蓮ノ空ヴィクロ✕キャプ翼サンシャイン! 〜 FUSION PARALLEL 〜   作:松兄

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セルフコラボ⑥(第62話):練習試合 蓮ノ空vs蓮ノ空!?

 

 

 フィールドに両チームが出た。こちらの蓮ノ空のキックから開始だ。

 

晴也「行くぞみんな!」

 

蓮ノ空『おう!』

 

 

 

梢(V)「気を引き締めて行くわよ!」

 

蓮ノ空(V)『はい!!』

 

 

ピィイイイーーーッ!!!

― KICK OFF(試合開始)!!! ―

 

 

 こちらの蓮ノ空のキックから試合開始。ボールは一度花帆先輩に渡ると、そこに前線から来夏(V)がハイプレス。

 

 

 

MATCH UP!!

花帆 vs 来夏(V)

 

 

来夏(V)「いかせないよっ!」ギュンッ!

 

花帆(早い!?)

 

花帆「吟子ちゃん!」パス!

 

 

 ここで花帆先輩は吟子にパス。吟子はドリブルで上がる。

 

瑠璃乃(V)「行かせねーし!」

 

 

MATCH UP!!

吟子 vs 瑠璃乃(V)

 

 

 2人のマッチアップ。吟子はフェイントを仕掛ける。フリースタイルフットボールの練習が活きており、足にボールが吸い付くような超絶技巧のドリブル。

 だが、瑠璃乃(V)先輩は全てついていく。

 

 

吟子(っ! コレでも抜けない!?)

 

瑠璃乃(V)「そこっ!」グワンッ!

 

吟子「なっ!?」

 

 すると、突然瑠璃乃(V)先輩の姿が消失。突然のことに吟子が一瞬戸惑うと、横からの切れ味鋭いスライディングタックル!

 

瑠璃乃(V)「[バニシングスラッシュ・Z]!!」ズギャアァアアッ!!

 

吟子「うわあっ?!」

 

 

 奪われた吟子。瑠璃乃(V)先輩が向かってくる。

 

綴理「っ! ボクが行く! カバーお願い!」

 

兵太「分かりました!」

 

 

MATCH UP!!

綴理&兵太 vs 瑠璃乃(V)

 

 

 2人がかりで抑えにかかる。綴理先輩がボルダリング練習で身に着けた判断力で最善のタイミングを見切り、上手く上昇した体幹によるディフェンスを瑠璃乃(V)先輩に当てる。

 

 背肩奪取(ショルダーチャージ)。身体をぶつける。

 

 だが、

 

ギシッ!

 

綴理(っ! 重っも!!)

 

 それでも、向こうの瑠璃乃(V)先輩の歴戦の体幹には歯が立たなかった。

 

ドゴオォオオオッ!!

 

綴理「うわーー!」

 

 吹っ飛ぶ綴理先輩。そこへ、

 

兵太「間合いの取り方……」

 

 ソジが止めに入る。柔道で培った間合いの技術、狙いを悟らせず、瑠璃乃(V)先輩が踏み込み、前進をキャンセルできなくなった瞬間を狙い…!

 

兵太「いまだっ!」

 

ガキッ!

 

瑠璃乃(V)「っ!?」

 

 

 ソジは自身の身体を潜り込ませて瑠璃乃(V)先輩の軸足をロック。勢いに乗らせた状態で強制的に動きを止められたことにより……

 

瑠璃乃(V)「うわっ!?」

 

グワンッ ドシャアっ!!

 

 瑠璃乃(V)先輩は宙を舞い吹っ飛び、叩きつけられた。笛は鳴らずにカウンターチャンスだ!

 

兵太「よっしゃあ!」

 

さやか「ナイスソジくん! こっちです!」

 

兵太「さやか先輩!」

 

 

 ソジからさやか先輩へとパス。ボールを氷漬けにし、必殺のロングパス。

 

さやか「[真・氷の矢]!!」

 

 バシュウンッ!!

 

 ボールは山なりのループで、キラキラとダイヤモンドダストをまき散らしながら瑠璃乃先輩へ。瑠璃乃先輩はトラップする。

 

瑠璃乃「っし!」

 

 

 ドリブルで上がる瑠璃乃先輩。そこへ兵太(V)が止めに入る。

 

兵太(V)「行かせねぇっすよ!」

 

 

MATCH UP!!

瑠璃乃 vs 兵太(V)

 

 

 2人のマッチアップ。ソジ(V)は必殺技を放つ。

 

 

兵太(V)「[絶・イグナイトスティール]!!」ボォアァアアッ!!

 

瑠璃乃「熱っ!!」

 

 瑠璃乃先輩からすぐにボールを奪った向こうのソジ。

 

兵太(V)「綴理先輩!」

 

 ボールは綴理(V)先輩へ。

 

綴理(V) トンッ「んっと………」

 

 綴理(V)先輩が目玉をキョロッと動かし周囲を見て周辺視野から状況把握。そして、

 

綴理(V)「そこっ!」ドッ!!

 

 

 綴理(V)先輩からのパス。ボールは吟子(V)へ。

 

 

吟子(V)「うし!」トンッ

 

 

 トラップする吟子(V)。ドリブルで攻め上がる。

 

姫芽「行かせないよそっちの吟子ちゃん!」

 

吟子(V)「負けないよ姫芽!」

 

 

MATCH UP!!

姫芽 vs 吟子(V)

 

 

 姫芽は一気にスピードに乗り、学習した『タイミング』を見計らって必殺のスライディングを放つ。

 

姫芽「[トップスピードタックル・A]!!」

 

 スライディングが、吟子に迫る。

 

吟子(V)「甘い!」ト、トン!

 

 すると吟子は、左右の素早いステップからの、足に吸い付くような、必要最小限の動きかつ、凄まじい練度と技巧の両足球交換(ラクロケタ)

 

 ―――姫芽を躱した。

 

姫芽「なっ!?」

 

慈「姫芽ちゃんが!?」

 

 ゴール斜め前22メートルのエリアに侵入した吟子(V)。右足を振り上げる。

 

吟子(V)「ふっ!」ドッ!!

 

 

 フカした様に大きく上がるボール。だが、コレにはこちらのメンバーは見覚えがあった。

 

さやか「吟子さんの無揚力(ジャイロ)シュートですね!!」

 

梢「大丈夫よ! 止める!!」

 

 梢先輩は野球のピッチングマシンを使ってのキーパー練習を思い出し、ボールをよく見て、軌道を読み、タイミングよく身体を投げ出して跳躍。

 

 手がボールを捉える……

 

ガクンッ!!

 

 しかし、ボールはそこから更に堕ちた。

 

梢「なっ!?」

 

梢(そこから更に堕ちた!?)

 

吟子「"剣撃墜弾(ソードスクリュー)"!!」

 

 

 バシュウンッ!!

 

 

 向こうの吟子(V)の持ち味、二段式の無揚力(ジャイロ)シュートが、蓮ノ空ゴールに突き刺さった。

 

さやか「っ! あんなシュートを!?」

 

吟子「っ! あんなの、私撃てないよ……!?」

 

慈「向こうの日本のレベルどうなってんの………!?」

 

 

 0ー1。蓮ノ空(V)のリード。こちらの蓮ノ空のキックから試合再開する。

 

 

ピィイイイーーーッ!!!

RESTART!!!

 

 

 ボールを今度は花帆先輩に戻す。そこへ綴理先輩が並走する。

 

 

綴理「かほ! フォローするよ!」

 

花帆「綴理センパイ! ありがとうございます!」

 

 

来夏(V)「行かせないよっ!」

 

 

MATCH UP!!

花帆&綴理 vs 来夏(V)

 

 

 マッチアップする三者。花帆先輩と綴理先輩は、高速でパスを繋ぎワン・ツー。抜き去る。

 

綴理「花帆!」パス!

 

花帆「よし………」

 

花帆(次の出しどころは……!)

 

 花帆先輩が前を向くと、

 

 

花帆(V)「甘いよアタシっ!」ガッ!!

 

花帆「うわっ!?」

 

 

 花帆(V)先輩のパワータックル。幾らパワーが無い方とはいえ、こちらの花帆先輩にとっては十分すぎる脅威になるフィジカル。

 花帆先輩はふっとばされた。

 

花帆「っ! ごめん!」

 

 ドリブルで上がる花帆(V)先輩。そこに小鈴が止めに入る。

 

小鈴「行かせません!」

 

 小鈴は周りを見てパスコースをつぶすように指示。1on1の状況を作り出す。

 

 

花帆(V)「勝負だよ小鈴ちゃん!」

 

 花帆(V)先輩が太陽のように輝く炎のオーラを纏って突っ込む。

 小鈴が、タイミングを見計らってボールを弾きに狙う。

 

 

 ――だが、

 

 

花帆(V)「[サンシャインアクセル・V3]!!」ドゴオォオオオッ!!

 

小鈴「あーーーっ!!!」

 

 ふっ飛ばされる小鈴。そこへすぐに慈とさやかが連携して止めに入る。

 

 

さやか「行かせませんよ花帆(V)さん!」

 

慈「私たち2人を突破できるかな!?」

 

 

花帆(V)「なら撃ちます!」

 

 花帆(V)先輩は、両足(ヒール)てボールを上に放り、上を通って前に落ちてきたところに、渾身のターンソバットを叩き込む。

 

花帆(V)「[絶・ハイスティンガーショット]!!」ドゴオォオオオッ!!

 

 

 花帆(V)先輩の必殺シュート。凄まじい回転がかかり、直線でゴールへと襲いかかる。

 

慈「止める!!」

 

 ズオオオオッ!! 慈先輩の背後から鋼鉄の壁が迫り出す。そして、壁にシュートがぶち当たりブロック!

 

 

慈「[絶・アイアンウォール]!!」ガァアァアアアンッ!!!

 

 

 シュートが激突し激しい音が鳴る。だが、

 

 

バゴォオオオッ!!

 

慈「うわあぁあああっ!!???」

 

 ふっ飛ばされる慈先輩。さやか先輩もブロックに入る。

 

さやか「っ! [爆・スノーマウンテン]!!」

 

 さやか先輩の背後から雪山が聳え立つ。シュートがぶち当たるが、

 

バゴォオオオォオオンッ!!!

 

さやか「きゃあぁあぁあああっ!!??」

 

 

 さやか先輩もふっ飛ばされる。残すはキーパーのみ。

 

 

梢「っ!!」

 

 梢先輩は左腕を頭上上段右腕を腰元に構える。心臓からオーラが飛び出し、右腕に集約されると、右腕を思い切り頭上に掲げる。

 

梢「[極・マジン・ザ・ハンド]!!」

 

 ドォオオオンッ!! 威厳と迫力のある青いマジンを呼び出し、マジンと共にシュートに右腕を突き出す梢先輩。

 

ドシィイイイッ!!

 

梢「ぐぅううっ!!」

 

梢(嘘でしょう!? 花帆さんなのよ!!??? 慈とさやかさんがブロックして、ここまでのパワーがのこってるなんて!!)

 

梢「負けるかぁあああっ!!」

 

 

 シュウウウウ………

 

 

 シュートは、梢先輩の手のなかで停止した。

 

花帆(V)「決められなかったか〜………」

 

さやか「うそ…………」

 

慈「向こうの花帆ちゃん、化け物すぎる……!」

 

 

 

開始:14分

 

蓮ノ空 0 ー 1 蓮ノ空(V)

 

― つづく ―




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