【2年生編開始】新入生のみなさん!よう実ラジオのお時間です! 作:やさかみ
生徒会長ってこんなんだったかな。違ったらスマソ
今回の後書きでほとんど「」のセリフで構成された千文字くらいの話が出てきます。作中と内容変わらないので読まなくていいです。興味ある人はどぞ。
あの時の会合から一週間後。中間テストの範囲が変わったことが別のクラスで伝えられたくらいの時期くらいに一之瀬さんによって過去問がもたらされた。自分が彼女に説明したように同じ内容だとは言っていなかったが、結構参考になるとは説明していた。DクラスのBクラスへの好感度、そして一部の者はBクラスの敵に塩を送る行為に疑心が高まった。
一週間後に彼女が持ってきたのは彼女なりの考えがあったのだろう。過去問にかまけて普通の勉学をしないということを防ぐため、もしくは遅めに出して点数を下げるため。おそらく前者だろう。
Dクラス内の一之瀬さん個人への評価も爆上がりしている。櫛田さんは心なしか悔しそうにも見える。
綾小路にどんくらい過去問の方に勉強の労力割く?と聞けば、普通の勉強と過去問半々くらいでいいんじゃないか?と帰ってきたら。うぅむ。なんとも普通っぽい回答だ。自分は過去問が参考になるどころではないことを知っているが、100点は取らない。過去問補正で80点付近を狙うこととする。
勉強会も始まっており、自分も参加していた。平田のチームに参加しようかと思っていたのに、何故か堀北のチームに入った綾小路に引き摺られ、自分も堀北チームへと入ることになる。正直、勉強会に参加しなくとも赤点は過去問があろうがなかろうが回避はできるので、正味参加しなくてもいいと思っていたのだが。綾小路の縋るような目線に逆らえなかったのだ。
そして、自分はしょうがなく参加していたのだが、まぁ空中分解した。堀北と須藤の相性が悪すぎるのだ。プライドが高い者同士、磁石の同極同士が反発するように合わない。
綾小路とどうしようかと相談をしていれば、自分がなんとかするとなんとも頼もしいことを言う。凄いなお前、今まで人付き合い苦手なボチカス思ってたわと言えば、やっぱやめようかなとか言い出したのでプリンを奢ることで許してもらった。
自分はあと何もする必要はないかなと考えていれば自分にもお願いがあるらしく、何かと聞けば、一之瀬さんにこの過去問がどの学年から得たのかを聞いて欲しいとのこと。なんで自分に?暇そうだから?と問えば、『佐原は一之瀬の連絡先交換してるような仲だし聞きやすいだろう』と言う。
何故知ってると聞けば、図書館の一件を忘れたか?と言われた。そういえば、あの時に他クラス生徒の連絡先の数でマウント取る時に見せてたなと思い出す。
……後々変に関係を勘繰られたりして、自分がいろんな件の元凶とバレないだろうか。既にバレている可能性もゼロではない。やだ、綾小路恐ろしい子。
自分は素っ惚けながらも、なんでわざわざ学年のことを聞くの?と問えば、一之瀬さんからもらった過去問が先生が授業中にここが大事だぞと言っていた内容に酷似しており、この学校の特異性を考えればもしかしたら……とのことだった。大正解と内心呟く。
それで学年を聞いたらそれとは異なる学年の先輩から一教科過去問を買い、問題が一致しているかを確かめたいということらしい。一教科あっていれば他の教科も同じ可能性が高いだろうとも言っていた。お前……急に賢くなったなと言うと今までどう思ってたのかと問われ、ナチュラルイケメンと答えればなんだそれはと返された。この自覚なしイケメン野郎が。
先輩から過去問買うの自分の方でやろうか?と聞けば、綾小路からは『ありがたいができるのか?』と返される。『お前よりはコミュ力ありますから?』と煽りながらに言うと鼻で笑われた。おかしい、初期の世間知らず綾小路くんは友人に対して鼻で笑うようなキャラではなかったはず。もっと可愛かったはず。
まぁ、2、3日もあれば買うくらいできると真面目にいえば、ならそれでいいと綾小路は自分に過去問の学年聞き取りと購入の役割を託した。
綾小路が行ったので、自分は一之瀬さんに聞く、といった体にしてメールで自分が聞いたと言うふうに口裏を合わせておいて欲しいと連絡した。わかったよと返事が来たので、自分は上級生の教室へと向かう。正直、自分で過去問を持っているのでもう向かう必要はないのだが、勘繰られた時に備えて行ったという事実が欲しいのだ。
というわけで、また自分は3年の廊下に来ていた。入学から3回目である。そして、また野生の生徒会長に遭遇した。なんなんだコイツ3回ここにきて3回の遭遇、今のところ遭遇率100%だぞ。生徒会の職務はどうした職務は。いや、今はテスト前だからないのだろうか。
そして、自分は用がないならと生徒会長からのお願いという半強制の命令に従い生徒会室に連行されていた。
ここでは何をしても記録には残らないとか言う生徒会長に何をする気なんだという視線を向ける。そのまま生徒会長に促されて座る。
そして、長い生徒会長の話に入り、長いので間接的な言い回しなどを省略してまとめる。
『よう実ラジオ放送の主犯は一之瀬ではなくお前だな?なに、責めているわけではない、禁止はされていないからな。これまでお前のことを見てきたが、お前には行動力も思考力もものを疑う精神も存在しているようだ、どうだ?お前も生徒会役員にならないか?』
と言ってきたわけである。つまり、自分がこれまでしてきたことが色々バレた結果、この手の話でよくある勧誘を受けたわけだ。当然断った。原作知識を使っているだけの凡人が生徒会役員になんてなれば無能とすぐにバレ、保有する知識と本人の頭脳のズレに対して疑心を持たれる可能性がある。南雲にだって目をつけられる。あと単純に面倒臭い。
本音を隠しながら、自分には過ぎた勧誘であり他の者も納得しないでしょうと遠慮するように断った。しかし、『何、問題ない。俺が勧誘したとあれば皆納得するだろう』とか抜かしやがるのだ。
自分なんかよりもあなたが生徒会入りを断った一之瀬さんの方が向いているのでは?リーダーシップのある彼女と違って、自分は人の陰に隠れてウジウジしてるカスですよ?と言えば、会長、副会長ならばともかく、役員に必要なのはリーダーシップではない。と言い返された。
なぜコイツはこんなに執着するんだ。素直に、そうか、急に呼んで悪かったな。とか言ってくれればいいものを。
そう考えていれば、思考でも読んだかのように『お前には他の者にはないなにかがある気がしてな。それが良い影響をこの学校に残すのではないかと期待している』と言ってきた。他の者にはないなにか。そのなにかというのはおそらく原作知識のことだろう。会長の察知能力が高すぎる件について。そんなに高いなら自分にそれを除けば何もないことも察してくれよと内心思う。
自分は内心どう言えば諦めてもらえるかと考え、『この件は持ち帰らせていただき、前向きに検討するようにできたらします。』と言えば、なぜか生徒会長は納得した。明らかに断るための文章なのになぜ納得するのだろうか、まさか受けてくれる可能性がまだあると信じているのだろうか。
その後、自分は会長に、テストを買ったのは今日だったとしてほしいと口裏合わせをお願いした。了承が返ってきたので生徒会室を出ようとすれば会長が話の礼だと放送権代の2倍、すなわち10万ポイントを送ってきた。会長への好感度が上がった。生徒会に入る確率がほんの少し上がった。
そして、あぁやこうやしていれば堀北チームの再結成がなされた。すでにある3年生から得ていた過去問を、さも先ほど得たかのように綾小路に渡してある。内容の多くが毎年同じであることを明かすのをいつにするかは彼に任せるが。まぁ、もう暗記すれば勝ち確状態。元から過去問自体は配られていた分点数も上がるはずだ。
しかし、原作改変しているので当たり前だが、今回のテスト、須藤が赤点を取るという原作の運命に従うかはわからない。点数が上がるので赤点を回避するかもしれないし、運命力と言うものに従うかもしれない。従ってくれた方が楽なので一点くらいは赤点をとって欲しいものだ。主に堀北と綾小路に対して恩を感じさせるため。
「」形式のセリフがほとんどない理由について。
作者自身、セリフを書くセンスがない上にキャラの口調も喋り方もあまりわかっていない、更には自分がセリフを書くと助長になる傾向が強いとうことを自覚しています。なので、セリフに悩むくらいならば減らすと言う逃げの方式をとっているのです。あと作品のテンポ感のため。
でも今回は一部シーンのセリフを書いてみました!特に意味ある内容ではないし地の文がないセリフ集なので飛ばしてもろて問題なしです。
以下、本文で省略したセリフのみを集めたものとなります。
三度目の三年の廊下にて、また野生の生徒会長に遭遇した。
「佐原か。また三年に用でもあるのか?」
「来たという事実を作りにきただけです会長。」
「なんだそれは?まぁいいか。来たという事実を作りに来ただけなら、もしやこのあとは空いているのか?」
「まぁ、空いてますけど。」
「なら少し来てくれ」
「強制ですか?」
「なに、そんなことはない、ただ、俺からのお願いというだけだ。」
「生徒会長のお願いは新入生にとって強制に等しいですからね?」
大体こんな会話を繰り広げた後に自分は生徒会室に連行されていた。
そして長い生徒会長の話に入る。以下、その会話。
「突然だが、よう実ラジオを知ってるか?」
「たしか……入学してから10日目くらいの昼休みに放送されてた奴ですよね?態度でプライベートポイントが変わるーとか。」
「あの放送を多くの新入生は毎年恒例のものと勘違いしているようだ。それも仕方がないな、明らかに勘違いさせるような台詞回しをしていた。お前はどうなんだ?あの放送が実は初めてのものだったということを、知っていたか?」
「黙秘します」
「嘘はつかないか。だが認める気もないと。まぁいい。実をいえば、あの内容は本来、5月初めまで明かされることのない秘密の情報でな。上級生や教員も口止めされている情報なのだが、それがあろうことか全校に向かって放送された。誰かがルールを破っていない限りは、あの放送をしたのは一年生ということになる。」
「なるほど。なぜそれを自分に話しているのですか?」
「言わなくともわかっているだろう?」
「放送権の購入履歴とか生徒会長なら見れるんじゃないですか?それで誰があの放送をしたのかとかはわかると思いますけれど」
「あの放送の権利を買っていたのはBクラスの一之瀬帆波という生徒だったな。」
「ならその人が放送してたんじゃないですか?」
「あぁ、そうだな。だが、私は主体となる人物はまた別だと考えている。以前、彼女と話す機会があり、彼女に残りの額を見せてもらったのだが、放送権を買ったにしては少々多い額を保有していた。疑問に思った俺は譲渡の記録を少し調べたのだが、なんと50000ポイントをお前が譲渡したということがわかった。更には、以前俺とお前が連絡先を交換するときに一瞬、お前の連絡先一覧に一之瀬の名前が見えたこと、入学早々お前が調査していたことなども踏まえれば、自ずと答えが見えてくる。お前があの放送を主体として行なった張本人なのではないかとな」
「プライベートの侵害だ。個人間のやり取りを覗き見なんて生徒の模範となるべき生徒会長がすべきじゃないですよ」
「否定しないならば肯定と受け取るがよいか?」
「自分は放送していない」
「放送自体をしたのは一之瀬だからな。それは否定になっていない。質問を変えよう、この放送に佐原、お前は関わっているか?」
「……」
「黙秘は肯定と捉える」
うーん。少なくともこの作品のテンポは壊れそうですね。作中に入れるとしても短い内容とかルール説明のセリフとかのみですかね。
次投稿は明日です。
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