アーセナルで往く傭兵生活inキヴォトス   作:六角ランチ

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設定的には
デモエク無印のアーセナルがヘビーアーマー。
デモエクTSのアーセナルが通常アーマー。

武器の威力はキヴォトスと大差無いものとします。
コロコロ変わる可能性もありますが、何卒……


これが世紀末か……大して変わんねぇな

 

目が覚める。身体中が痛い。

 

この嫌な冷たさも癪に障る。不快感の正体を確かめようと、起き上がったところでハッと正気に戻った。

 

「いや俺、オーダー中じゃね……?」

 

そうだ。確かスカイユニオンからのオーダーで大型イモータル*1の撃破オーダーに行って……。

 

「そうだ、撃墜されたんだ。」

 

あのバカデカいブレードで一刀両断だ。思い出した。

 

でもこの記憶が正しいのなら何故俺はここにいるのだろうか?コックピットにめり込む青い光は目視したし、間違いなく即死だと思うんだが?

少しでも情報を集めるべく、起き上がって辺りを見渡す。

 

するとそこには、ベースでも見慣れた自分の愛機達の姿であった。

 

つまりはあそこから奇跡でも起きて逆転または撤退し、その時に俺も回収され、たまたま生存していたという事だろうか?

 

いや、ありえないだろ。

 

まだこの認識で確定させるには情報が少な過ぎる。

 

というか、よく見ればここ研究室的な感じじゃないだろうか?なんか遠くのテーブルに薬品とかフラスコ置いてあるし。

 

「にしても、クラスデータに覚えさせてたコたちがズラっと並んでる。フォーが手配してくれたのかな?にしても親切すぎるが……まぁこの際有り難く使わせて貰おう。」

 

俺のアーセナルは無事、俺の服装も推定死亡時前のものと変わらない。んん…。転生とかか……?でもな、俺も不死隊の所みたいにトンデモ技術で復活したかもしれない。……いや破壊されてたわウロボロスの塔。

 

というかここ地下室なのか?階段あるし、如何にもっぽい見た目だぞ。ここは階段を登って更に情報を集めるか。

 

コツ…コツ…コツ…。

 

「!!」

 

足音だ。誰かが降りてくる。

 

俺は直ぐにでもアーセナルに乗れる位置へと戻り、階段の方をじっと見つめる。

 

やがて姿を現したのは、全身黒い人間だった。

 

いや、あれを人間と言えるか怪しいが。

 

なんで頭らしきところに亀裂走ってさらに光が漏れだしてるんだよどう考えても人外だわ。

 

「おや?目覚ましか。ククッ、そう身構えないで下さいよ。アルファさん。」

 

「お前、何故俺の名を……いや、今はいい。ここは何処でお前は誰なんだ?答えなくば殺す。」

 

「えぇ、言われずとも答えますとも。ここはキヴォトス。数千の学園からなる学園都市で、貴方のいたオーヴァルリンクとは異なる世界です。」

 

キヴォトス……?確かに聞いたこともない都市だ。それに、ここがオーヴァルリンクでは無いと言うことは、やはり転生で間違いなかった。

 

「ありがとう。それで、お前は?」

 

「私は黒服。ゲマトリアに属す者です。」

 

「そうか。まぁ、名前も出身も知ってるなら意味は無いだろうが、俺はアルファ、無所属の傭兵だ。」

 

黒服はこちらに一礼したあと、丁寧に何も知らない俺にこのキヴォトスのことを教えてもらった。

 

まず、俺はたしかイモータルに殺された事。

 

そして、黒服たちゲマトリアという組織の実験の成果がここにいる俺とこのアーセナル達であること。

 

このキヴォトスでは、生徒たちが政治をしていて、超が付く銃社会であり、銃を持たずに歩くのは裸であるく人間よりも珍しいということ。

 

生徒たちは、みなヘイローというものを持っていて、肉体強度が高いとの事。

 

「で?俺をここに呼び出して何がしたいんだ?」

 

「あぁ、その説明がまだてしたね。」

 

やけに仰々しく宣う黒服。こいつマッドサイエンティストとかじゃねぇの?大丈夫?俺めちゃくちゃ人体実験されるとかじゃない?

 

「貴方がこのキヴォトスでどのような影響を与えるか、それによる神秘の反応などを検証したいからです。」

 

「???」

 

え、俺今から人生ずっとモニタリングされる感じ?プライバシーは焼却済みかな?よっしゃフリーオーダーだ目の前のカスを殺すぞ!

 

「まぁまぁ落ち着いて。貴方の行動を監視するというよりは、貴方が接触した生徒の神秘を観測するという形なので、安心してください。」

 

ほなええかぁ……。

 

 

 

「ってなんでサラッと心読んでんだよ。」

 

「クックックッ……」

 

あ、誤魔化した。こいつ人間味あるな。普通に頭のおかしいマッドサイエンティストだと思ってたけど。

 

「あ、最後に1つ。」

 

「はい?」

 

「貴方のその愛機は、念じれば呼び出せるようにしておきました。では、よい人生を」

 

おおう。中々便利な改造してくれたじゃん。他にしてること無いよね?

 

「まぁ、ここでぐうたらしててもなんもないし、何してくるか分からないしなぁ。取り敢えず外出るか。」

 

階段を登り、誰もいない民家の中に出てから、扉を開くと、快音が耳を鳴らした。

 

ダァン!!

 

銃声だ。そういや銃社会とは言ってたけどさ。んな気軽に発砲する事ある??

 

早速アーセナル乗ってお礼しようかなとか考えてたら、今度は叫び声が耳に入り込んだ。

 

"そこの君!危ないから逃げて!"

 

…お。

 

あれが黒服の言ってた先生ってやつ?なんかすげぇ草臥れた顔だな。*2

 

「心配あざす。ま、自分の心配した方がいいと思うけどね」

 

"!?いつの間に…!"

 

「せ、先生ッ!」

 

黒服から念の為と渡された拳銃を片手に、素早く先生の背後を取り、銃口を突きつける。黒髪のめちゃくちゃデカい羽が生えた生徒が駆けてくる。まぁ、レッドウォーカーよりは速いな。

 

「冗談だよ。目の前のに集中しろって」

 

「ど、どの口が……!」

 

"えっと…君は誰かな?見たところ生徒じゃ無さそうだけど"

 

「うん。正解。つか、ヘイローねぇし俺」

 

えこの御二方ちょっとビックリしすぎじゃない?気付かない事ある?

 

 

 

「い、今だ!指揮が来ないうちに押し返せ!」

 

"あっまずい"

 

「いでっ」

 

至近距離でショットガンをパなすとは中々イカれてるじゃないの。売られた喧嘩は買わねぇとなぁ!!喰らえ正義のアウターパンチ!

 

「いて」

 

「これでお互い様な。殺す」

 

"…………?……???"

 

おや、先生殿。どうしたのかなそんな化け物見たような顔して。ドレイクさん直伝のビンタ喰らっとく?

 

"えっ、怪我してない?ショットガンモロに喰らってたけど。ヘイローも無しに"

 

「俺5回までは何やられても死なんし」

 

"それは…すごいね…"

 

さて、おあいこにしたとしても、ここで先生が怪我、下手したら死んだとして、いい気分はしない。夢見が悪くなったら嫌だしな?

 

「よし、決めた。」

 

"え?何を?"

 

「今から先生。あんたの味方をしてやるぜ」

 

こい!俺の相棒!!レゾ───

 

《現在、傭兵名アルファのアウター能力は制限されています。よって、現在使用可能なアーセナルは、ホットシュナイドのみです》

 

はぁ????

*1
リベリオン。ゼルクロアを除き前作であるデモンエクスマキナにて唯一の人形。クソデカブレードとカトンボミサイルと体当たりで戦ってくる。単純に硬い

*2
便利屋先生





【ホットシュナイド】
HEAD エクスプローラー
BODY エクスプローラー
ARM エクスプローラー
LEG エクスプローラー

left Weapon ゴールデンドーン
right Weapon カルンウェナン
shoulder Weapon ニライカナイ
Aug トラップマイン

セットスキル
【リペアショット】【連続突き】【ステルス迷彩】
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