【2年生編開始】新入生のみなさん!よう実ラジオのお時間です!   作:やさかみ

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明日にだそうと思ってたけど、前話が誤投稿で見たことある人は見たことある内容だったからそんな人でも新鮮味を感じれるように今日出すゼェ。在庫が減っていくゼェ。
前回千尋ちゃんの名前を何を狂ったか千歳としていた。猛省。


良かれと思ってやりました。

 須藤暴行事件対策。自分は前回の3と4の案を実行することとした。

 まず、カメラをしかけるためにも自分は理科特別棟を調査している。奴らがどこで暴行を行うのかポイントを絞り込むためである。

 事前知識として、アニメでは夕焼けが見える窓がありその前で行っていたこと。佐倉がバレないように写真を撮影できるような場所があるところ。あと3階。原作通りの場所でやるとは限らないので調整も必要となる。

 

 自分の現在ポイントは月も変わって得た17000ポイントを含め、67000ポイント。そのうち2万2000ポイントを使い監視カメラを4つ、盗聴器一つに発信機を一つ手に入れた。無論、警告の意味も有したわかりやすい監視カメラではない。あと、盗聴器を買ったのは今回に使うだけでなく今後も使いたいので買った。本人につけるようではない。

 そんな買い物をしたので現所持ポイントは45000。よう実ラジオをするには少しばかり足りない。龍園くんが知りたがってた学校がどのように動くかについての情報を教えてあげようと思っていたのに。原稿だって作ったというのに。こんなことなら綾小路に10000ポイント渡さなければよかった。

 

 元から持っていた監視カメラ含めて5つ。理科特別棟は廊下がいくつかの直線で構成されるよくある校舎なので、とりあえず、直線の端っこに設置すればその直線の様子を捉えることはできる。問題はそれでは遠すぎたりして参考にはなっても決定的な証拠たり得ないことだが。音声だって取れない。

 とりあえず、原作から乖離が起こっても3階である可能性はそこそこに高い。なぜなら、人通りが1番少ないから。よって、そこを中心に設置する。もっとも、原作乖離で理科特別棟以外でやられたらこの行動は無に帰るのだが。

 ひとまずは特別棟の入り口付近に一つ。そして階段に一つ。次に夕焼けが見える窓に面している3階の直線の両端も。あと一つは他の直線。これを事件が起こる6月末に設置する。早く設置しすぎて誰かにバレても嫌なのだ。このどれかに写ってくれていればいいのだが。あと、アニメで見た現場には盗聴器も設置しておく。

 発信機は、もしも事件の日がずれた時のため、早いうちに須藤の靴にでも仕込んでおく。プールの授業とかになら好き勝手設置できる。監視カメラのない地帯に近づけばこちらへとメッセージが届くようにしてある。

 なお、機材などについては博士こと外村に極秘任務で教えて欲しいんだけど、と言って色々聞いた。報酬は使い終わったカメラ一つである。

 

 

 そして時も流れ、放課後の発信機にはたまに反応があり無駄足こき、そして放課後須藤の動きに注視し、理科特別棟付近で過ごしていた6月末。

 事件は起こった。

 

 バレないように須藤が階段を登り切ったあとに自分も登り始める。そして、スマホの録画機能を起動する。バレないようにここから先には行けないが、微かに口喧嘩のようなものが微かに聞こえてきていた。あの位置ならば盗聴器で音声は取れているはずである。たいして原作知識の変わらない場所にいてくれたようで助かった。

 そして、それの撮影をそのまま続け、Cクラスの3人が逃げるかのようにこちらにきたので自分は足音を立てないように駆け降りる。そして、そのまま外に出て近くの茂みに潜む。

 

 3人が出ていって、須藤も出ていく。佐倉さんが出て行く気配はなく、このままではカメラの回収する前に寮の門限が来てしまう。もしかしたら佐倉さんは今回きていないのだろうか。どちらかわからず、仕方ないのでちょうど転がっていた紙袋を被り、もしも鉢合わせた時に自分とバレないように校内に入る。完全なる不審者でしかない。

 

 カメラの回収は順調に済み、なかなか佐倉とも遭遇しない。もしかして本当にいなかったのだろうか。だとしたらやることが増えてしまう。

 そう考えて回収していれば、ひっ、という声と逃げ足のような声がした。なんの音だと振り返ればその声の正体、すなわち佐倉さんがいて逃げていた。夜の誰もいない校舎に紙袋を被った人がいればそりゃ逃げるか。

 不審者相手には正しい対応だが、女の子に逃げられるのは普通にショックであり、しょんぼりしながら寮に帰ることとした。

 

 

 

 

 

 ――――――

 

 

 

 月が変わったのにポイントが振込まれておらず、一之瀬…帆波さんから連絡がくる。すぐに呼び方を考えるのは難しいようだ。

 連絡の内容は振込まれておらず、流石にないとは思うがBクラスのクラスポイントが0になったのではないかと不安になり他クラスの自分にも聞いてきたようだ。自分も0と言ったら彼女は安堵の息を漏らす。

 

 

 学校につけば既に須藤についての噂が少し聞こえた。紙袋の不審者の噂はないことに安堵の息を漏らす。

 

 そのまま机に座り、綾小路にポイント振り込まれた〜と話かけ、振り込まれてないと返される。そのまま茶柱先生が入室してきて、今回何があったかについて教えられた。その後は須藤の事件に対する目撃者がいないかと櫛田がクラスの皆に聞くが、しかし皆知らぬ存ぜぬでいいはしない。佐倉さんは下を向いている。あの様子ならちゃんと見ていただろうし安心である。少し恐怖が混じっている気がする。紙袋マンがそんなに怖かったのだろうか。まあ、佐倉さんが原作通りに見たのなら自分が何かをする必要性はない。原作乖離が潜んでいてはいけないので多少乖離がないかを探し続けるが。

 

 

 その後は須藤を救おうの会に自分も参加していた。参加させられていた。だってあの勉強メンバーに所属してたのだから、ここで自分だけ参加しないなんて言ったら印象だだ下がりだ。自分が情報を持っていることは顔にも口にも出さないようにする。

 あーだこーだ話をし、結局何も思い浮かばずにいると堀北さんがやってくる。すぐに帰ろうとする堀北さんを迎え入れ、堀北さんにより佐倉さんが知っている可能性を告げられた。あの事件の目撃者を募っている時に何か後ろめたそうに俯いていたと。その日はまた少し話をして解散となった。

 

 

 佐倉さんが転んだりしてるのを教室から眺め、綾小路、櫛田、佐倉さんの3人でカメラの修理に向かったことを確認した。

 

 原作通りに進んでいることを確信し腕を伸ばす。証拠を持っているのに出さないことに罪悪感は感じるが、彼女が持つ証拠や綾小路と堀北の実はこの特別棟にもカメラは仕掛けられているとハッタリをかますのを待つばかりである。

 帆波さんが心配そうにしているので解決に向かいそうと言えば、私たち、役にたてなかったねと卑下しだす。他クラスからの心象が最悪になっている中。Bクラスだけでもこちらに味方してくれていたのは十分ありがたかったと言ってフォローをしておく。

 

 

 

 そして、そのまま裁判が始まった。須藤に盗聴器を仕掛け、裁判風景を聞きながら校舎をぶらつく。自分の知る通りに裁判は進んでおり、これは勝ったな。と確信していた。目撃者として佐倉さんが入ってきて証言するが、証拠もなしにその証言を信頼することはできないと言われている。自分はCクラス坂本先生に対し、残念ながら証拠はあるんだよと内心思っていた。しかし

 

『証拠は、ありま、した。ですが、今はまだ、ない、です』

 

 衝撃な言葉が聞こえた。証拠が今はまだない?そんな馬鹿な。彼女は現場にいて、写真を撮って、修理をしに行ったはず。ほぼ確実に情報はあるはずなのだ。なのにどうして。

 裁判の中でもよくわからない、どういうことだと詰められている。続く音声では、紙袋の不審者に遭遇し、いてもたってもいられずに逃げていたら、証拠の入ったカメラを壊してしまい、修理に出した。カメラ自体は治ったが、データが保存してあるカードは破損したままだったので、業者に頼んで修復してもらう必要がある。

 とのことだった。SDカードの差し込み部分が壊れたとかだろうか?

 

 どんなぶつけ方したら内部のカードが壊れるんだと思う。というか、紙袋の不審者って明らかに自分じゃねえか。原作乖離に保険を用意するどころか自分自身の行動によって原作と佐倉さんのカメラ壊してるじゃねえか。

 

 裁判の音声の中では、修復が完了するまで待ってくれないかと交渉する様子と流石に待てないという様子が繰り広げられている。

 まずいと頭を抱え、どうすべきかと思考する。このままでは審議を先延ばしにすることもできずに、譲歩もなしに完全敗北してしまう。最悪のケースだ。

 自分はなんとかできないかと思考し、現場にいる生徒会長に証拠のデータを送る。反応なし。堀北や綾小路にも送るが反応なし。おそらく裁判に参加している人は証拠がない限りは電源を切るようにしているのだろう。ならばどうすべきかと思考を回す。自分のやったことが露見することを恐れずに裁判所に突っ込むか?いや、ここからじゃ遠すぎる。あとこの裁判がどれだけ続くかわからない。

 ならばどうする。裁判の参加者にはつながらない。証言者の佐倉さんのにはつながるかもしれないが連絡先がない。ならばその付近にいる生徒に証拠音声を送って裁判に参加してもらう。

 そう考えて連絡先を開く。自分の裁判に参加してない人の連絡先は3バカの2人に平田に帆波に櫛田に椎名さん。少なすぎる、綾小路に対して何も言えねえじゃねえか。とりあえず、今は自分はCクラスの椎名さんをのぞいての全員に、今どこにいるかを聞く。しかし、連絡がすぐに返ってきたのは帆波だけだった。場所は、自分以上に遠い。

 どうしたの?とも連絡が来ているが一旦無視する。そして、平田からも連絡が来る。場所は、自分があまり知らない場所だ。裁判所の近くかをすぐにスマホに保存してある地図を見て確認する。しかし、遠くであった。

 三馬鹿の2人からの連絡が返ってこない。これは詰みか、いや、自分が全力で走れば間に合うか。校則を破ったとクラスポイントが減ることになるが、廊下を走ってでも行った方がおそらくダメージは少ない。

 そう考えてスマホの地図を閉じようとした時、ある二つの文字列が目に入る。それを見た時、自分の脳内にはあることが浮かび、ある連絡先へと電話をかけた。




皆さんは夜の校舎で紙袋マンに遭遇したら逃げます?私は逃げます。

あと、誤字報告助かります。自分で読み返してもなかなか気づかないものですね。自分でも読み返して確かめます。

次回、人によっては楽しみに待ってくれてるあのっ

おまけではどのルートが好き?

  • Cクラス
  • Bクラス
  • Aクラス
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