一般通過脳焼きクソボケ大魔王   作:Nemusugi

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感想など、いつもありがとうございます。

半分以上、過去編なので番外にしようと思いましたが、
なのか編に続けたいので本編行き。

ちょっとシリアス回。
同時に魔王の正体バレ回。クソ強独自解釈と設定。
多分読み終わったら、早よ帰れって思う。
次回からは、また脳焼き日和。





















Q.どうして”カイン”という名前なんですか?

A.人を殺す名前で、丁度良かったんだろ。


一般通過脳焼きクソボケ大魔王 カイン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ずっとずっと、昔の話です。

宇宙の片隅、何処かの場所でそれは起きました。

 

 

 

 数多の世界に生きる人の、生命の思いや願い。

その思いや願いにより、発生したエネルギー。

そのエネルギーが集まる場所で、起きた事です。

 

 

 

 ある時、エネルギーが集まり、何かを形成し始めます。

形成された何かは、人の様な形をしており蠢いています。

しかし、その何かが生まれる事はありませんでした。

まだ、人より少し強い程度の生命でしたから。

 

 

 形成されたそれは生命の歴史を観測し始めます。

確かな自意識を持ってですが見つめ続けます。

良き終わり(ハッピーエンド)も、悪い終わり(バットエンド)もただ見続けました。

それでも、中々生まれませんでした。

 

 

 そうして長い間、生命の歴史を見続けました。

そんな、円環を繰り返し続けました。

その度に、生命の歴史を見続けました。

 

 

 

 

 

そして円環の中で、突如としてそれは生まれました。

 

 

 

 

 

 『─────────────』

 

 

 

 何度も繰り返したことによって、積み重なった因果。

その因果によって、凡ゆる世界の生命を観測した何か。

 

 生命の総意。全く新しい生命体。

『神』と言っても過言では無いものが、遂に生まれました。

 

 

 『────────』

 

 

 そして、生まれた生命体は近くの星に降り立ちます。

すると突然、生命体は自らの体内に手を入れ込みます。

ブチブチ、と何かが切れていく様な音が響き渡り始め、鳴り止んだ頃に体外に出した手には、真っ黒な”何か”がありました。

 

 

 

そして────、

 

 

 

 

 

『これは──────要らない』

 

 

 

 

 

 その手に持っていた”何か”を投げ捨てました。

 

 投げ捨てられた”何か”は、近くの海に叩きつけられて、

その衝撃によって漏れ出た体液で、海が赤く染まります。

 

 汚い物を触った様な雰囲気で投げ捨てた生命体は、その後叩きつけたそれを一瞥もする事は無く、去っていきました。

 

 

 

 そして暫くした後、捨てられたそれは静かに蠢き始め、肉体を作りました。

 

 

『──────────』

 

 

 

 

 凡ゆる世界の悪性情報。

 

 穢らわしいからと切り捨てられた命。

 

 人が生み出した、悪の権化。

 

 殺戮しか能がない機構。

 

『願い』の元、『滅する』という破綻した役割。

 

 生命体の、悪の理を背負わされた存在。

 

 都合の良い、悪意の廃棄場所。

 

 

 

 

 

 

 

『────────────ぁ』

 

 

 

 

 そうして、彼は要らない命として生まれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 時空の果て、数多の次元を超えた先。

多くの悲劇、多くの悲しみ、多くの別れを超えた先。

そこに、それはあった。

 

 

 

「───漸く、見つけたぞ」

 

 

 幻想的な空間。地面に埋まっている、球体をした紫色のそれ。

まるで、目を動かしているかの様に蠢いている。

 

 

「『終焉の繭』。私が滅すべき、悲しみの根源」

 

 

 とある高次元文明が残した、崩壊という試練を与える遺物。

権能を与え、律者を生み出してきた、数多の悲劇の黒幕。

 

 

「……………」

 

 

 そして、その終焉の繭に近づこうとする者が1人居た。

 

 

 纏うは赤いラインが入った黒き鎧。その背中には、折り畳まれた翼の様な突起がある。

 

 顔は下側が嘴の様に伸びており、上側には二つの穴が空いているだけの仮面によって覆われていて、表情が読み取れない。

 

 

『魔王ラグナロク』、そう呼ばれた者である。

 

 

 

 

【────────あなたは、誰】

 

 

「───────」

 

 

 繭の前に現れた、青年の様な形をした『それ』が魔王に問いかける。

『それ』は言葉を発してはいないが、心の底で声を纏い、響く。

 

 そして、問いに一瞬沈黙した後、魔王は答えた。

 

 

「──私はカイン・テロス。魔王を騙る者。元フレイヤ学園の生徒。

 

使者としての名は『カイン・◼️◼️◼️◼️◼️』。人が生み出し、悪の権化。役立たずの愚か者。円環の理の果て。それが生み出した原罪。

 

そして────、オットーの拾い子。テレサ学園長の養子。姫子先生の生徒。ゼーレ達の兄役。キアナ、芽衣、ブローニャ、フカ委員長達の友。13の英傑の末路に憐れみを抱いた人でなしだ」

 

 

 その答えに満足したのか、『それ』は新たな質問をしてくる。

 

 

 

【────なぜここに来た?】

 

 

 

「……ハッ、それは理由か?それとも願いか?」

 

 

 その問いに、小さな笑い声を溢しながら魔王は語る。

 

 

「理由ならば、単純な事だ。私は崩壊現象というものを消失させるためにここに来た。『終焉の繭』。お前も含めた、全てを消し去る事。

それが、私がここに来た理由だ」

 

 

 そう語る魔王の目には、仮面を付けてでも伝わる程の怒りの炎があった。

 

 

「そして、願いは───」

 

 

 魔王の脳裏に、恩師の言葉が、前文明で崩壊に抗った英傑達の姿が過ぎる。

 

 

「この物語を、少しでも私が望む未来に繋げる為。

彼等が幸せであれる、ハッピーエンド(完璧な物語)に近づける為。

彼女達から貰ったものに、少しでも報いる為」

 

 

 自らをも燃やし尽くして、生徒を救った恩師。

最期のその時まで、人類の為に戦った英傑達。

その全ては、今も彼の中に残っている。

 

 

「彼女達は、自らの足で未来に歩んで行ける。

私が成すべきことは、その最中にある障害を取り除く事だ。

 

──崩壊が、二度と起こらない様にする為に」

 

 

 そして────、

 

 

 

 

【────なぜそうしなければならない?】

 

 

 

その問いに魔王は口を閉ざした。

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

(───何故、か)

 

 

 終焉の繭の質問に、思わず口を閉ざしてしまった。

 

 思い返してみれば、随分とがむしゃらに走ってきた様なものだ。

魔王を名乗り、止めようとする者達を退け、そしてここまで来た。

本当に迷惑をかけてしまった。

 

 

 

 だが─────、これだけは言える。

 

 

「───彼女達は、私に沢山のものを与えてくれた」

 

 

 そうだ────、私は沢山の思い出を貰ったのだ。

 

 

「始めて、食事をした」

 

 

 芽衣が作ってくれた弁当を、皆で囲んで食べた。

時々、キアナが作った料理を食べる事になって、酷い目にあったりしたこともあった。

 

 

「初めて、ゲームで遊んだ」

 

 

 ブローニャに誘われて、初めて遊んだ。最初は何もわからなかったが、遊んでいくうちにブローニャに勝ちたいと思う様になった。

 

 

「初めて、授業を受けた」

 

 

 学ぶ事など今まで無かったから、教えてもらう事が新鮮な気持ちだった。

それでも、どうしても歴史などが少し苦手で。

フカ委員長などに、教えてもらったりした。

 

 

「初めて、誰かに叱られた」

 

 

 周りを壊したり、事を起こしては、よく姫子先生やテレサ学園長達に叱られた。でも、それは何よりも温かかった。

 

 

「初めて、誰かと共に戦った」

 

 

 キアナや芽衣達と一緒に崩壊に立ち向かった。苦しいこともあったけど、誇らしい日々だった。

 

 

「───初めて、手を繋いでもらったから」

 

 

 あの日、彼女達が繋いでくれた手の温もりを忘れることはないだろう。

 

 

「そんな世界を、人を、私は好きになってしまったから」

 

 

 本来、意思など存在しない者に色彩が付いたのだ。

 

 

「皆が教えてくれた。皆が、《カイン・テロス》を作ってくれたから」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 暫くの間、無言が続いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして─────、

 

 

 

 

 

【……】

 

 

【…………】

 

 

 

「────そんなもの、初めから決まっている」

 

 

 私の鏡か、それとももう1人の自分だろうか。

『それ』は私に最後の質問をしてくる

 

 

 

───そんなものは決まっている。

 

 

 

 

「キアナ、芽衣、ブローニャ──」

 

 

 いつの日か、隣に立ちたかった始まりの君達。

 

 

「フカ委員長、姫子先生、テレサ学園長──」

 

 

 共に学園で過ごし、私達を導いてくれた人達。

 

 

「ゼーレ、デュランダルさん、リタ、ウェンディ──」

 

 

 初めは色々あったが、今では良き関係になれた人達。

 

 

「ヴェルト、ジークフリートさん、アイン博士、テスラ博士──」

 

 

 大人として、私達を支えてくれた人達。

 

 

「それ以外にも、多くの人達に出会った」

 

 

 多くの人に支えられて、ここまで来れた。

 

 

「唯の化け物に、帰る場所が出来た」

 

 

 私の帰りを、待ってくれる人が出来た。

 

 

「悪性の、私の死を悲しむ人が出来た」

 

 

 始めて、生まれてきて良かったと思えた。

 

 

 

 

 だから、

 

 

「もういい。もう、十分なんだ」

 

 

 心から楽しかったと、そう思える日々だったのだ。

 

 

「私はこれ以上無いほど、かけがいの無いものを沢山受け取った。与えて貰った。」

 

 

 『願い』の元、多くの屍を作り上げた意思無き機構が、意味無き命が、確かに”自分”を持てる様になったのだ。

 

 

 

それなのに、

 

 

「私は、何も返せなかったから。こんなに与えて貰ったのに、何も出来なかったから」

 

 

 姫子先生が亡くなってから、ずっと考えていた。

何故、彼女だったのだろうかと。

何故、優しい人達から散っていかなければならないのかと。

 

 

 オットーを倒してからも、考えていた。

何故、世界は優しい人達からも愛する者を奪うのかと。

何故、崩壊は人を襲い続けるのかと。

 

 

 十三英傑達の最期を見て、私は結論を出した。

この世界に存在する崩壊を消し去るべきだと。

私の命は、存在はこの為に使うべきだと。

 

 

 その為にここまで来たのだから。

 

 

「この美しい世界の為、彼等の未来の為───」

 

 

 もう、誰も犠牲にはしたくなかったから。

 

 

「私という命は犠牲となろう」

 

 

 だからこれは、その為の壮大な自殺劇。

 

 

「それが───、悪理の使者の最期だ」

 

 

 

 ハッピーエンドに至る為に、消えるだけの話だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『カイィィィィィン!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───ああ、やっぱり。

 

 

 

 終焉を、崩壊獣を、崩壊そのものを取り込んだ魔王を止めに来る君。

 

 終焉の律者となっても、その輝きは変わらず眩しくて。

 

 私にとっては、君達皆んなが星の様に輝いていて。

 

 記憶を失い、1人の人間として生きた日々は、どうしようもなく愛おしくて。

 

 

『───っ!一緒にっ!帰るって言ってたでしょ!?』

 

 

 そうだな、皆と一緒に帰りたかった。

 

 

『私達の隣にっ!並び立つんでしょ!?』

 

 

 本当は、そうなりたかった。一緒に居たかった。

 

 

『芽衣先輩だって…!ブローニャだって…!委員長も!テレサも!それだけじゃない……皆んな、カインを待ってるから……!』

 

 

 キアナの声に、つい笑みが溢れそうになる。

それだけ沢山の出会いに、人に恵まれたのだから。

本当に、楽しかった青春だったのだから。

 

 

『だから……っ!もう止めて!』

 

 

 だけど、記憶を取り戻して、自分の存在意義を知ってしまったから。

結局のところ、私は悪理のそれでしかなかったから。

戻るには、血に染まりすぎてしまっていたから。

 

 何より、これ以上君達が傷つく事を、認めたくは無いから。

崩壊に巻き込まれて、苦しんでいく君達を見たくは無いから。

これ以上の悲劇を、起こさせるわけにはいかないから。

 

 

 

 だから─────さあ、

 

 

「───戴冠の時だ」

 

 

 戴冠を果たせ。悪魔を騙れ。この穢れた命を燃やし尽くせ。

 

 

「【悪理戴冠】───お前達が美しいと言った世界の悪意を持って、お前達を焼き払う」

 

 

 この世界の悪性の理、それから生まれた武具を模範し、その全て彼女に向ける。

 

 私は星にはなれないが、輝きを増させる闇にはなれる。

君達の障壁を壊す者にはなれる。

────それにしか、なれなかった。

 

 

『───っ……!カイン……っ!』

 

 

 だから消える。この世界に悪の理は、必要ないから。

崩壊の全てを背負って、私は消滅する。

それが、私の出した結論。

 

 どうか笑ってほしい。君達と過ごした時間は、かけがえのないものだった。

命を懸けてもいいと思える程、大切なものだから。

 

 

「───終焉の時だ!キアナ・カスラナァァァ!」

 

『────ッッ!!』

 

 

 そして、その剣で切り裂いてくれ。貫いてくれ。

私という、悪を超えて未来を歩んでくれ。

 

 

 

 

 

 

──愚かにも、君達のようになりたかった魔王を倒してくれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こうして、彼の春は終わりを告げました。

 

 

 結局のところ、彼がした事の結果は崩壊エネルギーを消し去った位の事です。

 

 その後、キアナは月に行き、芽衣は学園の教官となり、ブローニャはゲーム開発者になります。

彼女達の役割も、殆ど変わりませんでした。

 

 

 

 そうして、彼女達は彼女達の道を歩み始めます。

そこに、彼の道が交わる事はありません。

 

 もう隣に立つ事はなく、共に未来を見ることも出来ない。

永い、永い時の中での、僅かな一瞬の出来事。

 

 その思い出がほんの少し、彼の心を締め付けます。

 

 

 

 でも、それでも良かったと彼は静かに笑います。

 

 

 

 4636193012回にも及んだ、円環の理。

見せられた凡ゆる世界の、生命の悪意の記憶。

押し付けられた、殺戮装置の役割。

 

 

 そんな生命への憎悪より、願われた事よりも、

たった5年間の日々が、私にとって大切な宝物。

 

 

 幾億光年の時が経とうとも、その輝ける星々の光は

私の心に温もりを与え続けるでしょう。

それは、私が消えるまで決して変わらない。

 

 

 戦いが終わり、剣で貫かれた体。

殆ど見えなくなった視界に写るのは、輝ける星の君。

血濡れの私を抱きしめる君を見て、漸く◼️を理解する。

 

 

 彼女の瞳は、宇宙の星々の様に輝いていて───。

 

 

 

 

 

 そうして魔王()は、君達の優しさ()に倒されたのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おはよう」

 

「ああ、おはよ、う……」

 

「………」

 

「……その背中に抱きついているのは…」

 

「気にするな。起きた時からずっとこうなんだ」

 

「……そうか」

 

 

 

 早朝、自室から出てきたカインはヴェルトに挨拶をする。

そんな彼にヴェルトも挨拶を返そうとしたが、現状を見て困惑した。

が、結局気にしないことにした。

 

 

 

 

「あら、今日は随分と早いわ、ね……」

 

「………」

 

「そうだな。ずっとこうだったから、寝ようにも寝られなかった」

 

「…………避妊はしたんでしょうね?」

 

「!?!?」

 

 

 姫子にも顔を見せに行くカインだったが、それ以上に姫子の目を引くのは、彼の背中に抱きついている桃色の髪の少女。

思わず避妊をしたか聞いてしまい、カインを驚かせた。

 

 

「離して丹恒、私もアレやりたい」

 

「止めろ星、カインさんにあまり迷惑をかけるな」

 

「…………!!」ギュゥゥ

 

「ちょっ、痛い痛い痛い痛い痛い────」

 

 

 星の声に反応したのか、更に強く抱きしめる少女。

あまりの力に、カインの腕が音を立てて始めているが、

その事を誰も気にしなかった。 

 

 

 

 

 そうして皆と会った後、遂にカインは少女に声を掛け始める。

 

 

「……なのか」

 

「…何?」

 

 

 『なのか』と呼ばれたその少女は、起きた時から付きっきりでカインの背中に抱きついている。

 

 声をかけられ、上げた顔には真っ赤に腫れた瞼と、様々な感情がドロドロに混ざり合った黒い瞳が。

 

 

「いつまで、こうしてればいいんだ?」

 

「ずっとだよ……。あんたはもう、傷付かなくていいの…」

 

「なのか……?」

 

「ウチが……ウチらが絶対守るから……」

 

「……スゥ–…フゥ−……」

 

 

 想定以上の重症度に、目を抑えるカイン。

やっぱり、彼女(メモキーパー)に記憶なんて渡さなければ良かったと思う彼だったが、時すでに遅し。

 

 何なら、他の乗員達の目も何処か生暖かいものだった。

 

 

「だから……ウチから離れないで…お願い……」

 

(助けてくれ姫子先生……!)

 

 

───列車の窓から外を見つめ、今は亡き恩師に祈るカインであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 喝采を。今はただ、彼方の宇宙より喝采を───。

 

 





カイン
 過去がゲロ重系。生まれに関しては、もう割り切っている。
昔と口調が違う?何年も旅すれば、口調や考え方の一つぐらい変わるだろ。

 道は違えたけど、彼女達が幸せならOKです。
本気でそう思っているタイプ。

 ちなみにクソボケなのは過去のせいではあるが、
それ以上に、初めから馬鹿だから。

 『カイン・テロス』のテロスは、とある哲学用語から。

列車組
 情緒がぐっちゃぐちゃ。暫くの間、対応が甘くなった。

 おや……?なのかの様子が……?

メモキーパー
 黒い白鳥さん。体調を崩した。































終焉の律者

──嘘付き。絶対に許してあげないから。


──だから早く、帰ってきてよ。


起源の律者

──ごめんなさい。貴方を止められなかった。


──でも、私達はこの世界で待っているから。


真理の律者

──本当に酷いです。そんな事、私達は望んでません。


──まだ、バカカインのセーブデータは残してますから。






























魔王ラグナロク

 悪理の使者。

 人よりも、人を好きになってしまった人でなし。

 鉄格子の窓から、輝く星を見た囚人。

 5年間の思い出だけを胸に、走り切ってしまった馬鹿。


──人間は、大切な人達に命を懸けれるものなんだろう?


【悪理戴冠】

 凡ゆる悪意を見続けた、終着点であるが故の権能。

 生命体が、世界が生み出した悪性ある産物……
「殺す為」、「壊す為」、「滅す為」…等の願いから誕生した全ての物、技術を模範する。

 魔王時代は、模範したものはオリジナルと出力が同等。
更には、改造まで施せた。

 しかし、「守る為」、「救う為」、「助ける為」…等の善性の願いから誕生した物、技術は使用できない。

 その為、「美しい世界を守る為」に戦った3人の律者は、魔王の特攻人物である。



 現在では、権能は弱体化しており、模範に極端な制限が掛かり、オリジナルの3〜4割程度しか、出力が出ない。

 ちなみに彼が、とある世界の魔王達の技を使う理由は、「魔王を名乗ったし、丁度いいか……」ぐらい。
特に深い意味はない。強いて言えば、カッコいいから。







 









 つまりは、


魔王「うぉぉぉぉ!!皆んな大好きだぁぁぁ!!だから皆んなの為に、そしてキアナ達がこれ以上傷付いたりしない為に自滅するぞぉぉぉぉ!!!」

3rd勢「は?」

魔王「なんか生き残ったわ。流石に帰るわけにはいかないから、人助けでもしながら力を取り戻したりするか」

スタレ勢「あっあっあっ(脳焼き中)」

魔王「まぁ学園の皆なら大丈夫だろ。俺1人で済んだからハッピーエンド!ヨシ!」

同期達「絶許」


という訳。



こんな事しておいて、別宇宙で元気にしてるらしいですよ。

  • クソボケがーッ!
  • 早よ帰れッ!
  • 監禁されろ!
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