【2年生編開始】新入生のみなさん!よう実ラジオのお時間です!   作:やさかみ

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みじかめー


第61話

 堀北さんにチェスの実力について問い詰められたりしつつ、ときは流れる。

 

 今年のクラスポイント変動をまとめよう。今回、帆波さんのクラスは惜しくも敗北したらしい。あと一年の最後だからか少し試験に関係のない変動もしていた。まぁ、素行も普通にクラスポイントに関係あるし。

 

 一之瀬クラス 931→898

 坂柳クラス  884→1002

 龍園クラス  464→594

 堀北クラス  500→442

 

 よって、クラスポイントが龍園クラスがうちのクラスを、坂柳クラスが一之瀬クラスを上回ったので新クラス順はこうである。

 

 Aクラス坂柳1002クラスポイント

 Bクラス帆波898クラスポイント

 Cクラス龍園594クラスポイント

 Dクラス堀北442クラスポイント

 

 残念ながら我がクラスは再びDクラスとなってしまった。残念仕方がない。

 茶柱先生は珍しく、落ちたとしてもこの一年でどこよりも成長したと褒めていた。

 五月の初めに発表されたクラスポイントから今の変化をまとめるとこうなる。

 Aクラス 950 cp →1002 プラス52

 Bクラス 800 cp →898 プラス98

 Cクラス 590 cp →594 プラス4

 Dクラス 130 cp →442 プラス312

 

 うむ。Dクラスが抜きん出ているな。2位のBクラスにトリプルスコアを叩きつけている。あと、何気にマイナスになってるクラスが存在していない。

 

 原作と比べれば

 Aクラス1119→1002 マイナス117

 Bクラス542 →898 プラス356

 Cクラス540 →594 プラス54

 Dクラス275 →442 プラス167

 

 なんかBクラスが一番原作比で強くなってるじゃねぇかどうなってんだ。

 まぁ、自分よう実ラジオ除いてDクラスへの貢献に原作知識あまり使ってないし、そのくせ、Bクラスにアドバイスしたりしたからそのせいかもしれない。だとしてもである。

 Aクラスのマイナスは、ほとんど干支試験の龍園のせいなので気にしない。自分は悪くない。悪くない。

 Cクラスは原作比プラスだが、よう実ラジオの放送で本来より100多いスタートだったことを考えると、どこかでマイナスがあったご様子。干支試験で100ポイントくらい多めに取っていた気がするが、どこでマイナスがあったのだろうか。

 Dクラスは最初よう実ラジオで130残せていたことを考えると、実質的に増えたのは37。このうちの25は無人島試験で発生していたプラスであることを考えれば、残りの差異はどこで発生したものなのだろうか。謎である。

 

 

 いつも堀北綾小路のペアで行動しているところに何故か自分も呼ばれる。珍しいねどうしたの?とか言っていれば、『あなたも綾小路くん同様実力を隠している可能性が高い、いえ、隠していようとなかろうとあなたの持つ人脈なども考えれば捨ておけない存在よ』とか言われた。

 これはつまり、これからは自分のことを見張るという宣言だろうか。

 

 そうしていると帆波さんが合流して外に設置されている椅子に座った。堀北さんと清隆、自分と帆波さんがそれぞれ隣同士である。

 

 そうして、なんとか3勝したけど負けてしまったとか、遅効性の下剤混ぜられたりした上でそこまでできた時点で上出来じゃない?とか龍園クラスと一之瀬クラスの選抜種目試験の話になっていた。

 そして、帆波さんは今回のことを戒めに頑張ると。

 

 その後は堀北さんによってDクラスは今後、Bクラスとの協力体系を打ち切って来年のうちにBクラスも越してみせると宣言してみせた。

 無理じゃないかなぁ。898と442だぜ?約456の差だぜ?今年だってプラス312しか上がってないのに……とはならない。2年生編ってかなりポイントの上がり幅がでかいのだ。

 堀北さんがあなたと佐原くんは一体どういう関係なのかしら、とも聞いてきた。帆波さんは少し焦った様子で悩んでいたが、自分は帆波さんにもう大丈夫といい、宣言した。

 友達だと。前から帆波さんのことを友達だと思えるようになってはいたが、機会はなかった。なのでちょうど良い機会だ、帆波さんは、清隆やひよりに次ぐ友達である。

 帆波さんも自分が戸惑うこともなく友達と言えたことに喜びを見せてくれるだろうと考えていたが、その逆で、『そっか、そうだよね、うん、私と佐原くんは友達だよ』と一瞬しょんぼりしたようにしていた。

 もしや、実のところ帆波さんに友達だと思われてなかったのだろうか。これまで自分が帆波さんに与えていたショックを理解した。確かにこれはキツイ。

 あと、堀北さんに訝しみの目を向けられていた。ついでに清隆にもジト目を向けられた。なんだお前ら。

 

 

 

 

 

 堀北さん達とも別れ、帆波さんに呼び出されて部屋にて。

 今後、本気を出すから、これまでが本気じゃなかったってわけじゃないけど、意識を変える。堀北さんも凄く成長してたし、私は龍園くんにも坂柳さんにも負けちゃってる。だから、私もこれから改めて本気を出そうと思う。佐原くんには、どうか私の頑張りを見届けてほしい。

 と決意表明をされた。すごいな。今後のために清隆みたいなことを言っておくべきかとか悩んでいたが、その必要もなくすでに決意が固まってやがる。

 あと、意思を変えるためにも、嶺二くんのことも呼び捨てにしていいかな、とか言われたので帆波呼びしたら嶺二と返ってきた。恥ずかしがる様子は……少しあるが変えるつもりはないようだ。

 本当に決意を固めたらしい。ならば、自分から特別に何かを言うことはない。

 なんだろうか、友の巣立ちなように思えてしまい、どこか父性を感じている気がする。最近ガキの教育をしているからだろうか。少し前は帆波に母性を感じていたくらいなのに。

 




あといちわかにわかなー

冬休みまでのおまけ どれが好き?

  • 龍園クラス
  • 一之瀬クラス
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