ドーモ。ヴィランスレイヤーです。これはニンジャが来てヴィランを討つ物語。 作:白白明け
今ならkindle unlimitedでニンジャスレイヤーの原作が無料で読めます!
原作自体はX(旧Twitter)でも読めるらしいのですが、私はXをやってませんのでとても助かっています。
ニンジャスレイヤーの原作は大ボリュームで大興奮間違いなしです!ぜひ、読んでみてください!
この文章も、少しでも皆様の暇つぶしになれば幸いです!
\(^o^)/
優秀‼優秀なのに拭いきれぬその地味さは何だ!
ヒーロー科1年A組。
VS
3位・2位と強い上に派手派手しい!
ヒーロー科1年A組。轟焦凍。
第2試合の勝者は轟焦凍。
第1種目1位通過。第2種目も1位で通過!誰かコイツを止めてくれ!
ヒーロー科1年B組。コジュウタ・フジキド
VS
個性はガチだ!スパーキング、キリングボーイ!
ヒーロー科1年A組。
開始!
試合開始直後、コジュウタが手を合せて奥ゆかしく
「ドーモ。上鳴電気=サン。コジュウタ・フジキドです」
上鳴電気もコジュウタのノリに乗って来た。「どーもっす、フジキドさん。上鳴です」
礼儀正しく互いに
「フジキドはさ、付き合ってる子いる?」「・・・?居ませんが」「B組のさ、角生えた可愛い系の子いるじゃん。俺、前にフジキドがその子と腕組んで登校してるの見たんだよね~」
マズい⁉否、マズくはない。どうやら以前、上鳴電気はコジュウタとポニーの登校風景を目撃していた様子だ。
コジュウタが首をかしげる。「それが?」
上鳴電気が再度、尋ねる。「付き合ってねーの?」
コジュウタは事実をありのままに告げる。「ポニー=サンとは一緒に暮らしています。だから一緒に登校している」「一緒に暮らしてんの⁉」「ホームステイ先がポニー=サンの家です」
上鳴電気が
上鳴電気の目にコジュウタへの明確な敵意が宿る。「
上鳴電気の個性は『
だが、しかし、聡明な読者諸君はこの言葉を聞いた事があるだろう。
“ノー・カラテ、ノー・ニンジャ”。
強力な
しかし、
上鳴電気は個性を使おうとした。その一瞬後、上鳴電気は喉仏に衝撃を受け呼吸が止まる。そして、次に両肩、両肘、両膝に衝撃。体勢が崩れる。何だ?なにが起きた?上鳴電気の全身から力が抜けていく。さらに彼は混乱覚めやらぬ中で腹部に痛烈な打撃を受ける。受け身を取ることも出来ぬまま、彼の身体は場外へとはじき出された。
審判を務めるミッドナイトの声が響く。
「上鳴くん場外!フジキドくん、二回戦進出!」
「・・・は?」上鳴電気は場外で尻餅をついた。ステージ上ではコジュウタが小さなコンクリ片を指で弾きながら上鳴電気を見下ろす。
「・・・これがフーリンカザンだ。ニンジャは利用できるモノは何でも利用する。例えば周囲で起きた大爆発。例えば砕いたコンクリ片。あらゆるところからニンジャは忍び寄り、目覚めれば隣にニンジャはいる。環境に適応できぬ者には死あるのみ」「・・・は?・・・コワッ⁉」
上鳴電気は朝目覚めた時に自分の布団の中に居る
上鳴電気は未だに自分の身になにが起きたのか気づいていない。
それは実況のプレゼント・マイクも同じだった。
〈瞬殺‼あえてもう一度言おう!瞬・殺‼何をした?何が起きた⁉個性か?
実況席からではコジュウタが何をしたのか見えなかったのだ。
近くに居た司会のミッドナイトの目はコジュウタの動きを捕らえていた。
「おそろしく速い
試合開始後、
そして、上鳴電気が目に敵意を宿す頃には既に地面のコンクリ片を拾い、投擲。まずは喉仏を狙い呼吸を強制的に止め、上鳴電気の攻撃のタイミングを消す。そして、続けざまの両肩、両肘、両膝への投擲。全て狙いを外すことはなかった。スリケン・ジツ鍛錬の賜物である。
続けざまの
コジュウタはステージから降りて、尻餅をついた上鳴電気に手を差し伸べる。
「“電気ビリビリで敵を倒せた奴は歴史上存在しない”。でも、上鳴=サンのライデン・ジツは実際危険。実力を出させる前に倒せてヨカッタ」
倒した敵への気遣いを忘れないなんと奥ゆかしい言動か。これには上鳴電気も己の負けを認めざるを得ない!
上鳴電気はコジュウタの手を取った。
「個性『帯電』な。そりゃあモテる奴にはモテる理由がある、か。瞬殺された俺が言うのもなんだけど、頑張ってくれな。ウチのクラスには、スゲぇ奴が多いぜ」「アタリマエ」
コジュウタは言った。「“勝ってメンポを確かめよ”(注釈:勝って兜の緒を締めよの意)」
上鳴電気は笑った。「なんなんそれ」
ザ・中堅って感じ?
ヒーロー科A組、
VS
サポートアイテムでフル装備‼
サポート科、
第4試合の勝者は飯田天哉。
いつも明るく元気良く!ノリにノッてけピンクの太陽!
ヒーロー科A組、
VS
鋼鉄の身体に宿る鋼の精神!鉄腕少年!
ヒーロー科B組、鉄哲徹鐵。
開始!
試合開始後、鉄哲徹鐵が言う。
「俺ァよ、前に1回コジュウタに負けてんだ。まずはリベンジ!んで優勝だァ!誰も俺ァ止められねェぜェ‼」
鉄哲徹鐵は個性で全身を
対する芦戸三奈は笑った。明るいピンクの髪にピンクの肌、色が反転した目に2本の黄色い触覚を持つ彼女の胸は豊満であった。しかし、クラスメイトの
「イイね!熱いの大好き!でも、ゴメン!私とあなたの個性は相性最悪なんだよ!」
芦戸三奈の個性『酸』。体中から溶解液を噴出することができる。酸の強度や粘度は自在に調整が可能!
聡明な読者諸君はもうお気づきだろう。
鉄は
「イヤーッ!」「グワーッ」
鉄哲徹鐵は負けた。決着は鉄哲徹鐵が
恐ろしく戦闘スタイルが噛み合わなかった結果なだけであった。
第5試合の勝者は芦戸三奈。
1対1なら最強に近い⁉深淵を覗くとき深淵もまたこちらを覗いているのだ!
ヒーロー科A組、
VS
雄英ヒーロー科推薦枠!才色兼備のご令嬢!
ヒーロー科A組、
第6試合の勝者は常闇踏陰。
回すぜ晴れ舞台!お前がやらずに誰がやる!
ヒーロー科B組、
VS
鉄哲徹鐵と個性だだ被り⁉言わせたい奴には言わせておけ!
ヒーロー科A組、
開始!
試合開始後、回原旋がまずは
切島鋭児郎もそれに応える。「切島だ。よろしく」
堅苦しくない
雄英体育祭前、話題の中心にいたのはA組だった。しかし、始まってみれば
切島鋭児郎におごりはない。「回原はフジキドと仲がいいのか?」「なんで?」「一緒に
次は回原旋が問う番だ。「切島は爆豪と仲いい?もし良いなら、教えてくれよ。どうしてあいつはコジュウタにあんな突っかかってくんの?」「・・・爆豪はクソを下水で煮込んだような性格の奴だから」
回原旋が笑う。「なにそれ?」切島鋭児郎は笑わなかった。「でも、男気のある奴だ」
爆豪勝己は性格が悪い。切島鋭児郎もそう思う。けれど、それだけではないことをA組生徒なら、誰でも知っている。大口を叩くだけのセンスがある。
そして、何よりも「謙遜なら誰でもできるだろ」
切島鋭児郎は言う。「自分が一番だって言い張って、負けたら待ってんのは周りからの嘲笑だ。男気がなきゃできることじゃねぇよ」
回原旋は笑うのを止めた。「仲いいんだな。尚更、
切島鋭児郎が勝ったとして、爆豪勝己も勝ち上がって来たなら、次の試合で2人は当たる。
仲が良いから。友人だから。戦いたいと思っている。漢なら、そうだよな。
回原旋は「わかるよ」と言った。
『決勝で待つ』コジュウタが回原旋に言った言葉だ。
「俺もそうだ!」回原旋は駆け出した。今までの競技で互いの個性は割れている。
お互いに得意とするのは肉弾戦。つまりは
回原旋がドリルパンチを繰り出す!「イヤーッ!」切島鋭児郎がそれを受ける!「ムテキ!」おお、
切島鋭児郎のカウンターが回原旋を襲う。「イヤーッ!」「グワーッ!」繰り出された拳は巌めいて堅かった!
切島鋭児郎の個性『硬化』。身体がガッチガチに硬化する!その硬度は非常に高く、斬りかかってきた刃物が逆に折れ、0P超巨大ロボットの下敷きになっても突き破って突破できる程の硬度を誇る。
カウンターを受けて体勢を崩した回原旋を、切島鋭児郎のパンチが襲う。「イヤーッ!」「イヤーッ!」回原旋は足首から下を個性『旋回』で回転させ、独楽めいた動きでこれを回避。その回転力のまま回し蹴りを放つ!カウンターだ!「イヤーッ!」「ムテキッ!」しかし、それも受けられる。実際堅い!
回原旋は距離を取る。切島鋭児郎は動かない。今の攻防で回原旋だけがダメージを負った。ならば、
回原旋は内心で舌打ちをする。
「・・・」「・・・」にらみ合いが続いた。「来ねぇなら流石に行くぞ」ゆっくりと動き始めたのは切島鋭児郎だ。硬直状態に焦れた浅慮ではない。もしここで回原旋が動き出せば止まる。止まればゆっくりと動く。その繰り返しでステージの土俵際へ追い込むつもりなのだ!
土俵際での押し出し合いでは個性『硬化』の切島鋭児郎が勝る!決断的な状況判断!
回原旋は動くしかない。このままでは“負けを待って無駄死に”。ミヤモト・マサシの兵法書に筆頭悪手として記されたコトワザどおりとなってしまう。
それは両者の共通理解。しかし、回原旋はジリジリと距離を詰めてくる切島鋭児郎を前に、コジュウタのカラテに思いを馳せていた!まさかの現実逃避か⁉
否、チガウ!これはコジュウタの
授業での戦闘訓練の際、コジュウタは「共にカラテを極めよう」と言った。彼は言葉を違えなかった。
「ムテキ・アティチュードというジツがある」「なにそれ?」「全身を硬化させる超自然のジツであり、ジュー・ジツの一つ」「柔術?俺が教わるのは空手じゃないのか?」「ジュー・ジツとはカラテであり、カラテとはジュー・ジツとも言える。そしてチャドー。そしてフーリンカザン」「ごめん。よくわかんない」
回原旋は首を傾げた。コジュウタも首を傾げていた。
「・・・ムテキ・アティチュードとは」「説明続くのね」「ハゲミナサイヨ!」「アッハイ」
ムテキ・アティチュードとは、極めて強力な防御のジツであるが、
切島鋭児郎はブツブツと呟かれる回原旋の不気味な声を聞いた。
「
イケメンのブツブツとした独り言。
「
「攻めているのは俺の筈なのに」と切島鋭児郎の頬を冷や汗が伝う。
気持ち的に圧されていた。
「
回原旋が動き出す!両腕を大きく引き、切島鋭児郎に向かった。「イヤーッ!」ダブル・ドリルパンチの構えだ!
切島鋭児郎は大きく笑みを浮かべた。「ムテキッ!」
ダブル・ドリルパンチ。それは悪手だ!コンクリを砕く
切島鋭児郎は勝利を確信する。回原旋の拳を破壊し、カウンターを顎に決めて勝ちだ!
しかし、ダブル・ドリルパンチは来なかった。「・・・え?」寸止めである。代わりに回原旋の腕が、切島鋭児郎の身体を掴む。攻撃待ちの姿勢でいた切島鋭児郎はこの
回原旋は切島鋭児郎の上腕部を自分の両脚で掴んで固定!同時に親指を天井に向かせる形で相手手首を掴み、身体を密着させる。
そして、切島鋭児郎の腕を思いっきり反らせた!「イヤーッ!」
切島鋭児郎が痛みで叫ぶ。「グワーッ!」
回原旋が言う。「関節は硬化できない。そうだろ!」「グワーッ!む、ムテキ。グワーッ!」
個性『硬化』は破られた。しかし、これは切島鋭児郎が
回原旋が宣告する。「お前が折れないなら、
戦闘中も友人であるコジュウタのことを思っていた回原旋は実際イケメンである。しかし、友人のためなら腕を折ると宣告する暗黒面を覗かせたイケメンである!実際コワい!
切島鋭児郎は無念にも地面をタップする。降参の合図だ。
第7試合の勝者は回原旋。
中学からちょっとした有名人!堅気の顔じゃねぇ!
ヒーロー科A組、爆豪勝己。
VS
皆がこっちを応援したい‼
ヒーロー科A組、
第8試合の勝者は爆豪勝己。
こうして第1回戦。全ての試合が終わった。
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