【2年生編開始】新入生のみなさん!よう実ラジオのお時間です!   作:やさかみ

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迷走注意報。
説明しよう!迷走注意報とは、プロットもなしに書いた結果内容がよくわからなくなっている現象のことである!

迷走中なので7時半に投稿できるかは不明


原作知識

 昼休みを終え、残り自分が出るものはないと待機する。

 1200メートルリレーでは代走が必要なのは変わらず二人で、それぞれ櫛田と清隆が変わることとなる。

 

 そして、そのままの流れで清隆が会長と同時にスタートし、前走者がこけた結果会長の勝利で終わった。

 清隆の周囲に人が集まることを見越してひと足先に外に出てぬるいスポーツドリンクの入ったペットボトルとタオルを投げ渡す。

 ぬるいからまずいと文句を言われるが、動いたすぐ後に冷たいのはあんま良くない我慢しろと言う。本人もわかっているだろうに。

 その後は清隆の周りにクラスメイトが集まり、そこから押し出される。

 

 会長との清隆の走り、おそらくはまだ全力ではない。自分が今本気で走ったところであれの9割も出すことはできないだろう。清隆はやはり遠い存在であることを再認識した。

 

 これにて、体育祭は終わりである。

 結果は原作と変わらず、坂柳、帆波クラスメイト-50クラスポイント。龍園堀北クラスポイント−100。

 

 帆波Aクラス 1081→1031

 坂柳Bクラス 834→784

 龍園Cクラス 764→664

 堀北Dクラス 500→400

 

 クラス順変動はなし。

 

 体育祭は終わったと清隆に打ち上げ行こうぜーと言っていればそこに須藤が参加。流れで他の3バカも参加。清隆がいるからか堀北さんも参加。

 いつもの勉強会メンバーでの打ち上げになりそうだなと思っていれば最後の清隆の活躍のせいかその後もあれやあれやと人数が増加。

 急にこんな大人数の予約を取ることはできないと言うことになり明後日となった。一応、発案者である自分だが、なぜか発案者は平田であることになっていた。

 ちなみに、明後日、自分には予定があるのでいけない。

 

 みんなが打ち上げにいく中、自分が主催者なのにいけないという悔しい思いを抱きながら、しかしそちらの予定が先約なのだから仕方ないと割り切る。しかし、それでも整理しきれないそんな思いを期限切れ間近の会長も交えてカラオケにぶつけた。

 

 

――――――――――

 

 

 会長がなんかそれっぽいことを言い、生徒会長の座を南雲に明け渡して実力主義であることを明言した。

 なぜか実力至上主義の教室という言葉を使っていた。気に入ったのだろうか。

 

 特段何かイベントがあるということもなく、平穏な日々を送る。読者としてはめちゃくちゃイベント盛りだくさんであったが、生徒となってみれば予想外に平穏な学生生活を送れている。学生としてのイベントはあったが、原作イベントのような物語にするようなイベントはあまりなかった。

 体育祭が終わってからあったことを振り返る。生徒会長の交代は置いておいて、清隆とカラオケ3時間やったり、清隆と一緒にいるときに葛城に龍園の警告をされたり、打ち上げのかわりと帆波神崎白波さんに混じらせてもらったり、清隆と椎名さんで読書会をしたり、神崎にプールの借りを返すとバレーをして互いに握手をしたり、清隆と漫画技術を特訓したり、帆波と買い物に行ったり、清隆をゲーセンに連れてったり、清隆と勉強会で夏休みの課題同様の勝負をしたり、清隆に負けたり、清隆をサウナに連れ込んで介抱されたり。

 体育祭が終わってからも原作イベントも少しはあったが、基本普通に学生生活を堪能していた。自分の青春風景が清隆に埋め尽くされている気がする。

 これは清隆の自分に依存させようとする計画か?原作でも軽井沢とか依存させて道具にしてたし。清隆はお前に依存されるとか嫌だわ気持ち悪いと言っていた。

 

 

 そうこうして中間試験を終え、茶柱先生によりペーパーシャッフルの説明がなされた。

 ルールはこうだ、各クラスがテストの問題を作り、それを選択したりクジしたりで決めたクラスに問題を解かせる。個人ではなくペアの点数が退学かどうかを決め、ボーダーを下回れば双方どちらも退学。

 解かせる側と解いた側、その総合点を比べて勝ったクラスは50クラスポイントを相手から奪える。

 

 大体こんなルールだ。

 

 そのまま放課後となる。テスト作成するからと清隆は引き摺られて行った。中間テスト終わったら適当に遊ぶかと約束していたが、まぁ学校では個人の予定よりクラスの予定が優先されるべきなので文句は言えない。さらばだ清隆。

 

 暇な時間ができたのでとりあえず校舎を歩く。

 せっかく原作知識があるのにそれを使う機会がまたもやなさそうだと思考する。夜のプールでの出来事からは意図的に原作知識の依存から脱却するために使用を減らそうと思っていたのだがあまり使う機会がない。

 いやまぁ原作知識を使ってはいたのだが、体育祭でCクラスに漏れることを把握した上で身体能力テストで手を抜いたりとか。しかし、前のように大きな影響を与えることはしていない。

 理由はわかっている。最初の頃と違い、途中から清隆の掌の上でよう実の話は進む。原作知識はそれを前提としたものになってくるので、原作知識保有オリ主がいたところで他クラス所属でもなければ清隆に任しておくことが最適解なのだ。

 下手に自分が動いたところでクラスに損害を与えることにしかならない。以前の紙袋マン事変のように。何かないだろうか……

 こんな思考になっている時点で原作知識への依存や囚われからは抜け出せていないのだろう。無意識的に原作知識を基とした何かに縋ろうとしている。その必要がないにも関わらず。こちらが利用しているという意識ではなく、利用しなければという無意識が自分に存在している。

 今後、このことは考えなければならない。しかし、原作知識なんて摩訶不思議なものを凡人である自分が一人で考え続けて終わりはあるのだろうか。このことを考え続けていても意味がないのではないだろうか。

 原作知識に囚われて、それから脱しようとして、そもそもそうしようとしてる時点でもう無理なのではないだろうか。転生し、入学と共に思い出し、前世か今世の記憶の境も曖昧になり。原作知識は前世の記憶だとはっきりしているがそれ以外の記憶は今世の記憶なのだろうか前世の記憶なのだろうかわからない。強引に脳内に前世の記憶がぶち込まれ記憶の境界線が壊れてしまっている。前世の自分の記憶を詰めた風船を僕という容器に入れ、その入れた勢いで割れて、それで混ざってしまったのか。そもそも、この記憶を前世と思っているだけで実際は

 

「何考えてるんだろ。僕」

 

 気づけばベンチに座っており、ただ夕焼け紅に染まる空を見上げていた。

 強引に思考を中断したが、また何かをトリガーとして発動してしまいそうで。原作知識や前世今世の無限回廊にハマってしまいそうで。

 自分一人で思考していれば、また同じようになるだろう。

 

「誰か、相談できる相手はいないだろうか……清隆か」

「私じゃ、ダメかな?」

「!?」

 

 突然隣から声がして隣を見る。急だったのでどんな内容だったかは把握できなかったが、その声を発した人物は特定した。自分の座る隣には、ピンク髪をした少女、一之瀬帆波がいた。

 

「一体いつからそこに」

「え?えぇと、数分前から?なんだかずっとぼーっとしてたし、何回か声かけたけど反応なかったから大丈夫かなーってとりあえず隣に座ってたんだけど」

「なるほど。心配かけてごめん」

「あ、いいよ別に」

「そっか。ありがと」

 

 彼女に声をかけられ正常に戻ったおかげで完全に悩みから抜け出すことができた。思いついたことの善は急げと清隆の元に向かおうとする。

 

「ごめん清隆に用ができたから、いってく」

「ま、待って!」

 

 しかし、立ち上がった自分の手がなにか、彼女の手に包まれてその動きは止められる。

 

「その……その相談、私じゃダメかな?」

「え……」

「……その、無意識かもしれないけど、嶺二くんが相談できる相手を探してるって言葉を聞いちゃって。あと、清隆くんに相談しようってことも」

「あぁなるほど。大丈夫だよ。帆波さんに迷惑をかけるようなことじゃないから」

「あ、そ、そっか。ごめんね、出張っちゃって」

「ううん、自分が心配させちゃっただけだから。ばいばい」

「うん。またね」

「……」

「……」

 

 しかし、彼女は手を離さない。自分は彼女にそのことを指摘すると彼女は自分が手を離していなかったことに気付いたようで手を離そうとする。しかし、離し切る前にまた掴まれてしまう。

 

「どうしたの?」

「……ごめんね、嶺二くん。お願いがあるの」

「え、うん。なに?」

「私に、相談して欲しい」

「へ?」

「め、迷惑とかじゃなくて、あ、えっと、相談してって言われても私なんかにしたくないかもしれないけど、その、い、嫌なら、無理強いは、その、」

 

 彼女は何か少し焦っているように感じる。いや、実際に焦っている。いつもの帆波さんにしては言葉が決め切られていないし、普段の冷静さはどこへやら。

 

「その、まず落ち着いて?はい深呼吸」

「……すぅ、はぁ、すぅ、はぁ……うん。ごめんね、落ち着いた。」

「う、うん。」

「よしっ。嶺二くん。さっきも言ったけど、困ったことがあるのなら、私に相談して欲しいの。迷惑なんかに感じないし、友達に悩みがあるのなら聞いてあげたい。これまで助けられてきたから、今度は私が嶺二くんの助けになりたいの。男の子同士じゃないとダメとかなら、無理強いはしないけど、その、ダメかな?」

 

 彼女は無意識かも意識的にか上目遣いをしている。それが自身の心に抉り込んでくる。

 美少女に誠心誠意お願いをされ断り切れる男が……この学校には結構いるな。

 自分は思考する。彼女に相談しても良い内容なのか。下手に説明して、これまでの付き合いが壊れないだろうか。こんなことを言えるような関係なのだろうか。

 

「……人にあまり聞かれたくないから、ここじゃなくて……」

「!そ、そっか。えっと、前みたいに私の部屋、くる?」

「あ、うん。なら、お願い」

 

 断りきれずに自分は承諾してしまった。彼女が美少女だったからか、友達だったからか。ここで断って、清隆がもしも相談にのってくれなかったことを考えてなのか。




作者、気付いたんですよ。Dクラスで原作知識のある主人公描こうと思ったら、綾小路が掌の上で学校を回し始める後半になったら原作知識使うよりも綾小路に全部任せたほうがいいって。下手に原作知識使うと紙袋マンのときみまくかえって悪化するって。

これ思いっきりオリジナル展開につっこまんとしばらく原作のままに進んじまいそう、でも堀北とかの成長イベントは必要だし特別試験似ては出しにくい。かといってこのまま主人公は主人公で頑張って原作と何も変わらんじゃ展開として……言うことで主人公には転生とか原作知識について悩んでもらい時間を稼いでもらいます!(プロット書かない最低な作者ですみません

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