雷神の系譜~鹿紫雲一の末裔に転生したので、原作の悲劇を打ち壊す~   作:メンチカツ

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疵身と電荷

 俺、呪術師鹿紫雲(かしも)龍蓮(りゅうれん)の仕事には、呪霊を祓う以外にも呪詛師を狩ることが含まれている。

 

 呪詛師───呪術を用いて人を害する犯罪者の呪術師たち。彼らの扱いに生死は問われない。制圧されて拘束後、総監部へ送られる者もいるが、対峙した呪術師の判断で殺害されることも日常茶飯事だ。その場合でも、殺害した呪術師が咎められることはない。

 

 総監部へ送ったところで死刑確定な呪詛師ならば、遅かれ早かれ死は免れないのだから。

 

 呪術師と呪詛師。それは俗世間で言えば、警察と犯罪者のような対立構造だ。

 

 呪詛師の活動形態は時代とともに変化している。かつてのように裏社会の伝手(つて)、出会い系サイトや通りでの直接交渉で暗殺のような汚れ仕事を請け負っていた呪詛師たちも、今や手元のスマートフォンで情報交換を行う時代だ。

 彼らが利用するのは、秘匿性の高いダークウェブや暗号化されたチャットアプリ。そこに並ぶのは、俗世間の闇バイトと何ら変わらない文句だった。

 

 誘拐や強盗、標的の暗殺、呪術テロの実行人員の募集……etc.

 

 自身の呪術を金や欲望のために切り売りする連中にとって、インターネットはこれ以上ないほど都合のいい道具だ。依頼主の顔も目的も知る必要はなく、ただ提示された条件と報酬だけに目を光らせ、時には使い捨ての駒として仕事をこなす。

 

 使われる側となった呪詛師は、捕まればトカゲの尻尾切り。使う側の呪詛師は足がつかないよう、用が済めばグループチャットを削除して終わり。そんな希薄で、それでいて異常なほどに効率的なシステムが、呪術界の地下深くに静かに根を張っている。

 

 伊達藩(だてはん)の藩士だった石流(いしごおり)(りゅう)(前世の名前は石流じゃないけど)のように、徳川(とくがわ)家康(いえやす)に武士の身分で召し抱えられ、お抱え呪術師となった鹿紫雲(かしも)(はじめ)。彼を始祖とする我が鹿紫雲家は、江戸時代から東京に拠点を持ち、将軍家は勿論、その臣下や民草を呪霊だけでなく呪詛師からも守ってきた。そして今日行う呪詛師との戦いも、そんな400年も続く仕事のうちの一つに過ぎない。

 

 もっとも、始祖である鹿紫雲(かしも)(はじめ)は、原作でのバトルマニアぶりや、残っている文献などを読む限り、そんな殊勝な心掛けだったかは微妙だなと思っている。

 

 生きる雷神のごとき鹿紫雲であれば、主命であると強引に自分の意に添わせようとするのは逆効果にしかならない。臣下として命ずるのではなく、天候や風向きといった環境的要因のひとつと見なして利用する。それが鹿紫雲一と家康の関係になっていたようである。

 

 船乗りは風を操ることなどできないが、帆の張り方によって船を操れる。それと同じだ。

 

 超一流の術師を召し抱えることで、呪術御三家に頼らずとも呪いの脅威に対抗できたのだから目的は成功したのだろうが、将軍様は酷く苦労したのだろうな、と顔も見たことがない歴史上の偉人に俺は同情していた。

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

 日中は重機が激しい金属音を立てて動き回り、埃と排気ガスが立ち込める広大な敷地。山積みにされたコンクリート片や廃プラスチック。一見すると、どこにでもある薄汚れた産廃処理場だ。

 

 だが、その敷地の奥からは、どす黒く淀んだ気配───残穢が漂っている。

 

 ここが呪詛師グループの拠点であることは特定済だ。表向きの顔は産業廃棄物処理会社の社長となっているグループのリーダーと、その部下たちが潜伏している呪詛師の巣窟。

 

 このグループの特徴は、明治時代に生きた呪術師である加茂(かも)憲倫(のりとし)の助手や末端の協力者が作った集団が母体となっているという点だ。意外と歴史が長く、昨昨の有象無象の呪詛師たちと比べれば例外的な組織と言える。

 

 加茂憲倫───羂索(けんじゃく)が残した研究資料を掠め取り、呪物化の研究をしていると言われている連中だ。

 彼らは呪物化と受肉することを尸解仙(しかいせん)と解釈して研究の成功を追い求め、そのための資金集めや非合法物の蒐集のために、呪詛師として残虐非道を行っていた。

 

 正直、彼らの崇高な望みなどどうでもいい。しかし、羂索しか知らなかったはずの呪物化や魂に関する研究成果には興味がある。できれば研究成果はすべて押収したいし、呪詛師たちからも情報を引き出したいところだ。

 

 呪物化、特に魂に関する研究を学べば、魂を知覚する方法も会得できるかもしれない。将来的に真人と戦うことを想定するならば、魂を知覚する(すべ)は必須だ。

 

 まあ、結局のところどの程度参考になるかは、呪詛師どもを片づけてからでないとわからないが。

 

 実行部隊の麁正(あらまさ)など、鹿紫雲の術師たちを引き連れて、俺は会社が見える位置で襲撃のタイミングを計り、身を潜めていた。

 

「それじゃあ、月乃。やってくれ」

「かしこまりました」

 

 長い黒髪を夜風に靡かせる気品ある美人───鹿紫雲(かしも)月乃(つきの)が刀印を結び、静かに呪を紡ぐ。

 

闇より出でて 闇より黒く その穢れを 禊ぎ祓え……」

 

 月乃の詠唱とともに、上空から漆黒の帳が、月明かりの照らす夜の闇すら塗りつぶしてゆっくりと降りてきた。産業廃棄物処理会社の敷地全体をドーム状に覆い隠し、すべてを塗りつぶす隔離空間を形成していく。

 

 これこそが『呪術廻戦』の世界において最もポピュラーで、最も基礎的な結界術である(とばり)だ。外部から内部への侵入を防ぎ、中の様子を視認できないようにする術。この閉鎖空間に呪いを閉じ込めて炙り出し、同時に帳で隔離した地帯を外部の非術師たちの認識から外す。

 

「じゃあ、みんな、行くぞ」

 

 会社へ突入すれば、呪詛師たちが慌てて迎え撃ってきた。

 中には人間離れした異形が混ざっている。式神や調伏された呪霊に紛れて、受肉体もいるようだ。

 

 その受肉体の見た目は、死滅回游編に登場する受肉型泳者(プレイヤー)脹相(ちょうそう)よりも、壊相(えそう)血塗(ちず)、あるいは真人の改造人間のような人外の醜悪さだった。

 

「高専の人間か!?」

「いいや、鹿紫雲家だ!」

「ひぃっ! か、鹿紫雲だぁ! ち、血も涙もねえ鬼畜どもだ! 命乞いしたって問答無用で皆殺しにされる! 俺たちを、ただのテメエらを太らす餌としか見てねえんだ!」

 

 名乗っただけでこの怯えよう。……極めて心外だな。

 

 戦意を喪失しかけた呪詛師たちが、蜘蛛の子を散らすようにボスへと縋りついていく。

 

「ど、どうしますか東野さん!?」

「ビクついてんじゃねえよ。いくら鹿紫雲家といっても、こっちにゃ百人の人間がいるんだぜ? 式神も呪霊もいる! 隙をついて囲んで叩きゃあ、倒せねえ相手じゃねえよ」

 

「そうだ、一斉に囲んじまえ!」

「数がありゃあ押し潰せる! 殺せ!」

 

 東野の怒声に弾かれたように、狂乱した呪詛師たちが一斉に牙を剥いた。

 人間、異形、そして数多の式神と呪霊が、地響きを立てて俺たちへ殺到する。前後左右、さらには産廃工場の梁の上からも、文字通り死角を埋め尽くすような包囲網が形成されていく。

 放たれる呪力、多様な術式から編み出す攻撃の雨。百人という数の暴力による、容赦のない袋叩きの布陣だ。

 

 ───だが、当の東野はといえば、部下たちが突撃した瞬間に目目に留まらぬ速さで踵を返し、工場の奥へと脱兎のごとく逃げ出していた!

 部下を文字通りの肉壁にして自分だけ生き残ろうという算段か。実に見下げ果てたボスだが、有象無象に構ってあいつを逃がすわけにはいかない。

 

「月乃、あいつらを任せてもいいか?」

 

 彼女は呪術師としての成長も著しく、既に高専の換算基準でも準1級呪術師以上の実力を認められている。家系としての階級こそ特別準1級呪術師だが、俺の見立てではもっと上の等級が相応しい。

 

 だから、この頼みは無茶だとは思っていない。月乃ならば彼らを一方的に制圧することもできるだろう。多少の死者を出したとしても、大方の呪詛師は無力化して捕獲できるはずだ。

 

「はい、お任せください」

 

 月乃は迷いなく頷いた。

 

「この任務、必ず遂行してみせましょう」

 

 なるほど。月乃も自身の実力ならば、麁正たちも率いて戦えば、数の利を十分に凌駕できると自負しているのだ。

 

 腰に下げた日本刀に月乃が手をかける。その日本刀は勿論ただの刀ではない。れっきとした呪具であり、月乃のポテンシャルを最大限に発揮するための相棒だ。

 

 負ける理由が見当たらないな。

 

「わかった。俺のほうも時間をかけるつもりはない。手短に済ませてくれ」

「承知致しました」

 

 そう言って、彼女は呪詛師たちに向けて抜刀の構えに移行する。押し寄せる呪詛師の群れを見据え、柄に手をかけた。

 縛りを設けることもなく、あまりに自然体にシン・陰流「簡易領域」を展開してみせる。

 

 その後に広がるであろう彼女の無双劇を確認するまでもなく、俺は呪詛師たちの包囲を軽やかにすり抜け、工場の奥へと向かう。工場中央部、巨大なスクラップ集積ドームへ足を踏み入れた。高さ30メートル以上の吹き抜け。天井にはトタンと鉄骨が剥き出しになっており、巨大なクレーンが何基も吊り下げられている。

 

 フロアのあちこちには廃車、重機のパーツ、鉄骨等々、大量の鉄屑が山となっていくつも乱立しており、まるで金属の渓谷だ。そしてそこには、必死に逃げる呪詛師──東野の背中があった。

 

 眩い紫電を迸らせ、俺は一足飛びで距離を縮める。腕輪(バングル)形態の特級呪具神珍鉄(しんちんてつ)を棍形態に変化させ、その逃げる背中へと無慈悲に振り下ろした。

 

「そっくりそのまま返してやるよぉ!」

 

 突如、具現化した棍の幻象(ヴィジョン)が、目と鼻の先にいる俺を目がけて猛然と襲いかかってきた。

 

「おおっ!?」

 

 肩をすくめて、棍の幻象(ヴィジョン)から首をガードする。衝撃が本物だ!

 この幻は質量を伴っている!

 

 直後、東野が横から足を回して俺の頭部を狙って蹴ってきた。それをスウェーで紙一重で回避する。回避と同時に、俺は神珍鉄をバトンのように高速回転させて打ちつけた。

 東野はそれすらも無防備に受け止める。手応えからして、確実に骨を砕いた。

 だが、その直後にはもう怪我が修復していく。───反転術式か。

 

「おおおっ!?」

 

 直後、傷口から溢れ出た呪力がカタチを成し、俺が打ち込んだ打撃と同等の威力を持つ幻象(ヴィジョン)が再び襲いかかる!

 俺は神珍鉄でそれらの幻象(ヴィジョン)を叩き落とした。

 そのまま高く跳び、頭上から脳天を狙って突き下ろすと、東野は咄嗟に自分の肩でそれを受けにいった。

 

 なるほどね……。反転術式は頭で回す。だから頭部へのダメージは致命傷になり得るため、なるべく避けたいのだろう。

 

「……ということは?」

 

 振り下ろされた幻象(ヴィジョン)の棍を避けて距離を取りつつ、俺は手元から棍を投擲する。

 

「おぶぅっ!?」

 

 呪詛師の胸部に棍が衝突し、勢いよく撥ねる。陥没した胸部の怪我がたちまち治るが、同時に溢れる呪力で作られた棍の幻象(ヴィジョン)がこちらへ飛来する。

 

「おお! そういう事か! カウンターの術式ってわけね」

「気づいたようだな。そうだ、これが俺の術式『疵身反転(ししんはんてん)』! 受けた敵の攻撃をコピーして、同等の威力でそのまま撃ち返す攻防一体のカウンター術式だ」

 

 術式の開示か。ご丁寧にどうも。おかげで確信が持てたよ。

 

「まあ、悪くはないんじゃないか?」

「あぁん!?」

 

 俺は笑うと、神珍鉄を強く握り直し、自身の呪力をドームの床へと一気に叩き込んだ。

 

 バチバチッ!と激しい紫電が鉄筋コンクリートの床を走り、周囲に乱立する廃車や重機のパーツへと伝播していく。狙うは東野本人ではない。この空間にある数トンの金属くずの山そのものだ。

 

 呪力(電気)によって生じた強力な電磁力で、金属の渓谷が地鳴りを立てて浮き上がる。

 

「だが、良くもないな」

 

 電磁力が鉄を操り、東野を目掛けて金属塊の豪雨が降り注ぐ。

 

 お前の術式は、攻撃を受けなければ発動しないんだろ?

 だったら───カウンターできる上限はあるのか? そのまま生き埋めになるならば、それまでだ。

 

 轟音とともに金属くずに東野の姿が隠れる。が、激しい音とともに金属くずの幻像が打ち上げられ、周囲の金属くずを激しく飛散させた。

 

 思ったよりも呪力出力はありそうだな。ここまでされても避けないのだから、やはり『避けることも防ぐこともしない』という縛りを課しているのだろう。この縛りで反転術式の消費効率を圧倒的に良くしている、というあたりか。

 

「物量で攻めても無駄だ! 全部返してやるよぉっ!」

 

 血にまみれながらも、既に怪力を以て怪我を治している東野が吠える。もう俺から逃げることを諦め、俺を倒して生き残ろうと決めたようだな。

 

「いいや、もういいよ。これでお仕舞だ」

 

 俺はすでに電荷を溜めている。金属くずに溜めた電荷(じゅりょく)を帰還電撃として引き戻し、俺と金属くずの直線上にいる東野の頭部へ直撃させた。

 

 パリィィッ!

 

 呪力によって超高温になった空気が、爆発的に膨張した音が激しく鳴り響き、東野の頭部が爆ぜた。

 

 領域を展開するまでもなく必中。大気を裂く稲妻である。

 

 頭を失ってしまった東野は、血の滝で工場の床を叩きながら、その身体を横たえた。

 

 東野が向かっていた先に地下室へと通じる扉を見つけ、中に入るとそこには隠された研究施設があった。

 

 不気味な呪物、古文書、研究成果らしき資料等が大量に並んでいる。ここにある魂や呪物の研究成果がどの程度使い物になるかは、後でじっくり確認するとしよう。

 

 レザー巾着型の呪具満盈(まんえい)に、部屋にあるものを片っ端から詰め込んでいく。東野はこの部屋にある資料や隠し金を持ち出して逃げるつもりだったのだろう。資料は選別することなくすべて詰め込み、抽斗(ひきだし)やラックの中も空っぽにする。四次元ポケットのように外見からは想像もつかないほど膨大な数と量を収納できる空間系の呪具なので、こういう時は本当に重宝する。

 

「さて……そろそろ月乃たちのほうも片付いたかな」

 

 尋問用に生かしておきたかった東野を一撃で即死させてしまったのは誤算だが、彼女たちが捕縛してくれたであろう呪詛師たちからも、何か価値のある情報を引き出せたらいいのだけれども。

 

 そう思いながら地下室から出ると、ちょうど月乃が歩いてくるのが見えた。

 見たところ外傷もなく、衣服に破れている様子すら一切ない。反転術式を使うようなダメージを負うこともなく、無事に全員を制圧できたのだろう。さすがは月乃だ。

 

「若様! ご指示通り、呪詛師たちの処理はすべて完了してございます。……ふふ、麁正たちもよく動いてくれましたよ」

 

 優婉な気品に満ちた顔で誇らしげに報告する月乃。さすがだな。100人近くいた呪詛師を制圧して見せたのか。それなら情報を引き出して生きていれば総監部に引き渡してしまおう。

 

「あぁ、助かる。麁正たちにも後で俺から声をかけておくよ。……それで、連中はどこに集めてある?」

「はい、こちらです。若様」

 

 俺は月乃の後に続く。彼女が案内したのは先程までいた広間だった。

 

「処理は終わりましたので、ぜひご覧ください」

 

 ……処理?

 

 俺が疑問を口にする前、視界に飛び込んで来たのは積み上がった死体の数々。呪詛師だけにとどまらず、受肉体も山に加わっていた。血の海の広間へ入って見渡すが生者はうちの人間しかいない……。

 

 あれ!? もしかして全員死んでる!?

 

「つ、月乃。これは……?」

「はい。有象無象は一人残らず片付けました」

 

 片付けました、じゃないよぉ!?

 

 俺はこいつらから情報を抜きたかったんだ。全滅させたら意味ないじゃん……。

 

 それなのになんだろう、褒めてくださいと言わんばかりの期待がこもった眼差しは。

 

「……月乃」

「はい!」

「よくやってくれた」

「……っ! ありがとうございます!」

 

 月乃が見せた花笑みを眺めながら、俺は自省した。

 

 これは俺が悪かった。呪詛師を戦闘不能にして拘束するように明確に指示をしなければ、一人残らず殺すということになるのは仕方がないことだった。……過ぎたことは仕方ない。

 

 この実力ならば月乃は特別一級術師への昇級も夢ではないだろう。だが、仮に等級がそこで頭打ちになったとしても、実力の研鑽は続けてもらわねば困る。これから起きる原作イベント───渋谷事変や死滅回游を生き延び、あの人外魔境新宿決戦の異常な戦場にすら追従して生き延びるほどの実力をつけて欲しい。

 

 俺の目的は、渋谷事変以降の原作の悲劇をすべて叩き潰すこと。そのために、彼女が力をつけて困ることなど何一つないのだから。

 

「そのために君を手に入れた。言いたいことはわかるな?」

「勿論でございます」

 

 月乃は血の海を一切気にせず、床に片膝をついて頭を垂れる。

 

「私の力は若様のもの。私の成果も若様のものでございます」

 

 そう言って、誓いを立てる月乃。

 

 わかっているならいいんだ。彼女の実力、そして術式は原作の悲劇を破壊するために協力してくれよ。




■石流龍
前世の本名は不明だけど彼は武士の姿を描かれていたことから、武士身分で召し抱えられていたお抱え呪術師だったという独自設定。ちょんまげからビ呪力を撃てたのか、刀から月牙天衝みたいに呪力放出していたのかな?

■鹿紫雲一
石流の設定を思いついてそれを元に本作の設定になった。あの性格からして忠臣にはならないよなと思った。家康にとって鹿紫雲と三河武士、どっちがよりストレスの源になったのだろうか。

疵身反転(ししんはんてん)
受けた敵の攻撃をコピーし、同等の威力でそのまま撃ち返す攻防一体のカウンター術式。
発動には術師本人が身を以て攻撃を受ける必要があるため必ず負傷するが、生得術式そのものに反転術式が組み込まれている。
術師は「敵の攻撃を一切『避けない』『防がない』」という縛りを課している。このリスクと引き換えに、内包された反転術式の出力・効率が劇的に向上。自己治癒に要する呪力消費量を大幅に削減している。そのため、術師は高い継戦能力を誇る。


次回は7月上旬頃に投稿予定です。
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