蓮ノ空ヴィクロ✕キャプ翼サンシャイン! 〜 FUSION PARALLEL 〜 作:松兄
向こうの蓮ノ空とこちらの蓮ノ空の、お互いの世界の世界大会に向けた合同トレーニング。
次は花帆先輩だ。
蓮ノ空・トレーニングルーム
蓮ノ空の、主に運動系の部活の生徒が使うトレーニングルーム。そこらのジムと同じくらい設備が整っているぞ!
花帆(V)「私はフィジカルが弱いからね。とにかく筋トレしろって言われてるんだ〜」
花帆「あ〜確かに。昔よく入院してたからな〜」
花帆(V)「やっぱりこっちもなんだ。じゃあ、やろうか」
そして筋トレを始める花帆先輩たち。ケーブルマシンを使って背筋や僧帽筋、肩回りを鍛えたり、腹筋マシンで腹筋を鍛えたり、足トレのマシンで大腿筋、ふくらはぎを鍛えたり、とにかく多岐にわたる。
花帆「し、死ぬ………………」ゼェ ハァ……
疲れ果てるこちらの花帆。向こうの花帆は疲れながらもまだ続ける体力がのこっていた。
花帆「なんでそっちのアタシはそんなに体力あるの!?」
花帆(V)「そっちのアタシだって頑張ればこうなれるよ! 同じアタシなんだから!」
花帆「うう……。頑張ろう……」
花帆先輩はせっせとトレーニングに励んでいた。
――その頃、蓮ノ空・プール
蓮ノ空の水泳部の練習場所であるプールでは、桜咲先輩たちが泳いで泳力勝負を繰り広げていた。
丈二(くっそ! 向こうの俺、なんて体力だ! パワーもスゲェ!!)バシャ バシャ
丈二(V)(どうした! その程度か!)バシャバシャ!
勝負は何本か行ったが、全て桜咲(V)の勝利。基礎体力の大きな差に、こちらの桜咲がやられていた。
プールサイドで休んでいると、
丈二「くっそ………」
丈二(V)「まだお前の基礎体力には伸びしろがあると思え。水泳は全身運動だ。食事とセットでしっかり筋トレと並行してやり込めば身体は変わる」
丈二「ああ………」
――蓮ノ空・ダンス部練習場。
ダンス部の練習場では、来夏先輩が練習していた。来夏先輩のプレーの礎の技術であるダンスを更に突き詰め、プレーのクオリティを上げるためだ。
来夏(V)「ふっ!」ビシッ!
来夏(V)の決めポーズ! ダンス部の部員たちはあまりのレベルに驚いていた。
来夏「私も!」
こちらの来夏もダンスを行う。しかし、来夏(V)と比べて体のキレが甘い。
来夏「くっそ〜……」
来夏(V)「ダンスの動きがボールに回転をかける元になってるからね。これをもっとできるようになれば、もっと回転をかけられるよ」
来夏「やる! レギュラーを晴也から取り返さないとだし!」
来夏(V)「がんばろう!」
せっせと練習に励む来夏先輩たち。練習を終えるころには、よりキーパーが取りづらいボールを蹴れるようになるだろう。
―――蓮ノ空・グラウンド。
グラウンドでは、吟子たちがラジカセに音楽テープをセットし、音楽に合わせてフリースタイルフットボールの練習。
フリースタイル特有の、足に吸い付くようなボールコントロール。これを試合に応用できれば、相手にドリブルを止められることは恐らく殆ど無いだろう。
ドッ! ドッ! ドッ! ドッ!
吟子(V)「ふっ!」
音楽が鳴る中、ボールを巧みに操る吟子。様々なフリースタイルのトリック、テクニックを披露し、たまにアクロバティックな動きを取り入れる。
しかし、それでもボールは足から離れない。そして、音楽が終わり
吟子(V)「ふぅ……」
タオルで汗を拭き、先ほどの動きをチェックする吟子(V)。すると、
吟子「すごいね………私もこんなになれる可能性があるんだ……」
吟子(V)「練習積めばね」
吟子「よし、次は私!」
もう一度音楽を鳴らし、今度はこちらの吟子が演舞を行う。途中までは良かったが、失敗してボールがあらぬ方向に行ってしまった。
吟子「ああ……」
吟子(V)「諦めんで? あなたならできる」
吟子「うん」
そして、2人でお互いに励まし合い、必死に研鑽を続けていた。
― つづく ―
感想&お気に入り&評価、よろしくお願いします!!