蓮ノ空ヴィクロ✕キャプ翼サンシャイン! 〜 FUSION PARALLEL 〜   作:松兄

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第11話:メンバー集め② 何者かを目指す少女

 

 

 晴也と花帆先輩が部室で吟子と出会った頃、さやかと綴理は蓮ノ湖(はすのこ)のほとりに来ていた。

 

さやか&綴理「「……………」」

 

綴理「のどか」

 

さやか「のどかですねぇ」

 

綴理「村野のどか」

 

さやか「それは、どちらさまでしょうかね。うちはさやかのほかには、つかさしかお取り扱いがありませんけども」

 

さやか&綴理「「………………………」」

 

 二人が湖の湖畔でのんびりしていると、

 

さやか「校舎の方は賑わっていますから、なおのこと静かに感じますね」

 

綴理「部活動誘の時期だから」

 

さやか「ですね。1年前のことを……すでに懐かしく思う自分がいます」

 

 そしてさやかが綴理の方を向くと、

 

綴理「……どしたの。横顔キレイ?」

 

さやか「うぇ!? それは否定のしようもありませんが!」

 

綴理「隣から見てるから、見えるね」

 

さやか「ん〜、そうですね! じゃなくて。わたしたちは、あの賑わいの方に行かなくていいんですか? 新入生勧誘について、綴理先輩がどう思っているのか知りたいです」

 

綴理「行ってもいいし、行かなくてもいい。すごい選手になれる子がいるなら、きらめきを見てみたいとは思うけどね」

 

さやか「なるほど。選手ごとの色がもうすでに決まってきているという……」

 

 さやかは呆れたように綴理を見る。

 

綴理「じゃあボクなに色?」

 

さやか「また答えにくい質問を。じゃあ金色のきらめきで」

 

綴理「無敵になった気分だ………………。じゃあさやは、何色を混ぜてみたい? この、みずいろと金色に。………? ほんとにボク金色かなあ………?」

 

さやか「わたしにそういうセンスを期待しないでください………。確かに金色はちょっと違うかなとも思ってますけどね」

 

 さやかは「でも、」と言葉を続ける。

 

さやか「そうですね。新しく足す色……………。わたしは、頑張っている色なら、いいなと思います。足すなら、ですが」

 

綴理「頑張ってる色。明るい黄色だね」

 

さやか「そうなんですか? じゃあその色です。ほしいものがあって、そこに向かって頑張るそのための舞台。そのための居場所。…………それがサッカー部だと、教えて買いましたから」

 

綴理「そうだね」

 

さやか「まあ、とはいえ……サッカー部に入りたいという本人の意志が大事だと思いますので、やっぱりこちらから勧誘というのは――」

 

綴理「ねえ、さや」

 

さやか「はい?」

 

綴理「頑張ってる色、っぽい?」

 

 綴理は、湖の真ん中らへんを見てさやかにそう言う。

 

さやか「えっ?」

 

 さやかも綴理の視線の先に目をやると、

 

ちぇすとおおおおおおおっ!!

 

 お手製の(いかだ)に乗って、木の枝をオール代わりにした1年生が湖を渡ってきていた。

 

さやか「……ええ?」

 

?「おおおおっ!!」

 

 しかし、その女の子はバランスを崩してしまい、

 

?「あああっ」

 

 

 

ドボーーーん!!

 

 

 

?「おぼぼぼぼぼぼぼぼ……………

 

 

 湖にダイブしてしまい沈んでいった。

 

綴理「あ、沈んだ」

 

さやか「はあああっ!? うわああああああああああああ!!!

 

 ショックから立ち直ったさやかは、制服を着たまま湖に飛び込み泳いでその子を助けに向った。

 

 

  ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

 

?「あれ、こ、こは……?」

 

さやか・綴理「「!」」

 

 湖を渡ろうとしていた1年生の子が目を覚ました。

 

綴理「生きてた」

 

さやか「つ……………生きてなきゃ困ります! 意識ははっきりしてますか? 直前のことは覚えていますか?」

 

?「は、はっきりです。覚えてます! 徒町は確かおうちでお母さんに大人しくしてろって言われて……ん?」

 

さやか「おうちはたぶん、だいぶ前の記憶ですね……」

 

綴理「あと、大人しくはなかった」

 

?「はい、大人しくはないかもです! よく言われます! 徒町は何者にもなれないで終わるのは嫌で、家を飛び出して。蓮ノ空を受験して」

 

さやか「だいぶ前の記憶でしたね! あの、今は入学式も終わって、ここは蓮ノ湖のほとりです」

 

綴理「きみは頑張ってたよ」

 

?「はい、徒町頑張ってま…………あっ」

 

 ここでこの子は気がついた。

 

?「そうですさっき徒町は湖を――ってぇ! おふたりともめっちゃ濡れてるじゃないですか! もしかして無謀なことした徒町を助けるためにこんなことに!?」

 

綴理「助けたのはさやだけ」

 

徒町?「え、じゃああなたがずぶぬれなのは?」

 

綴理「さやについて泳いでいって、戻ってきた」

 

徒町?「ええ……?」

 

さやか「まあ、その。気にしないで大丈夫です」

 

徒町?「あ、はい…………。とはいえその、お助けいただいてありがとうございました。徒町にできることならなんでもして返しますので。宿題の代行から就寝点呼の代返、外出届の捏造まで、なんでも」

 

綴理「おお」

 

さやか「ダメですからね!? 入学そうそうグレーゾーン攻めすぎです!」

 

徒町?「しまった、まじめな先輩だった!」

 

さやか「まったく………聞かなかったことにしてあげますから、やらないように。………それにしても、湖の向こうに何かあるんですか? 随分頑張ってましたけど」

 

徒町?「それはその………湖を渡ることそのものが目的と言いますか、目的はないと言いますか。お恥ずかしい話ですが」

 

さやか「えっと?」

 

綴理「でも、目的がないにしては、頑張ってなかった?」

 

徒町?「それは……その」

 

 徒町さんは少し言いにくそうにするが、

 

徒町?「ひとつすごいことぶち上げたくて!!」

 

さやか「えぇっと!? 湖を渡ることが、すごいこと……と?」

 

徒町?「湖じゃなきゃいけないってこともないんですけどね。生まれてこのかた、徒町ってば、すごいこと1回もできたことないんで」

 

綴理「そっか」

 

さやか「…………じゃあ、湖を渡りたい理由があるというよりは、湖を渡ったという実績がほしいんですね」

 

徒町?「あっ………あ、はい、そんな感じです! 徒町は今、笑われなくてびっくりしてます!」

 

 するとさやかはクスッと笑い、

 

さやか「笑いませんよ。ひとが頑張っていることは」

 

徒町?「おおおう…。いい人しかいない」

 

綴理「で、まだやるの?」

 

徒町?「はい! 心配かけないようには気を付けますので、どうか気にしないでください!」

 

綴理「気にしない、かあ。できる?」

 

さやか「…………徒町、さん」

 

徒町?「はい?」

 

さやか「何度びしょ濡れになってもやるくらい、頑張りたいんですよね」

 

徒町?「そりゃあ、お見苦しいところを見せたかと思いますし、渡れる見込みはまだ全然ないけど……。それで折れられるほどプライドも育ってないんで! ほら、恥は人生のかき捨てとも言いますし!」

 

綴理「それは良い言葉だ」

 

さやか「そんな言葉はありませんが! 言うなら『旅の恥はかき捨て』です! 知らない人しかいないところでならしょせん一時の恥という意味で! "人生"は吹っ切れすぎです! ではなく! 徒町さん!」

 

徒町?「は、はい!」

 

さやか「良かったら、手伝いますよ?」

 

徒町?「えっ…………助けてもらったあげく、わざわざそんな。こんなことで先輩の手を煩わせるのは流石にと思うんですが……」

 

綴理「……………」

 

徒町?「こ、こんなことが許されて良いんでしょうか。恥は人生のかき捨て、プライドゼロの徒町とて、申し訳なさというものはあり。しかし初対面の先輩がたの温かきことこのうえなく、善意をふいにするのも果たして……」

 

 すると、さやかちゃんは笑うと自分のことを語る。

 

さやか「わたし自身、何を頑張れば良いのかも分からなかった時期がありました。その時、すごく苦しかったことをよく覚えています。ちょうど、去年の今頃まで……」

 

徒町?「先輩。あの」

 

さやか「だから、手伝わせてください」

 

徒町?「………ここで断る理由、徒町にはないはずで。えと………よろしくお願いします!!」

 

さやか「………。はい、やりましょう」

 

 

 このあと、徒町さんは自己紹介した。名前は徒町小鈴(かちまちこすず)。そしてさやかは小鈴に協力して一緒に湖を筏で横断しようとしていた。

 

さやか・小鈴「「ちぇすとおおおおおおおお!!」」

 

 しかし重心を崩してしまい、

 

さやか&小鈴「「あっ」」

 

 

ドボーーんっ!!

 

 

 

さやか・小鈴「「おぼぼぼぼぼぼぼ……」」

 

 二人して湖にダイブしてしまう。

 

小鈴「ぶはっ」

 

 先に徒町さんが水面に顔を出した。

 

小鈴「だ、大丈夫ですか〜〜!?」

 

 すると、さやかも水面に顔を出す。

 

さやか「はい。オール、枝ではなくべつのものにしましょう。確か部室に長柄のもののひとつやふたつあったはずです」

 

小鈴「あ、あの! えっと、先輩!」

 

さやか「はい?」

 

 小鈴は、さっきから気になっていた事をさやかに聞く。

 

小鈴「いまさらなんですけど! どうして徒町に付き合って、一緒に沈んでまでくれるんですか!」

 

さやか「そう。ですね。何かを欲しがる気持ちは、分かる気がするからです」

 

小鈴「何かを欲しがる、気持ち?」

 

 徒町さんは首を傾げる。

 

さやか「何か、すごいことをひとつ。それが徒町さんの目的でしょう?」

 

小鈴「あ……は、はい。そう、そうです!徒町は、何かが欲しいんです!」

 

さやか「ふふ……それに、何かを成し遂げたいと思っているなら、その成し遂げるべき何かが近づいてくるのは、けっこう楽しいものじゃないですか?」

 

小鈴「成し遂げるべき何かが近づいてくるのが、楽しい……たの、しい?」

 

さやか「気づいてませんか? 距離、伸びてきましたよ」

 

小鈴「距離。……あ」

 

さやか「さあ、次はもっと――徒町さん?」

 

小鈴「…………あの!!先輩!!」

 

さやか「どうしました?」

 

小鈴「あの、本当に……本当に、感謝してます。徒町の、はたから見たらばかみたいなことを、がんばってるって言ってくれたのも先輩が初めてで。そのうえ手伝ってくれるなんて、そんなありがたいことがあっていいのかなって思いました。それでいま、先輩のおかげで、はじめて目指したものに手が届きそうで」

 

さやか「それなら良かった、と思いますが……………」

 

 すると徒町さんは「でも!」と言葉を続ける。

 

小鈴「ごめんなさい! それじゃあだめだったんです! 愚かな徒町は今更気づきました! このままだと、『湖横断できました、先輩にやってもらったからです!』としか、今の徒町は言えないから……………」

 

さやか「あ、いえ、徒町さん、わたしの方こそ。……そうなんですね。自分の力でやらないと、意味がないんですね」

 

小鈴「ごめんなさい!……こんなに優しい先輩の厚意を徒町は。土下座してお詫びしておぼぼぼぼぼ

 

さやか「どこで頭下げてるんですかそうなりますよ!!」

 

 そう。二人はまだ転覆した場所から上がっていない。まだ湖の中にいた。

 

小鈴「ぶはっ」

 

さやか「……わたしの方こそ、ごめんなさい。何かを成して欲しい一心で、あなた自身の頑張りをないがしろにしていました」

 

 さやかがそう言うと、徒町さんは慌てる。

 

小鈴「いえっ、そんなっ。全部が全部徒町のわがままで!」

 

さやか「じゃあ、徒町さん。隣から応援するくらいは、許してもらえますか?」

 

小鈴「あ…………。はい!!」

 

 そしてさやかは岸に上がり見ていた綴理のところへ行く。

 

さやか「ぐいぐいいきすぎてしまいました」

 

綴理「ボクは好きだよ。あの子に笑ってほしい、それだけだよね?」

 

さやか「はい。ただ……自分で成し遂げなければ、意味がない。わたし自身もそう思っているはずのことを、どうしてか………」

 

綴理「そういうものだよ。いきすぎるくらい相手を思いやること……よくある。頑張ってほしいと思う相手なら、なおさら。ボクも一緒に沈みたかった」

 

さやか「だめですって、綴理先輩にそんな!」

 

綴理「ね?」

 

さやか「〜〜〜っ」

 

綴理「相手を思いやればこそ、相手の気持ちを抑え込むこともある。それが分かっていれば、さやは大丈夫だよ。ボクはぐいぐいいくさや、好きだから」

 

さやか「うぅ……応援すると約束したので、行ってきます!」

 

綴理「ん、頑張って」

 

 

 

 

小鈴「ちぇすとーー!!」

 

 小鈴は、再び湖横断を開始していた。

 

さやか「徒町さん、腕を回す方向を意識するんですー!!」

 

 そんな小鈴とさやかの様子を綴理は微笑みながら見ていた。

 

綴理「色が混ざって、きらめいてる」

 

 

 

ー 小鈴 side ー

 

小鈴「距離が伸びたのに、素直に喜べなかったっ……。先輩に全部やってもらってたから……自分じゃ何もできなかったから……!」

 

小鈴「あんなに親身になってくれる人を相手に。徒町は、なんて恩知らずなんでしょう」

 

さやか「徒町さん、脇です、脇!しっかり閉めて一!」

 

小鈴「でも、そんな徒町を、先輩はまだ応援してくれる。徒町の頑張りが、報われることを望んでくれてる。これまで何度も失敗してきた。その度に次を探してた。でも!」

 

小鈴「今回だけは、どうしても……どんなにかかっても。これをやり遂げたい……!必ず、初めての成功は、ここで…………!! ちぇすとーー!!!

 

 そして、チャレンジの結果は……

 

小鈴「はあ、はあ………。はあ、はあっ……」

 

綴理「ご〜る〜」

 

さやか「やりきりましたね、徒町さん!」

 

小鈴「あっ。渡り、切ったんだ。すごいことが……できたんだ。はじめて……」

 

 徒町さんの目から、喜びの涙がボロボロとこぼれてくる。

 

小鈴「うっ、く…………あの!! ありがとう、ございました!!」

 

小鈴「最初、助けてくれたことも! 徒町のやってることを笑わないでくれたことも!頑張りたいと思ったことを、初めて成し遂げられたことも!」

 

 小鈴は、何度も何度も頭を下げる。

 

綴理「振り子みたいだけどだいじょぶ?」

 

さやか「まあ、ここならもう溺れないで済みますから。何かが出来たときの気持ちは、抑えられないものですし」

 

小鈴「っ…………それと、徒町は今日、大事なことを教えて貰えたような気がします。自分で成し遂げるから意味があること……そして。支えてくれる人に報いたい気持ちは、すごく強い力になるってこと」

 

綴理「おぉ」

 

さやか「その一助に、なれましたなら」

 

小鈴「はい!!」

 

さやか「っと」

 

 さやかは今の時間に気づき、

 

さやか「すみません、今日は部活会議に出るんでした」

 

綴理「こずの仕事?」

 

さやか「はい。来年のことを考えて、今年度からたまにご一緒させてもらうことになりまして。なのでわたしは先に戻りますから、綴理先輩、徒町さんをお願いしますね?」

 

綴理「ぎゃくぎゃく。ボクをお願い」

 

さやか「逆でたまりますか」

 

小鈴「あの! ありがとうございました!!!!」

 

 するとさやかは振り向いてふふっと微笑み、

 

さやか「わたしも、良い気分で行けそうです」

 

小鈴「あの、人は………あぁ!! 名前も聞いてない!! 徒町はおろか!!」

 

綴理「サッカー部の、村野さやか。だよ」

 

小鈴「サッ……カー…。先輩、凄くカッコよかった………」

 

 そして数日後、さやかと綴理は部室で話していた。その日はたまたま晴也も部室にいた。

 

さやか「そう言えば、知っていますか? 綴理先輩」

 

綴理「なに?」

 

さやか「花帆さんが、後輩を見つけたと言って仲間が増えたんです。たしか……」

 

晴也「百生吟子さんって言う人です」

 

綴理「お一」

 

さやか「慈先輩と瑠璃乃さんも、勧誘には精力的だということですから、今年のサッカー部は賑やかになるかもしれませんね」

 

綴理「サッカー部は、賑やかな方がいい」

 

晴也「そうですね〜……」

 

綴理「…………そういえば、あの子はどうしてるんだろうね。探しても全然見つからないんだけど」

 

さやか「あの子、というと……………ああ」

 

綴理「そう、ぱちぱち」

 

さやか「たぶん拍手ではなかったと思います」

 

晴也「この間言ってた湖横断の子ですか? 無茶するなぁと思いましたけど、凄いですよね。1人でやりきったんでしょ?」

 

綴理「うん。2文字ならすぐ覚えられるんだけどな……でも、ボクはあの子は明るい黄色だったと思うんだ」

 

さやか「……そうかもしれませんね。もしも彼女がサッカーを、チャレンジだと思ってくれたなら……そういう未来も、いいかもしれません。そうしたらきっとここは、彼女の舞台になれると思いますから」

 

晴也「名前はなんていうんですか……?」

 

さやか「ああ、名前は……」

 

 すると、部室の扉が開いた。

 

さやか「?」

 

綴理「あ」

 

晴也「あれ、あの子……」

 

小鈴「やっと……やっと見つけた………!」

 

さやか「あなたは」

 

綴理「お、来てくれた」

 

晴也「徒町さん!? お二人が言ってたの徒町さんだったんですか?」

 

さやか「知り合いですか?」

 

晴也「クラスメイトです」

 

小鈴「あ、大海くん! いや、それより……村野さやか先輩!! 夕露綴理先輩!! 徒町を……徒町小鈴を、サッカー部に入れてください!!」

 

小鈴「徒町は今まで、居るだけでお荷物みたいな子でした! 何を頑張っても全然だめで、居ない方がマシみたいな感じで! でも……ここでなら……先輩たちの居る場所なら………徒町も、何者かになれる気がしたんです! 何かを、何かを掴める気がしたんです! お願いします!」

 

さやか・綴理「「……………」」

 

晴也「どうするんですか?」

 

 2人はクスッと笑い、

 

綴理「きみを迎えるのは、蓮ノ空学院サッカー部」

 

さやか「ここは、あなたの居場所になるはずです」

 

小鈴「あ。はい!! 徒町は、ここで――何かを成し遂げたいです!!」

 

晴也「良かったね。徒町さん」

 

小鈴「つ! うん!」

 

 

――こうして、二人目の新入生が加入した。

 

 

― つづく ―




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