蓮ノ空ヴィクロ✕キャプ翼サンシャイン! 〜 FUSION PARALLEL 〜   作:松兄

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第44話:決勝戦 試合終了!!

 

 

 全国高等学校サッカー大会、決勝戦もいよいよ大詰め。

 土壇場で東邦学園が同点に追いつき3ー3。蓮ノ空ボールから試合再開。

 

 

ピィイイイーーーッ!!!

RESTART!!!

 

 

 審判の笛とともにボールを戻す蓮ノ空。ボールは綴理先輩へ。

 

 ―――そこへ、

 

日向「うぉおおおっ! この時間帯なら出し切ってやる!」

 

 日向が凄まじい勢いで向かってくる。[タイガータックル]だ!

 

 

綴理「っ! るり!」パス

 

 綴理先輩からボールは瑠璃乃先輩へ。ドリブルで攻め上がる。

 

6番「行かせはしない!」

 

 

MATCH UP!!

瑠璃乃 vs 6番

 

 

 マッチアップする両者。だが、

 

瑠璃乃「そこっ!」トンッ!

 

 サイドライン辺りにいた瑠璃乃先輩は、更にサイドラインギリギリへとボールを逃がす。

 

 そこへ走り込んできたのは……

 

 

姫芽「ナイスです〜!」パシッ

 

東邦『なっ!?』

 

 ここでオーバーラップしてきた《蓮ノ空の流星》、安養寺姫芽。突っ切ってチャンスメイクだ。

 

若嶋津「センタリングを警戒しろ!」

 

 若嶋津が声を張り上げる。

 

姫芽(と、思うじゃん?)

 

 姫芽はそこから更に急加速。風を纏い、浮かせたボールに爆風を纏ったボレーシュートを叩き込む。――だが、足をややインフロント気味に擦るようにインパクトし、ボールに斜めと横の回転を強烈にかける。

 

姫芽「[マッハウィンド迴・改]!!」ドッ!!

 

 轟音から放たれる姫芽の[マッハウィンド迴]。中へのセンタリングだと東邦は全員が読んだ。

 

 

ギュルルルルルルルッ!!

 

 すると、突如鳴り響く強烈な回転音。ボールがほぼ90度近い角度で強烈に曲がり、直接ゴールを狙って来た。

 

若嶋津「何ぃっ!?」

 

姫芽「決まれぇぇええっ!!」

 

 飛んでくる姫芽のシュート。だが、若嶋津もすぐに体勢を立て直す。

 

若嶋津「[手刀ディフェンス]だあっ!!」

 

 バチィイィイイインッ!!

 

 若嶋津の手刀ディフェンスからボールを弾き飛ばしてボールは前線の日向への。絶好のカウンターチャンスだ!

 

姫芽「やばっ!?」

 

日向「決めてやる!」

 

 すると、なんと日向はセンターライン付近から右足を振り上げる。軸足の左足から地面にひび割れが起き、相当なパワーが伝わってくる。

 

日向「喰らえ蓮ノ空![爆・ネオタイガーショット]だあっ!!」ドゴォオォオオォオォオオッ!!!

 

 

 とんでもない早さで襲いかかる日向のシュート。晴也がまずは止めに入る。

 

晴也「[スピニングカット・V3]!!」バシュウ!

 

ガキィイインッ!!

 

 晴也の足から飛び出た衝撃波の壁。だが、そんなものは容易く粉砕し、ゴールへと突き進む。

 

慈「止める!!」

 

 ズォオォオオッ 慈の背後に鋼鉄の壁が迫り出し、シュートをブロックにかかる。

 

慈「[絶・アイアンウォール]!!」

 

ガァアァアアアンッ!!

 

 シュートが激突。だが、晴也のブロックを挟んでいたおかげか、少し踏ん張った慈先輩。威力を奪ったが、ふっとばされた。

 

慈「きゃあっ!! 梢! 頼んだ!!」

 

梢「任せて!」

 

 

 梢先輩は構えると、右腕を腰元に、左腕を頭上、上段に構え、心臓から右手にオーラを集約する。

 

梢「[爆・マジン・ザ・ハンド]!!」

 

 ドォオォオオンッ!! 迫力と威厳のあるマジンが姿を現した、梢先輩と共に右腕を突き出す。

 

ドシィイイッ!!

 

梢「ぐうっ!!」

 

梢(ここで止めないで………っ!)

 

梢「何がキャプテンよ!!

 

 

 梢先輩の右手に、シュートは収まった。

 

 

実況『と、とめたぁあああっ!!! 乙宗梢、気迫のナイスセーブだあっ!!』

 

日向「なにいっ!?」

 

梢「………っ! 行って!」

 

 梢先輩からのラストカウンター。ボールは……

 

晴也「ここで俺だな」パシッ

 

東邦『!!???』

 

 ここまで、ディフェンスに徹して鳴りを潜めていた晴也にボールが渡る。ここにきての晴也の攻撃参加。悪夢以外の何物でもない。

 

日向「っ! 止めろぉおっ!」

 

6番&5番「「うぉおおおぉおっ!!!」」

 

 

MATCH UP!!

晴也 vs 5番&6番

 

 

 マッチアップ。晴也は最初に来た5番を早い両足球交換(ラクロケタ)で躱すと、すぐさまフォローに来た6番をヒールリフトで躱す。

 

若嶋津「なっ!?」

 

3番「俺が行く!」

 

 最後の砦。センターバックの3番が止めに入る。たが、

 

花帆「晴也くん!」

 

晴也「花帆先輩!」パス!

 

花帆「即日返済!」パス

 

3番「っ!」

 

 2人の見事なワン・ツーで抜き去られる。晴也はシュート体勢に。

 

 晴也の背後に武神型のマジンが出現し、左足の一閃と共に手に持った大型の両手剣での斬撃を叩き込む。

 

 

晴也「[スサノオブレード・GX]!!」ドゴォオォオオオッ!!!

 

 晴也のシュートが、この試合初めて東邦ゴールに迫る。

 

若嶋津「止める!」

 

 若嶋津は構えると、ボールに対して渾身の力で正拳突きパンチングを放つ。

 

若嶋津「ボールはひとつ! ここだあっ!!」

 

バギィッ!!

 

若嶋津「ぐわあっ!?」

 

 しかし、若嶋津は吹き飛ばされ――、

 

 

バシャアッ!!

 

 シュートは、ゴールネットを貫いた。

 

 

GOOOOAL!!!

蓮ノ空 4 ー 3 東邦

 

 

実況『ゴォオォオオオルッ!! 蓮ノ空、この土壇場で逆転!

そしてここで……!』

 

 

ピッ、ピッ、ピィイイイーーーッ!!!

― TIME UP(試合終了)!! ―

 

 

実況『試合終了―――ッ!! 全国優勝は、北陸の蓮ノ空学院!!』

 

 優勝を祝う花火が上がる。そんな中……

 

来夏「うそ……」

 

吟子「やったの……?」

 

瑠璃乃「るりたち、勝ったの……?」

 

兵太「ゆ、ゆ……!」

 

花帆「っ! 優勝だあああっ!!」

 

 感極待ってお互いに抱き合い喜びの涙を流す蓮ノ空イレブン。―――すると、

 

さやか&梢「「晴也くん!!」」

 

晴也「先輩っ!?」

 

 突然2人が晴也の元へと飛び込んできた。2人は涙ぐみまずは梢先輩が。

 

梢「ありがとう晴也くん……。蓮ノ空に来てくれて……。私の夢を、叶えてくれて…!」

 

晴也「梢先輩が頑張った成果でもありますよ」

 

梢「っ!!/////」

 

 ん? なんか顔赤いな。

 

 

さやか「晴也くん、カッコよかったです!」

 

晴也「ん、まあ、一人で日向を抑えるっていう件は有言実行できませんでしたけどね……」

 

さやか「でも、それ以上に価値のある景色でしょう?」

 

 さやかと晴也はみんなを見渡す。お互いに笑い合い、みんな晴也に笑顔を向けてくる。

 

 

晴也「………そうですね!」

 

 

 そして、選手整列し、大会閉会式。蓮ノ空イレブンには金メダルがかけられ、優勝トロフィーと優勝旗が、蓮ノ空の地へと渡ることになった。

 

 

梢「さあ! 一度蓮ノ空に帰りましょう!!」

 

蓮ノ空イレブン『はい!!』

 

 

 そして、金沢へ――。蓮ノ空への帰路につくのだった。

 

 

 

― 蓮ノ空・全国優勝 ―

 

― つづく ―




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