ワクワク!オリ主の好きな人当て大会!!是非コメントしてください!頑張ってくださいね〜!
「私、貴女に恋をしました。」
この一言を言うより勇気のいることはないと思う。
家も仲間も何もかも捨てる勇気がある私にも、告白するための勇気はないからだ。
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私は□□ツミエ16歳、一ヶ月前に転校した。
前の学校に不満は無かった、尊敬できる先輩や素晴らしい仲間達がいて、治安も悪くなかったし、家族も私がこの学園に通っていることを喜んでいた。ただ、私はある日違う学園の人に一目惚れして、その人の通う学園に転校することにした。
つまり、私はいっときの熱情の為だけに充実した全てを投げ捨ててしまったわけだ。
「おはようございます!」
「おはよう!ツミエ。今日も1日頑張ろう!」
「はい!!今日は絶好の仕事日和ですね!!」
そうして得た新生活、好きな人と同じ部活で、朝一番に挨拶できる!最近は活動にも慣れてきたし、入部した時もすごく歓迎された。私が一目ぼれしたときその人も私の事を好きになったんじゃないかって、勘違いしそうなくらいだった!
まあ、もちろん私の勘違いで、この人はただ、自分と目標を共有する同志が増えた事を喜んでるだけだろうけど。
「ああそれと、今週土曜の勉強会の予習はしているか?分からない所があったら、今日の仕事が終わってからでも聞きに来て大丈夫だからな!」
「はい!今日も1日、よろしくお願いします!」
毎日毎日、休日にだって会っているのに、私は挨拶と少しのお話ししかできない。
告白するタイミングが無いんじゃない。そりゃ朝一番に告白するなんて人は居ないだろうけど、1日の終わりに2人っきりでも、2人でご飯を食べた帰りでも、告白なんて出来なかった。
告白の言葉が用意できてない訳でもない。すでに、「私、貴女に恋をしました。」から始まる告白を原稿用紙いっぱいくらいに考えたし、毎日添削してるけど、「好き」って気持ちは伝わると確信を持ってる。
だから、無いのは勇気だけ、用意できてないのは、気持ちだけ。この人が好きだと言い返してくれても、私の事は友達と思っているって返されても、受け止められる気がしない。
それに、逆に彼女が私のことを好きで、そうして、彼女にとって絶好の告白チャンスが訪れたとしても、彼女はきっと告白しないから。彼女はまっすぐで、はっきりとして良く響く声も、向かい風になびく髪も、風上を見つめる瞳も、素敵なところは全部全部、理想の方にしか向けないって、そういう人で、だから私は、彼女の近くで手伝うくらいで満足できるって、いつもそこまで考えてからふと、彼女の横顔が浮かんできて、我慢が出来なくなる。
好きな人に背を向けながら、自分のロッカーを開いて着替える。かわいい服じゃないけど、着替えやすい服だし、私の後ろで着替えてる人も、私のおしゃれ着よりこの服の方が好きだろう。
むしろ、私の好きな物なんて全部嫌いなんじゃないかしら。私は贅沢趣味で、この人はそんな物が嫌い。贅沢品に身を包んだ私を見たら、怒っちゃうんじゃないかしら?こんなに趣味が合わないなら、たとえ付き合えても辛いんじゃないかしら?とそこまで考える間に着替えが終わり、振り返ると既に着替えの終わった彼女が待っていた。
「・・・あら、待たせてしまいましたね?」
「いや、今着替え終わったばかりだ。」
微笑をたずさえる口元をみて、少し前のささやかなお茶会を思い出す。ほんのり贅沢な時間。共有して、共通した嗜好。ほんの少し、つながった心。
「あ・・・まあ!キザなこと言いますね!」
「少し早いが、もう向かっておこう。一緒に行くぞ!」
「はい!!」
ああ、私は恋をしている。貴女に、恋をしている。貴女と一緒に居れるだけで良いから、ずっと貴女と一緒に居たい。私の事を愛おしく思わなくていいから、私が貴女を愛おしく思う事を許して欲しい。そこまで考えて、やっぱり愛して欲しいと強く思った。
ちなみに自分のエミュ力は5なのであしからず。エミュ上手い人はすごいな〜