脂質廻戦   作:ジャックマン二

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今回は少し時間が進んで出したかったあのキャラとやりたかったネタを書きました


第3話

 

虎杖悠仁が少年院の任務を受け、現場に到着した頃にとある駅では二人の男が人を待っていた。

 

片方は目に隈を携えた超大男、もう片方は髪を染めた顎無しの大男だ。

 

隈を携えた方の名前は乙骨憂太と言い、五条や夏油と同じ特級術師。

身長は214センチ体重133キロの乙骨と言うか豚骨な男である。

 

髪を染めた方の名前は禪院直哉、呪術界御三家の一つ『禪院家』の次期当主であり特別一級術師の位に居る呪術師だ。

身長は208センチ、体重141キロの巨漢で通常の世界線なら向こう側にに行きたいが為に足掻くドブカスなのだが、こちらではある意味向こう側に行けたので変に達観してたりしてる奴なのだ。

 

「しかしなぁ、呪霊食える珍しい子を処刑なぁ〜」

 

「直哉さん、宿儺の器だからですからね」

 

「せやったな、しかしまぁ見れば見るほど将来性ある子なんに処刑なんて、上層部に人の心無いんか?」

 

「有ったら僕達はこうはなってませんよ」

 

二人の目的、それは虎杖悠仁の処刑なのだがコレは夏油の策によるものだ。

先ず、確かに虎杖の呪力量と胃力は途轍も無いが呪術師(デブ)としての力はまだまだである。

今はまだ五条や夏油がそばに居るから手出しされないが、繁忙期が始まれば引き剥がされ確実に上層部は処刑する為に動くだろう。

なので此処は五条派閥である乙骨と、御三家次期当主である直哉の証言を使い虎杖を処刑したと伝えて訓練する期間を作ろうとしているのだ。

 

乙骨としては恩師であり、かつての自身と同じ秘匿処刑対象の虎杖には思うところが有り出来る限り守りたいと思っている。

また直哉は直哉で、向こう側(100キロ越え)に行けている少年を殺させるのは正直ムカつくのでこの策に乗ったのだ。

 

「来ましたよ直哉さん」

 

「ほな行こか」

 

上層部の息のかかった補助監督が車を持ってきて二人を運ぼうとするのだが、二人が後ろに乗った途端に車が悲鳴を挙げ始める。

そして少年院に着く頃には車は相当ダメージを負っており、補助監督は唖然としていた。

 

二人の目の前には虎杖もとい宿儺が何かを伏黒と話しているところだった。

ちなみに伏黒の身長は175辺りのもやし体型だ。

 

「虎杖君だね」

 

「む?虎杖悠仁は今至っている、貴様等は何者だ?」

 

「⋯⋯両面宿儺かいな、嫌なタイミングやな」

 

「ふん⋯⋯しかし、貴様等も中々に分かっている連中か」

 

三人の巨漢に挟まれ、何か目茶苦茶暑苦しそうにしている伏黒である。

 

「てことは、完全に受肉した訳ちゃうんか?」

 

「今は虎杖悠仁が至っているからたまたま出てきただけだ

そう身構えるな、今の俺は気分が良い話くらいは聞いてやるぞ」

 

三人とも戦闘態勢を取っていたが少なくともこの呪いの王にとっては自分達はただの羽虫、そう理解すると下手に刺激せずに協力体制を結ばせた方が今は得と考え戦闘態勢を解いた。

 

「両面宿儺、貴方の器である虎杖悠仁には処刑命令が出ています」

 

「ほう⋯⋯その執行人が貴様等と?」

 

「そう急かさんでくれや、コレから話す事はちょいと聞かれると不味いんで少し腹減らしながらさせてくれや」

 

宿儺、直哉、乙骨は構え殺さないレベルの戦闘を開始した。

直哉は術式を使いすぐに音速に至り高速戦闘を、乙骨は自身の相方であるリカを用いてなるべく砂煙が立つ様な戦闘を。

宿儺は邪魔するであろう監視人達の位置を見つけてはギリギリ殺さない程度の重傷を負わせて追い払う。

 

二人は動きながら夏油の策を説明した。

そして宿儺は考える、都合良く常に自分が表に出れればその程度の事歯牙にもかけない事だが、この器は強固過ぎる故に今回はたまたま此処にいられる。

もし器が殺されればこの美味達を食べられなくなると考えると、一言「良かろう、虎杖悠仁に変わるお前が殺せ、俺が反転で治す」と言う。

 

反転術式

それは負の力である呪力同士を合わせて正のエネルギーに変換し、傷や肉体の欠損を治す超高等技術である。

 

そして乙骨の持つ剣(ドラゴン殺し)が虎杖の胸を貫くと契約通り宿儺はすぐに反転術式を使い治した。

そして二人は虎杖の死体(実際は血糖値スパイクしてるだけ)を持ち処刑は完了したと伝え、高専の検死室へと運ぶのだった。

そしてその後は手筈通り、上層部には乙骨が処刑したと伝え直哉はその時の状況を細かく説明。

それを裏付けるかの様に、少年院の破壊跡と負傷した監視人達の証言も有り上層部は喜ぶのだった。




乙骨憂太
特級術師であり、かつて好きだった女性を亡くしそこから暴食に走り立派な豚骨になった少年。
今回は夏油の策に乗り、虎杖悠仁の処刑を上層部から依頼されそれを遂行し処刑完了と伝えドカ食い気絶部した。
尚、戦闘力はクソ高い模様。

禪院直哉
特別一級術師で向こう側に行けたので心にゆとりのあるドブカス。
夏油の策に乗り向こう側の住人である虎杖を助けるべく乙骨が処刑したと嘘を上層部に伝える。
なお、原作の三歩下がれん〜発言は此処だと「米の立てられへん女はパンで飛んだらええ」とやはり食べ物関係に変わっている。
なので真希真依には目茶苦茶飯を食わせている。
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