後半からオリストになってます。
クラス代表戦が終わった日の放課後
襲撃してきたISは龍が機体を文字通り打ち飛ばしてしまったが、
データは戦闘時に収集し、さらに使用されていたコアの回収も龍によってすでにされおり、
アリーナも方も、戦闘やハッキングの影響などで修復作業が必要と思われたが、龍とパープルタイム社の協力により翌日から問題なく使用可能になるという連絡も来ていた。
よって、襲撃にはIS学園そのものは特に問題なかった。
クラス代表である鈴、一夏たちの様子は
鈴はISの残量エネルギーにも体力的にも余裕があり、ほぼ無傷の状態であるのに対し、
一夏は鈴の衝撃砲を6割の威力で受けたため全身に打撲ができたが、それ以外に大した外傷はなかった。
一夏は
そしてクラス代表でない者たちの処遇だが
龍はあらかじめ千冬の許可をとっており、機体のデータ、コアの回収をしたためこれといって処罰は無し。
セシリアも許可をとってピットに向かったが、戦闘には参加しなかったため同様である。
ただし、箒は許可もなくアリーナの放送室を使用、さらにその場にいた教師を気絶させたなどにより
反省文をレポート用紙20枚で提出という軽めの処罰となった。
◇ ◇ ◇
~ 龍 side ~
無人機共のデータを渡して、一夏っちの様子を見に行こうか考えたけど面倒だと思ったからやめた。
あいつには女子を泣かせたという罪があって、これは罰だ。
そんなこんなで
モグモグ カタカタカタカタ
モグモグ ジーーー
現在地、俺の寮部屋。俺の隣には鈴っちもいて、機体調整の作業の様子を見ている。
もちろんお菓子食べながら。
「………一夏っちの見舞いはいいの?」
あれだけ喧嘩してたんだしね……まあ、なんか吹っ切れた顔してるけど。
「とりあえず話はしたわよ。あの時のことは許してあげたし、今度中学時代の時の腐れ縁と会うつもり」
「あっそ。ならよかった」
「でさあ、龍も来ない?」
………は?
鈴っちが突然誘ってきた。いや、仲のいい女子からの誘いなら断る気はないけど………
「………なんで?」
誘う理由がわかんない。そういうのは親友水入らず……だっけ?
俺が一緒に行くもんじゃないと思うんだけど。
「会いに行く奴がバスケに興味あるようだから、連れてったらどんな顔すんだろなって思って」
シシシ、と笑う鈴っち。ちょっと可愛い。あえて口に出さないけど。
まあ別にいいけどさ………
「まあOK~。いつなの?」
「今度の日曜だって」
「りょ~か~い」
その日は開けておこうと考えながら作業を続ける。
その後は調整しながら特訓とか趣味とか料理とかの雑談してた。
………余談だけど部屋にあったお菓子結構食われた。
~ side out ~
◇ ◇ ◇
~ 一夏 side ~
あの襲撃事件からしばらくして、今は中学時代の友達、五反田 弾の家に向かっている。
あの日のうちに鈴と約束の話をしたら、「誰かに食べてもらった方が料理が上手くなる」ってことだったらしいんだ。
聞いてみた時はなんか顔を紅くして慌ててたけどなんだったんだ?
あと、鈴の親父さんたちのこと聞いたら離婚したみたいなんだ。
ホント、あんなに仲良かったのにな……
で、昔みたいに仲が戻った鈴と一緒に今日は外出。
日曜だから弾も来ていいっていってたんだけど………
「鈴もそうだけど、お前が来たらビックリするだろうな、弾の奴」
「絶対腰抜かすと思うわよ。あいつ前にバスケやってたはずだし」
「………ふ~~ん」
俺と鈴以外にも、学園で出来た初めての男友達の龍も一緒にいる。
理由はさっき鈴が言ったとおり驚かすため。
龍はでっかいバックを3つ持ってるけど……
「なあ龍、ホントに中身ってあれだけなのか?」
「あったり~まえ~~~」
伸びた声で言ってきた。
バックの中身を一度見せてくれたんだけどさ、お菓子ばっかりだった。
いや、お菓子会社の社長だからって持ってきすぎだろ!!
と、俺は突っ込んだけど龍曰く「御近づきの
でも鈴によると、誘った日に会社に連絡して態々持ってきてもらったみたいなんだ。
……龍ってやりたい放題な奴だということはよくわかった。
まぁ、どうしてもって時は頼りになるし、あいつの気分によってだけど
ISの訓練とか授業の方とかも教えてはくれるから嫌いじゃないけどな。
そんなこと思ってたら、俺達は五反田家に到着した。
「おーっす、来たぞー」
俺が先導して店に入る。
五反田の家は食堂やってるから、入るとお客さんが数人いた。
「いらしゃーい、っておお!一夏か、早かったな」
店の手伝いをしている弾が厨房から顔を出してきた。
「鈴も久しb「ガンッ、
鈴にも声を掛けようとしたら、龍が入口に頭をぶつけてそれに驚く。
でも店に入ってくる人に誰とかいうのはよくないと思うぞ。
「ここも入口低い………」
「「「「デカッ!!」」」」
店に入ってきた龍を見て弾だけじゃなく、飯食ってたお客さんも驚いてる。
まぁ……こいつはどう見てもデカいからな……………
「え、え~っと…………いらっしゃいませ……」
弾が縮んでる……赤帽子を被った髭のおっさんのように……
初対面だと龍って怖いからな見た目が。
「………Youが五反田 弾?」
「は、はい………」
確認しながら弾のことを見下ろしてる。
弾もデカい方だけど、龍はもっとデカいから見下ろすって言い方がこの場合正しい。
すると龍は背負っているバック3つを下して
「………これ、御近づきの証に。中身は全部お菓子だよ」
「あ、どうも……って一夏、まさかこの人お前の知り合いか?」
恐る恐るバックを受け取り、俺に訪ねてくる。
そろそろ自己紹介した方がいいな。
「ああ、こいつは龍。村崎時 龍っていって俺と同じ、ISを動かせる男子だよ」
「………………はぁぁぁぁあああああああああ!!!??」
「うるせぇぞ弾!!!」
「ふげぶっ!!!」
弾の叫び声に厨房から怒号とおたまが飛んで来て顔面に直撃。
この店の大将、五反田家の頂点に君臨する厳さんだった。
ちなみに八十過ぎてるってきいたけど現役で、今もメニューの『業火野菜炒め』を作ってる。
「てて……で、この人「龍だよ~」……えと、龍……さんは大学生かなんかか?」
相当痛かったようだ。眉間が少し赤くなってる……
あ、自己紹介途中だったな。
「いや、龍は俺たちと同い年でアメリカ人だ。あと……」
俺は弾にこっそり近づいて耳を寄せてもらう。
あんまり知られたくないって龍が言ってたからな……
「アメリカのプロバスケ選手」
「…………………………マジで?」
「マジだ」
間が開けて聞いてくる弾に答える。もちろん小声で。
じゃなきゃ龍のアイアンクローが来る………
前に龍が食べていたポテトチップスの袋から一枚摘まんで食べたらよ、
『……………一夏っち……来い』
って珍しく低い声で言われて男子トイレに強制連行された後、喰らったことがある。
…………ブルっ!!
思い出すだけでも恐ろしい。
なんせ千冬姉の出席簿アタックを上回るほどの痛みが来たのだから……
「ま、とりあえずよろしく~」
龍が弾に手を振って言うけど、当の本人はポカーンとしていた。
◇ ◇ ◇
「はい、また勝ち~~」
「つ、つえぇ………」
「弾でもダメか」
「ていうかさっきからあっさり負けてるわねアンタ達」
それは最もだけどよ、俺たちよりあっさり負けてる鈴には言われたくない。
俺たちは弾の部屋でゲームをしている。
自己紹介の後、弾の部屋に連れてかれたらベットの下あさりだしたと思ったら、
昔やってた頃使ってたバスケットボールと色紙を出して「これにサインください!!」とか言ってきたんだ。
龍はいつも通りあっさりOK出して書いたけど。
で、俺たちがやっているのはISの格ゲー。
二人対戦しかできないけど、龍がこれやらないかと聞いてきて弾が「もちろん!」って反応したら早速やりだしたんだ。
で、鈴含めて俺たち三人が龍と1対1でやってるけど、1回も龍に勝ててない。
俺だけでなく、よく
今は鈴に3勝、俺に5勝、弾に6勝だ。
しかもこのゲームの必殺技とかを使わずに勝ってるんだよな~
龍って現実《リアル》でも二次元でも強いんだな……
俺たちがそうやって龍に感服しているとき
「お
あ、蘭だ。
扉を蹴破って弾の妹、蘭が昼飯の用意ができたといってきた。
―――のはいいが、弾の隣にいる龍に目が行って……
「……………だ、誰ですか?」
「ん~~?」
龍が振り向くと「ヒィッ!」って悲鳴を上げてくる。
……そこまで怖いか?まぁ龍、ドンマイ
「よっ、久しぶり。邪魔してる」
「にしてもあんた、男の前でその恰好はやめなさい」
「え、あ、一夏さん!?に、鈴さん………ってキャ!!」
俺が挨拶して、鈴は蘭の格好を注意する。確かにラフな格好してるな。
長い髪は後ろでクリップを挟んだだけで、ショートパンツにタンクトップの服装。
IS学園の女子も寮ではこんな感じ……というか、薄着とかばっかでな。
俺はこういうのには慣れたっていうかなんて言うか……
でも、胸元が開いて気になることはあるぞ。
あ、いやらしい気持ちはないからな!!
「き、来てたんですか……それよりこの男性は……」
「あ、紹介する。学園で唯一の男友達の龍だ」
「パリポリ……よろしく~」
「は、はい………五反田 蘭です……」
顔だけ覗かせながら龍を見る。
……俺の時もそうだけど、蘭て男が苦手だったけ?
「んで、忘れてたけど昼飯どうすんの?一夏っち」
龍が立ち上がりながら聞いてきた。にしても、
こうやって俺が座ってこいつが立つと、見上げなきゃいけないから首痛くなるんだよな……
「あ、あの……よかったら一夏さんたちもどうぞ………」
「え、ああ。ありがとな」
「…Thanks」
「あたしも貰うわね」
「は、はい…………鈴さん………」
あれ?なんか鈴と蘭の間に火花が見えるような………
疲れてるのか?
そんなことを考えると、俺の肩に龍と弾が手を置く。
「「安心して(しろ)……俺も見えるから」」
どうやら二人にも見えたらしい。
あの二人、なんか喧嘩になるようなことしたっけ?
「「………はぁ」」
俺の顔を見た二人は溜息を吐く。
なんだ?何かあったのか?
「………ダンダン、一夏っちって苦労かけられるね」
「同感だ……これからは俺の代わりに頼むわ……龍とはいい友達になれそうだし」
「それも俺は同感……」
なんか俺の知らないうちに二人の仲が良くなってる。
弾は敬語使わなくなったし、龍も弾に渾名付けてるし。
まぁそれはいいことだしな。
~ side out ~
◇ ◇ ◇
~ 龍 side ~
「モグモグモグモグ、ゴクン………美味い」
「ああ。ここのは確かに美味いぜ」
俺たちは五反田家の経営してる食堂で昼飯食ってます。
一夏っち、ダンダン、蘭ちゃんは店の残り物ってことで『カボチャ煮定食』とかいう奴で、
俺と鈴っちは店主の厳さんに注文してもらったものを食べてる。
俺は一夏っちお勧めの『業火野菜炒め定食』、鈴っちは『麻婆豆腐定食』を頼んだ。
感想は………日本の店で美味いと思った料理ランキング6位辺りかな?
それぐらい美味い。どういう炒め方かな~?
今度来たら教えてもらおっかな。料理はできるし。
「そういば蘭、着替えたんだな。どっか出かける予定?」
「あっ、い、いえ、これはー、その、ですね……」
蘭ちゃんはさっきの格好と全然違う髪型と服装になってる。
髪は下してるし、服装も可愛いワンピース。
「あ、デート?」
「違います!!」
うわ、全力で否定した。
ん?………………あぁ、もしかして。俺は鈴っち寄って、小声で話してみる。
「ねぇ鈴っち、もしかして……」
「あんたの予想通りだと思うわよ……はぁ」
「鈴……頑張んな……」
なるほど、この
年下からも好意があるのか……はぁ、罪な奴………今度の模擬戦は
「んで一夏っちー、この後どうするのー?」
「う~ん……ゲーセンにでも行くか?」
「そうだな。うちには四人で遊ぶものって少なかったからな~」
「近くにあるしいいんじゃない?」
「そんじゃ飯食ったらLet's go~~」
てなわけで、
(ここからは音声と勝負内容のみでお楽しみくださいby作者)
エアホッケー 一夏&鈴VS弾&龍 20ポイント先取ルール
「それ」
「うぉ!?あぶね!!」
「俺がもういっちょ……ってあれ?」
「ダンダン……空振りして自滅しちゃってるよ」
「何ぃ!!?」
「弾、相変わらずエアホッケー苦手だな」
「一夏!!余計なこと言うなよ!!」
「お返し~」
「ちょっ!!早いわよ龍!!」
「油断大敵」
「にぃ~~~~、一夏!!あたしが決めるわ!!」
「おう!行けぇ鈴!!」
勝負結果 20対18、勝者:一夏&鈴
ガンシューティング 一夏&龍VS鈴&弾
「一夏っち~、ちゃんと狙ってよ~」
「これでも必死でやってるわ!!」
「あ、また外してる。ISだけじゃなくゲームもだめなの……?」
「ぐぅぅ!今に見てろよ!!」
「ほらほらほら!!」
「鈴!!俺にも当たってる!当たってる!!」
「関係ないわよ!!」
「味方だろうが!!」
勝負結果 363684ポイント対347468ポイント、勝者:一夏&龍
ダンスゲーム 鈴VS一夏 (龍たちは休憩)
「そ、そこ、くぅ!!なんで外れるのよ!?」
「よ、ほ、おっと!」
「ガンバ~鈴っち~」
「一夏!!なんでうまくなってんだよ!!」
勝負結果 46987ポイント対45821ポイント、勝者:鈴
太○の達人 レベル:鬼 龍VS弾 (一夏たちは休憩)
「うぉらららららららら!!連打連打ぁ!!」
「あ、100コンボ」
「なにぃ!?ってしまった!!」
「弾、集中しなさいよ!!」
「龍は……うまいな~。150コンボ超えてやがる」
勝負結果 400000点(フルコンボ)対369800点 勝者:龍
バスケットシュート勝負 各人25本 鈴&龍VS一夏&弾
「ヒュっとな」
「またかよ!!」
「龍は20回連続ゴールだな」
「負けられるか!!一夏!」
「おう!」
「これでとどめ!!」
「鈴っち……外してるよ」
勝負結果 38ゴール対24ゴール 勝者:鈴&龍
◇ ◇ ◇
「はぁ~~楽しかった~~」
「えぇ、そうね~~(ニヤニヤ」
俺らは殆どのゲームをやって、今はジュース買って休憩中。
ちなみに総合的に敗けていたダンダンと一夏っちの奢りで。
「お、もうこんな時間か。そろそろ帰らないと門限間に合わないぞ」
一夏っちが時計を確認して俺も腕時計を見たら、確かに電車の時間を考えるとそろそろいいぐらいの時間だった。
「んじゃさ、最後にアレ撮ってかない?」
「「「アレ?」」」
鈴っちが指さしたのはプリクラだった。
「あー、記念にいいかもな」
「確かに、俺たち三人で撮ったのも随分前だったはずだしな」
「……とりあえず行こっか」
俺らはプリクラの中に入って、並ぶ。
一夏っちとダンダンが肩を組んで、鈴っちがその間に入る。んで、俺が一番から一夏っちとダンダンの頭の上に顎を乗せる感じで前に寄りかかるっていう構図。
「んじゃ、撮るわよ」
鈴っちが操作してカウントダウンに入る。
3・・・2・・・1・・・カシャッ
まず一回。んで、もう一度やるけど……あ、そうだ。
「二枚目行くわよー」
3・・・2・・・1・『ふにゅっ』「「ほがっ!!?」」カシャッ
「撮~れた」
え?何したかって?
一夏っちとダンダンの口を横から引っ張っただけだよ?
「龍!何すんだよ!!」
「ちょっと御茶目な
「お前みたいな奴が御茶目っていうと違和感とんでもないぞ」
むっ、失礼な奴だな。
ちょっとダンダンをジト目で見る俺は悪くないはず……
「はい、できたわよ」
「ほいよ」
「サンキュー」
「Thanks」
一夏っち、ダンダン、俺の順で鈴っちから貰っていく。
あ~、楽しかった。すると一夏っちが
「なぁ、また今度この四人で遊びにいかねぇ?」
突然そういってきた。………ふぅ~~ん。
「いいんじゃない?」
「なら次どこ行くか……」
「あたしはカラオケ!!」
「それだと鈴がマイク握りっぱなしるするだろ」
「弾や一夏が歌うよりマシじゃない!!」
「ま、今度考えとこっか………」
「そうだな。それと龍」
「ん、何?」
ダンダンが俺に話しかけてきた。何だろ?
「お前と会えてよかったよ。これからも――「友達でいいよ。ほい」おう」
俺とダンダンは握手して友人としえ認め合った。
「んじゃ、ここからうちと駅って逆だからな」
「じゃあここで解散だな」
今日、俺に新しい友達ができた。小さいけど、大きな思い出、
俺ら四人が笑った顔をしてるプリクラと一緒に
~ side out ~
どうでしたでしょう……
こういった回は初めて書くので不安ですが、感想とかが聞きたいですね。
来週は用事で更新できません。すいません。
それでは