気がついたら禪院直哉だったので好き勝手させてもらいます   作:黙々睦模目

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07 15歳

 

 僕はこの世界に来て10年…そして15歳になった

 

 僕は雲嶽山の中で一番の実力者となった

 

 皆は僕の前で怯えたり

 

 憎んでいる様に僕を睨みつけていた

 

 そんな事どうでもいい僕にはもう関係ない

 

 『もう時間はない』

 

 後1年かもしれないしもっと短いかもしれない

 

 そして僕は今…ホロウの中にいた

 

 僕はエーテリアスに囲まれていた

 

 近くには救助対象の迷い込んでしまった

 

 民間人の男女2人

 

 そんな2人は肩を震わせ

 

 2人で抱きついていた

 

 正直見るのは気持ち悪くてできなかった…

 

 すると震えていた男は口を開く

 

 「な、なぁ?俺達助かるよな…?」

 

 彼らが不安なのはよく理解できる

 

 僕達を囲んでいるのは

 

 普通のエーテリアスだけではなく

 

 特殊個体のデュラハン・ファールバウティ・ゴブリン・タナトスがいたのだから

 

 普通の雲嶽山の弟子達だけでは対処が厳しい

 

 だけどそれは『僕には関係ない』

 

 僕は彼らの前を歩き、喋り始める

 

 「安心せぇ…お二人さん俺を誰だと思っとるん?雲嶽山の禪院直哉や…俺がいればあんなエーテリアス程度余裕や」

 

 するとファールバウティがこちらに向かって

 

 突っ込んでくる

 

 それに合わせてデュラハンとタナトスも動き出す

 

 すると震える2人の前から直哉が消える

 

 するとファールバウティの真横へ移動しており

 

 背中から片刃の小刀を取り出し

 

 ファールバウティの右腕を切り落とした

 

 そしてそのまま懐へ入り、

 

 そのまま小刀を投げ飛ばし

 

 核を破壊した

 

 すると彼はもうそこに姿はなく…

 

 彼の姿はタナトスの方へ移動していた

 

 そしてタナトスの右腕に持っていた槍を

 

 両手を握り締めて叩き落とした

 

 そしてタナトスから槍を奪い、

 

 それをデュラハンの方へ投げ飛ばし

 

 デュラハンの核に直撃させる

 

 直哉はその勢いのままタナトスを殴り潰した

 

 そして最後に残ったゴブリンに向かい

 

 何が起きたかわからず、困惑していたゴブリンを

 

 そのままその背後を取り頭上の核を破壊した

 

 そして救助対象の2人の元へ向かう

 

 

 「…ほらな?楽勝やったやろ?ほな帰ろか」

 

 「は、はひぃぃぃ〜!」

 

 そして僕は2人を連れてホロウから抜け出した

 

 そして僕は彼らを治安局員に身柄を任せ帰路に着いた

 

 だが回りからの視線は恐怖と畏怖ばかりだった

 

 そして僕は昔盗みを働いた肉まんの屋台を見つけた

 

 僕はそこの店主を見つめた

 

 彼は老けてしまってはいるが彼は変わっていなかった

 

 「おいおっちゃん!これ受け取りぃ」

 

 だから僕は彼に向かって札束を投げ渡す

 

 「あ!え!?まじか?あんちゃんいいのか?」

 

 店主は驚愕の表情を浮かべていた

 

 「10年前なんやけどなおっちゃんの肉まん盗んでたん俺やからなその分の詫び代や…すまんかったな」

 

「あんただったかのか…にしても俺の肉まん盗んでた子が大成功したとはな…」

 

 「美味かった…だからこそすまんな…おっちゃん」

 

 「おぉ…おぉ!今度はこそ泥じゃなくて客として来ておくれ!」

 

 「じゃあな…おっちゃん」

 

 そして僕はまた雲嶽山の宗主の元まで向かう

 

 …彼はもう持たないだろう

 

 彼はもう『青冥剣』に呑まれてしまったのだから

 

 …結局僕は宗主の…恩人の最期は見届けられなかった

 

 そしてその最期を見届けた者によると

 

 次の『青冥剣』の継承者は僕らしい

 

 そして僕は雲嶽山の中でも

 

 『古参達』の集まっている

 

 会議室のような場所へ向かい

 

 扉の近くの席に座らせられた

 

 正直僕は古参達の事を余り良く思っていない

 

 彼らを簡単に例えるなら『老害』だ

 

 どんな場所であっても害虫は湧く

 

 本当に虫酸が走る

 

 「お前なんかに青冥剣を渡すものか」

 

 「お前は宗主にふさわしくない!」

 

 「私達は認めないぞ!」

 

 本当に僕が大嫌いな老害だ

 

 現実を見れていない

 

 「ほんと…あんたらもうボケたんか?」

 

 「なんだと!?直哉!貴様!」

 

 「貴様を育ててやったのは誰だと思っている!」

 

 「やはり貴様など『青冥剣と言う名誉』を受け取るにふさわしくない!」

 

 …老害が

 

 僕はその老害を殴り飛ばした

 

 すると他の老害が慌てて立ち上がった

 

 「き…貴様!我々を誰だと思っている!」

 

 「この裏切り者が!」

 

 「俺は裏切っとらんわ…俺は宗主に従ってただけや俺は老害に従う為に来たいんやない。俺は俺の意思で…戦う為に来たんや」

 

 「は…!だがもう遅い!」

 

 「はぁ…これだから老害は」

 

「直哉は我ら雲嶽山を裏切ったぁぁぁ〜!」

 

 すると続々と他の雲嶽山の師弟達が入ってきて

 

 僕を取り囲んだ

 

 「全部あんたら老害の思惑通りか…」

 

 「…もうお前は終わりだ…!」

 

 「お前らなんか勘違いしてへんか?」

 

 「なにぃ?」

 

 「お前らじゃなく俺が次期宗主と言われた理由や」

 

 「何を今更お前は宗主に甘やかされていただけのコネだろうが!」

 

 どの時代の老害は何も変わらないらしい

 

 「…じゃあもう終わりやな」

 

 「終わりなのはお前だろう!」

 

 「皆の者!裏切り者の直哉を拘束しろ!」

 

 「「「うおぉぉ〜!」」」

 

 「…遅いねんあんたらは…な。何もかも」

 

 取り囲んでいた師弟達は

 

 突如として直哉の姿を見失う

 

 そして彼らの意識は反転し

 

 倒れ込んでしまった

 

 すると老害達が慌て始める

 

 「そ…そんな…ばかな、…!」

 

 「だからあんたらは老害やねん…」

 

 「なぜだ…どうして…」

 

 「宗主のクソジジイは俺の実力を教えなかったんやな」

 

 「あやつ…お前の実力を隠していたのか…」

 

 「あのクソジジイはまともやったな!」

 

 「もうくっさい息撒き散らすな…もう黙れ」

 

 そして僕は彼を眠らせた

 

 そして僕はその場から立ち去った

 

 そして僕は青冥剣のあるであろう場所へ向かった

 

 すると見慣れた妹分…

 

 儀玄が僕の前に立ち塞がった

 

 「次に俺の道の邪魔をするんはお前か」

 

 「…兄者、もうやめてくれ!またあの時の様に…私達3人でまた暮らそう…!今ならまだ間に合う!」

 

 「間に合うんじゃないで…儀玄…」

 

 「兄者…?…なんで今私の名前を」

 

 「もう俺は…雲嶽山の者やない…」

 

 「兄者ぁ!」

 

 「黙れ」

 

 「……」

 

 「黙って俺を通せ…儀玄」

 

 「私は嫌だ!」

 

 「…もうお前もガキじゃないやろ」

 

 「…知らない!そんな事知らない!」

 

 「…もう青冥剣について知ったやろ」

 

 「嘘だ!嘘だ!あれは皆を…皆を救う剣だ…!」

 

 すると儀玄は両手を広げて僕の前を塞ぐ

 

 「…いい加減現実見ろや、…クソガキ!」

 

 そして僕ら儀玄の頬にビンタした

 

 そんな事を想像していなかった

 

 儀玄は崩れ落ちてしまった

 

 そして僕は彼女を置いてその場を去る

 

 「兄者…ま…って…」

 

 そんな彼女の悲しく…

 

 小さい悲鳴を僕は無視した…

 

 そして僕は青冥剣のある場所…

 

 儀玄の姉…儀降の元へ向かう…

 

 もう後戻りなんて選択肢はない

 

 

 





 明日からしばらく忙しくなるので… 

 投稿はしばらくないと思います

 申し訳ございません

今回の展開へのアンケート(選択によっては原作の直哉にします)

  • 儀降は戦う
  • 儀降は大人しく直哉に青冥剣を渡す
  • 儀降は説得を試みる
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