【2年生編開始】新入生のみなさん!よう実ラジオのお時間です!   作:やさかみ

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なんか夏休みまでのおまけのアンケートの一之瀬クラスルートがじわじわ伸びてる。


一之瀬クラスルート

おまけ 一之瀬クラスルート

 体育祭、一応仲間であるのだが、Dクラスに対して不正を行ったりしているCクラスを隆二ともに苦い顔をしながら眺める。それはそれとして棒に寄ってくるDクラスをウザい動きで近寄らせないようにする。隆二から頑張ってくれたところ悪いが動きが少し……と言われ、何度と聞き返せばキモイと返ってきたので飛び蹴りを決める。

 それはそれとして、普段あまり目立った動きをしない佐原が実力を発揮していることに驚く生徒が幾人か。あと隆二に飛び蹴りをかまして笑い合える関係であったことに驚く人もいたが、船上の男のバレー対決を観ていたものたちは納得する。

 途中の競技で佐原は清隆にまけて2位になりつつ、体育祭でクラスとしては勝利に終わる。しかし、赤組白組では負けたのでクラスポイントはBクラスと同様の50クラスポイントのマイナス。

 

 

 次はペーパーシャッフルとなり、相手はBクラス。

 無人島試験を得てAクラスとなった一之瀬クラス。しかし、差はたったの80なので、総合力を考えれば今回の特別試験によってすぐに抜かされてしまう可能性が高い。

 なので一之瀬隆二佐原で作戦会議を行う。小テストでメンバーを調整の話が出たが、そもそもBクラスにボーダーを下回る生徒がいないのでその話は流れる。結局、今回の試験は単純な学力がものを決めると結論づけられる。

 皆を信頼しているが、坂柳がどんなことをしてくるかがわからないということで星野宮先生には早い段階で自分たち3人以外からのテストを受け取っても受理しないように伝える。

 そして、勉強会をしたりしながら3人で問題を作成し、提出する。

 

 

 しかし、単純な素の学力により敗北。100ポイント奪われ、今回の試験で200のポイント差をつけられたことによりBクラスに戻る現在120ポイントの差。

 

 

 

 

 それはそれとして冬休みに入り、佐原は隆二を自室に呼び出す。

 以前、船上で話した一之瀬への誹謗中傷などの攻撃についての話と述べれば隆二は鋭い顔をする。佐原は体育祭のシステムやペーパーシャッフルのシステムについて、教師から説明がされる前にすでに一之瀬や隆二に対して言っていた。

 そのこともあり、今では佐原が言っていた三月までに2000万ポイントを用意しておく必要がある、ということにも真実性が増している。

 佐原の秘密の全ては明かされてはいないが、明かされた情報から隆二はある種の占いや予知の類と考えていた。実際、未来に起きうる試験の内容を述べられていたこともあり、その点に関しては信頼を寄せている。

 その上で、佐原は自分が知ることと違わない限りは確実に一之瀬さんへの誹謗中傷などが3学期に始まると述べる。

 隆二は悩む様子を見せ、続きを述べさせる。

 佐原はそんな誹謗中傷への一之瀬の対応、その結果平気そうな顔をしての裏での精神のすり減り、そしてそれによる免疫の低下や風邪の発症などを述べる。

 物語のように語られるそれを隆二は複雑な顔で聞き続ける。

 それの犯人は坂柳。そして、それに協力するのは南雲雅であることを説明する。

 そして、一之瀬さんのある種のトラウマが相手に利用されるということを。

 別に、今やらなくとも、誹謗中傷が始まってから一之瀬さんを立ち直らせる奴はいるが、しかし自分は知ったままに、どうせ最終的に立ち直るからと放っておいてよいのかと悩んだことを告白する。

 

 隆二は悩んだ様子を見せる。そこには二つの悩みがある。

 まず、話された内容。坂柳がこちらに何かを仕掛けてくると言うのは以前に佐原から話された内容、そして最近の様子からわかっていた。それが今、佐原からどのようにされるかを確定的に語られたのだ。まぁ、どう対処すべきかは悩むだろう。

 もう一つは佐原の苦悩。以前、いろいろ知っているとは聞いたが、確定的な未来というものを知った奴がどのように考え悩むか。どのような気持ちで自身に話をしたかを思考する。

 佐原の知るものが単純に一之瀬が負に落ちていくばかりであれば、おそらくはすぐにどうにかする方向に舵をきっただろう。しかし、最終的には救われるのだ。だからこそ、彼は悩んでいる。わざわざ知る未来に干渉して不確定にするくらいならば、一之瀬が多少苦しんでも最終的に救われる方を選ぶべきかと。

 

 そして、隆二は言うことを決める。

 

「お前が俺に話したということは、お前は少なくとも対処したいと思った上で言った訳だろう?だが、悪化しないかと不安で俺に相談してきた。その時点で答えは出ている、お前は助けたいんだろ?俺にできることなら、協力してやるから胸を張れ」

 

 そう言われて佐原は決める。佐原は実のところやることは決めていた。しかし、一人で決断して一人で勝手にやることには限界があると無意識のうちに判断していた。

 佐原は人を頼るということをあの夏休みから覚えていた。

 そして、隆二はスマホを取り出し、一之瀬と通話中の画面を見せる。何事かと佐原は隆二を見れば、佐原くんはなんでも一人で抱えちゃいそうだし、せめて自分に関する話だったら聞いておきたいと隆二に言ったらしく、通話中にして音声を向こうに送っていたらしい。

 自分は少し慌て、一之瀬さんが正気を失ったりしてないかと問いかけるが、一之瀬さんは特に正気を失った様子はない。

 トラウマの存在に関しては触れたが、トラウマそのものには触れていないからか。それとも原作の時の精神崩壊は元々精神が弱っていたからだったのか。それとも、彼女の精神に何か変化が起きているのかは知らないがほっとする。

 

 その後、一之瀬さんも合流する。

 そして、一之瀬さんからも許可をとり、とりあえず佐原が知ることの流れを二人に共有することとなる。その上で、一之瀬さんが過去をどうするかは本人に決めてもらう。

 

 一之瀬さんが南雲に生徒会に入る代わりにと過去を話し、そして一之瀬さんを潰したい坂柳と弱った一之瀬を手籠にしたい南雲は手を組み、坂柳へとその過去を話す。

 それから坂柳は誹謗中傷などの中に本当のことを混ぜ込んだり、最終的にはその過去をぶち込んでくる。

 自分が知る中では清隆が一之瀬さんの心を意図的に折って、本人自身に立ち直ってもらいより強い精神を手に入れて克服してもらったことを話す。

 下手をしたらそのままテストも休み、退学になっていたことも。

 

 一之瀬さんは少し辛そうな様子で、これの対策は一之瀬さんの過去を明かさない前提のもので進めようと隆二と目配せする。しかし、それに気づいた一之瀬は止める。

 そんなに色々知ってる佐原くんなら、もしかして私の過去も、もう知ってたりする?と聞くと一之瀬に対して佐原は素直に肯定を返す。

 少し自嘲気味に笑い始めた一之瀬にどのようにしたらよいかわからずにいれば、一之瀬は笑うのをやめる。そして、どこか覚悟を決めたような顔をする。

 

 とりあえず、この場にいる二人にだけ話すことにしたようだ。流石にクラスのみんなに一斉に話すことはまだできる気がしないらしい。

 素直に相談できる人がいるだけ精神的負担もマシになるかと考え、二人して静聴する。佐原は知っているのだが。

 

 一之瀬さんの告白を聞き終わり、隆二は驚いた様子だがそこに軽蔑なんてものはない。佐原はそもそも知ってたので変化はない。

 そんな様子に一之瀬さんは少し安心したのか笑う。

 今後、たまに一之瀬のメンタルケア的なことを3人ですることに決まる。なお、そこには佐原のメンタルケアなども含まれる。佐原が何故かと問えば、知識があるからこそ何か無理をしているからと隆二は言う。

 佐原の知る坂柳の策略は三月期のテスト前であることであることから、それまでに一斉にでなくとまクラスのみなに打ち明け過去と向き合う必要がある。そのことを隆二と確認する。

 

 

 

 原作知識による将来の坂柳の策略について知ってから打ち明けられた佐原や隆二以外にの誰かにも過去を明かした方がよいのではないかという話となり、一之瀬さんは千尋ちゃんに明かすことと決める。

 白波さんも仲間になった。なお、原作知識関連の話はしていない。

 

 

 

 クリスマスはBクラスで集まりパーティを開き、せっかくの機会だからと普段あまり交流のない面子が佐原と接触。佐原は萎縮し隆二に逃げ込み、一部から黄色い悲鳴があがる。

 佐原と隆二はバレーの時も聞こえたその悲鳴の正体を察し、意図的に離れるがそれはそれで照れ隠しと黄色い悲鳴が上がる。

 二人して一之瀬や白波に助けを求める視線を向ければ、笑って流される。

 

 その中で、最近、佐原がなんか神崎くんだけじゃなくて一之瀬さんや白波さんとも仲良くなってない?という声が上がる。

 それには理由があるのだが、それはまだ言えることではない。佐原と隆二はそう考えていたが、一之瀬は違うよう。

 一之瀬は実は自分には皆に隠していることがあり、自分は過去に悪いことをした。自身の心の準備ができていないからいえないが、いつか絶対に打ち明けるから待っててほしいとも言う。佐原と神崎くん、そして千尋ちゃんはそれの関係だと述べる。

 クラスメイトはなぜ神崎くんや白波さんはまだわかるとしてなぜ佐原?やはり神崎とバレーをしていたからか?と疑問が浮かばれるが、みな一之瀬の言葉に納得し、どんなことがあっても嫌いになんてならないし失望もしないと声が上がる。

 そこには一之瀬への信頼の高さが伺えた。

 

 

 

 大晦日、隆二と共に炬燵に入りながら過ごす。隆二はこのままいけば順当に一之瀬さんのメンタルが坂柳の策略に耐えていけるように成長させ、自分たちがメンタルケアを行うが、それで足りるのだろうかと不安を述べる。

 知っていることでは、彼女の心が折られ、その後には凄まじい成長があったが、それをなくしてしまってもよかったのかと相談する。隆二はそれに対して、お前が知るものは所詮知識、これからは俺らが形作っていくものと締めくくる。

 そういえばと、2000万ポイントは貯まりそうかと聞けば、干支試験でそこそこ稼げたこともあり足りると話す。

 

 隆二と共に年越しそばを食べている途中に一之瀬や白波さんも参加し、炬燵が狭くなりながらも年を越す。




忠告、この話はボーイズラブではありませんしそちらに発展させる気もありません……タグつけた方がいいのかな。

おまけではどのルートが好き?

  • Cクラス
  • Bクラス
  • Aクラス
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