【2年生編開始】新入生のみなさん!よう実ラジオのお時間です! 作:やさかみ
5月となり、いくら振り込まれたかを見ると13000だった。予想以上にすくねぇ。放送権の50,000ポイントを回収するのに4ヶ月かかるんだが?25000ポイント振り込まれて2ヶ月でペイできる計算だったんだが?
事前に予想していたクラスポイント250を120も下回る結果に愕然とする。流石歴代1番の不良品の集まりDクラスと言ったところか。
BクラスとCクラスはどうなのかと2人の連絡を待てば、連絡が来た。Bクラスは80000、Cクラスは59000らしい。つまり、クラスポイントはBクラス800、Cクラス590、Dクラス130ということ。本来よりBクラスは150ポイント、Cクラスは100、Dクラスは130多い。
原作の(Aクラス 940 cp Bクラス 650 cp Cクラス 490 cp Dクラス 0 cp)
見た感じどのクラスも100は上がっている様子。自分が知らないAクラスは、そもそも元が940で変動しても2桁までなので、1番変化が少ないのはAクラスだろう。
数字上で原作との1番差が大きいのはBクラスに見える。実際、原作のDクラスは0以下が存在しなかったから0になっていただけでマイナスだった可能性もあるので、どちらの方が相対的に真面目になったかは審議が必要となる。
Bクラスは根が真面目な生徒が多く、あの放送や一之瀬さんから言われたであろうクラス間闘争のこと、そして一之瀬さんのリーダーシップによりまとめ上げられての結果だろう。流石の一言に尽きる。
Cクラスは根が不真面目な生徒もDクラスよりは少なくともいることもあり、あの放送の後も真面目にはなりきれずにこの値となったのだろう。それでも100は原作より大きい。龍園が何かをしたということもあるかもしれない。
Dクラスは、Cクラスよりも不真面目な生徒が多いが、元がひどすぎた学級崩壊から不真面目な奴のいる教室にまで改善されたからこそポイントの変化が大きいのだろう。
2人に教えてくれたことに感謝しながらDクラスのポイント数を送ると少ないと驚愕の返事が返ってくる。Dクラスが最下位のクラスであることも知っている一之瀬さんも驚いているが、まぁ想像以上にダメダメなクラスだったことに驚いたのだろう。
ということで、自分の残り所持金は約30,000ポイントである。いくつかの店を回って0ポイント商品回収しておけば生活費も問題はないだろうし。そもそも光熱費とかかからないし、初月に必要なものは揃えたので生活費は食費以外かからないのだ。服とかそんなに買い替えたりしないし。なので、日常生活を送る上では問題ない上に高校生には多いくらいだ。
登校し、クラスにつけば原作よりも大きな絶望に満ちていた。原作では、彼らはなぜかポイントが振り込まれていないと勘違いしていたので教師陣に対して怒りを沸かせていたが、今回は減ることが事前に放送されての13000ポイント。最初十万近くもらえると思っていた彼らにはショックが大きいだろう。しかし、それも自業自得。一部生徒、池とかは学校に向かって逆恨みしているが多くの生徒は池とか騒いでた生徒を睨んでいる。睨んでいる生徒の大半もポイントを減らした原因なので睨む権利はないと思われる。
綾小路ぃ、ポイント恵んでぇとダル絡みをしていれば、30,000ポイントもあれば色々できるだろう?というか、先月80000ポイントくらい何に使ったんだ?と聞かれたので黙秘を貫いておいた。綾小路なら少しの違和感であの放送の犯人に辿り着きそうで怖い。まぁ、綾小路にバレたところで問題は特にないのだが。利敵行為と判断されれば少しどころではなく面倒臭いことになるが。
そして、茶柱先生が入室する。原作よりかは怒りはマシに見える。しかし、怒りが見え隠れしていることに変わりはない。おおかた、いつもと違い10日目で不真面目がどうなるかを明かされたのにここまで落ちた自分たちに落胆しているのだろうか。
「これより、朝のホームルームを始める、が、その前に何か質問はあるか?」
茶柱先生のその一言に山内が手を挙げる。
「センセー。振り込まれる額って、本当にこんだけなんですかー?もしかして後から増えたりとかはしますか?少し少なすぎませんかね」
「しない。それが今月の分のプライベートポイント全てだ。」
クラスに絶望感がより広がる。みな、流石にもっとたくさんもらえると思っていたのだろう。自分もだ。落胆はしてしまう。本来の0を知っていればマシではあるのだが、それでもだ。
「お前たちは本当に愚かだな。今回は変わったことに、愚かなお前たちのために何者かがわざわざ忠告したというのにこの様とは。あのよう実ラジオとかいうのが放送された時点で既に半分は減らしていて、放送された後に改善はされたとはいえそれでもここまで減らす。あの放送がなく、あの堕落のペースを貫いていればお前たちのプライベートポイントは0だったぞ?」
その声には多分な不満が詰まっていた。本人もあまり望まれない形とは言え、Dクラスが4月の中頃でポイントと普段の態度が関係することを知れたことに微かな希望を感じていたのだろう。しかし、その上でクラスポイントが130にまで落ちた。希望が生まれた分落胆も大きい。
「入学式の日に説明したとおり、この学校は実力で生徒を測る。お前たちが自分自身で入学当初の評価をそこまで落としたということが振り込まれるポイントの額で示された。だというのに少ないとは、いささか自分たちのことを高く見積もりすぎではないか?」
生徒たちは恐れ慄いた。これまでの茶柱先生とは違う様子や、ここまでも既に精神にダメージを負ったのに更にそこに本題というのが追加されるのだ。教室の雰囲気は最悪と言える。
そんな中、彼女は張り紙を貼る。
Aクラス 950 cp
Bクラス 800 cp
Cクラス 590 cp
Dクラス 130 cp
「これは各クラスの評価だ。クラス名の横に書かれた数値をクラスポイントと呼ぶ。これに百倍した数をプライベートポイントとして毎月一日に支給する。お前たちのクラスポイントが130ポイントだったからお前たちに振り込まれたプライベートポイントは13000だったということだ。」
その時、生徒らはある違和感に気づく。綺麗すぎる上に差が大きすぎるのだ。ABCDと順番にクラスポイントは小さくなり、AクラスとDクラスでは830もの差がある。ABCDを単なる普通のクラス名と思っている彼らには謎だろう。生徒を代表して平田が手を挙げる。
「なぜ、ここまでクラスポイントに差があり、Aから Dに行くほどに下がっているのですか?」
「この学校ではAクラスから順に優秀な生徒を振り分けるようになっている。つまり、ここDクラスは必然的に落ちこぼればかりが集まる不良品クラスというわけだ」
生徒たちは不良品と呼ばれショックを受けたり少しイラついたりしていた。自分のことを優秀と思っている存在はより反応している。綾小路や高円寺は高い能力に反して反応していない。
「更に言えば、お前たちはこの学校の進路の保障目当てに入学してきたのだろうが、それはAクラスのみに適応される」
その言葉にまたもや疑問困惑が広がる。文句も出ていた。
「安心しろ。お前たちの進路が保障されないと決まったわけではない。クラスポイントが高い順にクラスは決まっているからな。Aクラスのクラスポイントをお前たちが越せばお前たちがAクラスとなれる。」
そんなものはほとんど不可能と言えた。Aクラスとの差は830。今後、どのようなことがあるかはわからないが簡単に埋められないことは確かだろう。この学校に対する期待が大きかった分、その落胆も大きい。
そして、もう一枚の紙が黒板に貼られた。
「これは先日の小テストの結果だ。揃いも揃ってクズな点数だな。いったいおまえたちは中学で何をやっていたんだか。あと、この学校では中間、期末テストで一科目でも赤点を取った者は退学となる。もしも、これが本番だったのなら34点未満の七人は退学になっていたな」
「「「はぁ!?」」」
うーん。赤点組の絶望の叫び。凄まじい。
「まぁ中間テストまで残り三週間はある。"お前らが赤点を取らずに乗り切れる方法はある"と確信している。」
茶柱先生はそう言って教室を出て行ったが、その後の教室は酷い有様だった。原作に比べると13000ポイントあるだけ騒ぎもマシなのかも知れないが、それでもひどい騒ぎをしている。
自分は綾小路にどう思う?と聞いたりして雑談をしながら授業時間を待っていた。
ちなみに、次回からは通常の形での「」がほとんどなくなります。試しにやるのでいつか修正するかも。
おまけではどのルートが好き?
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Cクラス
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Bクラス
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Aクラス