が理由を言おうとすると、突然、エレベーターから人が出てきた。
ユ「やっと見つけたわ、代行。………うん?隣の人は…ってなんで筋トレをしてるんですか?!」
各学園の生徒たちのようだ。
「あぁ……面倒な人たちに捕まってしまいましたね。あなたたちが訪ねてきたのは今、学園都市に起きている混乱の責任を問うため……でしょう?」
ユ「そこまで分かっているなら何とかしなさいよ!数千もの学園自治区が混乱に陥ってるのよ!こんな状況で連邦生徒会長は何をしているの?今すぐ合わせて!」
「……連邦生徒会長は行方不明になりました。」
全「……?!」
「ふんっ、数千もの学園都市をまとめる者なら、自分がいなくなった時のことは簡単に想像できたはずだ。全く慎重さが足りん!」
急に口を開いた先生にみんなが驚いているが…
「結論から言うと「サンクトゥムタワー」の最終管理者がいなくなったため、今の連邦生徒会は行政制御権を失った状態です。先程まで、方法が見つかりませんでしたが、今見つかりました。」
ハ「それは、どのような方法ですか?」
「はい。そこにいる筋トレをしている先生こそが、フィクサーになってくれるはずです。」
全「?!」
みんなが驚いてると、セミナーが口を開いた。
ユ「ちょっと待って。筋トレしてるのも気になるけど、この先生はどなた?」
「はい。こちらの竜宮院聖哉先生は、これからキヴォトスの先生として働く方であり、連邦生徒会長が特別に指名した人物です。」
「先生は連邦捜査部「シャーレ」の顧問をしてもらうことになりました。単なる部活ではなく、一種の超法規的機関。キヴォトスに存在する全ての学園の生徒たちを、制限なく加入ができ、各学園の自治区で、制約無しに戦闘活動を行うことも可能です。」
「ふむ、すべての生徒を使えるのは、置いておいて、制約無しに戦闘ができるのは、いいな」
さっきまで、無表情だった先生が少し微笑んでるように思えた。
「でも、まずは制御権の回復です。モモカ、シャーレの部室に直行するヘリが必要なんだけど……」
モ『シャーレの部室?……今あそこは矯正局を脱出した停学中の生徒が騒ぎを起こして、戦場になっているよ」
「……うん?」
モ『それで、どうやらシャーレの建物を占拠しようとしているの。まるでそこに何か大事な者でもあるみたいな動きだけど?』
「………」
モ『……あっ、先輩、デリバリーが来たから、また連絡するね!(ブツッ)』
「……」
私がストレスを募らせていると、先生が口を開いた
「フンッ。思春期のガキどもがテロを働いてる訳か……なら、尚更、レベルを上げて懲らしめないとな。」
「はい。先生、ついて来てください。ちょうどここにいる生徒に手伝ってもらいましょう」
ユ「私たちが?!」
「えぇ、皆さんの学園の混乱を収束させるには、まずは制御権の回復をしなければなりません。」
ハ「はぁ、仕方ありませんね……先生、護衛をします。ついて来てください。」
「いやだ。」
全「……え?!」
「嫌だと言ったのだ。俺はレベルがMAXになるまでここから離れん。だが筋トレだけじゃ上がりにくい………よし、そこの白いの俺と修行しろ!」
ス「私ですか?!」
「あぁ、強いやつと修行した方がレベルも上がりやすい。」
——さっきから、レベル、レベルって……この人は何者なんですか!!
リ「先生、戦闘はこの人たちがするので、あなたは戦わなくていいんです。」
「確かにお前らは俺より強い……だが、お前らより強い敵が現れる可能性もある。そうなった場合、詰みだ。」
何を言っても聞かないこの大人に、私は静かな怒りを覚えた。
「わかりました!なら、気が済むまでそこで修行してもらって結構です。行きましょう。」
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外郭地区
ユ「いっ痛い、違法弾薬にこの敵の数……」
ハ「えぇ、結構戦闘してますが、敵が減りませんね」
チ「しかも、厄災の狐がいるので、状況的にはまずいかも知れません」
ワ「やはり、有象無象では相手になりませんね。」
ハ「ワカモが来ま「遅いですわ」
全「?!」
いつの間にかワカモは私たちとの距離を縮め、銃を撃とうとしたその時…………地獄のような炎がワカモを襲った。
ワ「くっっっ?!」
私たちが炎が来た方向に振り向くと、そこには先生がいた
「
「先生!!」
ワ「あなたが、例の先生?さっきのは驚きましたが、脅威になる程ではありません。次はこちらから……ら……あっ…///………」
ワカモは急に止まった。
ワ「しっ……失礼しましたー」
チ「先生、ワカモが逃げます!」
私たちは追いかけようとしたが先生に止められた。
ユ「先生、何で止めるんですか!先生の力があれば、捕えられるはずです。」
「いや、今のレベルじゃ、あの狐面には勝てない。逃げてくれるなら、こちらとしては好都合だ。それより、やるべき事があるだろう。」
先生の意見はもっとだった。まずは制御権を回復させないと
ワカモが逃げたことにより、不良たちは退散した。
リ『先生、皆さん、お疲れ様です。そこがシャーレ部室です。地下に見せたいものがあるので行ってください。」
私たちは地下に入ろうとすると、先生は立ち止まった。
「リン、ここは安全なのか?不良たちがここで騒ぎを起こしていたと言うことは中に入ったやつもいるんじゃないか?爆弾などの罠が仕掛けられていたり、ましてや、ここが違う建物とすり替えられている可能性もある」
リ「先生!ここはセキュリティシステムが完備されているので大丈夫です。」
「いや、そもそもそのセキュリティシステムが信用できない。セキュリティシステムがハッキングされてるかも知れないし、しかも、そのシステムを作った人が入り込んでるかも知れない」
ユ「そんな訳ないでしょう!!」
相変わらずこの人の慎重さには頭を悩まされた。
「4人とも、この建物を調べてこい!」
ユ「私たちが?!」
「ほかにいないだろう、時間がない、早急に頼む」
ユ「しっ仕方ありませんね。3人とも手伝ってください」
彼女らは先生に言われるがまま、建物の安全を確認した。
ユ「先生!建物には誰もいなく、爆弾もありませんでした。」
「本当か!いや、見落としてる可能性もある。ユウカ、2周目に行ってくれ」
ユ「また行くんですか?!私たちは忙しいのでこれで失礼します。」
そう言い残すと彼女たちは学園に戻って行った。
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シャーレ部室
「先生、お疲れ様です。さすが、連邦生徒会長が選んだ方ですね。」
「先生、渡したいものがあります。」
俺はりんからあるものを手渡された
「それは、「シッテムの箱」と言って、これがあれば制御権を取り戻せるらしいです。しかし、そのタブレットは私たちにも分からないものです。」
「そんなわけの分からないものを使えと言うのか」
「これは先生にしか開けません。私は邪魔なので、席を外しています。
——ふむ、見るからに怪しい箱だ。
俺はそのタブレットを開いた。
さすがに今の聖哉じゃ、ワカモには勝てないと思い、ワカモが聖哉に一目惚れして逃げる。と言う話にしました。
それと、聖哉は気づいていますが、この世界にはある問題がありますのでそれも書けていけたらいいです。