~ 龍 side ~
俺は村崎時 龍。お菓子大好き人間。
苗字が珍しいと思ってるだろうけど、まず俺は日本人じゃないよ?
いや、正確には半分日本人でもう半分がアメリカ人なんだ。
要するにハーフ。
本名は答えんの面倒だから設定見て。
(ちゃんと言えよ!!by作者)
~ side out ~
4月下旬
龍はIS学園の校門に来ていた。
「・・・・・・・・・・めんどくなってきた」
いきなりそういうが、龍はドが付くほどの面倒くさがりなのだ。
しかし龍は興味を持つ、面白そう、ということが行動理由でもある。
IS学園には自分と同い年でISを動かせる男子が来た。
というのが面白くなりそうだと思った理由だった。
念のため説明しておこう。
IS、通称インフィニット・ストラトス。宇宙での活動を目的としたパワードスーツ。
現存の兵器では足元にも及ばない性能を持つため、兵器として各国の軍での使用がされている。
しかし兵器としてではなく、相手のISに一定のダメージを与えてHPのようなものを0にさせる
ことで勝つといういわばゲーム。いや、スポーツとしての使用が主となっている。
だが、なぜかISは女性にしか扱えない。故に社会は女尊男卑となっている。
そんな中現れたのが織斑一夏と村崎時龍であった。
龍は一夏よりも先にISを動かせることがわかっていたが、あえて発表しなかった。
そして一夏が扱えるとわかったため、面白半分でこの学園、IS専用の学び舎。IS学園に来た。
「う~~~ん。どこにいるのかな~~~~~?」
校門に迎えが来るから制服を着て待っていろと言われたため待っている。
しかし約束の時間にギリギリで来ているため、すでに迎えは来ているものだという考えに対して、
まだ来ていなかったのだ。
「・・・・・・・・・ん~~~~?」
校舎の方から人影が一つ。黒いスーツを着こなした女性が来た。おそらく迎えなのだろう。
「すまない。待たせたな・・・・・聞くが、貴様が村崎時か?」
迎えのようだ。
「はいそうで~~~す。村崎時 龍です。よろしくお願いしますね~~
間延びした言い方で女性に、いや、世界最強のIS乗りに自己紹介した。
「ここでは織斑先生と呼べ。それと、教師に対してその喋り方はやめろ。
―――時間も押している。教室に行くぞ」
「了解です」
はいと答えると伸びてしまう癖があるため、龍はそう答えた。
「さて村崎時。お前のことは束から聞いている。だがあいつはどんな奴なのかというだけで、
他は何も話さなかったからな。放課後、一年の寮長室に来い。
そこでお前の素性などを話してもらう」
「・・・・・・・了解です」
やや早歩きで移動しながら、渋々承諾した。
「あの~~~。俺のクラスってどこですか?おそらく織斑一夏と同じだと思いますけど」
「そうだ。別のクラスだといろいろと面倒だからそのような処置を執らせてもらった。
それと言葉を伸ばすな」
「やっぱりですか・・・・ちなみに席は最後列ですよね?」
「なぜそんなことを聞く?」
・・・・・俺を見たらわかるでしょうに。
「・・・・・・俺の身長教えましょうか?」
「・・・・・・そういうことか・・心配するな。最後列の・・・・ハズだ」
100%覚えてはいなかったようだ。
移動中に簡単な質問や注意事項を聞きながら教室前に着いた。
が
教室前にはツインテールの女子が1人いて、千冬たちは入れなかった。
「はぁ。少し待ってろ。合図したら入って来い」
千冬が溜め息をしながら教室の扉の前に立ち
《バシィィィィィンッッ!!!!》
「
出席簿による制裁をツインテール女子に行った。
「おい」
「何よ!!」
ツイテ女子(ツインテールの女子)は振り返って文句を言おうとしたが
「ち、千冬さん……」
「SHRの時間だ。早く教室に戻れ」
「は、はい!!一夏!!逃げないでよね!!」
千冬の言葉に恐怖して脱兎のごとく教室を出た。
「!!?」
もちろん教室の前には龍がいるためツイテ女子は驚くが、
止まっていたら千冬にまた何か言われると思い、自分の教室に行った。
「(・・・・・・・なんだ今の?・・・まぁいっか)」
龍は大して気にせずに教室前で立っていた。
~ 一夏 side ~
いってぇ・・・・・・・・・
俺は織斑一夏。世界で唯一、男のIS操縦者なんだ。
今さっき幼馴染の鈴って奴が教室に宣戦布告だとか言ってきていたんだけど、
俺の姉で担任の千冬姉が来てこの場は収まった
……………かと思ったんだけど、もう1人の幼馴染の箒とイギリスの代表候補生のセシリアが
俺に鈴のことを教えろって問い詰めてきたら、千冬姉お馴染みの出席簿アタックを喰らった。
無論、その中には俺もいたわけだ・・・・・・
にしても鈴が転校してきたのはホントにビックリしたな。
しかも中国の代表候補生にもなってるなんて。
「さて、授業等に関する連絡は以上だ。別の話に移る」
ん?別の話?
俺だけでなく他の皆も?マークが頭に浮かんでいた。
「貴様らは2組に転校生が来たといっていたが、うちのクラスにも1人来た」
『え』
『えええぇぇぇぇぇぇっっっ!!!!!』
耳を塞いでたけど・・・・・・マジで声でかいな。隣のクラスに迷惑だぞ?
「静かにしろ!!」
シンッ
一瞬で皆黙った。さすが鬼教官と呼ばれてる千冬姉だ。
「織斑。放課後生徒指導室に来い。私に不名誉な考えをしたようだからな」
・・・・・・なんで人の心が読めるんだよ・・
「さて、入って来い」
にしても転校生か……仲良くなれるかな?
《プシュ》←スライド式のためこの音
教室の扉が開く音がする。
《ガンッ!》
「いった~~~~~~~~~い」
『!!!??』
扉から入ってきたのは………
「・・・・・・やっぱ低いよ、ここの扉」
でっかい男・・・・・・
てかマジでデカ!!2mあると思う……
「挨拶しろ」
「了解。村崎時 龍で~~~す。あ、間違われやすいけど苗字は色の紫じゃないよ?
villageの村に長崎県の崎だからね~~~?好きな食べ物はお菓子。趣味はバスケと機械弄りだよ。
それと身長は211cmね~~~~。聞きたいことがあったら遠慮なくどうぞ~~。
これからよろしく~~~~」
千冬姉に言われて、言葉を伸ばしながら自己紹介する。
てか2m軽く越えてんのかよ!!?でかいわけだ。
「え?龍ってもしかして……それにあの身長に髪の色………」
自己紹介が終わるとクラスメイトの………Aさんが何か呟いていた。
髪の色?確かに村崎時は紫の髪で所々に紺色が混ざってるけど、なんだろう?
「も、もしかして………リュウ・パープルタイムさん……ですか?」
パ、パープルタイム?あのお菓子会社のことか?
「あれ~~~~?俺のこと知ってるの~~~?つまりアメリカ人?」
「は、はい!!私、大ファンなんです!!お会いできて光栄です!!あ、あの………」
鞄から色紙とペンを出して
「サインください!!あと握手してください!!」
お辞儀をしながら差し出した。
「ん、いいよ」
色紙とペンを持ち、素早く書いて握手する。
早っ!!
「はい」
「あ、ありがとうございます!!うちの家宝にします!!」
「え、え~~っと、有名人なの?」
すると他の人も不思議に思い、Aさんに聞いてみた
「この人は……アメリカのプロバスケット最年少選手のリュウ・パープルタイムさんだよ!!」
『・・・・・・・・・え』
『ええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっ!!!!!』
さっきよりうるさいけど、俺も叫びながら驚いた。
だってプロのバスケットボール選手が目の前にいるんだぜ!?
「あとアメリカ人でない方に言っておきます」
((((まだなんかあるのか!?))))
俺とクラスの皆の考えていることが一致していた。
「俺はお菓子会社、パープルタイム社の社長とメインテストパイロットで~~す。
パープルタイムは俺の苗字だからわかるよねぇ~~~」
『ええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっ!!!!!』
パープルタイム社………ISのシェアが世界第一位で、世界一のお菓子会社じゃねぇか!!
俺もお菓子会社なのは知ってたけど、IS企業なのはここで最近知ったことだし、
ていうか!!
『社長!!!??』
滅茶苦茶ビップじゃねぇか!!
この日、俺のクラスに鈴よりとんでもない人が来た……
~ side out ~
その後、このことは他言無用にするようにといわれ、
『もしも言ったら……捻り潰すからね?』
《グシャッ》と、椅子が潰れた。
しかも片手で潰されていた。
一夏たちはその光景が恐ろしかったのか、何度も首を縦に振った。
HR後は質問攻めが面倒なので、髪を渡して
『聞きたいことがあったらそこに書いて。明日、返答のプリント張っとくから』
といわれて、渡された紙に女子たちが集まって来た。
それも猛スピードで。
そして一、二時間目の授業後
「は、はじめまして」
「やっふ~~~~~~。一夏っち~~~~」
龍の席に一夏がやってきた。
「い、一夏っち?」
「Ye~~~~~s。とりあえずさっきも自己紹介したけど改めて。村崎時 龍だよ~~~~。
呼び方は好きにどうぞ~~。あと、畏まらなくていいよ。敬語も別にいいからね~~~~」
「あ、ああわかった。俺は織斑一夏。……さっきの呼び方でもいいよ。まあ、男同士、仲良くしようぜ」
「オッケ~~~~~~~」
ガシッ
そして2人は握手した。
駄文ですいません・・・・・
今日はもう一話出します。