ソラユメ 餘部透 【タツタサンドな日々 (元ネタEver17)】   作:あまるーん

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【タツタサンドな日々 ?話&5話 END3】

???「○○○○○」

 

とろり……とろり……とろり……。

それは、何かを伝えていた。

 

餘部「ありがとう、キミのおかげでなんとか助かったよー」

 

皐月「私達を救ってくれて、ありがとうございます」

 

何を伝えようとしていたのか、2人には分かったようだ。

 

???「○○○○○」

 

プシュー……プシュー……プシュー……。

あれも、何かを伝えてきた。

 

皐月「あの展開になった時は驚きました。でも、私達の為でしたし、感謝します」

 

餘部「うんうん。キミ、ナイス!ありがとうね」

 

こちらとも対話をすることができたようだ。

 

皐月「あなた達を忘れず、日々感謝して生活します」

 

餘部「約束するよー」

 

???「○○○○○」

 

???「○○○○○」

 

そして、お別れの時間がやってくる。

それらとは、離れ離れになる。距離がどんどん開いていく。

全員、手を振って別れ際の挨拶をしていた。

 

餘部「バイチャー!」

 

皐月「さようならー!」

 

???「○○○○○」

 

???「○○○○○」

 

2人は片方に、それらはもう片方に、『○○○』側と『○○○○○』側の、真っ二つの世界に別れていった。

 

To Be Continued

 

 

餘部「さぁ、着いたよー。ここだ」

 

皐月「ここは…」

 

広大な、泡黄色の世界が目の前に存在していた。

地の果てまで同じ景色である。

………なんだこりゃー!

 

餘部「なんなんだろうね、これ」

 

皐月「ナレーションと共鳴したようなことを言うんですね」

 

ナレーションとあまるんはシンクロ中!嘘だよ!

 

餘部「さっちゃんこそ、もっと驚きなよ」

 

皐月「驚いてますよ」

 

餘部「こんな場所、見たことがないもんね」

 

皐月「はい。この地面、ぷるんぷるんしてますし」

 

ぷるん……ぷるん……ぷるん……。

弾力がある。思い切りジャンプをしたら、月まで近づいちゃうかもね。

 

餘部「さっちゃん」

 

彼はニコニコしながら、彼女をハグしてきた。

離れないよう、しっかりとした強さで。

 

皐月「え?急にどうしたんですか?」

 

餘部「人間になってから、月が遠いと感じる。だから、その場所へ再び近づきたい。もっと高い場所へ一緒に行ってみよう!」

 

皐月「えぇ!?物理的にするなんて!」

 

飛んだ。なんと到達しちゃった!?

月面にて、王子様と姫様は幸福な生を謳歌しましたとさ。

めでたしめでたし。

 

BADEND2 月王子様と月姫様

 

──

 

───

 

ロード

 

餘部「人間になってから、月が遠いと感じる。だから、その場所へ再び近づきたい。もっと高い場所へ一緒に行ってみよう!」

 

皐月「えぇ!?物理的にするなんて!」

 

飛んだ。なんと到達しちゃった!?

…それは幻想!

トランポリンみたいなジャンプが可能なだけだよ!

 

餘部「うわ。すごいね!これは感激だなー」

 

皐月「この地全体がトランポリン状態だなんて…謎すぎます」

 

2人は、飛んで跳んで翔びまくる!

元いた町から脱出し、楽園のような遊び場を見つけた。

ある意味幸せな日々を過ごしていけるだろう。

 

……遊び疲れ、跳ね終わった。

彼は、不思議で溢れる足元を見つめ。

 

餘部「だけどさぁ、この地表は未知数すぎるよね。えい!!」

 

栗神様は、グーパンをした。

17,501のダメージ!弾力のある地面は倒れた。

2017の経験値。栗神様はレベルアップ!

Lv1,347になった。

 

栗神様「わー、レベルアップだ。これでさっちゃんを更に守れるね」

 

皐月「……ついていけない」

 

栗神様は歓喜の感情で溢れていたが、隣の人間は驚愕し、白目をむいていた。

 

冗談はさておき、倒れた地=透明の膜が破れた状態だ。

中は液体と固体が混ざったような、クリームが存在していた。

 

皐月「これは…あれにそっくりですね」

 

彼女は手で掬っていた。警戒しろと言いたいところだが、少し抜けているという公式設定を活かす。

 

餘部「キミさぁ。あまり考えずに、物事に物理的にも突っ込んじゃうタイプでしょ」

 

そこに対し、洞察力のいい彼は、しっかりと指摘をする。

 

皐月「すみません。迂闊でした…」

 

餘部「まぁ、それもさっちゃんらしさだよね」

 

皐月「…あはは、そうかもしれません」

 

物事を見極め、彼女にちゃんと伝え、そして肯定もする。

なんて素敵な神様でしょう。

 

餘部は彼女の手にあるクリームを喰べた!

…んんん?ブーメランかな。

 

餘部「美味しいよー!ん?どうしたの?さっちゃんも食べる?」

 

皐月「その前に一言。さっき、私は感動したのですが…」

 

美味らしい。そんなことより、感動を返して下さいな。

 

餘部「そんな固いことは言わずに、ね!ギャグモードのボクならこうするだろうからさ」

 

皐月「まあ、公式の時点で濃いキャラですもんね」

 

餘部「うんうん!現在進行系で端末を使い、文字を打ってる変人が、その要素を少々悪化させてるけどね」

 

皐月「……。……。……」

 

言葉にならなかった。このヒロインは、最愛の人と変人達に翻弄され続ける。

彼と共に歩む限り、その運命は無限に続く。

 

餘部「どうしたの?」

 

皐月「…強く生きます」

 

決意を固め、クリームを口いっぱいに入れてみた。見た目と同様、あの味がする。

 

餘部「どう?美味しい?」

 

皐月「はい!新鮮な味がします」

 

餘部「できたてホヤホヤー」

 

産地直送状態のクリーム。Ever17の○○だ。

 

皐月「ここで暮らすと、○○○○になってしまいそうですね」

 

餘部「キミ!…自制心を持つといいよ」

 

皐月「天文部に勧誘するノリで言わないでください!先輩は耐えれるんです?」

 

餘部「耐えれるよ?耐えられなかったら、伝授しないよ。おかしな子だなぁ」

 

皐月「あはは…。でも、やっぱり先輩はすごいですね」

 

我慢しすぎることも良くないが、自制することも必要だと、改めて学んだ。

 

餘部「うん。だってさ、○○と同様、新鮮で美味しいキミがいるじゃない」

 

モグモグ!彼女は髪を喰べられている。

散髪して落ちた存在は段々と鮮度が落ちて行く。しかし、彼が喰べている物は生きていて新鮮な状態だ。

 

皐月「うわっ!?先輩、髪は食べ物じゃありませんー!」

 

餘部「なんで?ボクにとって…キミは何よりも愛おしい存在(喰べ物)だ」

 

皐月「…はい。…じゃなかった!愛の囁きで誤魔化さないでください!」

 

普段より勢いよく喰べられる。

パクッ……パクッ……パクッ……。

 

皐月「自制心を復活させてください!」

 

変わる……変わる……変わる……。

 

栗神様「それは無理だよ。ギャグだろうとシリアスだろうが、キミが美味なのが悪い。…これでキミは、僕のモノ」

 

頭髪は全部喰べられました。

実は…、栗神様はヘリオトロープが叶えることで、生まれた存在。

あ、書いてないけど物理的に変身もしてますよん。

能力が向上した代償に、1.7%の狂気を持ってしまった。

栗神様平和モードで強く守られたかったよ…。

 

BADEND3 狂栗神様は頭髪を貪る

 

──

 

───

 

ロード

 

産地直送状態のクリーム。Ever17の○○だ。

 

皐月「ここで暮らすと、○○○○になってしまいそうですね」

 

餘部「キミ!…自制心を持つといいよ」

 

皐月「そう言われても無理です。…ほんとは分かってるんですよ?」

 

餘部「え?何が?」

 

皐月「ここは○○○○○しか食べ物が無いんですよね?」

 

言われたことを、今回は否定してしまう。

衝撃の事実(?)を突きつけた。

 

餘部「まあ、地の果てまでこれだからね。……あ、そうだ!タツタサンドはあるじゃない」

 

彼はもう1つの食べ物を勧める。

もしかして、忘れてた!?在庫切れにならないタツタサンドなのに!

 

皐月「飽きそうです」

 

餘部「タツタサンドに失礼だよ?」

 

皐月「じゃあ、頑張ります」

 

──

 

───

 

数日後。今日もこの地はクリームでいっぱいだ。

彼女は食に対し、考え続けていた。

 

皐月「タツタ美味しいけど飽きました」

 

餘部「あらあら」

 

皐月「もう、願いで食べ物を生み出します」

 

色々な食べ物を思い浮かべ、彼女は叶えた。

様々な食が辺り一帯に具現化する。

彼女は……食べ……食べ……食べ……。

 

餘部「さっちゃん、自制心が0だよ。どうして飛躍しちゃうのさ」

 

皐月「この状況で自制心は私には厳しかったです」

 

パクッ!!髪を喰べた!

今回は、彼が喰べられている。

ムシャ……ムシャ……ムシャ。

 

餘部「キミはそんなキャラじゃないよね」

 

皐月「ヘリオトロープの狂気ですね。叶えた願いが強すぎて、17%程持っています」

 

餘部「…っ!」

 

とても狂気化した彼女を見て、言葉が上手く出ず、涙が零れる。

シリアス化した彼の√はとても切ない。

 

BGM:Karma

 

餘部「キミを元に戻すよ」

 

餘部は栗神様に変化した。

彼女を体全体で強く優しく包み込む。

 

栗神様「帰ってきてよ。食への対策は、2人で考えよう?」

 

皐月「嫌です、もう…喰べ終わるまで帰れません。……美味しい」

 

狂気化した恋人に、想いが伝わらない。

モグ……モグ……モグ……。

帰ってこないと宣言され、喰べられ続ける。

 

栗神様「…分かった。じゃあ、いつも通り僕クがキミを喰べるよ」

 

パクッ!皐月は髪の毛を喰べられた!

いつもの展開!

実は…、栗神様はヘリオトロープが叶えることで、生まれた存在。

あ、書いてないけど物理的に変身もしてますよん。

能力が向上した代償に、1.7%の狂気を持ってしまった。

 

皐月「うわっ!…今回は私が喰べるべき√です」

 

ドンッ!

彼女は√を塗り替えられると判断し、彼を狂気パワーと条件反射で突き飛ばした。

勢いが強すぎて、彼は飛ばされ続ける。大気圏に突入しそうだ。

 

栗神様(知ってるよー。フリだよ。いつも通り、ふざけて喰べようとしただけ。1.7%の狂気だから、いくらでも自制できるよね)

 

喰べることは無限の可能性を秘めている。この宇宙のように。

彼の視界に地表と彼女が映る。

離れ……離れ……離れ……。

彼は強く思う。

 

栗神様「僕クは死なない」

 

──

 

───

 

○○○○○にある守永家。

その建物の中には、サンドイッチのパン。ただそれだけが存在していた。

 

Fin

 

END3 栗神様は狂皐月を大切に包む

 

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