蓮ノ空ヴィクロ✕キャプ翼サンシャイン! 〜 FUSION PARALLEL 〜   作:松兄

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今回、これまであまり目立たなかったあのキャラが決めます!!

果たして誰でしょうか?


第81話:アメリカユース戦 先制ゴール

 

 

 オリビアの必殺シュート、[ガンショット]を、善子の必殺技ブロックと若林さんのキャッチで止めた全日本ユース。

 若林さんのゴールキックからの試合再開だ。

 

若林「頼んだぞ夕霧!!」ブンッ!

 

 放物線を描いて、ボールは綴理先輩へ。軽くトラップしてボールを前に落とし、ドリブルする綴理先輩。

 

 そこへ―――、

 

ミストレ「行かせるかっ!」

 

ニシガキ「奪う!」

 

 2人が前後から挟むようなスライディングタックル。ボールを狙う。

 

葵「綴理さん危ない!」

 

 咄嗟に声をかけて警戒を促す葵。すると、

 

綴理「……ホイッと」トンッ!

 

ミストレ「ッッ!!」

 

ニシガキ「なっ!?」

 

 綴理先輩はヒールリフトでボールを背中から頭上を通して前に送ると、自身も跳躍してスライディングを躱し、そのまま空中で身体を捻り、思い切りボールをキック。

 

 天才すぎる鮮やかなグラウンダーのパスを出した。

 

綴理「じょー!!」

 

ドッ!!

 

丈二「来たっ!!」

 

 ボールは桜咲先輩へと繋がる。トラップして前を向く。

 

ハンプトン「っ! シュートは撃たせん!」

 

ベーカー「俺かシュートコースを切る。そのまま抑えろ!」

 

丈二「っ! 巧ぇ!!」

 

 ハンプトンが桜咲先輩に張り付くよう密着マーク。それに連動するようにベーカーが桜咲先輩のシュート進路に立って、シュートブロックの構え。

 

丈二(撃てないなこれは……)

 

 

 すると、

 

松山「桜咲! こっちだ!!」

 

丈二「っ! 松山、頼む!!」パス

 

 桜咲先輩は松山さんにパス。そして、

 

松山「そこだっ!」パス

 

ハンプトン「っ!」

 

丈二「ナイス!」トンッ

 

 なんとここはリターンでワン・ツーで抜き去る。

 

 シュートチャンスだ。

 

丈二「決める!!」

 

 桜咲先輩が、ボールを軽く上げると、桜吹雪が吹き荒れ、ボールに赤黒いオーラが集中して高速回転。

 そのボールを、桜咲先輩の豪脚で思い切りボレーシュート。

 

丈二「[絶・剛の一閃]!!」ズドオッ!!

 

 重量級の蹴りがボールに叩き込まれ、すさまじい勢いでゴールへと向かうボール。

 

 キーパーのメルは必殺技の体勢だ。

 

メル「はあああっ!! [シュートラップ]!!」

 

 ヒュン ヒュン ヒュン! メルが赤外線センサーを張り巡らせ、

 

ボガンッ!!

 

 そのセンサーに触れたボールは爆発で弾き飛ばされ、パンチングの扱いで、ボールはイチノセへと渡る。

 

イチノセ「ナイス、メル!」

 

 ドリブルで攻め上がるイチノセ。そこに葵が止めに入る。

 

葵「抜かせないっ!!」

 

 葵の比較的小柄な身体から繰り出される小回りの利く素早い動き。

 イチノセは翻弄される。

 

イチノセ「っ!」

 

葵「そこだっ! [チョコマカディフェンス]だあっ!!」

 

バシィっ!

 

イチノセ「あっ!!」

 

 葵の華麗なステップワークからの、泥臭い必殺タックルにボールを奪われたイチノセ。

 

 そこへ、

 

ブラウン「調子に乗るな!」

 

ドモン「止める!!」

 

 ブラウンとドモンの2人が連携して止めに入る。

 

 すると、

 

葵「ほっ!」

 

 葵は高速で走りながらボールを爪先で上に上げ、2人の頭上を通すリフティングしながら走り抜けて抜き去る。

 

葵「[真・リフティングドリブル]!!」

 

 抜き去った葵。シュートチャンスだ!

 

メル「こいっ!!」

 

葵「行くぞっ!!」

 

ドッ!!

 

 葵のノーマルシュート。ゴールへと向かう。

 

 ―――が、

 

メル「っ!」

 

メル(このボール、クロスバーに当たる。入らない!)

 

 メルはキャッチを試みながらもそれを察知して一安心する。案の定ゴールポストへと当たり跳ね返される。

 

ガアンッ!!

 

 ―――だが、

 

葵「まだだ! 青い信号は、走り出したら止まらないぜ!! [ノンストップロベッシャータ・G3]ッッ!!」

 

ドゴオオオオッ!!

 

 葵は、跳ね返ってきたボールに直接ボレーシュートを叩き込む。

 

 メルは体勢が整っておらず、完全な不意打ち。

 

メル「ッッ?!」

 

 バシュウウウンッ!!

 

 シュートがアメリカゴールに突き刺さり、日本先制―――。

 

 

GOOOOAL!!!

全日本ユース 1 ー 0 アメリカユース

 

 

実況『決まったあああっ、全日本ユース先制ーーーっ!! 決めたのはイタリアのロンバルディアユースでプレーする新星、葵新伍だああっ!!』

 

葵「よっしゃああっ!!」

 

松山「ナイス葵!」

 

果南「よく決めたよ!!」

 

綴理「すごーい!」

 

葵「へへっ」

 

蓮華「くっ……」

 

丈二「………」

 

蓮華&丈二((次は俺/私が決める!!!))

 

 

 

イチノセ「まさかあんな………」

 

ミハエル「やりますね。あのアオイという男……」

 

メル「スミマセン……」

 

ミハエル「大丈夫です。ボクたちが取り返します。それに、二度も同じ手にやられるあなたでは無いはずです」

 

メル「はいっ!」

 

 さて、アメリカユースのキックから試合再開だ。

 

ピィイイイーーーッ!!!

RESTART!!!

 

 ボールをムーアに戻し、そこからボールはイチノセへ。

 

イチノセ「よし!」

 

 

 ドリブルで攻め上がるイチノセ。そこへ、

 

葵「行かせるかっ!!」

 

 葵が止めに入る。

 

イチノセ「今度は同じようにはいかないよ!!」

 

 

MATCH UP!!

葵 vs イチノセ

 

 

 2人のマッチアップ。

 

 葵は小回りの利く動きから隙を伺い、隙あらば刈り取る気だ。

 

イチノセ「ミハエル!」

 

 イチノセがミハエルを呼び、足を振り上げてパスの予備動作に入る。

 

葵「っ! させるかっ!!」

 

 葵がパスコースに身体を投げ出してパスカットに入る。

 

 ―――すると、

 

ガッ!

 

 イチノセは振り上げた足をストップ。足裏でボールを止め、足裏を引いて逆方向にターン。

 回転突破(ルーレット)で抜き去る。

 

葵「っ! しまった!」

 

イチノセ「ミハエル!!」ドッ!!

 

 今度こそイチノセのパス。ボールはミハエルへ。

 

ミハエル「来ましたね!!」

 

 ボールの斜め後方からとんでくる難しいボール。それにミハエルが合わせようとする、

 

 ―――が、

 

さやか「させないっ!!」

 

 シャアアアッ!! フィールドをアイスリンクのように凍らせ、スケートのように滑ってくるさやか先輩。

 スケートのジャンプのように回転跳躍し、アクセルジャンプからの足を伸ばして、ボールをカットした。

 

ミハエル「っ!!」

 

さやか「[真・スケーティングカット]!! 果南さん!!パス!」

 

 さやか先輩から果南さんへのパス。果南さんはドリブルで攻め上がる。

 

果南「っし、行くよ!」

 

 果南さんが前を向く。――すると、

 

ニシガキ&ブラウン「「させるかあっ!!」」

 

ドガアアアッ!!

 

果南「うわあっ!?」

 

 2人のツインスライディングでパワーで押し込まれた果南さん。

 ボールはミハエルに戻される。

 

ミハエル「いいですよ2人とも! 決めましょう!」

 

 ミハエルの背後にバラのオーラが咲き誇る。ボールが深紅に染まり、ミハエルの渾身のシュート。

 

ミハエル「[ローズバスター]!!」

 

ズガアンッ!!

 

 ミハエルのシュートが、全日本ゴールに迫る。

 

石崎「させるかっ!! うおおおおっ!!」

 

若林「石崎!?」

 

 石崎さんは、跳躍して身体を投げ出した。

 

石崎「コレがおれの根性だあああっ!!」

 

バギぃいいいっ!!

 

 石崎さんの顔面ブロック炸裂。ボールはこぼれ球になり、タッチラインを割って外に出た。

 

ミハエル「くっ、おのれサルザキ……!」

 

石崎「へへ、どうだ!」

 

 

 

 

全日本ユース 1 ー 0 アメリカユース

 

 ― つづく ―




葵くんが決めました!

全日本先制で、果たしてアメリカユースはどう攻める?

次回もお楽しみに!
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