蓮ノ空ヴィクロ✕キャプ翼サンシャイン! 〜 FUSION PARALLEL 〜   作:松兄

6 / 65
第5話:練習試合 vsハンブルグユース

 

 

 晴也がドイツに来てから半年後、季節は4月。ヤノサ、晴也は晴れて中学生になっていた。

 

 

 中学の入学から、ヤノサはかなりの数の男子に告白されていたが、すべて振っていた。

 その結果、おびただしい数の男子が撃沈して屍と化していた。

 

 

 

 ― ある日・クラブチームバス内 ―

 

 今日はドルトムントユースvsハンブルグユースの練習試合の日。ドルトムントユースは、クラブチームのバスでハンブルグに向かっていた。

 

晴也「…………」

 

ヤノサ「………♪」

 

モブ『………(イライラ)』

 

 晴也が座席に座った後、ヤノサはさっさと晴也の隣に座り、ヤノサの隣を争う気だった男子共は嫉妬に狂った目で晴也を見ていた。

 

 そして、バスに揺られること数時間後、

 

 

― ハンブルグユース練習場 ―

 

運転手「着いたぞ」

 

監督「よし、みんな行くぞ」

 

 バスから降りていく選手達。

 

ヤノサ「晴也くん、起きてください。着きましたよ?」

 

晴也「ん、ああ……ありがと」

 

 晴也は起きてヤノサと共にバスを降りる。

 

 ハンブルグユースの選手にあいさつし、準備するみんな。

 

ハンブルグモブ「おい、なんで日本人がいるんだ?」

 

ハンブルグモブ「若林みたいな奴がそう何人も日本にいるとは思えないし……」

 

カルツ「ほう?」

 

 

 

 晴也が準備をしていると、

 

若林「お前が大海晴也か?」

 

晴也「? ……若林さん!」

 

 日本が誇るSGGK。若林源三が立っていた。

 

若林「まさか俺たちの年代以外にここまで海外でやれる奴がいるとは思わなかったぞ……噂には聞いてるが、実力を見せてもらおうか」

 

晴也「はい!」

 

シュナイダー「あれがオオミハルヤ……」

 

 

 そして試合開始のため、両チームフィールドに出る。ハンブルグのキーパーは若林さんだ。

 

シュナイダー「今日も頼むぞ若林!」

 

若林「ああ! ゴールは割らせん!!」

 

 

晴也「あれが"皇帝"、カール・ハインツ・シュナイダーか……」

 

ヤノサ「今までの相手とは次元が違いますよ?」

 

ツサノ「でも、昨日晴也くんと私とヤノサの3人で打ち合わせしたので行こう!」

 

晴也&ヤノサ「「はい!」」

 

 

 そして試合が開始される。ハンブルグユースのキックから試合開始だ。

 

 

ピィイイイーーーッ!!!

 

 

 ハンブルグのキックオフボールは一度戻されカルツに渡る。

 

 

モブ「止める!」

 

 こちらのモブが止めに行く。この選手配置、恐らく……

 

カルツ「そこじゃ!」パス!

 

 カルツはパス!ハンブルグのモブへ向かう。

 

ハンブルグモブ「よし……」

 

晴也「ここだろ?」パシッ

 

 パスをカットした晴也。

 

ハンブルグ『なにィッ!?』

 

シュナイダー「ほう?」

 

晴也「行くぞ!」

 

 ドリブルで攻め上がる晴也。そこにハンブルグのメンバーが止めに入る。

 

「止める!!」

 

晴也「甘いぜ! [スプリントワープ]!!」ビュンッ! ビュンッ! ビュンッ!

 

 高速移動の必殺技で一気に抜き去る晴也。まさかの事態に焦るハンブルグ。

 

若林「ほう……ならば撃ってみろ!」

 

 若林が構える。

 

晴也「決める!!」バッ!!

 

 晴也はシュート体勢に入る。跳躍すると、背後に剣を持ったマジンが出現。晴也の左足一閃と共に、マジンが斬撃を叩き込む。

 

晴也「[スサノオブレード]!!」ドゴォオオンッ!!

 

 

 晴也のシュート。ボールはゴールの隅を的確に狙う。

 

若林「そこだあっ!!」

 

ガチぃっ!!

 

 

 しっかりとダイビングキャッチする若林さん。なんてことはなさそうだ。

 

若林「この程度では俺からゴールは奪えんぞ!! 行けっ!」

 

ドッ!!

 

 若林のゴールキックから、ボールはシュナイダーの方へ。それを見た瞬間、晴也は予定に合わせて場所を塞ぎに行く。

 

シュナイダー「よし……」トンッ

 

 シュナイダーはボールをトラップ。ヤノサさんが対峙する。

 

ヤノサ「止めます![ジェットドロー]!!」

 

 ヤノサが竜巻を纏って高速接近。奪いにかかる。

 

シュナイダー「おっと!」

 

 シュナイダーは見切って躱す。そこにツサノが止めに入る。

 

ツサノ「止める!!」

 

シュウオォオオンッ!!

 

 ツサノは背後にマジンを出現させてシュナイダーに接近。ヤノサのプレーで体勢を崩していたシュナイダーは、一度落ち着くためにカルツにパスを出す。

 

シュナイダー「そこっ!」パス!

 

 ―――が、

 

晴也「はい予定通り」パシッ

 

 

シュナイダー「なっ!?」

 

カルツ「なんじゃと!?」

 

 まさかのプレーを読まれていたハンブルグ。晴也たちの計画通りだ。

 

晴也「ヤノサ!」ドッ!!

 

 

シュナイダー「!?」

 

 ヤノサは、躱された直後シュナイダーを追いかけるでなく、そのまま前線に上がっていた。おかげでシュナイダーの体勢を崩してボールを奪い、そこから絶好のカウンターが繋がる。

 

 

若林「ちっ! 来い!」

 

ヤノサ「決めます! はあっ!!」ドッ!!

 

 ヤノサのシュート。ゴールの左下を狙っている。

 

 

若林「俺がいる限り、そう簡単にゴールは奪わせないぜ!!」

 

 若林さんは跳躍して右手でボールをワンハンドキャッチ。アッサリと止めた。

 

ヤノサ「つ!」

 

若林「コイツら……! カルツ!」

 

 若林のゴールキックからボールはカルツへ。ドリブルで攻め上がる。

 

ツサノ「止める!」

 

シュウォオオンッ!!

 

 ツサノの背後にマジンが出現。カルツに向かう。

 

カルツ「さすがにこれは食らったら不味いのう……シュナイダー!!」パス!

 

 カルツの正確なセンタリング。シュナイダーは跳躍してオーバーヘッドの体勢。――だが、

 

晴也「はい計算通り!」バシッ!

 

シュナイダー&カルツ「「なっ!?」」

 

 

 コレも晴也の想定内。晴也、ヤノサ、ツサノの連携が完全にハンブルグの攻撃を封じ込めていた。

 

シュナイダー(くっ、シュートが撃てない!!)

 

 

 そして、そのまま時間が経過し前半30分、後半30分が終了し、若林を破れず試合は0ー0の引き分けで終わった。

 

――だが、

 

シュナイダー

前半シュート0本

後半シュート0本

 

ノーシュート

 

 というシュナイダーの完封ゲームになった。

 

シュナイダー(くっ……くそぉっ……!!)

 

 帰りのバスの中、ドルトムントユースは、

 

モブ(大海晴也……認めたくねぇけど、俺たちよりも遥かに巧い……)

 

モブ(ヤノサさんとツサノさんと連携したとはいえ、俺たちの国のエースがシュート0だと……?)

 

 

 一方で、

 

晴也「くっそ……勝てなかった……若林さん、やっぱり硬いな……」

 

ヤノサ(まさかシュナイダーさんをあそこまで完璧に嵌められるなんて……)

 

ツサノ(私たちの動き方も良くなってたよね……)

 

 この数ヶ月、晴也と深く関わった2人は、とんでもない速度で成長していた。

 

 

― つづく ―




 JYは描写しません。その後、高校生編で晴也が日本に帰り蓮ノ空に入学。
 そこからラブライブ、キャプテン翼キャラを交えて全国高校サッカー大会を行います。


感想&お気に入り、よろしくお願いします!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。