気がついたら禪院直哉だったので好き勝手させてもらいます 作:黙々睦模目
僕があの姉妹を子分?にしてから3ヶ月ほど経過した
大体はあの姉妹には人目を引いて貰ってその間に僕は盗んでいた。だけど毎日盗みを働いて生活はできないので山で山菜やキノコなんかを集めて食べていた。
姉の方は文句言わずもぐもぐ食べてたが妹の方は泣きながら食いながら「に…肉まん食べたい…」と言っていた。泣くほどの事じゃないだろう…
正直あんまり盗みはしたくなかったし後戻りはできないけどお金を稼げる様になったら盗んだ店の人にはその分のお金を返したいと思っているから山菜や食べられるキノコが余り見つけられなかったら盗むしかなかった。
そんなある日
いつもの様に山の中で山菜なんかを探していたが成果なしだった
なので仕方なしと盗む事にした
なるべく多く買う人を狙う
そして路地裏の近くで姉妹と一緒にタイミングを伺った
そしてちょうどいいところに肉まんを大量に買う老人の客がいたので僕はその人に狙いを定めた
「…今回はお前らはそこで持っとき。俺がパパっと取ってきちゃる。もし俺が失敗したらいつも通りあんたらは逃げい」
「いや」
すると妹の方が食い下がる
「…黙って従えチビ」
「チビじゃない!儀玄!」
僕は姉妹の事を名前で呼ばない
僕が捕まった時にボロを出したら2人が危ないから
こうなると面倒くさいんだよな…
「はぁ…じゃあ俺より強かったら聞いてやる」
「それじゃ私勝てないじゃん!」
「そりゃ勝たせる気ないからな」
すると怒って僕の肩をぶんぶん叩いてくる
正直地味に痛い
すると姉の方が妹を止め手抑える
「お前はわかっとるな姉の方」
「…うん」
「俺が捕まったらお前らも共犯としてボコられるやろうからあんたらは知らんぷりしとけそれくらいお前も理解しろチビ」
「む〜!!!」
すると妹の方が顔を膨らませる
「肉まん盗ってきたるから機嫌直せや」
「うぅ〜…」
そして僕は路地裏から駆け出した
正直この事は後々すごく後悔した
そして僕は路地裏から屋台の近くまで近づき、タイミングを伺った
そして店主が老人に渡す瞬間に僕は駆け出した
(おじいさんには申し訳ないけど最速で奪ってすぐ隠れさせてもらおう…)
そして僕は店主の持っていた袋を奪い取った
(よし!後は逃げるだけ!)
そう思っていたら自分の体が浮いている事に気づいた
僕の着ていた服の首根っこの所を左手で掴まれていた
「その年で泥棒はよくないぞ」
(え?嘘…?…ってまずい!)
「離せやぁ!」
そして僕は慌てながらも足で老人の腕を蹴り上げようとするが老人は僕を掴んでいない右手でガードする
負けじと奪い取った袋を老人に投げつけ、その隙に両手を握り合わせて老人の左手に向かって全力で打ち付けた
「うぉっと!」
その衝撃で老人は手を離した
そして僕は急いで姉妹のいる路地裏ではなく反対の路地裏に駆け込もうとするが後ろを振り返ると
だが路地裏で待っているはず姉妹の姉の方が老人に捕まっているのに気づいた
「1人ではなく複数犯だったのか」
「おま…!なにしとんねん!あのド阿呆が!」
そして僕は逃げ込もうとしていた路地裏ではなく老人の方に戻る
「そいつを離せや!このクソジジイ!」
そして老人に殴り掛かる
だが結局僕はその老人にボコボコにされた
「この…くそ…たれが…」
「こいつは生意気だが…そっちの2人はそうではないみたいだな…そこの2人雲嶽山に来るか?お前達の様な境遇の者が多くいて一緒に修行しておる…それに手伝いをすれば衣食住も与える。こいつは強制だがな!はっははは!」
(このじいさん…強すぎだろ…)
「兄者が行くなら…ついてく…」
「妹が行くなら私も行く」
そして僕達は雲嶽山と言う所で修行する事になった…
…雲嶽山…?どこかで聞いた事があった様な…
う〜ん…すぐには思い出せない
なにか重要な事があったはずなのに…
今はあのじいさんにボコられて頭が回らない…
少し寝よう…