【2年生編開始】新入生のみなさん!よう実ラジオのお時間です! 作:やさかみ
まぁそろそろアニメ4期するので楽しみ楽しみ。
混合合宿
3学期、我々DクラスはCクラスへと上がった。
どうやら、龍園クラスに対して何らかのペナルティがあったらしい。清隆との喧嘩のことだろうか。自分が知る限りわからないが、まぁ龍園クラスが100ポイント下がった。
帆波Aクラス 931
坂柳Bクラス 884
龍園クラス 564→464
堀北クラス 500
まぁ、月城代理の陰謀により選抜種目試験でこちらが負ける可能性が高いので、結局すぐに戻るとは思うが。
それはそれとして、自分たちは混合合宿のためにバスに乗っている。無人島試験の時みたいだったりしないかという警戒や、温泉があることや混浴なのかという期待、様々なものが入り混じりやかましくなっていた。
その後、茶柱先生から混合合宿ついての説明がなされた。
まず、学年別、男女別にグループを形成する。グループの形成にクラスは関係なく、なんだったら一クラスで組むよりも別クラスも交えて組んだ方が得点も多い。
遅刻なのは変わらずペナルティだが、この試験で優劣を決めるのは最後の試験。筆記や駅伝などである。
優秀なチームにはクラスポイントやプライベートポイントが与えられ、ボーダーラインを下回ったグループの責任者、そしてリーダーが指名した一人が退学となる。
大体こんなルール。
バスから降り、山道を走ったことで吐き気を催しているところを清隆に介抱される。清隆は自分を介抱しながら周囲を確認している。
荷物を持って山道を登れと言われた頃、南雲生徒会長が堀北先輩に勝負を仕掛けていた。
自身のチームと堀北チームの平均点で良い方の勝ち。堀北は他の生徒を巻き込むなと言い、それを南雲が了承する。
堀北先輩は南雲とそりがあわないだけで信頼している。自分が教えたアレと、南雲の言っている言葉、彼はどちらを信頼するのだろうか。
南雲が去った後、少し目線を向けてきた堀北会長に対し、自然な動きで頷いておいた。
その後は男子多めにダンボールを持って山道を登る。ちなみに自分は清隆と同じチームである。9人のチームに4人のDクラスがいるのは割合がおかしいだろとか言ってはいけない。その結果Bクラスが一人だけになっているが言ってはいけない。
美味い飯を食い、帆波さんと軽い世間話をし、そして部屋に戻って風呂に入る。まさに大浴場。学校じゃなかなか入ることのできないその光景に目を輝かせる。
そして、堪能したあとに自分の脱衣カゴを漁ると手紙が入れられていた。夜に呼び出されている。堀北が清隆を呼び出した方法なので堀北先輩だろうか。
夜、自分はそこに行ったのだが、まぁ堀北先輩が一人いた。
「何のようですか?」
「言わずともわかるだろう、南雲の件だ」
「あぁ、あの仮称南雲事件。自分が言ってた通りに南雲が勝負を仕掛けたことについてですか。」
「あぁ。俺は、その件が真実である可能性が高いと今は判断している」
「あなたは南雲と主義はあいませんがそれとして信頼はしてますよね。彼は他人を巻き込まない約束をしましたが、自分の言葉を信じるので?」
「橘を妙に囲もうとしていた女子生徒がいてな。おそらく、それは南雲の手の掛かった生徒なのだろう。事前に橘に俺の信頼できる者と組むようにさせていたからそのまま囲まれることはなかったが。」
「なるほど。なら安心です。今夜は報告という意味で?」
「一つ、聞いておきたいことがあってな」
「なんですか?」
「なぜ、南雲は俺の信頼を捨てるようなことをする?」
「あんなことをする理由は堀北先輩のいつも隣にいる橘先輩がいなくなればどうなるかみたいからという好奇心。そして前生徒会長を掌の上で出し抜いたことを示すためですね。南雲はあなたの信頼がいらなくなれば捨てますよ」
「なるほどな」
「話は以上で?」
「あぁ」
「なら、おやすみなさい」
睡眠時間が少ないし、ぐっすり寝ようと思い部屋に戻り布団に潜る。
しかし、早朝にトレーニングに行くらしい高円寺の動きに目が覚める。高円寺は起こしてしまったかすまないねぇ。と言っていた。時間までには戻ってきてよと言えば、流石にそれくらいは了承してもらえた。
朝、たしかモーツァルトの音楽により起こされ、2度目の起床である。高円寺がいないぞとなり、トレーニングに行って、時間までには戻ってくると言う言質はとっていると報告する。
止めろよと言われるが、自分に高円寺を制御できると思う?と言えば納得される。ここまでの時点で高円寺が言うことを簡単に聞く男でないと皆理解したらしい。
その後の掃除はやってるうちに楽しくなり、時間で辞めさせられたことに少し不満げになる。まだ隅とかをしきれていないのに。
坐禅は事前に知っていたので足を組むことに難儀はしない。他の人も足を組むこと自体は普通にできていた。坐禅があることを事前に知ってもいないのに……体柔らかくないだろうか。
階段を使っての走り込みで特筆することない。いつもしてるし。
会長と密会をしに行く清隆を見送ったりしながら日は流れる。だんだんチームの連携が取れてきている。
順調に進み、試験本番が訪れる。
これもまた特筆することはない。幸村よく頑張ったくらいである。
そして、結果発表の時間。ボーダーを下回ったチームはないらしい。橘先輩のチームの責任者は原作変わらず猪狩桃子だった。まぁ、ボーダーを下回ったとしても道連れは拒否られたと思うが。
南雲会長は堀北先輩に対して拍手をしていた。
よく俺の計画に気付きましたねぇとか、流石堀北先輩とか、流石の先輩でも無理かと思ってましたよ、とか言っている。
堀北先輩は南雲に対して今回のことを起こした理由を述べろと言い、南雲は好奇心と言った。もっとも?今回はそれが見れませんでしたが、とも言っている。
混合合宿の後、自分は堀北先輩にまたもやカラオケへと呼び出されていた。なぜか橘先輩もいる。
堀北先輩は今回のことを自分の功績として橘先輩にだけは話したらしい。橘先輩に助けてくださりありがとうございますと感謝をされた。
その後、堀北先輩は自分に対して一つ聞きたいことがあるらしい。何かと聞けば、自分が何者なのか。
もうすぐ卒業なので、自分の正体を知っておきたいとのことらしい。強制ではないとも言っている。橘先輩に退出してもらってもよいとも。
自分は悩む、堀北先輩や橘先輩から自分の正体を知っても悪用はしないだろうし、漏らしもしないだろう。あと、堀北先輩にはなにかと助けられたこともある。
残りは短い付き合いしかないので、もういっそのことこの二人には話してしまおうかと思考する。……清隆や帆波さんにさえ話していない内容だが明かして良いだろうか。
しかし、こうとも思考する。残り短い付き合いの信用できる人だからこそ、明かしてしまえと。これで、自分が原作とか言って関係性が変わってしまったとしても、どうせ短い付き合いなのだ。明かした際のモデルケースとなってくれるかもしれない。
そう考え、包み隠さず明かすこととした。
「端的に言ったら、自分がいないこの学校を舞台とした物語を読んだことのある人です。」
二人はポカンとした顔をしている。元生徒会長の珍しいポカン顔、ついでに橘先輩のポカン顔の写真を撮る。正気に戻り、消してくださいと言う橘先輩に堀北先輩のポカン顔とカラオケ映像を送りつけ黙らせる。
堀北先輩は少し頭を押さえていた。そして、ある種のアカシックレコードのようなものか?と言う。全然違うので否定した。原作知識なんかよりもそっちの方がやばい。原作知識は物語で得られる情報しかないのに対し、アカシックレコードは万物の過去未来全てやぞ。
「そんなに難しく考えなくても、こんな妄想したことありません?もし、自分がこの物語の世界に入り込んだとしたらー的な。それの実例が自分です。」
「些か信じられんな。いやだが、様々なことを知っている理由にはなる。だが」
「ちなみにタイトルはようこそ実力至上主義の教室へ、ってのです。主役は綾小路清隆です。よう実ラジオの名前と挨拶の由来はそのタイトルからなんですよね。」
「……そうか」
「ごめんなさい佐原くん、まだ理解が追いついてないです」
「話の内容自体は簡単ですよ?まぁ自分が当事者ならそう簡単に信じられませんけど。」
「……わかった、信じよう」
「ありゃ、厨二病と言われるかと思ったんですけど」
「少なくともこれまでのお前と矛盾はないからな。これまで、俺が何かを聞いても嘘をつかずに黙秘か誤魔化しで返してきていた。今回だけは嘘をつく、なんてことはないだろう」
「信用があるようで何よりです」
自分は話にひと段落がついたとカルピス ジンジャーエール コーラを混ぜたカオスドリンクを飲む。あんまり好みではない味がする。
その後はまた前みたいなことを言ってカラオケをし、終わりに福引で当たったけど使い道のない北海道旅行のチケットを渡す。なにか意味ありげに2枚わたしておく。
はたして、混合合宿が1話どころか2000文字で終わる二次創作があっても良いのだろうか。
あと、作者の今後の予定的に今日明日明後日は高確率で1本投稿となります。
冬休みまでのおまけ どれが好き?
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龍園クラス
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一之瀬クラス
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坂柳クラス